多良間空港

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多良間空港
Tarama Airport
Tarama tarama airport 2.jpg
多良間空港
多良間空港付近の空中写真。 2008年11月14日撮影。 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
多良間空港付近の空中写真。
2008年11月14日撮影。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
IATA: TRA - ICAO: RORT
概要
国・地域 日本の旗 日本
所在地 沖縄県宮古郡多良間村
種類 商業
運営者 沖縄県
運用時間 8:00 - 18:00
開港 1974年7月
敷地面積 34.9 ha
標高 10.3 m (33.8 ft)
座標 北緯24度39分14秒 東経124度40分31秒 / 北緯24.65389度 東経124.67528度 / 24.65389; 124.67528座標: 北緯24度39分14秒 東経124度40分31秒 / 北緯24.65389度 東経124.67528度 / 24.65389; 124.67528
地図
多良間空港の位置
多良間空港の位置
TRA/RORT
多良間空港の位置
多良間空港の位置
TRA/RORT
多良間空港の位置
多良間空港の位置
TRA/RORT
多良間空港の位置
滑走路
方向 長さ×幅 (m) 表面
18/36 1,500×45 舗装
統計(2019年度)
旅客数 46,330人
貨物取扱量 248.8 t
発着回数 725回
リスト
空港の一覧
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多良間空港(たらまくうこう、: Tarama Airport)は、沖縄県宮古郡多良間村多良間島)にある地方管理空港である。愛称はかりゆす多良間空港

概要[編集]

宮古列島の南西端にあり、宮古島から西南西約67kmに位置する多良間島の西端に所在する。

2003年10月10日に旧空港から移転、滑走路を拡大した新空港の供用が開始された[3]

年間利用客数は合計46,330人(2019年度)[2]

沿革[編集]

  • 1971年昭和46年)
    • 3月 - 滑走路780 mの緊急着陸場として建設[3]
    • 12月12日 - 民間航空機の運航開始[3]
  • 1974年(昭和49年)7月26日 - 滑走路を800 mに延長。第三種空港の多良間空港として供用開始。宮古空港線及び石垣空港線を開設。DHC-6(19席)が就航[3][4]
  • 2000年平成12年)8月 - DHC-6が老朽化のため退役し、代わって小型のBN-2B(9席、1日7-9往復)が就航[4][3]
  • 2003年(平成15年)10月10日 - 新多良間空港が滑走路1,500 mにて供用開始し、DHC-8(39席、1日2往復)が就航[4]。旧空港廃止[3]
  • 2004年(平成16年)7月8日 - 多良間空港に名称変更[3]
  • 2006年(平成18年)3月 - RACによる石垣空港線廃止[5]
  • 2017年(平成29年)2月23日 - 宮古空港とを結ぶ便の運航機種が、DH1(ボンバルディアDHC8-Q100)から、DH4(ボンバルディアDHC8-Q400CC。50席、1日2往復)に更新された[6]
  • 2021年3月25日 - 多良間VOR/DME廃止(110.65MHz/1130MHz/RME)。
  • 2022年4月30日 - 石垣空港線の運航再開(予定)。

施設[編集]

ターミナルには売店や、コーヒースタンド[7]。屋上には無料の展望デッキがある。

旧・空港概要[編集]

旧空港は、島の中心部から南方に位置し、琉球政府時代の1971年に主に急病人搬送のために建設された。しかし、滑走路が短く大型の機材が就航できなかったため、増加する航空需要を満たすことができず、また、天候の影響を受け易かったため移転となった。なお、旧空港跡地は多良間村が中心となって太陽光発電を軸とした跡地利用計画を進め、2010年沖縄電力によって太陽光発電設備が完成している[8][9]。旧ターミナルの建物は現存するも、資材倉庫となっている。

路線[編集]

2022年現在、琉球エアーコミューターにより宮古空港との間に1日2往復の定期便が運航している。なお、同区間はJALマイレージバンクのマイル積算対象外となっていたが、2012年7月18日搭乗分からマイル積算の対象となり、同区間は40マイルとなる[10]

かつては石垣空港との間にもRACが就航していたが、2006年3月に廃止。RAC撤退後にはエアードルフィンが不定期便として夏期季節運航していた[12]2013年10月には第一航空が多良間空港 - 石垣空港線を2015年10月を目途に運航開始する計画を表明[5]。しかし、2015年8月18日には台風の影響等で運航乗務員の訓練が遅れたため運航再開を12月1日に延期することが決定され[13]、さらに8月28日には同社の同型機が粟国空港でフェンスに衝突する事故を起こし、原因究明まで同型機の飛行ができない可能性があることから、就航時期は未定となった[14][15]2016年8月には、第一航空が、2018年7月の那覇 - 粟国線再開を県等に打診し、石垣-多良間線についても2年後以降に就航見通しがあるとの見解を示した[16]。しかし、第一航空の那覇 - 粟国線は2018年1月15日に運航を再開したが、補助金等の問題から同年4月から再運休。第一航空は同年4月27日に沖縄からの撤退を表明し、石垣-多良間線の就航にも否定的見解を示した[17]

2020年10月、経営体制の変わった第一航空が粟国・波照間・多良間線再開の意向を示し[18]、2021年7月に那覇-粟国線の運航を再開。2022年4月30日には石垣-多良間線の再開を予定し、使用機材はDHC-6-400型で、週2回程度の運航となる見込みとされた[19][20]。しかし、2022年4月18日に本空港で離着陸訓練中に使用予定機材が滑走路を逸脱する事故を起こした[21]ため、4月22日に石垣-多良間線の就航延期が発表された[22]

アクセス[編集]

多良間まもる君
  • 道路
    • 村道多良間空港線 - 多良間空港と中心集落である塩川とを結ぶ[23]。空港入口には交通安全を訴える「多良間まもる君(宮古島まもる君)」が設置されている。
  • 交通手段
    • 村が道路運送法第78条に基づく自家用自動車有償旅客運送を行っている。航空機やフェリーの発着時刻に合わせ、多良間空港・多良間港(普天間地区・前泊地区)と村中心部(役場前・夢パティオたらま)の間で運行されている。車両は26人乗り[24][25]
    • 民間の路線バス、タクシー等はない。宿泊施設の多くが、空港送迎を行っている。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 多良間空港”. 沖縄県の空港. 沖縄県土木建築部. 2015年9月14日閲覧。
  2. ^ a b 令和元年(平成31年)管内空港の利用概況集計表(速報値) (PDF)” (日本語). 国土交通省大阪航空局. p. 8. 2021年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月14日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 多良間空港 沖縄県
  4. ^ a b c “RAC、宮古=多良間線の航空機大型化を決定” (PDF) (プレスリリース), 日本トランスオーシャン航空, (2003年7月25日), オリジナルの2004年10月31日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20041031005541/http://www.churashima.net/jta/company/press/pdf/03025.pdf 
  5. ^ a b “再来年10月めどに運航/多良間-石垣線”. 宮古毎日新聞. (2013年10月10日). オリジナルの2015年10月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20151004120116/http://www.miyakomainichi.com/2013/10/55356/ 
  6. ^ “新機材運航スタート/RAC宮古路線”. 宮古毎日新聞. (2017年2月23日). オリジナルの2017年2月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170224042620/http://www.miyakomainichi.com/2017/02/97482/ 
  7. ^ 多良間空港(空港情報) 日本航空
  8. ^ “太陽光発電設備完成、旧多良間空港で実験”. 宮古新報. (2010年8月27日). オリジナルの2022年4月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220419024124/http://miyakoshinpo.com/news.cgi?no=1834&continue=on 
  9. ^ 太陽光発電設備完成、旧多良間空港で実験 宮古新報、2010年8月27日
  10. ^ “琉球エアーコミューター(RAC)ご利用時におけるJMBサービスでの取り扱い変更について” (プレスリリース), (2012年6月20日), オリジナルの2012年6月20日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20120620084730/http://www.jal.co.jp/cms/jalmile/ja/jmb_00059.html 
  11. ^ “エアードルフィン破産 負債総額は13億400万円”. 琉球新報. (2009年11月13日). http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-152732-storytopic-4.html 
  12. ^ 同社は2009年11月に自己破産を申請し経営破綻した。[11]
  13. ^ “第一航空、12月1日就航”. 八重山毎日新聞. (2015年8月19日). オリジナルの2015年8月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150820132106/http://www.y-mainichi.co.jp/news/28121/ 
  14. ^ “粟国空港事故で就航延期 第一航空(株)”. 八重山毎日新聞. (2015年8月30日). オリジナルの2015年9月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150909154040/http://www.y-mainichi.co.jp/news/28198 
  15. ^ “第一航空の波照間・多良間就航再延期へ 操縦士訓練に遅れ”. 沖縄タイムス. (2015年8月29日). オリジナルの2018年8月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180824135933/http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/18176 
  16. ^ “第一航空、粟国便の来年7月再開意向を打診”. 沖縄タイムス. (2016年8月9日). オリジナルの2016年8月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160810155352/http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/56669 
  17. ^ “第一航空、那覇─粟国線から事実上の撤退 沖縄県の補助金打ち切りで”. 沖縄タイムス. (2018年4月28日). オリジナルの2018年4月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180429172352/http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/244340 2018年8月24日閲覧。 
  18. ^ “第一航空 離島便再開へ 粟国、波照間、多良間検討か”. 琉球新報. (2020年10月1日). オリジナルの2020年9月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200930235326/https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1200238.html 
  19. ^ “石垣島から離島2路線開設へ 波照間と多良間 来月末、第一航空”. 琉球新報. (2021年3月26日). オリジナルの2021年3月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220326013138/https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1491484.html 
  20. ^ “石垣ー波照間、来月末再開 第一航空、週3往復予定”. 八重山毎日新聞. (2022年3月29日). オリジナルの2022年3月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220329002401/https://www.y-mainichi.co.jp/news/38330/ 
  21. ^ “あわや大事故 第一航空機、滑走路40メートル逸脱 就航向け訓練中 沖縄県・多良間空港”. 沖縄タイムス. (2022年4月19日). オリジナルの2022年4月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220418233928/http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/945106 
  22. ^ “第一航空、石垣ー多良間、波照間の2路線の就航を延期 小型機滑走路逸脱事故で”. 琉球新報. (2022年4月22日). オリジナルの2022年4月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220422102249/https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1505991.html 
  23. ^ 第3次多良間村総合計画 後期基本計画 (PDF)”. 多良間村. p. 12 (2009年3月). 2020年5月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月28日閲覧。
  24. ^ 令和3年版 業務概況 (PDF)”. 沖縄総合事務局陸運事務所. p. 28. 2022年4月19日閲覧。
  25. ^ 有償バス案内”. 多良間村. 2022年4月19日閲覧。

外部リンク[編集]