2010年の横浜ベイスターズ
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2010年の横浜ベイスターズ | |
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成績 | |
セントラル・リーグ6位 | |
48勝95敗1分 勝率.336 | |
本拠地 | |
都市 | 神奈川県横浜市 |
球場 | 横浜スタジアム |
球団組織 | |
オーナー | 若林貴世志 |
経営母体 | TBSホールディングス |
監督 | 尾花高夫 |
スローガン | |
FULL SEASON FULL POWER, Analyzing Baseball | |
« 2009 2011 » |
2010年の横浜ベイスターズ(2010ねんのよこはまベイスターズ)では、2010年における横浜ベイスターズの動向をまとめる。
この年の横浜ベイスターズは、尾花高夫監督の1年目のシーズンである。
概要
尾花監督1年目のシーズンは4月こそ借金3と前年より健闘したが[1]、その後は投手陣が崩壊し[2][3]、交流戦では最下位に転落[4]。早々に優勝戦線&クライマックスシリーズ争いから脱落した[5]。その後もチームの状態が好転することはなく、結局優勝した中日に32ゲーム、5位の広島に10.5ゲーム差をつけられ、3年連続最下位でシーズンを終えた[6]。投手陣は2ケタ勝利を挙げたのがこの年ロッテからトレードで移籍してきた清水直行だけで残りは全員勝ち星1桁に終わり、チーム防御率は4.88でダントツのリーグ最下位。打撃陣はこの年フジテレビの長野翼アナと結婚した内川聖一がチーム首位打者、主砲の村田修一がチーム本塁打王、前年レギュラー定着の石川雄洋がチーム最多盗塁を記録するなど個人の活躍は目立ったが、チーム本塁打数はこの年3位の巨人に100本以上も差をつけられた。シーズン終盤以降には住生活グループへの買収交渉がチームの話題の中心になったが、最終的に翌年もTBSが球団保有を継続することになった[7][8]。
チーム成績
レギュラーシーズン
1 | 遊 | 石川雄洋 |
---|---|---|
2 | 中 | 早川大輔 |
3 | 一 | 内川聖一 |
4 | 三 | 村田修一 |
5 | 左 | スレッジ |
6 | 二 | カスティーヨ |
7 | 捕 | 橋本将 |
8 | 右 | 吉村裕基 |
9 | 投 | ランドルフ |
順位 | 4月終了時 | 5月終了時 | 6月終了時 | 7月終了時 | 8月終了時 | 最終成績 | ||||||
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1位 | 巨人 | -- | 巨人 | -- | 巨人 | -- | 阪神 | -- | 阪神 | -- | 中日 | -- |
2位 | 阪神 | 2.0 | 阪神 | 4.5 | 阪神 | 5.0 | 巨人 | 0.5 | 巨人 | 1.0 | 阪神 | 1.0 |
3位 | 中日 | 4.5 | 中日 | 6.5 | 中日 | 8.0 | 中日 | 4.0 | 中日 | 2.5 | 巨人 | 1.0 |
4位 | 横浜 | 6.0 | 横浜 | 11.5 | ヤクルト | 15.0 | ヤクルト | 12.5 | ヤクルト | 7.0 | ヤクルト | 6.5 |
5位 | 広島 | 7.0 | 広島 | 12.5 | 広島 | 15.5 | 広島 | 18.0 | 広島 | 18.0 | 広島 | 21.5 |
6位 | ヤクルト | 7.5 | ヤクルト | 16.5 | 横浜 | 18.5 | 横浜 | 21.0 | 横浜 | 24.5 | 横浜 | 32.0 |
期間 成績 |
13勝16敗 勝率.448 |
7勝13敗 勝率.350 |
5勝16敗 勝率.238 |
6勝13敗 勝率.316 |
9勝16敗1分 勝率.360 |
8勝20敗1分 勝率.286 |
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 中日ドラゴンズ | 79 | 62 | 3 | .560 | 優勝 |
2位 | 阪神タイガース | 78 | 63 | 3 | .553 | 1.0 |
3位 | 読売ジャイアンツ | 79 | 64 | 1 | .552 | 1.0 |
4位 | 東京ヤクルトスワローズ | 72 | 68 | 3 | .514 | 6.5 |
5位 | 広島東洋カープ | 58 | 84 | 2 | .408 | 21.5 |
6位 | 横浜ベイスターズ | 48 | 95 | 1 | .336 | 32.0 |
日本生命 セ・パ交流戦2010
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | オリックス・バファローズ | 16 | 8 | 0 | .667 | 優勝 |
2位 | 埼玉西武ライオンズ | 14 | 10 | 0 | .583 | 2.0 |
3位 | 福岡ソフトバンクホークス | 13 | 10 | 1 | .565 | 2.5 |
4位 | 千葉ロッテマリーンズ | 13 | 10 | 1 | .565 | 2.5 |
5位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 13 | 10 | 1 | .565 | 2.5 |
6位 | 北海道日本ハムファイターズ | 12 | 11 | 1 | .522 | 3.5 |
7位 | 読売ジャイアンツ | 12 | 12 | 0 | .500 | 4.0 |
8位 | 阪神タイガース | 11 | 12 | 1 | .478 | 4.5 |
9位 | 中日ドラゴンズ | 11 | 13 | 0 | .458 | 5.0 |
10位 | 広島東洋カープ | 10 | 12 | 2 | .455 | 5.0 |
11位 | 東京ヤクルトスワローズ | 9 | 14 | 1 | .391 | 6.5 |
12位 | 横浜ベイスターズ | 6 | 18 | 0 | .250 | 10.0 |
- 同率の場合は前年の順位で上位のチームが上位にランクされる
オールスターゲーム2010
→詳細は「2010年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
- 選出選手
ポジション | 名前 | 選出回数 |
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投手 | 山口俊 | 初 |
個人成績
主な投手成績
- 色付きは規定投球回数(144イニング)以上の選手
- 太字はリーグ最高
選手 | 登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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[[]]| |
主な打撃成績
- 色付きは規定打席(452打席)以上の選手
- 太字はリーグ最高
- 10打席以上の選手を表記
選手 | 試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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[[]]| |
できごと
入団・退団
シーズン開幕前
本節では、前レギュラーシーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。なお、退団の去就はスポーツ関係又は芸能関係の職業に転身した場合のみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身もしくは去就不明を示す。
支配下選手 | |||||||
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入団 | 退団 | ||||||
No. | 選手名 | 入団区分 | 前所属 | No. | 選手名 | 退団区分 | 去就 |
投手 | |||||||
13 | 坂元弥太郎 | 交換トレード2 | 北海道日本ハムファイターズ | 13 | 那須野巧 | 交換トレード1 | 千葉ロッテマリーンズ |
16 | 加賀繁 | ドラフト2位 | 住友金属鹿島 | 17 | 加藤武治 | 交換トレード2 | 北海道日本ハムファイターズ |
17 | 清水直行 | 交換トレード1 | 千葉ロッテマリーンズ | 32 | 松家卓弘 | 交換トレード2 | 北海道日本ハムファイターズ |
27 | ブーチェック | 新外国人 | ピッツバーグ・パイレーツ | 10 | グリン | 自由契約 | ニューアーク・ベアーズ |
34 | 篠原貴行 | 福岡ソフトバンクホークス | 27 | 山北茂利 | 自由契約 | ||
44 | 大家友和 | FA | キンタナロー・タイガース | 34 | 三橋直樹 | 自由契約 | ベイスターズ打撃投手 |
47 | 眞下貴之 | ドラフト4位 | 東海大学付属望洋高 | 37 | 岡本直也 | 自由契約 | オアハカ・ウォーリアーズ |
48 | 安斉雄虎 | ドラフト3位 | 向上高 | 47 | 工藤公康 | 自由契約 | 埼玉西武ライオンズ |
49 | 福田岳洋 | ドラフト5位 | 香川オリーブガイナーズ | 42 | マストニー | 自由契約 | サマセット・ペイトリオッツ |
56 | 杉原洋 | トライアウト合格 | NOMOベースボールクラブ | 48 | ウォーランド | 自由契約 | 斗山ベアーズ |
64 | 松山傑 | 交換トレード2 | 北海道日本ハムファイターズ | 99 | 横山道哉 | 現役引退 | ベイスターズスコアラー |
66 | 王溢正 | 新外国人 | La Newベアーズ | ||||
捕手 | |||||||
10 | 橋本将 | FA移籍 | 千葉ロッテマリーンズ | 49 | 齋藤俊雄 | 交換トレード1 | 千葉ロッテマリーンズ |
内野手 | |||||||
32 | 稲田直人 | 交換トレード2 | 北海道日本ハムファイターズ | 7 | 仁志敏久 | 自主退団 | ランカスター・バーンストーマーズ |
42 | ハーパー | 新外国人 | オークランド・アスレチックス傘下マイナー | 55 | 呉本成徳 | 現役引退 | |
51 | カスティーヨ | 新外国人 | 統一セブンイレブン・ライオンズ | 56 | 斉藤秀光 | 現役引退 | |
55 | 筒香嘉智 | ドラフト1位 | 横浜高 | ||||
外野手 | |||||||
3 | スレッジ | 新外国人 | 日本ハムファイターズ | 65 | 関口雄大 | 交換トレード2 | 北海道日本ハムファイターズ |
37 | 早川大輔 | 金銭トレード | 千葉ロッテマリーンズ | 3 | ジョンソン | 自由契約 | タンパベイ・レイズ |
育成選手 | |||||||
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入団 | 退団 | ||||||
No. | 選手名 | 入団区分 | 前所属 | No. | 選手名 | 退団区分 | 去就 |
投手 | |||||||
111 | 国吉佑樹 | 育成ドラフト1位 | 秀岳館高 | ||||
115 | 小林公太 | 育成ドラフト2位 | 多摩大学附属聖ヶ丘高 |
シーズン開幕後
本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。
入団
選手名 | 背番号 | 前所属 | 備考 |
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江尻慎太郎(投手) | 52 | 北海道日本ハムファイターズ | 4月2日、石井裕也とトレード |
井手正太郎(外野手) | 12 | 福岡ソフトバンクホークス | 4月20日、吉川輝昭とトレード |
退団
選手名 | 去就 |
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石井裕也(投手) | 4月2日、江尻慎太郎とトレードで日本ハムに移籍 |
吉川輝昭(投手) | 4月20日、井手正太郎とトレードでソフトバンクに移籍 |
吉見祐治(投手) | 5月9日、金銭トレードでロッテに移籍 |
選手・スタッフ
|
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ドラフト
→詳細は「2010年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)」を参照
順位 | 選手名 | ポジション | 所属 | 結果 |
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1位 | 須田幸太 | 投手 | JFE東日本 | 入団 |
2位 | 加賀美希昇 | 投手 | 法政大学 | 入団 |
3位 | 荒波翔 | 外野手 | トヨタ自動車 | 入団 |
4位 | 小林寛 | 投手 | 大阪学院大学 | 入団 |
5位 | 大原慎司 | 投手 | TDK | 入団 |
6位 | 福山博之 | 投手 | 大阪商業大学 | 入団 |
7位 | 大原淳也 | 内野手 | 香川オリーブガイナーズ | 入団 |
8位 | 靍岡賢二郎 | 捕手 | 愛媛マンダリンパイレーツ | 入団 |
育成選手ドラフト | ||||
順位 | 選手名 | ポジション | 所属 | 結果 |
1位 | 松下一郎 | 捕手 | 関西外国語大学 | 入団 |
出典
- ^ 投げて!打って!当たって!?清水でベイ4位浮上スポニチ2010年4月30日配信
- ^ 大家14ぶり凱旋飾れず…横浜、完全投壊スポニチ2010年5月14日配信
- ^ 横浜 救援陣崩壊で今季ワースト7連敗スポニチ2010年6月11日配信
- ^ 三浦7失点KO…横浜交流戦3年連続最下位スポニチ2010年6月13日配信
- ^ 横浜 巨人戦7連敗で自力Vが消滅スポニチ2010年6月27日配信
- ^ 横浜 3年連続最下位 “分析”も防御率悪化 意識改革ができずスポニチ2010年9月26日配信
- ^ 住生活G 横浜買収「前向きに検討」
- ^ 横浜買収問題 昨年は住生活グループが最終段階で破談
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||
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優勝 | 中日ドラゴンズ | 2位 | 阪神タイガース | 優勝 | 福岡ソフトバンクホークス | 2位 | 埼玉西武ライオンズ |
3位 | 読売ジャイアンツ | 4位 | 東京ヤクルトスワローズ | 3位 | 千葉ロッテマリーンズ | 4位 | 北海道日本ハムファイターズ |
5位 | 広島東洋カープ | 6位 | 横浜ベイスターズ | 5位 | オリックス・バファローズ | 6位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
:日本一 :日本シリーズ出場 :CSファイナル敗退 | |||||||