pure soul

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pure soul
GLAYスタジオ・アルバム
リリース
録音 1998年1月 - 1998年6月
VICTOR AOYAMA STUDIO
DOG HOUSE STUDIO
ART PLAZA SENDAGAYA
ARC GARRET
AVACO CREATIVE STUDIOS
ジャンル ロック
J-POP
時間
レーベル プラチナム・レコード
プロデュース 佐久間正英
チャート最高順位
  • 週間1位(2週連続、オリコン[1]
  • 1998年8月度月間1位(オリコン)[1]
  • 1998年度年間7位(オリコン)[1]
  • 登場回数42回(オリコン)[1]
  • オリコン歴代アルバムランキング45位
ゴールドディスク
GLAY 年表
GLAY SONG BOOK 〜TBS系金曜ドラマ「略奪愛・アブない女」オリジナル・サウンドトラック
(1998年)
pure soul
(1998年)
HEAVY GAUGE
1999年
pure soul収録のシングル
  1. 誘惑
    リリース: 1998年4月29日
  2. SOUL LOVE
    リリース: 1998年4月29日
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pure soul』(ピュア・ソウル)は日本のロックバンドGLAYのメジャー4作目のオリジナルアルバム。及び本作の収録曲の1つである。

1998年7月29日にプラチナム・レコードよりリリースされた。

解説[編集]

1997年ベストアルバムREVIEW-BEST OF GLAY』のヒット後に制作された作品であり、その1997年の間に新しく書き下ろした曲から選曲して、本作が制作された[2]。そのデモの数は、1997年12月の選曲会議では、70曲以上にも及んだと言う[2]

『REVIEW-BEST OF GLAY』が490万枚近くの大ヒットを記録しただけに、TERUは今作に関して今の自分をもっと超えたい所から来るプレッシャーをかなり感じており[3]、「次は本当に凄い作品を作らなければならない」と語っていた[4]。しかし、その一方で、TAKUROJIROはデモテープを集めた段階から、凄くいいアルバムに仕上がりそうな予感があったと感じていたと述べており[5]HISASHIも「『REVIEW』の記録的なセールスとか、色んなことがあっただけに、レコーディングにかかってくる音の変化とか重要性みたいなのが、今回はあるだろうと予想してたが、それ以上にレコーディングがしたくてしょうがない時期で、リハーサルの時とかもライブみたいな感じだった。」と楽しい雰囲気の中でレコーディングが行われたことを述べている[5]。その結果、TERUも「他のメンバーが楽しそうにやっていて、それに助けられた。」と語っており[6]、本作を「『REVIEW』あってこそ出来たアルバム」と述べている[7]

アルバム全体に関して、TERUは「誰かに聴かせた時に「すごくいいね」の一言が欲しいから頑張る。その気持ちが集結した、非常にポップなアルバム」と述べており[8]、TAKUROも佐久間正英D.I.E.永井利光などのゲストミュージシャンを含む、それぞれのメンバーの強烈なオリジナリティと個性が感じられるアルバム[8]および、サウンドや歌詞も基本的にGLAYと言うものがより深く、さらに広がり、周りの状況だけでなく、(当時)20代中盤の自分たちの中にあるものが反映された作品になったと語っている[8]

2009年に発売されたベストアルバム『THE GREAT VACATION VOL.1 〜SUPER BEST OF GLAY〜』の初回限定盤Bの特典DVDに、このアルバムの制作風景が収録されている。

記録[編集]

  • 累計売上は242.7万枚を記録し、GLAYのオリジナルアルバムでは初のダブルミリオンを達成[1]。GLAYのオリジナルアルバムの中では、最高売上を記録した。
  • 第40回日本レコード大賞ベストアルバム大賞受賞(1998年12月)

収録曲[編集]

  1. YOU MAY DREAM
    明治製菓「チョコレートクッキーホルン」CMソングに採用された。ライブを意識した楽曲となっている。
  2. ビリビリクラッシュメン
    JIRO作曲(作詞はTAKURO)。GLAYのライブでは定番の曲。1995年末には既に完成しており、2ndアルバム『BEAT out!』の収録候補曲であったが、本作品に収録された。ライブにおいては、メンバー4人それぞれの見せ場がある。
  3. May Fair
    BEAT out!ツアーから歌われていたが、3rdアルバム『BELOVED』制作の後に完成したため、本作品での収録となった。TAKUROが「May Fairをシングルにしたらどうか」とメンバーに話したところ「BELOVEDの方がいい」という答えが返ってきたという。
    ベストアルバム『DRIVE-GLAY complete BEST』の収録曲を決めるアンケートで18位を獲得したが、収録には至らなかった。
  4. SOUL LOVE
    14thシングル。カネボウ「ブロンズラブ '98夏」キャンペーンソング。 PVは、メンバーの笑顔が多く映り、それまでのGLAYのイメージとは一味違う作品となっている。記載はないがアルバムバージョンであり、シングルとはわずかに違いがある(間奏部分のボーカルなど。このバージョンは後にリリースされたバラードベストアルバム『-Ballad Best Singles- WHITE ROAD』にも収録されている)。
  5. 出逢ってしまった2人
    TAKUROとTERUが、ライブドキュメンタリー作品『無限のdéjà vu DOCUMENT of“BEAT out!”TOURS 海賊版』にて原曲を歌っているシーンがある。演奏される機会は少ない曲であったが、「GLAY ARENA TOUR 2009 THE GREAT VACATION」にて演奏された。
  6. pure soul
    本作のタイトル曲で、TDK「ミニディスクXAシリーズ」キャンペーン・ソング。12thシングル「HOWEVER」と同時期に、TAKUROがニューヨークで作り出した曲で、その2曲は当人曰く兄弟曲。当初「HOWEVER」と、この曲のどちらをシングルとして発表するべきかが考えられていた。後にベストアルバム『DRIVE-GLAY complete BEST』、『THE GREAT VACATION VOL.2 〜SUPER BEST OF GLAY〜』にも収録される。
  7. 誘惑
    13thシングル。TDK「ミニディスクXAシリーズ」キャンペーン・ソング。ライヴでも多く演奏されている。
  8. COME ON!!
    プロデューサーである佐久間正英ギターに迎えての一発録音で収録されており、テンションの高いハード・ナンバーとなっている。何度かリアレンジされてのライブでの披露もされている。
  9. FRIEDCHICKEN & BEER
    LUNA SEAのギタリストをつとめていたSUGIZOがゲスト参加している。当時GLAY関連スタッフであった山本の名前が盛り込まれているなど、歌詞は遊び心に満ちたものになっている。
  10. 3年後
    前曲とCDのトラック上でこそ分かれているが、サウンド上では繋がっており、この傾向は次のアルバムにも受け継がれる事となった。Mr.Childrenの5thアルバム『深海』収録の「シーラカンス」に似ていると言われ、この事に関し、桜井和寿に謝りにいったところ、笑って許してくれたという。
  11. I'm in Love
    大勢の著名人(オセロ長島三奈鈴木紗理奈山本シュウ中山加奈子富田京子せがわきりなど)がコーラスで参加している、いわゆるパーティー・ソングであり、ライブのみならず、メンバーのバースデー・パーティーなどでも演奏されることがある。歌詞に、主人公の両親への愛情が記されている事など、当アルバムのタイトル・チューンの歌詞とも共通点が多々ある。当アルバムのラストを飾るナンバーであり、ライブにおいても同様にラストナンバーとして披露されるケースが多い。『ミュージックステーション』でも披露された。

収録ベストアルバム[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e オリコンランキング情報サービス「you大樹」
  2. ^ a b 『feature3月号増刊 別冊カドカワ GLAY』「特別インタビュー『ミリオンへの苦悩』井ノ口弘彦」(P286~289)より
  3. ^ 『feature3月号増刊 別冊カドカワ GLAY』「98年6月号 FRONT FEATURE 『GLAY式MUSEUM of ART』 -展示室2 TERU / LOVE-」(P302~305)より
  4. ^ 『feature3月号増刊 別冊カドカワ GLAY』「98年2月号 総力特集 『頂からの眺め』 -TERUインタビュー-」(P238~242)より
  5. ^ a b 『POPBEAT 1998年8月号』「GLAY 『GROUP INTERVIEW』」(P24~25)より
  6. ^ WHAT's IN? GLAY ISSUE DX.』「GLAY, DISCOGRAPHICAL DISC REVIEW -4thアルバム『pure soul』-」(P164)より
  7. ^ 『feature3月号増刊 別冊カドカワ GLAY』「全作品解説メンバー大座談会」(P80~86)より
  8. ^ a b c 『WHAT's IN? GLAY ISSUE DX.』「WHAT's IN? GLAY ARTICLE REMIX PART3 -1998.7 COVER SPECIAL-」(P153)より

外部リンク[編集]