ライオネル・リッチー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ライオネル・リッチー
2011年4月、オーストラリア / ニュージーランドツアーでの様子。
2011年4月、オーストラリア / ニュージーランドツアーでの様子。
基本情報
出生名 Lionel Brockman Richie
出生 1949年6月20日(64歳)
アメリカ合衆国,アラバマ州,タスキーギ
ジャンル ソウル
R&B
ポップ
ポップ・ロック
職業 シンガーソングライター
ミュージシャン
作詞家
作曲家
編曲家
音楽プロデューサー
俳優
担当楽器 ヴォーカル
ピアノ
キーボード
サックス
活動期間 1968年 - 現在
レーベル Island, MCA, Motown
公式サイト lionelrichie.com

{{{Influences}}}

ライオネル・ブロックマン・リッチー・ジュニアLionel Brockman Richie, Jr.1949年6月20日 - )は、アメリカシンガーソングライター音楽プロデューサーである。ブラックミュージックを超越した、黒人のポップスターとして評価の高いアーティストの一人。なお、現在までの全世界アルバムトータルセールスは、1億枚以上を誇る[1]

人物[編集]

1974年に、コモドアーズのメンバーとしてデビュー。1982年からはソロ活動を行うようになり、1983年にリリースされたアルバム『オール・ナイト・ロング(Can't Slow Down)』は、全世界でトータルセールス2000万枚を超える彼の一大出世作である。そんな彼の代表曲でもある「エンドレス・ラブ」や「オール・ナイト・ロング」等は、時代を超えるR&Bのスタンダードナンバーとして、現在も非常に人気が高い。

プライベートでは、1975年に大学で知り合ったブレンダ(Brenda Harvey)と結婚しており、彼女と共に、1983年にニコール・リッチーを養子に迎え入れている。しかし1993年に離婚し、25億円の慰謝料を支払ったと言われている[2]

歴史[編集]

デビュー[編集]

アラバマ州タスキーギ出身。1968年タスキーギ大学在学中にコモドアーズを結成。同大学卒業後、オーバーン大学大学院に学んだが、後にモータウンと契約し、ジャクソン5のバック・バンドを務める。ライオネルは、サックスを担当していた。

コモドアーズ[編集]

コモドアーズは、1974年にアルバム『マシン・ガン』でデビューする。当初は、演奏面に比重を置いたファンク・バンドであったが、やがてライオネルの甘い歌声をフィーチャーしたバラード曲「イージー」などのヒットを飛ばし、その路線を押し進めるようになる。

ライオネルは、作曲家としても数々のアーティストに曲を提供、ケニー・ロジャースの「レイディ」は、1980年に全米1位の大ヒットとなる。翌1981年には、ダイアナ・ロスとのデュエット曲「エンドレス・ラブ」も、全米1位の大ヒットを記録した。現在もデュエット・バラードの定番となっている。

ソロ活動[編集]

1982年、ライオネルはコモドアーズを脱退し、ソロ活動を開始する。同年に「トゥルーリー」が大ヒット。翌1983年に発表したアルバム『オール・ナイト・ロング(Can't Slow Down)』からは「オール・ナイト・ロング」、「ハロー(心の扉)」などの大ヒット曲が生まれ、ライオネルは一躍アメリカを代表するスーパースターとなった。

1985年にはマイケル・ジャクソンとの共作で、USAフォー・アフリカのチャリティー曲「ウィ・アー・ザ・ワールド」を作曲。居並ぶスーパースターたちの中で名誉ある歌い出しを務めた。1986年発表の『セイ・ユー、セイ・ミー(Dancing on the Ceiling)』からは「セイ・ユー、セイ・ミー」が5曲目の全米1位を獲得するが、この後ライオネルはしばらく表舞台から退いた。なお、「セイ・ユー、セイ・ミー」でアカデミー歌曲賞を受賞している。

1996年に、10年ぶりとなる復帰作を発表し、その後もマイペースでアルバムを発表しているが、ヒットはしていない。近年では、養子の娘ニコール・リッチーがテレビパーソナリティとして人気者となっており、また、離婚した元妻から請求された莫大な慰謝料と豪勢な生活ぶりが報じられるなど、音楽以外の面で話題になってしまっている。

2006年、2年ぶりのアルバム『カミング・ホーム』がBillboard 200で初登場6位にランクインし、彼にとって初めてとなるBillboardチャート初登場TOP10入りを果たした。その後もセールスを伸ばし続け、結果的に50万枚以上を売り上げ、全米でゴールド・ディスクを獲得。久々のヒット作となった。

2009年、3年ぶりとなるニューアルバム『ジャスト・ゴー』をリリースし、Billboard 200で初登場24位にランクインした。今作では、エイコン等の新鋭アーティストとも共演を果たしており、非常にポップな作品となっている。同年7月7日、マイケル・ジャクソンの追悼会にて「"Jesus is Love"」を披露した。

2012年3月5日ケニー・ロジャースら多くの有名カウントリー歌手とデュエットを行ったコラボレーションアルバム『タスキーギ』がリリースされた。カナダ、ドイツ、イギリスを初めととする数多くのナショナルアルバムチャートにて上位を獲得。既にデンマークでは、ゴールドディスクを獲得している[3]。また、全米アルバムチャートにおいても、20万枚近くを売り上げ、初登場2位を記録した[4]。これは、サウンドスキャンが、1991年にアルバムの販売枚数を調査し始めて以来、彼にとっては、自身最高の初週売り上げ枚数である[5]

近年の活動[編集]

元々は、欧米諸国やアジア諸国で非常に人気が高いライオネルだが、近年、彼の人気はモロッコドバイを始めとするアラブ諸国でも高まっており、この地域でのライヴ活動も増えてきている。

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

シングル[編集]

1981年

  • Endless Love duet with Diana Ross (US POP #1/R&B #1)

1982年

  • Truly (US POP #1/R&B #2)

1983年

  • You Are (US POP #4/R&B #2)
  • My Love (US POP #5/R&B #6)
  • All Night Long (All Night) (US POP #1/R&B #1)
  • Running With The Night (US POP #7/R&B #6)

1984年

  • Hello (US POP #1/R&B #1)
  • Stuck On You (US POP #3/R&B #8)
  • Penny Lover (US POP #8/R&B #8)
  • Say You, Say Me (US POP #1/R&B #1)

1986年

  • Dancing On The Ceiling (US POP #2/R&B #6)
  • Love Will Conquer All (US POP #9/R&B #2)
  • Ballerina Girl (US POP #7/R&B #5)

1987年

  • Deep River Woman with Alabama (US POP #71/R&B #--)
  • Se La (US POP #20/R&B #12)

1992年

  • Do It To Me (US POP #21/R&B #1)
  • My Destiny (US POP #--/R&B #56)
  • Love, Oh Love

1996年

  • Don't Wanna Lose You (US POP #39/R&B #17)
  • Ordinary Girl (US POP #101/R&B #76)
  • Still In Love

1998年

  • Time
  • I Hear You Voice

2000年

  • Angel (US POP #70/R&B #--)
  • Don't Stop The Music

2001年

  • Tender Heart
  • The One with Juliette

2003年

  • To Love A Woman with Enrique Iglesias

2004年

  • Just For You (US POP #92/R&B #--)
  • Long Long Way To Go

2006年

  • I Call It Love (US POP #62/R&B #19)
  • What You Are (US POP #--/R&B #57)
  • Why

2008年

  • Face In The Crowd
  • Good Morning

2009年

  • Just Go

映像作品[編集]

  • 2003年 Collection

受賞歴[編集]

  • グラミー賞
    • 1983年 Best Male Pop Vocal Performance "Truly"
    • 1985年 Album of the Year "Can't Slow Down"
    • 1986年
      • Song of the Year "We Are the World" performed by USA for Africa
      • Record of the Year "We Are the World" performed by USA for Africa
  • アメリカン・ミュージック・アウォーズ
    • 1983年 Favorite Pop/Rock Single "Truly"
    • 1984年 Favorite Soul/R&B Single "All Night Long(All Night)"
    • 1985年
      • Favorite Pop/Rock Male Artist
      • Favorite Pop/Rock Video "Hello"
      • Favorite Pop/Rock Male Video Artist
      • Favorite Soul/R&B Male Artist
      • Favorite Soul/R&B Video "Hello"
      • Favorite Soul/R&B Male Video Artist
    • 1987年
      • Favorite Pop/Rock Male Artist
      • Favorite Pop/Rock Video "Dancing on the Ceiling"
      • Favorite Soul/R&B Male Artist
      • Favorite Soul/R&B Male Video Artist

日本公演[編集]

その他[編集]

  • 日本では「セイ・ユー、セイ・ミー」がスーパーマーケット・西友のテーマソングとして使われていた。
  • 1987年5月に行われた東京後楽園球場でのコンサートは日本テレビで録画放映された。

出典[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/lionel/news.html
  2. ^ http://www.tv-asahi.co.jp/ss/252/special/top.html
  3. ^ Andy Hermann (2012年3月29日). “Certificeringer”. IFPI Denmark. 2012年3月29日閲覧。
  4. ^ Tim Mosenfelder (2012年3月29日). “Madonna, Lionel Richie Set For Big Billboard 200 Debuts”. Billboard. 2012年3月29日閲覧。
  5. ^ Tim Mosenfelder (2012年3月29日). “Madonna Debuts at No. 1 on Billboard 200, Lionel Richie at No. 2”. Billbaord.com. 2012年3月29日閲覧。