釧路空港

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釧路空港
Kushiro Airport
Kushiro airport01.JPG
IATA: KUH - ICAO: RJCK
概要
国・地域 日本の旗 日本
所在地 北海道釧路市
種類 商業
運営者 国土交通大臣
運用時間 8:00 - 21:00
開港 1961年
敷地面積 160 ha
標高 95 m (311 ft)
座標 北緯43度02分27秒 東経144度11分34秒 / 北緯43.04083度 東経144.19278度 / 43.04083; 144.19278座標: 北緯43度02分27秒 東経144度11分34秒 / 北緯43.04083度 東経144.19278度 / 43.04083; 144.19278
ウェブサイト 釧路空港
地図
空港の位置
空港の位置
KUH/RJCK
空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
17/35 III B 2,500×45 舗装
統計 (2014年度)
旅客数 680,607人
貨物取扱量 2,577 t
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空港の一覧
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釧路空港の位置
釧路空港の位置
KUH/RJCK
釧路空港の位置

釧路空港(くしろくうこう、: Kushiro Airport)は、北海道釧路市にある空港空港法では第4条1項5号に該当する空港として政令で定める空港に区分されている。滑走路など施設の一部は白糠郡白糠町に跨る。愛称はたんちょう釧路空港[3]

概要[編集]

釧路市中心部より北西に約20km離れた丘陵上に位置する。近隣に釧路湿原国立公園阿寒国立公園を擁し、道東の拠点空港として重要な役割を担っている。

滑走路は17/35方向に2,500m[4]。一部は高さ50mの高盛土の上に造成されている。滑走路全体に渡り、平行誘導路を有する。着陸帯の幅は300mであり、計器着陸に対応している。計器着陸装置(ILS)は滑走路17に設置。

海岸から約5kmの位置にあり、親潮の上で南風冷やされることから夏場はの影響を受けやすいため[5]、1970年(昭和45年)1月8日にVOR(超短波全方向式無線標識)を設置したのを皮切りに[6]、1973年(昭和48年)11月1日にILSの導入[6]、1995年(平成7年)10月12日から地方空港としては全国で初めてILSカテゴリーIIIAによる運航が始まり[6][7]、霧や悪天候による欠航が200便/年近くあった状況が1/4以下に改善された[8]。さらに2006年(平成18年)4月13日よりILSカテゴリーIIIBで運用している。このため、このシステムに対応している中型機・大型機では濃霧や悪天候時でも安全な離着陸が可能となっている[9]。しかし、北海道内の他の空港との路線では小型のプロペラ機などでの運行が多く、システムに対応していないため、霧の際に欠航する率が高い状況が続いている[10]。 滑走路35方向に新たにカテゴリーIIの設置要望を釧路商工会議所が行っている。これは既存道内便と急増するアジア各国からの航空機はカテゴリーIIの対応機が多い為である。

年間利用客数は、国内669,739人、国際10,868人(2014年度)[2]

1991年(平成3年)11月10日にシンガポールへの国際チャーター便の運航が開始され、国際線の運行が始まることになった[11]

2009年(平成21年)1月からチャーター便で乗り入れを始めた台湾の復興航空が[12]、2012年(平成24年)9月7日から定期便としての運行に切り替えたため、国際線の定期便が初めて就航することになった[13]。この台湾路線は、搭乗率がよく同年12月28日に早くも機材の大型化が行われたものの[14]、航空会社の機材不足が原因で2014年(平成26年)5月末で運航が休止されることになった[15]

国際便の就航に伴うCIQ体制は、税関は函館税関釧路税関支署、出入国管理札幌入国管理局釧路港出張所、検疫は小樽検疫所釧路出張所が対応していた。

道東一帯の各空港を管轄する東京航空局の空港事務所、および海上保安庁の釧路航空基地、新千歳航空測候所釧路空港出張所[16]を併設している。

歴史[編集]

滑走路長1,800mの頃(1977年)の釧路空港の空中写真。1977年撮影の9枚を合成作成。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

施設[編集]

空港ターミナル(11454.73㎡)は釧路空港ビル株式会社が運営している。地上3階建て。外観は、屋根部分は雌阿寒・雄阿寒岳モチーフにしており、建物の赤いラインの縁取りとグレーの外壁色とで丹頂鶴を、正面のグリーンのガラス部分は釧路湿原をイメージしている。

2007年(平成19年)2月にタンチョウが羽ばたく姿のネオンサインが外壁に設置されると共に[40]、つがいのタンチョウのモニュメントが玄関前に設置された[41]

内部は国内線の設備が中心であるが、入国検査場を備えるなど一部に国際線設備も配置する。

ターミナルビル[編集]

  • 1階 - 航空会社カウンター、到着ロビー 、総合案内所、レンタカー受付カウンター、派出所、喫茶店
  • 2階 - 出発ロビー、搭乗待合室、会議室、有料待合室[42]、売店、エフエムくしろサテライトスタジオ
  • 3階 - 送迎デッキ(無料)、レストラン、有料待合室

駐車場[編集]

有料駐車場 - 756台

  • 車種別に1時間ごとの料金設定があり、一定額を超えると24時間までの一律料金になる。
  • 身障者は半額になる。
  • 2011年(平成23年)8月1日から空港内の店舗で1000円以上の買い物をすると1時間無料となった[43]
  • クレジットカード払い、専用プリペイドカード払い対応。

レンタカー[編集]

到着ターミナル内に送迎受付カウンターがあり、空港駐車場外側に営業所がある。店名はいずれも「釧路空港」である。

就航路線[編集]

航空会社が2社以上の場合、最前の航空会社の機材・乗務員で運航する共同運航便(コードシェア便)

国内線[編集]

路線別利用客数[編集]

行き先 年度 利用客数(人/年) 搭乗率(%) 備考
羽田空港 2010

2011

2012

474,199

414,223

449,776

66.5

69.0

63.7

中部国際空港

(愛知県)

2010

2011

2012

101,618

95,455

92,270

65.4

55.5

67.2

伊丹空港

(大阪府)

2010

2011

2012

10,665

11,251

10,337

71.0

70.7

62.4

新千歳空港 2010

2011

2012

96,943

95,854

94,537

32.7

45.8

45.3

丘珠空港

(札幌市)

2010

2011

2012

39,134

36,722

32,564

50.9

48.5

49.8

函館空港 2010

2011

2012

10,090

1,474

廃止

40.9

39.0

--.--

[2]

アクセス[編集]

釧路市中心部まで約22km、阿寒湖温泉まで約56km。 道東自動車道 釧路空港IC(建設中) 阿寒IC

脚注[編集]

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  1. ^ 釧路空港”. 管内空港の現況. 国土交通省東京航空局. 2015年10月13日閲覧。
  2. ^ a b “管内空港の利用状況概況集計表(平成26年度確定値)” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省東京航空局, http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/statistics/pdf/riyou_h26nendo.pdf 
  3. ^ “釧路空港開港50周年 逆風下、需要開拓に知恵 業者連携しツアー 路線削減や機材小型化 旅客減どう歯止め”. 北海道新聞. (2011年7月23日) 
  4. ^ “釧路空港2500メートル滑走路 利用スタート 大型機飛来 式典に華 「道東発展」高まる期待”. 北海道新聞. (2000年12月1日) 
  5. ^ “<探る 霧-釧路の白い主>1 なぜ出る? 親潮の上で南風冷やされ 発生多い夏 道内の天候は安定”. 北海道新聞. (2003年7月23日) 
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 釧路市地域史研究会 『釧路市統合年表:釧路市・阿寒町・音別町合併1周年記念』 釧路市 、2006年10月。
  7. ^ a b “<点検「霧に強い空港」 釧路・カテゴリー3a完成>下 モノが動く 航空貨物に追い風 滑走路延長路線充実も”. 北海道新聞. (1995年10月13日) 
  8. ^ “釧路空港 着陸装置「カテゴリー3a」効果絶大 霧で欠航 大幅減 就航率過去最高 空路の信頼増す”. 北海道新聞. (1998年12月3日) 
  9. ^ “釧路空港 生かしたい先進設備 カテゴリー3 濃霧の着陸 機種次第 道内プロペラ機、多い欠航”. 北海道新聞. (2008年10月28日) 
  10. ^ “<発信2008 霧にも負けず 釧路空港の実力>中 遠い札幌 道内便 対応機種なく”. 北海道新聞. (2008年10月29日) 
  11. ^ a b “釧路から海外直行便”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1991年11月11日)
  12. ^ “台湾・復興航空のチャーター便 釧路空港へようこそ 初就航 満席の乗客乗せ到着”. 北海道新聞. (2009年1月29日) 
  13. ^ a b “初の国際定期便 復興航空が釧路就航 悲願11年 羽ばたく 国際化へ大きな弾み 台北からツアー客 関係者ら出迎え”. 北海道新聞. (2012年9月8日) 
  14. ^ “台湾・復興航空の機材大型化 初便が釧路空港到着”. 北海道新聞. (2012年12月29日) 
  15. ^ a b “<消える国際線>羽田経由 台湾客呼び込め 釧路市と観光団体 乗り継ぎ便活用 「直行」頼み脱却図る”. (2011年4月29日) 
  16. ^ “<なるほど納得 今さら聞いちゃえ!>釧路空港の「測候所出張所」 どんな業務? 気象観測 空の安全守る 風向、風速、気圧…滑走路横の機器で計測”. 北海道新聞. (2012年9月20日) 
  17. ^ 1957年(昭和32年)8月29日運輸省告示第347号「釧路空港の設置について告示」
  18. ^ 1961年(昭和36年)7月22日運輸省告示第239号「釧路空港の供用開始期日等について告示」
  19. ^ “釧路空港 昭和48年11月1日オープン”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1973年11月1日)
  20. ^ 1973年(昭和48年)10月30日運輸省告示第451号「釧路空港の施設に変更を加えた件」
  21. ^ “不振の東亜、全日空”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1975年7月9日)
  22. ^ “混雑解消へ誘導路完成 釧路”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1988年10月6日)
  23. ^ 1989年(平成元年)10月19日運輸省告示第572号「釧路空港の施設に変更を加えた件」
  24. ^ “エアーニッポン 丘珠-釧路線が就航 1時間5分、1日2往復”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1990年4月2日)
  25. ^ “JAS釧路~名古屋線 ANA女満別~名古屋線 就航便が飛び立つ”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1993年7月2日)
  26. ^ “道東の“玄関”一新 釧路空港ビル”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1996年7月4日)
  27. ^ “HACトライアングル実現 函館-釧路線が就航”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1998年7月1日)
  28. ^ “HACの新千歳-釧路線就航”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1999年1月17日)
  29. ^ “釧路空港2500メートル滑走路 利用スタート 大型機飛来 式典に華 「道東発展」高まる期待”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2000年12月1日)
  30. ^ 2000年(平成12年)11月2日運輸省告示第354号「釧路空港の施設について告示した事項に変更を加えた件」
  31. ^ “搭乗率は8割超 HAC 釧路-丘珠線が就航”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2003年8月1日)
  32. ^ “道東、日高で震度6 交通、電気 各地で寸断 大地に海につめ跡 釧路空港が管制不能 JR列車167本運休 道東道など通行止め”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2003年9月26日)
  33. ^ “<こだま>昨年秋の十勝沖地震で二階天井が崩落した釧路空港ビルの修復工事が終わり、二十一日、しゅん工式があった”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2004年4月22日)
  34. ^ “釧路空港 香港チャーター便就航 ドラゴン航空 ほぼ満席 275人到着”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2004年12月26日)
  35. ^ “動物検疫申請 初日はゼロ 釧路空港”. 北海道新聞. (2005年4月8日) 
  36. ^ “愛称は「たんちょう釧路空港」 上がれ知名度 10月にも使用開始”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2006年6月19日)
  37. ^ JAL Webサイト 国内ツアー案内 [1]
  38. ^ 釧路空港ターミナルビル公式サイト JAL「新・鶴丸ロゴ初号機」特別チャーター就航をセレモニーで歓迎![リンク切れ]
  39. ^ ジンエアー、釧路〜ソウル/仁川線にチャーター便を就航へ! 7月〜8月に Traicy 2014年4月4日付
  40. ^ “白いタンチョウ 壁面からふわり 釧路空港 ネオン完成し点灯式”. 北海道新聞. (2007年2月3日) 
  41. ^ “巨大タンチョウ つがいで登場 釧路空港にモニュメント”. 北海道新聞. (2007年2月15日) 
  42. ^ “有料ラウンジで快適に 釧路空港2階に整備 飲み物無料、旅行雑誌も配置”. 北海道新聞. (2010年12月3日) 
  43. ^ “釧路空港駐車場 1時間まで無料 店舗で1000円以上利用者に 来月から”. 北海道新聞. (2011年7月12日) 
  44. ^ ANAウイングスの機材・乗務員で運航する便あり

関連項目[編集]

外部リンク[編集]