高那崎

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高那崎
聖寿奉祝の碑(右)と日本最南端之碑(左)
波照間之碑と星空観測タワー
12月の高那崎

高那崎(たかなざき)は、八重山列島波照間島沖縄県八重山郡竹富町波照間)南東部にある。通常は民間人が訪れることの出来ない無人島である沖ノ鳥島東京都小笠原村)を別にすれば一般的な交通手段で訪れることが可能な日本最南端の地であり、様々な石碑モニュメントが建立されている。

石碑・モニュメントの所在地は高那崎から約800メートル西方に位置しており、波照間島の精確な最南端は石碑・モニュメントから更に南西方向へ約300メートルほど向かった海岸線付近の久成崎(くなりざき)である[1]

主な石碑・モニュメント[編集]

日本最南端之碑[編集]

沖縄返還前の1970年北海道から日本縦断の旅を敢行した学生が旅の終着点として到達した当地にアルバイトで稼いだ費用を投じて建設したコンクリート製の記念碑[2]。柱の上部に三角形の銘標が固定されており、表・裏の両面に「日本最南端之碑」と刻まれている。

波照間之碑[編集]

1972年沖縄返還を記念して神道青年全国協議会が呼びかけ、1977年に完成した日本全国の47都道府県から集められた石を敷き詰めた歩道・蛇の道の終着点に建てられている石碑[3]

聖寿奉祝の碑[編集]

波照間之碑が完成した当初、碑の隣に「国旗掲揚塔」を建ててポールに日章旗を掲揚していたが風雨に晒されやすい環境のため、1985年昭和天皇在位60年を記念して国旗掲揚塔に代わり日章旗のレリーフをはめ込んだ「聖寿奉祝の碑」を新たに建立した[3]。日本最南端之碑と隣り合っていることから、一対ないし聖寿奉祝の碑が「日本最南端之碑」で実際の「日本最南端の碑」は案内標であるかのように誤認される場合が有るが、両碑に直接の関連性は無い。

日本最南端平和の碑

日本最南端平和の碑[編集]

1995年に竹富町が終戦50年を記念して建立した石碑。この石碑を建立するに当たっては国のコミュニティーアイランド事業を活用し、波照間島星空観測タワーが建設されると共に多目的広場「日本最南端の広場」と屋外ステージが整備された。

脚注[編集]

  1. ^ 座標/北緯24度2分44.8秒 東経123度47分35.5秒 / 北緯24.045778度 東経123.793194度 / 24.045778; 123.793194 (久成崎)
  2. ^ 日本最南端の碑(沖縄コンパクト事典)
  3. ^ a b 神道青年全国協議会とは

関連項目[編集]

座標: 北緯24度2分59.3秒 東経123度48分18.2秒 / 北緯24.049806度 東経123.805056度 / 24.049806; 123.805056