金海国際空港

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金海国際空港
Gimhae International Airport
IATA: PUS - ICAO: RKPK
概要
国・地域 大韓民国の旗 韓国
所在地 釜山広域市江西区
種類 軍民共用
運営者 大韓民国空軍
韓国空港公社
運用時間 24H
ATISのみ2000-1400(UTC)
標高 2 m (6 ft)
座標 北緯35度10分46.30秒 東経128度56分17.60秒 / 北緯35.1795278度 東経128.9382222度 / 35.1795278; 128.9382222座標: 北緯35度10分46.30秒 東経128度56分17.60秒 / 北緯35.1795278度 東経128.9382222度 / 35.1795278; 128.9382222
公式サイト www.airport.co.kr/gimhae/
地図
金海国際空港の位置
金海国際空港の位置
PUS/RKPK
金海国際空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
18L/36R YES 2,745×45 アスファルト
18R/36L YES 3,200×60 コンクリート
リスト
空港の一覧
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金海国際空港
各種表記
ハングル 김해국제공항
漢字 金海國際空港
発音 キメクッチェゴンハン
日本語読み: きんかいこくさいくうこう
英語表記: Gimhae International Airport
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金海国際空港(キメこくさいくうこう、英語: Gimhae International Airport)は、大韓民国釜山広域市江西区大渚洞にある国際空港である。2019年の旅客数は1693万人だった[1]

軍民共用空港であり、大韓民国空軍第5空中機動飛行団が駐屯している。軍用空港との兼用でもあることから、上空から許可なく空港および周辺を撮影することは法律で禁じられており、その旨機内でもアナウンスされる。

概要[編集]

金海国際空港は1976年に開港した。釜山広域市に所在していながら金海国際空港と呼ばれるのは開港時の地名が慶尚南道金海郡(現・慶尚南道金海市)だったためである(その後、釜山直轄市北区を経て江西区となった)。空港は釜山西部の田園地帯に位置している。

釜山のみならず、ソウル金浦国際空港)や済州など国内線への乗り換えも可能な、韓国南部の空の玄関口であり、日本向けの国際線は東京大阪名古屋(愛知)福岡札幌(北海道)那覇(沖縄)[2]の6箇所の間に運航されている。

2001年仁川仁川国際空港が完成したのに伴い、ソウルでは国際線と国内線で空港が分離された。これを機に、金海国際空港を「国際線と国内線が同じターミナルで乗り換えできる韓国最大の空港」と位置付け、利便性の向上と利用客数の増加を図るため、ターミナルビルの建て替えが行われた。コンパクトで機能的な新国際線ターミナルは2007年11月1日より利用されており、国際線間の乗り継ぎも最小の移動距離で済むように設計されている。現在は、国際線ターミナルと国内線ターミナルは無料シャトルバスで連絡されている(両ターミナルは隣接しており、徒歩でも移動可能)。

金海国際空港が開港する以前は釜山市海雲台区の釜山飛行場が使われていた。これは1940年旧日本軍により建設された水営飛行場が前身で、1946年より民間定期便が運行されており、1958年には釜山飛行場という名称になった。1976年に閉鎖され、跡地にはBEXCOセンタムシティなどが建設された。

国際線ターミナル[編集]

出国審査ゲートを通過した後の出発ロビーでは、簡単な軽食を提供する店が2つあり、デューティーフリーショップは、新世界免税店他2店舗ある。そのほか、セブンイレブンが入居している。ラウンジはKALとアシアナの2つが2階に並んで入っており、共にプライオリティ・パスが使用できる。

国際線ターミナル

就航航空会社と就航都市[編集]

2020年以降、新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの定期便が運休、減便、経路変更となっている。

航空会社就航地ターミナル
大韓航空 ソウル/仁川東京/成田名古屋/中部台北/桃園 国際
大韓航空 ソウル/金浦済州 国内
アシアナ航空 済州 国内
エアプサン 東アジア : 東京/成田大阪/関西福岡札幌延吉青島張家界海口三亜西安香港台北/桃園高雄ウランバートル
東南アジア : クラークカリボダナンニャチャンバンコク/スワンナプームヴィエンチャンコタキナバル
国際
エアプサン ソウル/金浦済州 国内
チェジュ航空 東京/成田大阪/関西福岡張家界台北/桃園セブバンコク/スワンナプームシンガポールグアム 国際
チェジュ航空 ソウル/金浦 国内
ジンエアー 大阪/関西クラークセブダナンバンコク/スワンナプーム 国際
ジンエアー ソウル/金浦済州 国内
ティーウェイ航空 大阪/関西石家荘 国際
ティーウェイ航空 ソウル/金浦 国内
中国国際航空 北京首都 国際
中国南方航空 瀋陽 国際
中国東方航空 上海浦東 国際
香港エクスプレス航空 香港 国際
チャイナエアライン 台北/桃園 国際
タイガーエア台湾 台北/桃園 国際
MIATモンゴル航空 ウランバートル 国際
フィリピン航空 マニラ 国際
ベトナム航空 ハノイホーチミンダナン 国際
ベトジェットエア ハノイホーチミンダナンニャチャン 国際
エアアジア X クアラルンプール 国際

2023年7月現在[3][4]

空港アクセス[編集]

釜山-金海軽電鉄
釜山-金海軽電鉄 空港駅
201番西面駅ゆき市内バス
  • 釜山-金海軽電鉄
  • バス
    • リムジンバス
      • 海雲台方面(大人 10000ウォン、小人 6000ウォン 運行時間 06:55 ~ 21:55) 金海国際空港(Airport)→大南交差点(Daenam Juction)→南川洞(Namcheon-dong)→水営駅(Suyeong Sta.)→ BEXCOオリンピックヨット競技場(Olympic Yacht Stadium)→韓華リゾート(Hanwha Resort)→ウェスティン朝鮮ホテル釜山(The Westin Chosun Hotel)→グランドホテル(Grand Hotel)→ 海雲台海水浴場・ノボテル アンバサダーホテル(Haeundae Beach・Novotel Ambassador Hotel)→パラダイスホテル・免税店(Paradise Hotel・Duty Free Shop)→パレドシズ コンドミニアム(PALE DE CZ Condominium)→萇山駅(Jangsan Sta.)→海雲台白病院(Haeundae Paik Hospital)→東部アパート(Dongbu APT)→大林アパート(Daelim APT)→BEXCO水営駅(Suyeong Sta.)→南川洞(Namcheon-dong)→大南交差点(Daenam Juction)→金海国際空港(Airport)
      • 釜山駅方面(大人 5000ウォン、小人 3000ウォン 運行時間 07:10 ~ 21:40) 金海国際空港(Airport)→西面ロッテホテル・免税店(Seomyeon Lotte Hotel・Duty Free Shop)→西面(Seomyeon)→現代百貨店(Hyundai Dept. Store)→釜山鎮駅(Busanjin Sta.)→釜山駅(Busan Sta.)→東横イン中央洞(Toyoko Inn Jungang-dong)→中央駅(Jungang Sta.)→沿岸旅客ターミナル(Coastal Ferry Terminal)→南浦洞(Nampo-dong)→忠武洞(Chungmu-dong)→ 以下逆順で復路(金海国際空港まで)
    • 市内バス 
      • 307番(金海国際空港[Airport 공항] - 亀浦駅[Gupo Sta. 구포역] - 東萊駅[Dongnae Sta. 동래역] - [BEXCO 벡스코] - 海雲台駅[Haeundae Sta. 해운대역])
      • 1009-1番(江西公営車庫地[Gangseo Public Garage 강서공영차고지] - 金海国際空港[Airport 공항] - 西面駅[Seomyeon Sta. 서면역])- ネオスポ [Neospot APT 네오스포]
      • 1012番(金海国際空港[Airport 공항] - 江西区庁駅[Gangseo-gu Office Sta. 강서구청역] - 東院駅[Dongwon Sta. 동원역] - 金谷駐車場[Geumgok Garage 금곡주차장])
    • 高速バス 慶州浦項方面など
    • マウルバス11番、13番が釜山都市鉄道3号線江西区庁駅京釜線亀浦駅まで運行されている。
  • タクシー 一般タクシーと模範タクシーがある。

今後の予定[編集]

2013年内に新たな就航都市を11箇所まで増やし、また国際線の増便を行なう。当空港はこれらの新規就航や増便に合わせ、1119億ウォン(日本円で約97億円)を投じてボーディングブリッジの増強と手荷物受取所のベルトコンベアを増設するなど、施設の拡張工事を行なう[5]。8月中に設計を終え、2015年の完成を目指して年末頃に工事の着工へ入る。

手狭になっていることから、現在の空港隣接地に滑走路1本、新ターミナルを建設する金海新空港建設計画が2016年に決定したものの、2020年11月17日、国務総理室傘下の金海新空港検証委員会は、「根本的な検討が必要」とする検証結果を発表し、金海新空港建設計画は事実上白紙撤回された。そのため、新空港の建設予定地は加徳島になるものとみられる[6]

2022年4月27日、新空港の建設予定地が加徳島に決定。2025年後半に着工、2035年開港予定。[7]

事故[編集]

脚注[編集]

  1. ^ KAC”. 2022年2月20日閲覧。
  2. ^ アシアナ航空”. 2013年1月2日閲覧。
  3. ^ Flight schedule - Gimhe International Airport
  4. ^ プサン・金海国際空港 飛行機時刻表 - NAVITIME Transit
  5. ^ > 地方釜山・金海空港発着の国際線 大幅増へ=施設も拡充 2013/04/16 11:55 KST
  6. ^ 韓国・南部の金海新空港建設計画 事実上白紙に 2020/11/17
  7. ^ 韓国政府、プサンの新空港となるカドク島新空港推進計画を議決 2035年に開港へ”. sky-budget スカイバジェット. 2023年3月20日閲覧。
  8. ^ Accident description Air China Flight 129”. 2020年2月16日閲覧。
  9. ^ South Korea air safety profile”. 2020年2月16日閲覧。

外部リンク[編集]