能登空港

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能登空港
Noto Airport
能登空港
IATA: NTQ - ICAO: RJNW
概要
国・地域 日本の旗 日本
所在地 石川県輪島市
種類 商業
運営者 石川県
運用時間 8:00 - 19:30
標高 219 m (720 ft)
座標 北緯37度17分36秒 東経136度57分44秒 / 北緯37.29333度 東経136.96222度 / 37.29333; 136.96222座標: 北緯37度17分36秒 東経136度57分44秒 / 北緯37.29333度 東経136.96222度 / 37.29333; 136.96222
公式サイト https://www.noto-airport.jp/
地図
能登空港の位置
能登空港の位置
NTQ
能登空港の位置
能登空港の位置
NTQ
能登空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
07/25 I 2,000×45 舗装
リスト
空港の一覧
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上空俯瞰

能登空港(のとくうこう、: Noto Airport)は、石川県能登半島北部にある地方管理空港愛称のと里山空港(のとさとやまくうこう)。

また、空港ターミナルビルや駐車場などの施設を共用している道の駅のと里山空港についても本項で述べる。

概要[編集]

能登空港の空中写真。(2010年撮影)。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

輪島市穴水町能登町にまたがる木原岳周辺に、2003年7月7日に開港。滑走路長は2,000 mで、エプロン(駐機場)は小型ジェット機プロペラ機各2機が同時駐機できる。2006年平成18年)10月23日には国際チャーター便専用の搭乗ブリッジが完成した。

空港の東隣に寄宿舎を備えた日本航空学園輪島校(日本航空高等学校石川日本航空大学校)が開港同年に開設されている。

計画段階では東京(羽田)名古屋(小牧)大阪(伊丹)の3路線を見込んでいたが、定期便として就航するのは全日本空輸(当初はエアーニッポン)による東京国際空港線のみ。自治体による搭乗率保証制度(後述)を前提とした1日2往復運航《NH747.NH748.NH749.NH750》となっている。

このほかにチャーター便がしばしば発着する。同じ能登半島にある温泉旅館・加賀屋台湾からの誘客ツアーに利用している[1]ほか、フジドリームエアラインズなどの国内チャーター便が利用することがある[2]

年間利用客数は、開港15年目(2017年7月7日~2018年7月6日)の石川県集計(速報値)で16万2684人。4年連続の増加で、過去最多だった[3]

旅客機のほかに、日本海で任務に就く海上保安庁の航空機も利用する[4]

搭乗率保証制度[編集]

開港前、1日1往復の運航で利用者数を見極めたい全日本空輸 (ANA) に対し、当初より1日2往復の運航を行い利便性などを高めたい石川県および地元自治体側との間において、意見の相違があった[5]

そこで、年間平均搭乗率が70 %未満の場合は県と地元自治体が航空会社に2億円までの損失補填を行う、全国初の「搭乗率保証制度」を導入した[5][6][7]。この制度では、あらかじめ定めた搭乗率に満たない場合、自治体側が補填することだけではなく、逆に定めた搭乗率以上が得られた場合は地元に金銭(販売促進協力金[6])にて還元することも盛り込まれていることが特徴である。この制度は使用機材の変更などによって年ごとに条件(目標搭乗率)を変更しつつ継続している(還元額は、2年目からは上限2億円としている)。また、開港3年目からは目標搭乗率前後に「特別枠」が設けられ、枠内の搭乗率であれば搭乗率の過不足にかかわらず双方それぞれの支払いを行わないものとした。

この制度はモデルケースとして地方空港活性化の今後のあり方のひとつを示したとされ[6][7]、成功例として全国各地より視察や問い合わせなどが相次いでいるとされる[7]

助成制度[編集]

能登空港では、利用促進を図る目的として、地域住民および観光客向けの助成金の制度がある。

  • 住民向け

金沢市[8]以北の在住者(原則として住民票登録者)を対象とした「助成制度」を設けている[9]。自治体によって内容が異なるが、輪島市のように運賃を補助したり[10]七尾市のように商品券を交付する[11]などの例がある。

  • 観光客向け

珠洲市[12] [13]能登町[14]穴水町[15]では観光客向けの「助成制度」を設けている。能登空港を利用かつ珠洲市など2市1町が指定する宿泊施設を利用した場合、宿泊料金が割引となる。珠洲市・穴水町についてはレンタカー料金に対する助成もある。

歴史[編集]

  • 2003年平成15年)
  • 2004年(平成16年)
  • 2005年(平成17年)
    • 6月21日 - 開港からの利用者が30万人を突破する。
    • 7月7日 - 開港から2年間の平均搭乗率が定められた目標搭乗率を超える64.6 %に達したため、ANAより販売促進協力金として1,598万円が支払われる。
  • 2006年(平成18年)
    • 7月7日 - 開港から3年間の平均搭乗率が定められた目標搭乗率を超える66.5 %に達したため、ANAより販売促進協力金として2,000万円が支払われる。
    • 9月16日 - 開港からの利用者が50万人を突破する。
  • 2007年(平成19年)
  • 2009年(平成21年)
    • 1月20日 - 能登空港PR施策が、第11回日本PR大賞「PRアワードグランプリ 日常広報部門 優秀賞」を受賞する。
    • 4月1日 - ANAの運賃制度により、往復運賃適用について小松および富山空港との相互利用(マルチエアポート)が認められる。
    • 12月18日 - 開港からの利用者が100万人を突破する。
  • 2010年(平成22年)
    • 7月6日 - 開港から7年連続で、平均搭乗率が定められた目標搭乗率の62 %を越える[16]
  • 2014年(平成26年)
    • 7月5日 - 能登空港から愛称であるのと里山空港に掛け直された看板の除幕式が行われた。
  • 2015年(平成27年)
  • 2016年(平成28年)
    • 3月31日 - ANAの運賃制度により、往復運賃適用について|小松および富山空港との相互利用(マルチエアポート)の取扱がこの日をもって終了。
    • 4月1日- 管制施設がレディオ管制から中部国際空港でのリモート管制に変更された。

施設[編集]

ターミナルビル[編集]

4階建て。日本初の試みとして[6]空港ターミナルビルに行政機関の庁舎が複合されており、地方行政機関石川県奥能登総合事務所、奥能登農林総合事務所、奥能登土木総合事務所分室、奥能登教育事務所、奥能登広域圏事務組合事務局・奥能登行政センター)と生涯学習センター会議室がある。交通にとどまらない奥能登地域の広域行政の拠点と位置付けられている[6]。また、道の駅「能登空港」[6]として登録を行い、能登地域の観光情報拠点としている。

1階が航空会社のカウンターと売店、レンタカーの受付、能登の旅情報センター。2階が待合室・搭乗口と土産物売場。3階が見学者デッキとレストランになっている。レストランは16時までの営業である。なお、午前中の早い時間は飲料のみの提供となっている。

道の駅のと里山空港[編集]

のと里山空港
道の駅 のと里山空港.jpg
登録路線 石川県道303号
登録 第19回 (17013)
登録年月日 2003年8月8日
開駅年月日 2003年7月7日
営業時間 8:00 - 18:00
所在地
929-2372
石川県輪島市
三井町洲衛10部11-1
座標
外部リンク 国土交通省案内ページ
全国道の駅連絡会ページ
公式ウェブサイト
テンプレート / プロジェクト道の駅

道の駅のと里山空港(みちのえき のとさとやまくうこう)は、2003年8月8日に能登空港の旅客施設全体を石川県道303号柏木穴水線にある道の駅として開駅した。空港の道の駅の登録は全国初[6]で、開駅当初は道の駅能登空港の名称であった。

昼間はターミナルビル内の売店・レストラン、自動販売機、トイレなどを利用できる。レストランは16時まで。夜間はターミナルビルが閉鎖されるが、第二駐車場のトイレ・自販機を利用できる。

道の駅を空港の旅客施設と同一施設として運営しているのは、道の駅大館能代空港秋田県北秋田市)と当駅のみである。

就航路線[編集]

国内線[編集]

利用状況[編集]

国土交通省「空港管理状況調書」によると、能登空港の乗降客数は以下のとおりとなっている[17]

年度 国内線 国際線
2006年 164,360 7,826
2007年 157,548 12,453
2008年 159,423 11,999
2009年 150,787 2,411
2010年 145,836 3,942
2011年 140,923 1,072
2012年 154,402 894
2013年 152,978 3,608
2014年 148,092 3,646
2015年 154,374 3,948

交通[編集]

路線バス・特急バス[編集]

いずれも北鉄奥能登バスによる運行。

レンタカー[編集]

各社共同のカウンターが設置されており、トヨタレンタカー日産レンタカーニッポンレンタカーが利用できる。

自動車[編集]

自動車専用道路は、穴水道路(能越自動車道のと里山空港ICが最寄りである。同ICから能登空港までは、石川県道303号柏木穴水線を経由する。

ここで経由する自動車専用道路(のと里山海道・能越自動車道[18])はすべて無料で通行することができる。

乗合タクシー[編集]

和倉温泉や輪島、珠洲など、羽咋郡以北の能登半島各地と能登空港を結ぶ乗合タクシー「ふるさとタクシー」がある。なお、乗合タクシーの利用は前日の午前中までに予約が必要である。

定期観光バス[編集]

芸術活動[編集]

観光客を歓迎するための太鼓演奏が、2006年12月より毎週日曜日に行われている。

また、開港前の2002年8月24日には、敷地内でモーニング娘。のコンサートが開催された。

当空港にちなんだ楽曲
  • 銀河航路
    • 開港前の2002年8月21日に発表された、大空亜由美(現 吉田美穂)が歌う「能登空港イメージソング」。作詞は鈴木玲子(結城忍が補作)、作曲は聖川湧である。歌詞を一般公募した結果、最優秀作品『能登空港』を基に制作された。
  • 能登空港
    • 2006年6月7日に発表された、シルヴィア三輪一雄デュエット曲。作詞は新條カオル、作曲は斎藤覚である。開港3周年に合わせて発表され、現在でも定期便到着時などを中心にターミナル内で流れている。1Fおよび2Fの売店にてCDを販売している。

その他[編集]

  • 能登VOR/DME,ILS/DMEが設置されているものの、2016年4月1日から管制技術官集約の為、保守官署が中部空港事務所へ変更となった。[要出典]

脚注[編集]

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  1. ^ 本物のおもてなしで、国境を越える(上)年間50以上のチャーター便を呼び寄せる高級旅館とは日経ビジネスONLINE(2008年7月7日)2018年7月17日閲覧
  2. ^ 平成29年度 のと里山空港国内チャーター便運航計画(2018年7月17日閲覧)
  3. ^ 能登空港の利用最高 開港15年目、石川県に12年ぶり協力金日本経済新聞ニュースサイト(2017年7月9日)2018年7月17日閲覧。
  4. ^ 能登空港における海上保安庁航空機用燃料の入札説明書(2018年7月17日閲覧)
  5. ^ a b 第13回 1日2往復便の能登が元気な理由”. 日経ビジネスオンライン (2008年7月18日). 2018年9月26日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g のと里山空港を核とした地域活性化 (PDF)”. 内閣府 (2015年9月28日). 2018年9月26日閲覧。
  7. ^ a b c 北海道、青森、茨城、能登… 独自の活性化策で利用客を増やす地方空港”. 東洋経済オンライン (2012年5月22日). 2018年9月26日閲覧。
  8. ^ 能登空港利用促進助成制度 - 金沢市
  9. ^ 助成制度のご案内 - のと里山空港公式サイト
  10. ^ 輪島市のと里山空港利用促進助成金
  11. ^ 能登空港助成制度(市民向け) - 七尾市
  12. ^ 能登空港利用助成 観光客助成制度 - 珠洲市
  13. ^ レンタカー利用者宿泊助成制度 - 珠洲市
  14. ^ のと里山空港利用助成制度 (観光客の方へ) - 能登町
  15. ^ のと里山空港並びにレンタカー利用者宿泊助成制度 - 穴水町
  16. ^ 能登空港利用促進協議会が発表した7年目(2009年7月7日から2010年7月6日)の利用状況(速報値)は、利用者数が148,768人、提供座席数が239,294人、実績搭乗率が62.2 %であった。
  17. ^ 『航空統計要覧 2016年版』、2016年12月、日本航空協会
  18. ^ 富山県内の一部区間(小矢部砺波JCT - 高岡IC)は有料である。
  19. ^ 定期観光バス - 北陸鉄道

関連項目[編集]

外部リンク[編集]