ソニー

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ソニー株式会社
Sony Corporation
ロゴ
Sonyheadquarters.jpg
ソニー本社(東京都港区・2009年)
種類 株式会社
市場情報
東証1部 6758 1958年12月1日上場
NYSE SNE
略称 SONY
本社所在地 日本の旗 日本
108-0075
東京都港区港南一丁目7番1号
ソニーシティ
北緯35度37分52.3秒 東経139度44分37.5秒 / 北緯35.631194度 東経139.743750度 / 35.631194; 139.743750座標: 北緯35度37分52.3秒 東経139度44分37.5秒 / 北緯35.631194度 東経139.743750度 / 35.631194; 139.743750
設立 1946年5月7日
(東京通信工業株式会社)
業種 電気機器
事業内容 オーディオ・ビデオ機器
テレビ
情報・通信機器
半導体
メディア
主要商品を参照)
代表者 平井一夫
(代表執行役社長取締役CEO
資本金 8,588億67百万円
(2016年3月31日時点)[1]
発行済株式総数 1,262,493,760 株
(2016年3月31日時点)[1]
売上高 8兆1,057億12百万円
(2016年3月期)[1]
営業利益 3,045億4百万円
(2016年3月期)[1]
純利益 2,420億84百万円
(2016年3月期)[1]
純資産 3兆1,244億10百万円
(2016年3月末時点)
総資産 16兆6,733億90百万円
(2016年3月末時点)[1]
従業員数 125,300人
(2016年3月末時点)[1]
決算期 3月末日
主要株主 Citibank as Depositary Bank for Depositary Receipt Holders 10.93%
日本マスタートラスト信託銀行(株) 4.56%
日本トラスティ・サービス信託銀行(株) 4.34%
Goldman, Sachs 2.98%
State Street Bank and Trust Company 2.17%
(2015年3月31日現在)[2]
関係する人物 井深大(創業者)
盛田昭夫(創業者)
大賀典雄(元社長)
出井伸之(元社長)
外部リンク sony.co.jp
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ソニー株式会社: Sony Corporation)は、日本の大手AV機器メーカーである[3][4]。世界首位のイメージセンサー[5]ゲーム[6]の他、映画・音楽分野にも重点を置く[4]

日本の大手総合電機メーカー8社(日立製作所、ソニー、パナソニック東芝三菱電機シャープNEC富士通)の一角をなし、2016年3月現在、売上高は8社中2位[7]

概要[編集]

グループ全体を通して主にテレビ、デジタルイメージング、オーディオ・ビデオ、半導体、ゲーム、金融商品、コンポーネントの製品を開発、販売する[3]

2014年度の連結子会社数は1240社で日立製作所を200社以上の大差で抑え日本1位[8]。広告宣伝費は4,444億円でトヨタ自動車を抑え日本1位[9]。子会社・関連会社を通じて携帯電話端末、映画、音楽、ゲーム、金融、ネットワークサービス等に関連した事業を行っている[10]

グループ会社一覧はソニーグループを参照。

世界屈指のブランド力を持つことでも知られている。日経BPコンサルティングによるブランド価値評価調査プロジェクト「ブランド・アジア2016[11]」においては日系企業で唯一トップ10入りを果たし第8位。世界最大のブランドコンサルティング会社であるインターブランドによるブランド価値評価ランキングJapan’s Best Global Brands 2015[12]では日本第4位にランクインしている。

TOPIX Core30の構成銘柄の一つでもある[13]

一般的にはB to Cの会社として認知されているが、近年は世界首位のイメージセンサー生産やSuicaに搭載されているFeliCaの生産などB to B事業にも注力している。

歴史[編集]

創業[編集]

東京通信工業時代の広告 (1954年)。Soni-TapeのSoniは、SONYの語源の一つである「音」を意味するラテン語のSonusの複数形である[14][15]

昭和21年(1946年)、井深大盛田昭夫により東京通信工業株式会社として創業[3][16][17][18]。東京通信工業株式会社設立趣意書には

真面目ナル技術者ノ技能ヲ最高度ニ発揮セシムベキ

自由豁達ニシテ愉快ナル理想工場ノ建設

と記されている[19]。創業当初は真空管電圧計の製造・販売を行っていた[18]

昭和25年(1950年)には日本初のテープレコーダー(当時はテープコーダーと呼称[20])を開発[21]。オランダのフィリップス社のような大企業を目指して輸出に注力する方針を立てた[22]東京通信工業は、トランジスタの自社生産に乗り出し[23]1955年、日本初のトランジスタラジオ「TR-55」を発売した[24]。また、製品すべてに「SONY」のマークを入れることにした[24]1957年のトランジスタラジオ「TR-63」は輸出機として大成功をおさめ[25]1958年に東京通信工業株式会社はソニー株式会社に改称[25]、同年東京証券取引所市場第一部に上場を果たした[26]

1960年代[編集]

昭和35年(1960年)には米国に現地法人を設置し自ら販売活動を始め[22]昭和36年(1961年)には日本企業として初めて株式のADR[注 1]発行が日本政府から認められた[27]。また1960年にはスイスに法人を設置してヨーロッパの販売代理店の統括を行うが、1968年にソニーUKを設置したのを皮切りに国ごとに現地法人を設置していく[28]

トランジスタの研究開発と応用を進め[29]1959年に世界初の直視型ポータブル・トランジスタテレビを発売するが売れず[29][30]1961年には世界初のVTR[注 2]「SV-201」を開発[31]1967年にはトランジスタ電卓を発売した[31]1964年には世界初の家庭用オールトランジスタVTR[32]を発表する[33][34]。その一方で放送用音響機器事業からは一度撤退する[35]

カラーテレビの開発では出遅れ、良好な画質のカラーテレビを目指して1961年にクロマトロンの開発に取り組むが量産に至らず、1967年にトリニトロンカラーテレビの開発に成功した[36]

1970年代[編集]

1970年代は家庭用VTRの普及をめざし、昭和45年(1970年)に松下電器日本ビクターなどと共同してビデオカセット規格「U規格」を立ち上げる。昭和46年(1971年)に対応製品「Uマチック」を発売するが成功せず、昭和50年(1975年)に小型化・低価格化を行ったビデオカセット規格「ベータマックス」を発売する[34]。ベータマックスは日本ビクターが開発した家庭用VTRビデオカセット規格「VHS」と、家電業界を二分する激しい規格争いビデオ戦争)を繰り広げたが、結局昭和63年(1988年)にソニーがVHS機を並売する形で決着した[37]。一方でソニーはCCDを利用したカラーカメラとビデオカセットレコーダーを組み合わせた製品の開発に取り組み、規格統一を図り昭和60年(1985年)に8ミリビデオとして発表した[37]

業務用VTRではテレビ放送局用の「Uマチック」を開発して放送用機材事業に再参入し、放送局のフィルム取材からビデオ取材[注 3]への移行を促した[35]。ベータマックスをベースに開発された1981年の「ベータカム」はENG市場の95%を占めるスタンダードとなった[38]。VTRのデジタル化、コンピュータ化にも取り組み、1980年代後半から対応製品の販売を始めた[38]

オーディオ製品においては1960年代からフィリップス社のコンパクトカセット規格のテープレコーダーの製造・販売を行っていたが、若者向け製品としてヘッドフォンで音楽を聴く形式の携帯型カセットテーププレイヤー「ウォークマン」を1979年に発売[39]1995年度に生産累計が1億5000万台に達した[39]。日本国立科学博物館重要科学技術史資料として登録された際には「音楽リスニングを大きく変えた」と評価されている[40]

1980年代[編集]

オーディオのデジタル化にも取り組み、フィリップスと共同してCD[注 4]を開発[41]、CBS・ソニーからのソフトとディスク生産体制の提供を受け昭和57年(1982年)に発売した[42]1984年には携帯型CDプレイヤーを発売[42]

CD以降のソニーはユーザーが記録可能な光ディスクの開発にも取り組み、昭和63年(1988年)に光磁気ディスク(MO)を発売した。そして、平成4年(1992年)にMD[注 5]規格を立ち上げた[43]。映像を記録する光ディスクについてはソニーとフィリップス共同での開発が試みられたが最終的に規格統一に合意し、DVD規格の立ち上げに参画した[43]。 ソニーは1970年代末からコンピュータ関連機器の開発に取り組み、昭和55年(1980年)に英文ワープロとポータブル液晶ディスプレイ付タイプライターを発売[44]昭和57年(1982年)には「SMC-70」を発売してパソコン市場に参入[45]、さらに1983年には「HitBit」ブランドでホビーパソコン規格MSXへの参入も行った[44]。しかし1980年代に開発されたこれらの商品群は、英文ワープロ用に開発した3.5インチフロッピーディスクこそ、後のデファクトスタンダードとなったものの、多くは鳴かず飛ばずに終わった[44]

1990年代[編集]

平成8年(1996年)、「VAIO」ブランドでパソコンに再度参入する[45]。また携帯電話会社に対して携帯電話端末の供給を行っていたが[46]平成13年(2001年)にはエリクソン社と合弁でソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズを設立し携帯電話端末の開発・販売を行うことにした[47]

平成14年(2002年)にはフィリップスや松下電器など9社共同でBlu-ray Disc規格を策定した[48]

1960年代以降はエレクトロニクス製品以外の事業にも進出。1961年にはショールームの建設のため不動産管理会社ソニー企業を設立[33]1968年には米国のCBSと合弁でレコード会社CBSソニーを設立し1988年にはCBSレコードを買収した[49]

昭和50年(1975年)には米国のユニオン・カーバイド社と合弁で電池事業を始めたが[50]1986年にユニオン・カーバイド社の経営難から合弁を解消しソニー単独で事業を継続。電池の研究開発を始めリチウムイオン電池を開発、1990年に製品化を発表した[51]

昭和54年(1979年)にはソニー・プルデンシャル生命保険を設立[49]1989年にはコロンビア・ピクチャーズ・エンタテインメントを買収して映画事業に参入[49]平成5年(1993年)には「ソニー・コンピュータエンタテインメント」という名称の会社を設立して家庭用ゲーム機事業に参入[49]平成7年(1995年)には「ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社」という名称の会社を設立してISP事業に参入、平成8年(1996年)からソネットを開始した[52]

2010年代[編集]

ゲーム事業を担っているソニー・コンピュータエンタテインメントは、平成24年(2012年)3月期以降3期連続の債務超過となっており[53][54][55]、債務保証を行っている[56]

また平成24年(2012年)エリクソンから株式を取得してソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズを完全子会社とし、携帯電話端末事業がソニー単体の事業に戻った[57]

平成26年(2014年7月にはテレビ事業を分社化[58]。またテレビ事業は10年連続で赤字を垂れ流しリストラを繰り返しており、平成29年(2017年)の売上目標は当初の見通しより低く抑えている[59]。同年パーソナルコンピュータVAIO事業を売却[60]。また利益重視の姿勢を打ち出しFIFAのスポンサーを降板[61]

平成27年(2015年)オンラインゲーム子会社ソニー・オンライン・エンタテインメントをコロンバス・ノバに売却。SOEはソニーのプラットフォーム以外にもソフトを供給できるようになる[62]

現行製品[編集]

Xperia Tablet
BRAVIA
(BDZ)
Reader
ソニー・インターネット・テレビジョン(Google TV[63]
Cyber-shot(コンパクトデジタルカメラ)
α(アルファ)(デジタル一眼カメラ)
Handycam製品一覧
Xperia
ワールドバンドレシーバー短波放送AMFM受信機)[64]
名刺サイズラジオ・非常用ラジオなど[65]
  • オーディオ
ESシリーズ
NETJUKE
  • ポータブルオーディオプレーヤー
WALKMAN
ICDシリーズ
リニアPCMレコーダー[66]
  • IC記録メディア
POCKET BIT[67]
MEMORY STICK
  • 放送業務用ビデオカメラ
XDCAM
HDCAM
NXCAM
CineAlta
FeliCa(非接触型ICカード技術)
ExmorCMOSイメージセンサ

[68]

事業所・施設[編集]

沿革[編集]

社業[編集]

分野別[編集]

オーディオ
  • 1950年 - 国産初のテープレコーダーの試作に成功、発売する[80]
  • 1952年 - 日本初のステレオ・テープ・レコーダーを作り、NHKラジオ第1・第2の2波を使ったステレオ試験放送(当時は立体放送と言っていた)に使われる。
  • 1974年 - 自社初のPCMレコーダーの試作に成功。
  • 1976年 - 世界初のビデオデッキを使ったPCMオーディオプロセッサー「PCM-1」を発売[80]
  • 1978年
    • 世界初の16ビットPCMオーディオプロセッサー「PCM-1600」を発売[43]
    • 実験的高級オーディオブランドSONY ESPRITの展開を開始(のちのRシリーズに受け継がれる。また、現在のESブランドはこの名残である)。
  • 1979年 - ウォークマン「TPS-L2」を発売し大ヒットした[81]
  • 1982年
    • 自社が中心になって開発したDASHフォーマットを使用した、24チャンネルマルチPCMデジタル録音機「PCM-3324」(定価:3300万円)を発売。
    • コンパクトディスク (CD) を発表、10月1日に第1号機「CDP-101」(定価168,000円)を発売[80]
  • 1984年 - 世界初の携帯CDプレイヤーディスクマン「D-50」を発売[81]
  • 1987年4月 - 民生用DATデッキ「DTC-1000ES」を発売[80]
  • 1989年 - 世界初の48チャンネルマルチPCMデジタル録音機「PCM-3348」(定価:3800万円)を発売。
  • 1992年 - ミニディスク (MD) を発表、プレーヤー「MZ-1」を発売(同年11月1日)[81]
  • 1996年 - ΔΣ変調を使ったDirect Stream Digital (DSD)録音方式を開発、デモを行う。
  • 1999年5月21日 - DSD技術を用いた世界初のSuper Audio CDプレーヤー「SCD-1」(定価:50万円)を発売[80]
  • 2004年 - MDの拡張規格であるHi-MDを発表、プレーヤー「MZ-NH1」を発売。
  • 2007年 - SDリピーターを発売。
オーディオ・ビジュアル
  • 1958年 - 国産初のビデオテープレコーダー試作第1号機を制作[82]
  • 1960年 - ポータブルトランジスタテレビ「TV8-301」を発売[83]
  • 1965年 - 家庭用VTR ビデオコーダー「CV-2000」を発売[82]
  • 1968年 - 世界初のトリニトロン方式によるカラーテレビ「KV-1310」を発売[83]
  • 1969年10月29日 - 当時の松下電器日本ビクターと共に、3/4インチカセット式VTRの"U規格"を発表[84]
  • 1971年10月10日 - U規格VTRの第1号機を、"Uマチック"という商標を使って発売する[82]
  • 1975年 - ベータ方式の家庭用VTRベータマックス「SL-6300」「SL-7300」を発売[82]
  • 1976年 - 米アンペックス社と共に、放送用の1インチVTRを開発。第1号機「BVH-1000」を発売[85]
  • 1982年
    • BVH-1000を改良した、世界初の1インチのハイビジョン・アナログVTRを開発。
    • ENG取材の機動力を高めるためのVTR・カメラ一体型のカムコーダを開発し、放送業務用の新規格VTR"BETACAM"を発表[86][38]。カムコーダ、据え置き型録画再生機共に同時発売。
  • 1983年 - 世界初の家庭用VTR一体型ビデオカメラ「BMC-100」を発売
  • 1985年
    • 放送局向けに、1インチのハイビジョン・アナログVTR「HDV-1000」の受注販売を開始。(当初はNHKに納入された。)
    • 8ミリビデオ規格を発表。VTR「EV-S700」、ビデオカメラ「CCD-V8」を発売[82][87]
  • 1987年 - 世界初のデジタルVTRを発表、発売(D1方式、定価:700万円)[38]
  • 1988年
    • VHS方式のVTR「SLV-7」を発売[82]。VHS/βのVTR規格争いが終了。
    • 世界初コンポジット・デジタルVTRD2-VTRを発表、発売[38]
  • 1993年 - BETACAMにデジタル録画・再生を可能にした"Digital BETACAM"が開発、商品化される[38]
  • 1997年
    • DVDビデオプレーヤー「DVP-S7000」を発売[88]
    • DRCを搭載したフラットブラウン管テレビ「WEGA」を発売[49]
    • Digital BETACAMのハイビジョン(HD)版、"HDCAM"が開発、商品化される[49]
  • 2001年 - 初代DVDレコーダー「RDR-A1」を発売[82]。同機種はパイオニアOEMだった。
  • 2002年
    • アイワ株式交換により完全子会社し、その後合併した[49]
    • 8月 - ベータマックス機器の年内生産終了を発表。27年の歴史に幕。
    • 11月 - CoCoonシリーズを発売[49]。以降デジタルレコーダーのラインナップを大幅に拡充。
  • 2003年
    • 4月 - 当時世界初のBDレコーダー「BDZ-S77」発売[49]
    • 11月 - スゴ録シリーズを発売[82]
    • 12月 - PSXを発売[89]。ただし、同時期に発売したスゴ録に人気が集中した。
    • HDCAMの高画質改良版、"HDCAM SR"を開発、発売。
  • 2004年
    • S-LCDを設立[90]
    • 9月 - HDV規格による世界初のHDV 1080i対応の家庭用ハイビジョン・ムービー「HDR-FX1」を発売。
  • 2005年
    • 6月 - 初代デジタルチューナー搭載スゴ録「RDZ-D5」を発売。
    • 9月 - 薄型テレビのブランド名をWEGAからBRAVIAに変更[49]
  • 2006年 - 世界の液晶テレビの出荷におけるシェア率で初の1位となる[91]
  • 2007年
    • 3月末 - アナログチューナーのみの録画機全般から撤退。デジタル放送対応に移行。
    • 4月 - ブラウン管テレビの国内向け販売終了。
    • 9月12日 - 国内向けのDVDレコーダー市場からの完全撤退を発表。BDレコーダーに移行。
    • 11V型有機ELテレビ「XEL-1」を発売[83][92]
  • 2008年
  • 2011年
  • 2014年
    • 産業革新機構はジャパンディスプレイを中心にソニーとパナソニックの有機EL事業を統合し、JOLEDを設立することで合意した。同社の5%の株式を保有する。
カメラ分野
コンピュータ
コンポーネント

歴代社長[編集]

事件・問題[編集]

ステルスマーケティング[編集]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメントが架空の評論家を捏造し、自社の作品を絶賛していた事件。ソニーは合成音声でラジオ出演させるなど偽装工作を行った[103]
  • 俳優を利用したステルスマーケティング2003年
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現:ソニー・モバイルコミュニケーションズ)は俳優60人を雇い、ステルスマーケティングを行っていた。主要都市で旅行者に扮した俳優は通行人に自社製品で写真を撮らせ、その過程で製品の機能について熱心にアピールすることで「ソニーの製品はクールだ」と伝えるというもの。ライターのマルコム・グラッドウェル英語版は、「詐欺紛いの行為であり、常識的にあり得ない。真実が知れれば大きな反発を生むだろう。」と見解を示している[104]
ソニー本社から複数のサイトにおいて任天堂マイクロソフトなどの他社製品を中傷、自社製品を宣伝する書き込みがあったことが発見される[105]。これをきっかけに多くのブロガーらが自身のサイトでドメイン検索を行ったところ、2000年頃から少人数ではとても行えない規模で同様の書き込みがあったことが発覚した[105][106]
  • ウォークマンファンブログヤラセ問題2005年
ウォークマンのファンブログにて、メカ音痴のブログとされているにも関わらずプロ向けの撮影機材が使用されていたことや、アップル製品に対して批判的な記述があることからソニーによるヤラセでないかと指摘された。ソニー・マーケティングは「製品を提供しただけ」と回答している[107]
  • PlayStation Portableファンブログヤラセ問題2006年
ソニー・コンピュータエンターテインメントが個人ブログと偽り任天堂など他社製品を中傷、自社製品の宣伝を行うサイトを運営していた[108]
  • YouTube再生回数不正問題2012年
ソニー・ミュージックエンタテインメントYouTubeアカウントにおいて再生回数が不正に水増しされていたため、再生回数が大きくマイナスされた[109]
  • PlayStation Vita問題2014年
ソニー・コンピュータエンタテインメントがPlayStation Vitaについて、実際には使えない機能を顕著な特徴として宣伝し、社員のTwitterアカウントを通じて投稿がソニーやその広告店の社員によるものだと明示的に示すことなしに消費者に直接的に宣伝を行うなどして消費者に誤解を与えた。アメリカ合衆国連邦取引委員会の指摘を受け、ソニーは消費者に25ドルか50ドル相当の商品引換券を提供することで和解した[110][111][112][113]

その他[編集]

ソニーBMG・ミュージックエンターテインメント(現:ソニー・ミュージックエンタテインメント)の音楽CDにスパイウェアが仕込まれていた問題[114]
PlayStation Networkにおいて推定7700万人の個人情報が流出した事件[115]
朝鮮民主主義人民共和国に関係するとみられるハッカーによりソニー・ピクチャーズエンタテインメントの内部文書が流出。これらはウィキリークスで公開され、その中には約100件の政府関係者のメールアドレスも含まれており、ウィキリークス代表のジュリアン・アサンジュは「ロビー活動の様子が伺える。影響力の強い企業がどう活動しているかがわかる貴重な財産」としている[116][117][118][119]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 米国預託証券
  2. ^ オールトランジスタ式工業用ビデオテープレコーダー
  3. ^ ENG
  4. ^ コンパクトディスク
  5. ^ ミニディスク

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g Sony>投資家情報>IR資料室>有価証券報告書>2014年度>4~5ページ
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  3. ^ a b c 企業情報”. ソニー. 2014年9月26日閲覧。
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  7. ^ “売上高ランキング”. 日本経済新聞. (2016年3月7日). http://www.nikkei.com/markets/ranking/keiei/uriage.aspx?KubunCode=0&Gyosyu=23&PageNo= 2016年7月20日閲覧。 
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  9. ^ http://toyokeizai.net/articles/-/82100?page=2
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  11. ^ http://news.mynavi.jp/news/2016/04/23/014/
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  15. ^ 愉快にやろうぜ俺たちは、自由闊達な理想工場を目指す Vol.14 ソニー株式会社創業者の一人 井深大氏。 針木康雄が語る偉大なる経営者たち。社是を決め、「愉快なる理想工場」を目指す”. 2015年12月5日閲覧。
  16. ^ 『パナソニックは終わるのか』奥村宏・著,東洋経済新報社,2012,ISBN 4492502440,p108,([1]でも閲覧可能。2014年11月20日閲覧。)
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  26. ^ Sony Japan|Sony History 第1部第8章 外国製品一辺倒の打破”. Sony. 2014年11月25日閲覧。
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外部リンク[編集]