井上麻生

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MAO
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プロフィール
リングネーム MAO
本名 井上麻生
ニックネーム みちのくトルネード
身長 180cm
体重 85kg
誕生日 (1997-01-28) 1997年1月28日(27歳)
出身地 宮城県大崎市
所属 DDTプロレスリング
スポーツ歴 柔道
デビュー 2015年8月23日
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井上 麻生(いのうえ まお、1997年1月28日 - )は、日本男性プロレスラーリングネームMAO(まお)。DDTプロレスリング所属。血液型O型。宮城県大崎市出身。

経歴[編集]

入団前

中学1年の時に、深夜に放送されていたプロレスに出会い、YouTubeに「中学生プロレス技やってみた」という動画を配信し始める。この動画が後に高木三四郎の目にとまる

2013年

  • ビアガーデンプロレスに手伝いとして参加。

2014年

  • 入団に際しての面談にて、異例のプロテスト免除での入団。
2015年
  • 8月3日 DNAビアガーデンプロレスにてDDT両国国技館大会でのデビューが発表。
  • 9月22日 DNA新宿FACE大会にて、先輩である勝俣瞬馬と対戦、デビュー2戦目にして勝利を挙げる。
2016年
  • 3月21日 「両国ピーターパン2016~世界でいちばん熱い夏~」(両国国技館)にて復帰。
2017年
  • NωAが解散発表。翌年1月で正式に解散。以降はマイク・ベイリーとMoonlightExpressとして共闘。
2018年
  • 3月2日 「新木場、いきまーす!!」(新木場1stRING)でのエニウェアフォール5Wayマッチ~特別ルールにて、高木三四郎を試合中に社用車で撥ねる。(高木三四郎 vs 高尾蒼馬 vs MAO vs 阿部史典 vs 中邑珍輔)
  • 7月2日 「DDT LIVE! マジ卍 #10」(新木場1stRING)での「夏のやばたにえんスペシャル!エニウェアフォール4WAYマッチ」にて、解説の高木三四郎を試合中に社用車で撥ねる。(竹下幸之介 vs 樋口和貞 vs MAO vs 竹田誠志)
2019年
  • 9月 ZERO1「第16回天下一Jr.トーナメント」に出場。1回戦でヒデ久保田に勝利するも、インフルエンザ感染に伴い2回戦は不戦敗となりトーナメント敗退。
  • 10月23日から12月までイギリス遠征を行う。
2020年
  • 2月23日 「Into The Fight 2020」(後楽園ホール)において、KO-D無差別級王座に初挑戦。【王者】田中将斗に、スライディングDからの片エビ固め(21分49秒)で敗れ、王座戴冠ならず。
  • 11月3日 「Ultimate Party 2020」(大田区総合体育館)でのMAO復帰戦 vs 勝俣瞬馬で復帰。(7分51秒、マリーンズ・トルネード・スプラッシュからの片エビ固めで勝利)
  • 11月8日 「DDT TV SHOW #11」(DDT TV SHOWスタジオ)で、「DDT UNIVERSAL王座」に挑戦。【王者】上野勇希に13分13秒、WRからの片エビ固めで敗れ、王座戴冠ならず。
  • 11月9日 「まっする3Ⅱ~必殺技大乱発~」(後楽園ホール)にてパイプ椅子男子「ハーマンミラー・マオ」として、念願のまっするメイツ入り。
2022年
  • 3月20日 「Judgement2022~DDT旗揚げ25周年記念大会~」(両国国技館)において、「DDT UNIVERSAL王座」に挑戦。【王者】佐々木大輔からスーパーみちのくドライバーⅡからの片エビ固め(19分56秒)で勝利し、第6代チャンピオンに。
  • 3月27日 「Day dream Believer 2022」(後楽園ホール)において、「DDT UNIVERSAL王座」防衛戦。【挑戦者】中澤マイケルからスーパーみちのくドライバーⅡからの片エビ固め(9分26秒)で勝利し、初防衛に成功。
  • 5月1日 「MEGA MAX BUMP 2022 in YOKOHAMA」(横浜武道館)において、「DDT UNIVERSAL王座」防衛戦。【挑戦者】朱崇花からキャノンボール450°からの体固め(13分51秒)で勝利し、2度目の防衛に成功。 
  • 5月22日 「Audience 2022」(後楽園ホール)において【王者組】クリス・ブルックス高梨将弘(CDK)が持つ「KO-Dタッグ王座」に朱崇花とのタッグで挑戦。クリス・ブルックスに大阪臨海アッパーからの片エビ固め(14分8秒)で勝利し、第74代チャンピオンに。
  • 6月1日 「What are you doing 2022」(後楽園ホール)において、「DDT UNIVERSAL王座」防衛戦。【挑戦者】高梨将弘にタカタニックからの片エビ固め(20分48秒)で破れ、3度目の防衛に失敗。
  • 6月25日 「DRAMATIC DREAM TOUR 2022 in YOKOHAMA」(横浜ラジアントホール)において、【王者組】ポイズン澤田JULIE佐々木貴GENTAROMIKAMIタノムサク鳥羽 with ナオミ・スーザンが持つ「KO-D10人タッグ王座」に挑戦。【挑戦者組】MAO&上野勇希勝俣瞬馬小嶋斗偉青木真也 小嶋斗偉がタノムサク鳥羽を三角締め(19分38秒)で勝利し、第8代チャンピオンに。
  • 7月24日 「Summer Vacation 2022」(後楽園ホール)において、「KO-Dタッグ王座」防衛戦。【挑戦者組】樋口和貞吉村直巳(ハリマオ) MAOが樋口和貞にブレーンクロー・スラムからのエビ固め(20分7秒)で敗れ、防衛に失敗。
2023年
  • 1月3日 「初夢2023」(後楽園ホール)において、【王者組】クリス・ブルックス&高梨将弘がもつ「KO-Dタッグ王座」に勝俣瞬馬とのタッグ(しゅんまお)で挑戦。MAOが高梨将弘から俺たちのまっどまっくすからのエビ固め(19分2秒)で勝利し、第76代チャンピオンに。 
  • 3月1日 「ジュニア夢の祭典 〜ALL STAR Jr. FESTIVAL 2023~」の第2試合に、木髙イサミとのタッグで出場。(vs怨霊SHO)9分43秒、SHOの反則によりMAOが勝利。[4]
  • 5月3日 「MEGA MAX BUMP 2023 in YOKOHAMA」(横浜武道館)において、「DDT UNIVERSAL王座」に挑戦。【王者】遠藤哲哉にテツヤ・イン・ザ・スカイからの片エビ固め(19分17秒)で敗れ、王座戴冠ならず。 
  • 11月12日 「Ultimate Party 2023」(両国国技館)において、「DDT UNIVERSAL王座」に挑戦。【王者】マット・カルドナから雪崩式ラフライダー・オン・ザ・プラケースからの片エビ固め(16分50秒)で勝利し、第12代チャンピオンに。

得意技[編集]

元は2代目マリーンズマスクの技。
その場式を用いることが多い。
かがんだ相手の横から片足と片腕を絡ませ、もう片足をついた状態から踏み切って横回転することで相手を後方回転させて後頭部を叩きつけ、十字架固めの形でフォールする。
  • 竜巻旋風脚
スクリューハイキック。
ランニング式掌底アッパー。開発者のスペル・デルフィン公認。
矢野卓見より伝授。
抗争を繰り広げていた高木三四郎のシットダウンひまわりボム対策として使用。
  • ジャックナイフ式エビ固め
この技でHARASHIMAからシングルで初勝利を上げた。
  • ビヨーン
相手にロープに振られた反動を使ってのドロップキック。「残念でしたー!」と言いつつ放つ。
  • じゃんけん
ナックル(グー)が反則なのでフィストドロップ等のナックル技をチョキで行う。サミングと判定されるので結果反則である。

マイク・ベイリーとのタッグ(MoonlightExpress)での合体技[編集]

  • みちのくトルネード・ドライバー
相手の右側からベイリー、左側からMAOが相手の足を掴みつつ尻を肩に乗せた形で担ぎ、相手の首を捕らえながら前屈みの状態にし、シットダウンしつつ二人の間に相手を垂直気味にマットに叩きつける。
  • わるふざけ
コーナートップから場外に向けてベイリーと肩を組んで飛ぶケブラーダ。
ロープに逆立ちで寄りかかったベイリーの足を踏み台にして放つミサイルキック。
まれにキャノンボール450°や原典通りのダイビングヘッドバットで行われることもある。

タイトル歴[編集]

DDTプロレスリング
KAIENTAI DOJO
レボリューション・プロレスリング
  • SWEタッグ王座(第23代)(パートナーはマイク・ベイリー)

SWS学生プロレス

  • SWSハードコアベルト(第167代)

入場曲[編集]

  • HOTVOX / HOTVOX
  • a pipe hope feat.CCO / HOTVOX
  • The Downfall of Us All / A Day To Remember

出演[編集]

テレビ[編集]

ラジオ[編集]

舞台[編集]

  • DDTドラマティックドリームシアターDNA組「櫻農カプリチオ~櫻ヶ丘農業高等学校狂想曲~」(2018年7月5日 - 7日、東京・千本桜ホール) - 犬塚諒役

CM[編集]

  • ザ★ハンバーグ「家で食えたらいいよなぁ〜篇」「たまらんぞ篇」(2021年10月、味の素冷凍食品[6]

脚注[編集]

関連項目[編集]

  • けものみち (漫画) - 日本の漫画。アニメ版オリジナルキャラクターのMAO(マカデミアンオーガ)は、井上をモデルとして設定されている。

外部リンク[編集]