そんなヒロシに騙されて

「そんなヒロシに騙されて」
サザンオールスターズの楽曲
収録アルバム	『綺麗』
リリース	1983年7月5日
規格	LP
録音	1983年
ジャンル	ロック
レーベル	ビクタータイシタ
作詞者	桑田佳祐
作曲者	桑田佳祐
プロデュース	高垣健 サザンオールスターズ
カバー
高田みづえ（1983年） ジューシィ・フルーツ（1983年）
『綺麗』収録順
ALLSTARS' JUNGO (5) 「そんなヒロシに騙されて」 (6) NEVER FALL IN LOVE AGAIN (7)

「そんなヒロシに騙されて」（そんなヒロシにだまされて）は、1983年に発表されたサザンオールスターズの歌。作詞・作曲は桑田佳祐。原由子がボーカルを担当した。

高田みづえ、ジューシィ・フルーツがカヴァーし、両者のシングルが同年8月21日に同時にリリースされた。

サザンオールスターズ版についてはアルバム『綺麗』の項を参照。本項では高田みづえ版とジューシィ・フルーツ版について記述する。

高田みづえ版

「そんなヒロシに騙されて」
高田みづえ の シングル
B面	アメジスト
リリース	1983年8月21日
ジャンル	J-POP
レーベル	テイチクエンタテインメント
作詞・作曲	桑田佳祐
チャート最高順位
週間6位（オリコン） 1983年度年間45位（オリコン） 5位（ザ・ベストテン）
高田みづえ シングル 年表
蒼いパリッシュ (1983年)　 そんなヒロシに騙されて (1983年) 秋冬 (1984年)

高田みづえ版は、1983年8月21日にテイチクから21枚目のシングルとして発売された。

高田はこの曲で1980年の「私はピアノ」以来、7作ぶりにオリコンTOP10入りを果たし、最高位は6位まで上昇した。また、シングル売上も30万枚を超える記録となり、「私はピアノ」「硝子坂」に次ぐ3番目のヒット曲となる。TBS系「ザ・ベストテン」でも、「私はピアノ」以来3年ぶりにランクインされた。なお、高田のオリコンTOP10入り及び「ザ・ベストテン」のランクインは同曲が最後となり、2年後の1985年6月をもって高田は歌手業を含め芸能活動を引退し、以後は相撲の松ケ根親方（元大関若島津）と結婚し、松ケ根部屋の「おかみさん」になった。

高田みづえ版シングルの収録曲

1. そんなヒロシに騙されて（作詞・作曲：桑田佳祐、編曲：若草恵）
2. アメジスト（作詞：秋元康、作曲：松宮恭子、編曲：若草恵）

ジューシィ・フルーツ版

「そんなヒロシに騙されて」
ジューシィ・フルーツ の シングル
B面	メビウス・ラヴ
リリース	1983年8月21日
ジャンル	J-POP
レーベル	日本コロムビア
作詞・作曲	桑田佳祐
ジューシィ・フルーツ シングル 年表
夢見るシェルター人形 （1983年） そんなヒロシに騙されて （1983年） Boys be アンビシャス （1983年）

ジューシィ・フルーツ版は、1983年8月21日に日本コロムビアから11枚目のシングルとして発売された。

サザン版・高田版とやや異なり、グループ・サウンズを意識したアレンジとなっている（ジャケットもメンバーがGSチックに身を包んでいる）。この曲で『オレたちひょうきん族』（フジテレビ系）の「ひょうきんベストテン」に出演した時は、フラワーダンシングチームをバックに苦笑しながら演奏していた（1983年10月8日放送分）。

ジューシィ・フルーツ版シングルの収録曲

1. そんなヒロシに騙されて（作詞・作曲：桑田佳祐、編曲：ジューシィ・フルーツ）
2. メビウス・ラヴ（作詞：神田ヒロミ、作曲：奥野敦子、編曲：茂木由多加）