波照間空港

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波照間空港
Hateruma Airport
HaterumaAirport.JPG
旧ターミナル
IATA:HTR-ICAO:RORH
概要
国・地域 日本の旗 日本
所在地 沖縄県八重山郡竹富町
種類 商業
運営者 沖縄県
運用時間 8:00 - 18:00
標高 13.1 m (43 ft)
座標 北緯24度03分30秒 東経123度48分14秒 / 北緯24.05833度 東経123.80389度 / 24.05833; 123.80389座標: 北緯24度03分30秒 東経123度48分14秒 / 北緯24.05833度 東経123.80389度 / 24.05833; 123.80389
地図
波照間空港の位置
波照間空港の位置
HTR
波照間空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
02/20 NO 800×25 舗装
リスト
空港の一覧
波照間空港の位置
波照間空港の位置
HTR/RORH
波照間空港の位置

波照間空港(はてるまくうこう、: Hateruma Airport)は、沖縄県八重山郡竹富町波照間島にある地方管理空港である。

概要[編集]

日本最南端の空港である。

エアードルフィン石垣空港線が2008年に運休し、それ以降は就航路線はなく緊急輸送等のみとなっている。2008年度の年間利用客数は、国内1,544人であった[1]

歴史[編集]

波照間空港付近の空中写真。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。1977年撮影の3枚を合成作成。
  • 1972年3月 - 緊急着陸用の飛行場として高那崎付近に滑走路850mの波照間飛行場を建設[2][3]
  • 1972年9月 - 沖縄航空のセスナ機による石垣島線が運航開始[2][3]
  • 1973年 - 沖縄航空機がオーバーラン事故を起こし、路線廃止[3]
  • 1976年5月18日 - 波照間飛行場の北側に波照間空港を新設。第三種空港として滑走路800mにて供用開始[2]。波照間飛行場を廃止。南西航空(現日本トランスオーシャン航空)が石垣空港線をDHC-6で開設。
  • 1992年11月 - 南西航空DHC-6運航路線の移管に伴い、石垣空港線が琉球エアーコミューター(RAC)による運航となる。
  • 2001年10月 - DHC-6退役に向けた機材数減のため、運航機材がBN-2Bに変更となる。
  • 2007年2月 - 石垣空港線の2007年12月からの休止が沖縄県、竹富町、琉球エアーコミューターの3者にて合意に至ったことが報じられる[4]
  • 2007年12月 - 琉球エアーコミューター石垣空港線廃止。同月28日よりエアードルフィンが石垣空港へ不定期便運航開始[注 1]
  • 2008年11月 - エアードルフィン石垣空港線運休[注 2]路線が無い状態となる。
  • 2009年7月 - 6月に那覇 - 粟国線をRACより引き継いだ第一航空に、竹富町が 石垣 - 波照間線の継承を打診[8]
  • 2014年10月 - 旧ターミナルを解体。
  • 2015年4月 - 新ターミナルに着工。

施設[編集]

老朽化が進んでいた旧ターミナルは2014年10月に解体され、2015年4月から建て替えが行われている。新ターミナルは当初は同年9月16日に完成予定であったが、悪天候で船便が欠航し資材搬入が滞ったために完成が遅れている[9]

新ターミナルは鉄筋コンクリート構造平屋建てで、延床面積は326.38m²[9]と従来の施設の約2倍となる[10]

路線[編集]

なし

沖縄県は石垣空港線について、第一航空による運航にて再開する方向で調整を進め[11]、2014年3月26日には第一航空がDHC-6を購入して2015年10月を目途に運航を再開することがほぼ決定した[12]

しかし、2015年8月18日には台風の影響等で運航乗務員の訓練が遅れたため運航再開を12月1日に延期することが決定された[13]。さらに8月28日には第一航空の同型機が粟国空港でフェンスに衝突する事故を起こし、原因究明まで同型機の飛行ができない可能性があることから、就航時期は未定となった[14][15]。原因究明までには、通常1年ほどが目途とされている[16]

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 琉球エアーコミューターの路線が廃止となる2007年12月1日の就航を表明[5]していたが、石垣空港における燃料供給体制整備の遅れから[6]、同年12月28日からの就航となった。
  2. ^ 同社は2009年11月に自己破産を申請し経営破綻した[7]

出典[編集]

  1. ^ 暦年・年度別空港管理状況調書”. 国土交通省航空局. 2014年7月8日閲覧。
  2. ^ a b c 波照間空港 沖縄県
  3. ^ a b c 角川日本地名大辞典編纂委員会 『角川日本地名大辞典 47 沖縄県』 角川書店
  4. ^ “石垣 - 波照間線を廃止 RACと県、町合意”. 琉球新報. (2007年2月28日) 
  5. ^ “来月にも貨物事業開始 エアードルフィン”. 琉球新報. (2007年3月23日). http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-22341-storytopic-4.html 
  6. ^ “石垣―波照間、運航来月開始困難に 燃料供給整わず”. 琉球新報. (2007年11月8日). http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-28762-storytopic-4.html 
  7. ^ “エアードルフィン破産 負債総額は13億400万円”. 琉球新報. (2009年11月13日). http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-152732-storytopic-4.html 
  8. ^ “運休の石垣~波照間航空路線 第一航空と運航折衝”. 八重山毎日新聞. (2009年7月12日). http://www.y-mainichi.co.jp/news/14010/ 
  9. ^ a b “ターミナル建設遅れる 船便欠航で資材搬入できず”. 八重山毎日新聞. (2015年8月8日). http://www.y-mainichi.co.jp/news/28045/ 
  10. ^ “波照間・石垣 片道4000~7000円”. 八重山毎日新聞. (2014年9月13日). http://www.y-mainichi.co.jp/news/25808/ 
  11. ^ “15年10月路線再開で調整 石垣—波照間、多良間線”. 八重山毎日新聞. (2014年1月25日). http://www.y-mainichi.co.jp/news/24216 
  12. ^ “波照間路線再開へ 来年10月をめど”. 八重山毎日新聞. (2014年3月27日). http://www.y-mainichi.co.jp/news/24639/ 
  13. ^ “第一航空、12月1日就航”. 八重山毎日新聞. (2015年8月19日). http://www.y-mainichi.co.jp/news/28121/ 
  14. ^ “粟国空港事故で就航延期 第一航空(株)”. 八重山毎日新聞. (2015年8月30日). http://www.y-mainichi.co.jp/news/28198/ 
  15. ^ “第一航空の波照間・多良間就航再延期へ 操縦士訓練に遅れ”. 沖縄タイムス. (2015年8月29日). http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=130663 
  16. ^ “粟国小型機事故、記録装置を回収 「原因解明まで1年」”. 琉球新報. (2015年8月30日). http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-248077-storytopic-1.html 

外部リンク[編集]