大館能代空港

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大館能代空港
Odate-Noshiro Airport
旅客ターミナル2010年9月2日撮影
IATA:ONJ-ICAO:RJSR
概要
国・地域 日本の旗 日本
設置場所 秋田県北秋田市
空港種別 公共
運営者 秋田県
運営時間 8:00 - 19:30[1]
標高 89 m・292 ft
位置 北緯40度11分31秒
東経140度22分18秒
座標: 北緯40度11分31秒 東経140度22分18秒
ウェブサイト
滑走路
方向 ILS 全長×全幅 (m) 表面
11/29 I 2,000×45 舗装
リスト
空港の一覧

大館能代空港(おおだてのしろくうこう、: Odate-Noshiro Airport)は、秋田県北秋田市にある地方管理空港である。愛称はあきた北空港であるが、愛称の使用範囲は限定的である[2][注 1]。また、ターミナルビルや駐車場などの施設は道の駅大館能代空港と兼用になっている。

概要[編集]

大館能代空港は秋田県北部の鷹巣盆地の中央に位置し、大館市(車で約35分)・能代市(車で約50分)などを主な利用圏とする。周囲に白神山地十和田湖八幡平など豊かな観光資源に恵まれた観光拠点空港である。

本地域は秋田空港青森空港の中間にあり、ほかに首都圏まで直通する公共交通機関はJR奥羽本線寝台列車しかなく(現在では東京方面の高速バスあり)、おもに盛岡駅から東北新幹線を利用していた。そこに県が事業費約340億をかけて、北秋田郡鷹巣町(現・北秋田市)に同空港を建設し、1998年7月18日に開港した。

1993年12月11日に世界遺産に登録された白神山地の秋田県側の最寄りの空港で、ピークの2002年度には年間約17万人が利用したが以後減少し、2012年度は国内107,210人[4]まで落ち込み、東北地方で最も利用客が少ない空港である。

滑走路は11/29方向に2000mで、平行誘導路は無く、滑走路両端にターニングパッドを備える。計器着陸装置(ILS)は滑走路11にカテゴリーIが設置されている。天候不順による欠航・遅延も多く[5]、青森空港同様、霧に弱い空港として知られるが、青森空港が設置したカテゴリーIIIの設置には費用対効果の面から消極的であると河北新報など[要文献特定詳細情報]で報じられたことがある。

空港ターミナルビルは滑走路北側に1棟である。内部は国内線用の設備のみ持ち、国際線の設備は特に備えていない。ターミナルビルは秋田杉を主とする木材を随所に使用し「森の空港」を演出。色調的にも周囲の環境と調和するカラーでデザインされている。ボーディングブリッジは1基を備える。2010年に開駅した道の駅大館能代空港は、ターミナルビル・駐車場・トイレ・公園が道の駅施設になっており、ターミナルビルの営業時間外は新たに増設された第3駐車場とトイレだけが利用できる。空港と道の駅を同一施設で運営しているのは、ほかに能登空港がある。

歴史[編集]

  • 1987年
    • 8月 - 3市15町村で県北空港建設促進期成同盟会を設立。
    • 9月 - 秋田県議会は高速交通体系等整備促進特別委員会を設置。
  • 1989年 8月 - 県北空港調査専門委員会を設置。
  • 1990年 4月 - 空港名を大館能代空港に決定。
  • 1991年 11月 - 第6次空港整備五箇年計画の予定事業組入れが閣議決定。
  • 1994年 10月 - 大館能代空港起工式があり、本体工事が開始。
  • 1995年 11月 - 大館能代空港ターミナルビル株式会社設立。
  • 1997年 3月 - 大館能代空港利用促進協議会がアンケートを県民に募集した結果「あきた北空港」に愛称を決定。
  • 1998年
    • 2月 - 本体工事完成。
    • 7月18日 - 供用開始。同時にエアーニッポンが東京国際空港線、大阪国際空港線の各路線を通年運航として就航。新千歳空港線を夏期(6月 - 10月)運航として就航。
  • 1999年
    • 11月 - 新千歳空港線が廃止。
    • 12月 - 大阪国際空港線が冬期(12月 - 2月)運休になる(2005年3月まで)。
  • 2005年
  • 2010年
    • 5月25日 - 搭乗率が低迷している大阪国際空港線を2011年1月4日をもって廃止することを発表した。
    • 7月12日 - 大館能代空港利用促進協議会は到着便の利用者にレンタカー割引キャンペーンを実施(2011年2月28日まで)[6]
    • 9月12日 - 敷地内の空港入口交差点付近に第3駐車場・トイレ・公園を増設し、空港ターミナルビル・駐車場を含む一帯を道の駅大館能代空港として開駅[7]。同時に道路標識で使用していた愛称をすべて正式名称「大館能代空港」に変更する。
  • 2011年

施設[編集]

旅客ターミナルビル 正面
 
管制ビル

空港ターミナルは地上3階建てで、大館能代空港ターミナルビル株式会社が運営している。

旅客ターミナル[編集]

送迎デッキを含むほぼ全域で公衆無線LANFREESPOT・無料)が利用可能。

  • 2F〈出発ロビー〉
    • 売店・ANA FESTA
    • レストラン・ポートワン
    • 有料待合室
    • 有料会議室
    • 観光PRコーナー
    • アートギャラリー
  • 3F〈送迎デッキ〉

道の駅大館能代空港[編集]

05030 大館能代空港
道の駅大館能代空港
道路名 秋田県道324号大館能代空港東線
登録 第34回・2010年8月9日
開駅 2010年9月12日
営業時間 7:45-18:30
所在地 〒018-3454  秋田県
北秋田市脇神字カラムシ岱21-144 外
北緯40度11分52.91秒東経140度22分24.73秒
外部リンク 北秋田市ホームページ
国土交通省案内ページ

駐車場[編集]

7日間まで無料。8日以上駐車する場合はターミナルビル内のインフォメーションカウンターで申し込み手続きが必要。

  • 第1・2駐車場(7:30 - 19:45)
    • 普通車 350台
    • 大型車 69台
    • 身障者用 4台
  • 第3駐車場・併設トイレ6器、身障者用トイレ1器(24時間)
    • 普通車 18台
    • 大型車 5台
    • 身障者用 2台

拠点・焦点都市としている航空会社[編集]

今のところ、就航していない。

就航路線[編集]

国内線[編集]

廃止された路線[編集]

空港へのアクセス[編集]

大館市街まで約26 km(35分)、能代市街まで約36 km(50分)、北秋田市街まで約5 km(7分)

自動車[編集]

リムジンバス[編集]

乗合タクシー[編集]

大館能代空港乗合タクシー(秋北タクシー)
空港型乗合タクシー
  • 二ツ井駅・二ツ井庁舎前・東能代駅前・能代市街地方面、空港乗合タクシー
    • 要前日予約(秋北タクシー)
  • 大館市内、能代市内方面、空港乗り合いタクシー
    • 要前日予約(第一タクシーサービス、第一タクシー)
観光型乗合タクシー

鉄道[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 県道の路線名に愛称が使われていたが、2012年4月にあきた北空港西線・東線から大館能代空港西線・東線に変更され[3]、公共施設などでは愛称が一切使われなくなっている。
  2. ^ ANAウイングスの機材・乗務員で運航。

出典[編集]

  1. ^ 大館能代空港”. 管内空港の現況. 国土交通省東京航空局. 2013年12月8日閲覧。
  2. ^ 空港名について”. 大館能代空港ターミナルビル. 2013年12月7日閲覧。
  3. ^ 県道路線の認定に関する告示の一部改正 (PDF) 」 、『秋田県公報』第2372号、秋田県、2012年、 6頁。
  4. ^ “管内空港の利用状況概況集計表(平成24年度速報値)” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省東京航空局, http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/statistics/pdf/riyou_h24nendo.pdf 
  5. ^ 欠航などに対応するため、秋田県知事は2010年5月17日の定例記者会見[リンク切れ]で「欠航時の別の空港への振り替えやレンタカー費用の助成などのため3800万円を予算に計上し、空港の活性化をしたい」と発言している。
  6. ^ a b 1000円レンタカーキャンペーン - 大館能代空港利用促進協議会
  7. ^ 道の駅「大館能代空港」”. 秋田魁新報社 (2010年9月29日). 2013年12月5日閲覧。
  8. ^ 台湾・復興航空チャーター便…ようこそ大館能代空港へ”. 大館能代空港ターミナルビル株式会社. 2012年2月6日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2011年3月22日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]