佐賀空港

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佐賀空港
SAGA AIRPORT

Terminal building of Saga Airport February 2016.jpg

IATA: HSG - ICAO: RJFS
概要
国・地域 日本の旗 日本
所在地 佐賀県佐賀市川副町大字犬井道
種類 商業
運営者 佐賀県
運用時間 06:30 - 22:00
00:30 - 04:30
標高 2 m (6 ft)
座標 北緯33度08分59秒 東経130度18分08秒 / 北緯33.14972度 東経130.30222度 / 33.14972; 130.30222座標: 北緯33度08分59秒 東経130度18分08秒 / 北緯33.14972度 東経130.30222度 / 33.14972; 130.30222
地図
佐賀空港の位置
佐賀空港の位置
HSG
佐賀空港の位置
佐賀空港の位置
HSG
佐賀空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
11/29 YES 2,000×45 舗装
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空港の一覧
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佐賀空港(さがくうこう、: SAGA AIRPORT[1])は、佐賀県佐賀市川副町大字犬井道にある地方管理空港である。公称は九州佐賀国際空港[2][3](きゅうしゅうさがこくさいくうこう、: KYUSHU-SAGA International AIRPORT[1])。

概要[編集]

佐賀空港の空中写真。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。2008年撮影の5枚を合成作成。

佐賀県南部の有明海に面した干拓地に、1998年7月28日に開港[4]旅客ターミナルビルの住所は佐賀県佐賀市川副町大字犬井道9476番地187。

干拓地に近い立地のためバードストライクが多発しており、離島空港を除けば全国で最も発生率の高い空港の1つである[5]。そのため、当空港では対策として爆音機の導入や滑走路のパトロール、散弾銃での威嚇(いかく)射撃などを行っている。

開港以来、福岡空港の混雑を避けたチャーター便の発着が見られ、アジア圏への定期的チャータープログラムが組まれることもある。

開港当時から赤字が続いており[6]、2017年度の赤字は約1億7900万円。佐賀県は利用客を増やそうと、乗合タクシーにおいても佐賀市南部エリア発着を除き補助金を支出している。また、佐賀県の補助において、航空機の夜間滞泊(ナイトステイ)が東京/羽田便において行われている。東京発最終便が乗客を降ろした後、当空港で夜を明かし、翌朝早朝に東京に向けて出発する。これによって東京日帰り出張が可能と謳い、結果として東京便は開港当初の1日2往復から3往復となった(その後さらに増え、2019年6月現在は5往復[6])。県は乗務員の宿泊費用などの負担や、夜間の駐機料を免除するなどの補助を行い、2011年度までに総額約76億円を支出している[6]

2015年5月山口祥義佐賀県知事は、愛称を「有明佐賀空港」から変更する意向を表明し[7]、2016年1月16日に九州佐賀国際空港へと変更した[2]

統計[編集]

利用者数[編集]

元のウィキデータクエリを参照してください.


年度別乗降客数[8]
年度 乗降客数(人)
国内線 国際線 合計
1998年度 283,530 0 283,530
1999年度 341,196 0 341,196
2000年度 314,434 0 314,434
2001年度 332,105 0 332,105
2002年度 308,950 0 308,950
2003年度 301,242 0 301,242
2004年度 268,185 0 268,185
2005年度 270,210 0 270,210
2006年度 288,008 0 288,008
2007年度 278,155 0 278,155
2008年度 317,872 0 317,872
2009年度 226,842 0 283,014
2010年度 332,954 0 332,954
2011年度 295,429 6,837 302,266
2012年度 313,200 34,142 347,342
2013年度 323,414 48,596 372,010
2014年度 470,421 79,675 550,096
2015年度 543,692 89,968 633,660
2016年度 560,358 100,717 661,075
2017年度 589,744 186,677 776,421
2018年度 589,101 229,895 818,996
2019年度 581,427 148,732 730,159
2020年度 113,395 0 113,395
2021年度 145,233 0 145,233

2020年3月から新型コロナ禍の影響で、乗降客数が激減し、特に国際線は2020年度~2021年度はゼロとなった。 なお、2017年度の貨物(夜間)は合計3,932 トンであった[9]

歴史[編集]

  • 1993年平成5年)7月30日:着工[10]
  • 1998年(平成10年)7月28日:開港[4]
  • 1999年(平成11年)
  • 2000年(平成12年)7月:東京国際空港便の夜間駐機開始。
  • 2001年(平成13年)9月1日:日本エアシステムの大阪国際空港便 運休。
  • 2002年(平成14年)11月1日:大阪国際空港便 増便(1日2往復)。
  • 2003年(平成15年)2月1日:名古屋空港便 運休。
  • 2004年(平成16年)7月8日:東京国際空港との間で夜間貨物便が就航。
  • 2005年(平成17年)10月1日:東京国際空港便 増便(1日3往復)。
  • 2006年(平成18年)
    • 2月24日:中部国際空港との間に貨物専用機での貨物便就航。
    • 8月1日:中部国際空港路線を利用した国際貨物輸送開始。
  • 2007年(平成19年)10月5日チャイナエアラインのチャーター機が滑走路をオーバーラン。離陸には成功したが過走帯灯1灯を破壊。
  • 2008年(平成20年)
    • 1月7日:関西国際空港との間の夜間貨物便 就航。(中部国際空港路線からの変更)
    • 7月1日:佐賀空港発東京国際空港行きと、関西国際空港発佐賀空港行きの夜間貨物便 運休。航空会社独自による北部九州マルチエアポート制が設定開始。
    • 11月1日:東京国際空港便 増便(1日4往復)。
  • 2010年(平成22年)10月31日:羽田-佐賀、佐賀-関空間夜間貨物便減便(土日祝運休)
  • 2011年(平成23年)1月5日:大阪国際空港便 運休。
  • 2012年(平成24年)1月18日春秋航空による上海浦東国際空港(上海)線(プログラムチャーター便)が就航。
  • 2013年(平成25年)
  • 2014年(平成26年)
    • 2月4日:夜間貨物便の運航ルートを関西-羽田-佐賀-関西の片道運航から羽田-佐賀間往復運航に変更。
    • 7月1日:全日本空輸による東京国際空港線 増便(1日5往復)[12][13]
    • 7月:防衛省は2015年度から陸上自衛隊に導入される新型輸送機 MV-22オスプレイ の全17機を佐賀空港に配備を目指す意向を表明した[14]
  • 2014年(平成26年)8月1日:春秋航空日本による成田国際空港(東京)線 就航[15][16][17]
    • 8月10日:米軍普天間飛行場に配備されている新型輸送機オスプレイの佐賀空港への暫定移駐案を防衛省が当面見送る考えを示した[18]
  • 2016年(平成28年)
    • 1月16日 : 愛称を「九州佐賀国際空港」に変更した[2]
    • 11月8日:大型輸送機オスプレイのデモフライトを実施。
  • 2017年 (平成29年)
    • 3月26日:成田国際空港便 増便(1日2往復)
    • 3月27日:仁川国際空港便 増便(週5往復)
    • 5月11日:仁川国際空港便 増便(1日1往復)
    • 6月12日:タイガーエア台湾による台湾桃園国際空港(台北)線(プログラムチャーター便)が就航。※インバウンドのみ
    • 10月29日:成田国際空港便 減便(1日1往復)
  • 2018年(平成30年)
    • 7月29日:タイガーエア台湾による台北プログラムチャーター便が佐賀からの搭乗利用開始。
    • 10月28日:タイガーエア台湾による台湾桃園国際空港(台北)線が定期便化し就航[19]
    • 12月23日:ティーウェイ航空による金海国際空港(釜山)線[20]大邱国際空港(大邱)線(プログラムチャーター便)[21] が就航。
  • 2019年(平成31年/令和元年)
    • 1月24日:上海浦東国際空港(上海)線 増便(週4往復)
    • 4月:ターミナルビル増改築工事 着工
    • 3月31日:ティーウェイ航空による大邱国際空港(大邱)線が定期便化し就航[22]。羽田-佐賀間で就航していた夜間貨物便が全便運休[23]
    • 5月28日:ティーウェイ航空による大邱国際空港(大邱)線が運休[24]
    • 5月30日:レンタカーターミナル オープン
    • 8月19日:ティーウェイ航空による仁川国際空港(ソウル)線、釜山金海国際空港(釜山)線が運休[25]
    • 10月28日:春秋航空による西安咸陽国際空港(西安)線が就航[26]
  • 2020年(令和2年)
  • 2021年(令和3年)
    • 7月:ターミナルビル増改築工事 竣工

施設[編集]

国内線ターミナル[編集]

佐賀空港チェックインカウンター(2021年)
佐賀空港国内線ターミナル2階(2021年)

国際線ターミナルビル完成までは、国内線の空き時間に国際線を受け入れ、そのたびに税関や出入国管理、検疫に必要な審査台を運び入れるなどしていた。

平成31年4月~令和3年7月に増改築工事が行われ、各所の配置が変わり、固定橋と搭乗ブリッジがそれぞれ1カ所増えた。

  • 1F:出入口 チェックインカウンター 国内線到着ロビー 自動販売機コーナー
  • 2F:国内線保安検査場 国内線搭乗待合室(電源スポット、売店、喫煙所あり)Premium Lounge「さがのがら」 MARKET HALL 
  • 3F:国際線保安検査場 FOOD PARK
  • RF:展望・送迎デッキ(2017年12月23日から無料)

MARKET HALL(お土産売り場) … ANA FESTA 佐賀ロビー店 佐賀工房 SAGAIR[サガエア-] ガチャガチャコーナー

FOOD PARK(飲食など) … さがんれすとらん志乃 空港店 SKY LOUNGE(フリースペース)

国際線ターミナル[編集]

コストを抑え、国際線に欠かせない機能だけを配置した設計で、搭乗ブリッジやチェックインカウンターなどは国内線ターミナルと共用である。

平成31年~令和3年に増改築工事が行われ、保安検査場は国内線ターミナル側へ移設された。また、税関検査場などが増床され、到着ロビーへの経路が短縮された。

  • 1F:国際線到着ロビー 税関検査場 手荷物受取場 動植物検疫
  • 2F:検疫検査場 入国審査場 搭乗待合室(電源スポット、免税店、喫煙所あり)
  • 3F:出国審査場 出国税関検査場

レンタカーターミナル[編集]

レンタカーターミナル(2021年)

令和元年5月にオープンしたレンタカー受付専用ターミナル。第1貨物ターミナルビルを改修して作られた。 ターミナル敷地内に車両受渡しスペースやレンタカー駐車スペース、洗車場がある。

  • レンタカー会社:トヨタレンタカー ニッポンレンタカー 日産レンタカー オリックスレンタカー バジェットレンタカー

その他[編集]

佐賀空港公園に展示されているYS-11A-500R

敷地内には、現役引退後のYS-11機(JA8733)が保存されていた。この機体は、「空港に駐機する航空機が少なくて寂しい」として佐賀県がエアーニッポンに譲渡を要望、開港時の1998年7月に寄贈を受けたものである[27]。2005年までは一般に公開され、その後は貨物ターミナルの増設と管理区域への立ち入り規制の厳格化に伴って非公開とされた。屋外に設置されていることによる損傷が目立っており、2009年12月に隣接する佐賀空港公園へ移動。再塗装などの整備を受けた上で2010年3月28日から一般公開されている。

就航路線[編集]

国内線[編集]

航空会社就航地
全日本空輸 (ANA) [28]東京/羽田
スプリング・ジャパン (SJO) 東京/成田

国際線[編集]

航空会社就航地
中華人民共和国の旗 春秋航空 (9C) 上海/浦東西安
台湾の旗 タイガーエア台湾 (IT) 台北/桃園

休廃止路線[編集]

旅客便[編集]

国内線
航空会社就航地
全日本空輸(ANA) 名古屋/小牧大阪/伊丹
日本エアシステム(JAS) 大阪/伊丹
国際線
航空会社就航地
中華人民共和国の旗 春秋航空 (9C) 深圳(上海/浦東経由)
大韓民国の旗 ティーウェイ航空 (TW) 大邱ソウル/仁川釜山

貨物便[編集]

  • 全日本空輸 (ANA)
    • 東京国際空港(羽田空港)

深夜に羽田と佐賀の間を1往復、週5便(火、水、木、金、土曜日)運行。機材はボーイング787-8で787の佐賀就航は初めて。

2004年の就航当初は旅客機により1日2往復が運行されていたが、2006年の路線変更(中部国際便1往復を新設、羽田を1往復に減便)時にボーイング767-300F貨物専用機に変更された(中部国際空港便は2008年1月に関西国際空港便に変更)。その後2008年7月より、東京国際空港の新滑走路建設工事に伴い同空港の滑走路使用可能時間帯が制限されるため、工事が終了する2010年(平成22年)10月末までの予定で佐賀空港発東京国際空港行が運休、さらに機材繰りの関係で関西国際空港発佐賀空港行が運休となった(羽田-佐賀-関西の1便)。しかし土日・祝日の貨物量が平日の半分にとどまるため、佐賀発東京行きは復活どころか採算改善のため2010年10月31日より土日・祝日の便を運休させることになった[29]2014年に羽田往復が再開されたが(同日関西国際空港便0.5往復は廃止)、機材は貨物専用機から旅客機の貨物スペース利用(ベリー便)に再度戻されている。2019年3月31日、全便運休。

空港へのアクセス[編集]

自動車[編集]

  • 長崎自動車道 佐賀大和ICから車で40分。
  • 空港での貸出しで、2名以上、利用時間24時間以内なら料金1,000円(消費税込)のレンタカーが利用できる。
  • 駐車場は利用時間・利用日数にかかわらず無料。収容台数は約1600台以上。1ヶ月以上の長期間駐車の場合は佐賀空港事務所まで連絡が必要。

バス[編集]

九州佐賀国際空港からの路線バスの行き先と時刻等の詳細情報は運行会社に関係なくアクセスバスに記載されている。

以下の事業者が佐賀空港への連絡バスを運行している。国際線接続便は国際線運航日のみ運行する。

開港当初は佐賀市内のほかに佐賀県北部、佐賀県西部、福岡県南部方面向けにバス路線が設定されていたが、これらは利用客数の低迷によりわずか1年程度で相次いで廃止されている。

リムジンタクシー[編集]

完全予約制の乗合タクシー(1人でも利用可)で、空港から概ね30km以内の佐賀県南部・南西部や福岡県南西部の各地に設定されている。運行会社・乗降場所・運賃などの詳細は佐賀空港ホームページ等を参照。佐賀県や経済団体などで構成する佐賀空港活性化推進協議会が支出する補助金によって、2004年12月に開設された嬉野温泉地区を皮切りに、2015年10月に運行開始された有田地区まで14路線が運行されている[31]。利用客数については、最初に開設された嬉野温泉地区が3年半程度でおよそ2,000人の利用に止まるなど低迷していた[32] が徐々に増加し、2014年度の利用者数は15,919人(空港総利用者数550,096人)。地区ごとの利用者は多い順に大牟田市3,239人、柳川大川市2,520人、鹿島市1,979人、嬉野市1,885人となっている[33]

その他[編集]

マルチエアポート制[編集]

2008年7月1日より、福岡空港・北九州空港・佐賀空港の3空港発着の航空券にて、変更可能な航空券であれば乗降地を変更できるマルチエアポート制が適用されている。ただし羽田空港と成田空港などのように国際航空運送協会によって国際的に認められているものではなく、あくまでこれらの空港に共通して就航している航空会社が独自の裁量で実施しているものである。

九州国際空港案[編集]

都心部に近い福岡空港は、市街地における騒音問題から早朝深夜に運用できず、空港の拡張も難しい等の制約を抱えている。このことから、既存の佐賀空港を拡張し、成田関西中部に次ぐ九州国際空港を整備する案を佐賀商工会議所などが提唱している[34]

福岡市、熊本市長崎市などへも周辺の道路や鉄道を利用する事で1時間前後でアクセスすることができ、北部九州における経済効果が見込まれる。しかしコストや需要の問題などから、現在まで実現の目途が立っていない。また、福岡空港の混雑解決策を検討した、国土交通省福岡県、福岡市による「福岡空港調査連絡調整会議」は、近隣空港との連携は福岡空港の混雑の抜本的な解決策にはなり得ないと判断したため、実現の可能性は低くなっている。

夜間貨物便の就航[編集]

「空港から半径2キロ以内に民家がなく、空港周辺の騒音被害の心配がない」という触れ込みで、2004年に夜間貨物便の誘致に成功した[6][35]。重量のある貨物機の運航により着陸料が増え、旅客便に比べ1便当たりの収入が3倍になっている[36]

しかし、空港周辺は佐賀市沿岸部の人口希薄地帯であるため騒音被害は発生していないが、飛行経路下には福岡県柳川市[37] 人口密度の高い地域も位置しているため、福岡県の自治体で騒音被害が問題となった。協議の末、住宅密集地域の上空を避けて飛行するなどの妥協案をとることとなり、深夜の空港付近での飛行ルートは昼間とは違うルートを採用していた。

就航当初は羽田と週14往復を結び、関西国際空港などにも便があったが徐々に縮小され、取扱量も2006年から2016年まで10年連続で減少した[38]。2019年3月31日、物流環境の変化を理由に運行していた週5往復を全便運休。これにより着陸料収入は年間約3500万円減る見通し[39]

一般航空[編集]

佐賀空港内に本社を置くエス・ジー・シー佐賀航空が空中写真撮影や宣伝飛行、農薬散布、飛行訓練などの航空機使用事業や、不定期航空運送事業である遊覧飛行を行っており、ゼネラル・アビエーションの利用も行われている。
フライングクラブ佐賀の本拠地となっている。[40]

佐賀空港が登場するアニメ作品[編集]

陸上自衛隊のオスプレイの配備計画[編集]

陸上自衛隊が導入予定の輸送機V-22の配備が計画されている。南西諸島防衛を主眼に、相浦駐屯地に拠点を置く離島防衛専門の水陸機動団とセットで計画されたもの。 1990年空港建設に際して県と県有明海漁協は協定を結び、付属文書で空港を自衛隊と共用しないと約束した。2013年12月、陸上自衛隊へのオスプレイ17機の導入が閣議決定され、2014年7月、防衛省は佐賀空港への配備を佐賀県に正式に要請した。2018年8月24日、防衛省の計画を佐賀県(山口祥義知事)が受け入れると発表された。2018年9月から2020年6月まで九州防衛局は漁協支所に説明した。2020年7月、防衛省は協議難航のためにオスプレイを暫定的に木更津駐屯地に配備したが、その期限は5年以内と地元と合意したために、2025年7月までに佐賀空港に配備するべく協定見直しを急いでいる。2021年3月、九州防衛局は空港周辺4か所のうち1か所(南川副副支所)のみに事前説明をおこない、土地買収額は1平方メートル4350万円が上限であると説明し、4月、残り3か所は反発、局長が謝罪、6月25日、地権者説明会直前に局長が交代した。 2021年までにオスプレイ17機が配備される予定。発着料として、20年間で100億円が佐賀県に支払われる[41]。しかし公害防止協定の改定や用地交渉の手続きが難航し見通しは立っておらず、11月に防衛省は国内への納入を延期すると発表した[42]2020年3月26日、V-22の導入を前に運用部隊として、輸送航空隊が新編された[43]。佐賀空港への正式配備までは木更津駐屯地に暫定配備され、同年6月にV-22を木更津で受領予定としている[注 1]

関連項目[編集]

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ ただし、輸送航空隊の隷下1個CH-47J飛行隊は熊本県の高遊原分屯地に駐屯している[44]

出典[編集]

  1. ^ a b “佐賀空港がめざす将来像 ~九州におけるゲートウェイ空港へ~” (PDF) (プレスリリース), 佐賀県, (2015年9月), https://www.pref.saga.lg.jp/web/var/rev0/0187/8219/20159221527.pdf 2016年1月21日閲覧。  P18。[リンク切れ]
  2. ^ a b c 世界へ羽ばたけ「九州佐賀国際空港」誕生 - 佐賀新聞 2016年1月17日
  3. ^ 第一種空港としての国際空港には指定されていない。
  4. ^ a b “佐賀空港が開港”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1998年7月29日) 
  5. ^ “発生率 佐賀空港首位 バードストライク 九州注意 総件数 福岡など上位”. 西日本新聞. (2009年3月12日) 
  6. ^ a b c d “オスプレイ配備検討 佐賀空港はどんな場所?”. Yahoo!ニュース. 乗りものニュース. (2014年7月22日). http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140722-00010000-norimono-l41 [リンク切れ]
  7. ^ 「九州佐賀国際空港」に愛称変更、知事が意向 読売新聞 2015年5月19日[リンク切れ]
  8. ^ 佐賀空港の年度別・月別利用実績(国内定期便)”. 佐賀県. 2022年5月26日閲覧。
  9. ^ “夜間貨物便の輸送実績” (PDF) (プレスリリース), 佐賀県, https://www.pref.saga.lg.jp/airport/kiji00313080/3_13080_137152_up_hqd501iq.pdf 2022年5月26日閲覧。 
  10. ^ “佐賀空港が起工”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1993年7月31日) 
  11. ^ a b “福岡“独り勝ち”→進む役割分担 北部九州3空港”. MSN産経ニュース. (2014年1月23日). オリジナルの2014年1月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140123005526/http://sankei.jp.msn.com/region/news/140123/fkk14012303080000-n1.htm 2019年12月5日閲覧。 
  12. ^ 2014年サマーダイヤ 国内線路便計画の一部変更について 〜7月より羽田=佐賀線を増便いたします!〜 〜夏休み期間に羽田=沖縄線をはじめとするリゾート路線の増便を行います!〜 全日本空輸 2014年4月23日付
  13. ^ 佐賀-羽田線増便(5便化)記念セレモニーを実施します 佐賀県 2014年6月26日付[リンク切れ]
  14. ^ “佐賀空港配備方針を表明 オスプレイ導入で防衛相”. 佐賀新聞. (2014年7月21日). http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/85682 
  15. ^ 春秋航空日本、東京/成田〜高松・広島・佐賀線に2014年6月27日就航! ダイヤを発表! Traicy 2014年3月25日付[リンク切れ]
  16. ^ 中国系LCCの「春秋航空日本」も就航延期 パイロット不足で8月まで Sankei Biz 2014年6月6日付
  17. ^ 国内3路線に中国系格安航空=成田拠点の「春秋日本」 時事ドットコム 2014年8月1日付[リンク切れ]
  18. ^ “オスプレイ佐賀空港移駐案 見送り報道”. 佐賀新聞. (2014年8月10日). http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/92590 
  19. ^ 佐賀-台北、定期便が就航 タイガーエア、週2往復 佐賀新聞 - 2018年10月29日
  20. ^ 釜山便、12月23日就航 佐賀空港 - 佐賀新聞
  21. ^ 佐賀空港、韓国LCC大邱便就航へ 佐賀新聞 - 2018年11月21日
  22. ^ 韓国テグ便定期便化 週4便に増便 サガテレビ - 2019年3月31日[リンク切れ]
  23. ^ 佐賀空港の夜間貨物便運休へ 全日空、輸送量減り「継続困難」 佐賀新聞 - 2019年1月24日
  24. ^ 佐賀-大邱線、きょうで運航休止 産経新聞 - 2019年5月28日
  25. ^ 【速報】ソウル便も運休・佐賀空港、19日から ティーウェイ航空 佐賀新聞 - 2019年8月9日
  26. ^ 佐賀-西安線就航 知事「この挑戦成功させる」 佐賀新聞 - 2019年10月29日
  27. ^ 佐賀空港に野ざらしYS-11 化粧直し後に公開へ Archived 2009年12月17日, at the Wayback Machine. 『読売新聞』 2009年12月14日
  28. ^ ANAウイングスの機材・乗務員による運航含む
  29. ^ 佐賀空港の貨物便ダイヤ変更 土日祝運休へ - 佐賀新聞2010年9月1日
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外部リンク[編集]