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== NBA独自のルール == |
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[[国際バスケットボール連盟]] (FIBA) ルール<ref>{{cite web|url=http://www.fiba.com/pages/eng/fc/FIBA/ruleRegu/p/openNodeIDs/897/selNodeID/897/baskOffiRule.html|title=Official Basketball Rules |publisher=[[FIBA]].com |date=2010-04-30 |accessdate=2012-03-29 }}</ref>とは異なる独自のNBAルール<ref>{{cite web|url=http://www.nba.com/analysis/rules_index.html|title=Official Rules of the National Basketball Association |publisher=NBA.com |date=2008-09-08 |accessdate=2012-03-29 }}</ref>があり、その違いからオリンピック、世界選手権などでアメリカが苦戦を強いられる要素にもなっている。ただし、2010年10月から五輪や世界選手権で、2012年10月からは各国で、それぞれFIBAルールが改正され、3ポイントラインが50cm下がり、ペイントゾーンが長方形になる。これによって国際ルールとNBAルールが近づくことになる。 |
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===概要=== |
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[[File:NBA court restricted area.pdf|thumb|フロントコート図]] |
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[[File:Nba court Imaginary lane.png|thumb|3秒ルール拡張仮想レーン]] |
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[[File:Nba court lower defensive box.png|thumb|ロワー・ディフェンシブ・ボックス(LDB)図]] |
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* コート規格、公認球規格が異なる。 |
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* ゴール下のペイントゾーンが長方形である。国際ルールでは台形であったが、これについては国際ルールがNBAと同様の長方形に変化し、過去の独自ルールとなっている。 |
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* 3ポイント・ラインが国際ルールよりもゴールからの距離が大きい。(アーチ部はリング中心から7.24m、両コーナー近傍の直線部は6.71m)3ポイントショットを、ショット・フロム・ダウンタウンと呼ぶこともある。 |
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* ノーチャージ・エリア:ゴール真下の半円より内側ではオフェンスのチャージングが適用されない。(国際ルールに適用済み)相手からチャージングを獲得することに長けたディフェンダーは両足がエリア外に付いている事を意識してプレーをしている。 |
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*3秒ルール区域がペイントゾーンだけでなく、エンドゾーン外へ4フィート延長した'''仮想レーン'''でも適用される。3秒[[ヴァイオレイション]]回避に、安易にアウトオブバウンズを利用できなくしている。 |
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* パーソナルファウル6つで退場となる。またスポーツマンシップに反した暴言や乱闘が起きた場合、テクニカルファウルとなり相手チームに1フリースローとボール保持権が渡る。テクニカルファウル2つで退場となる。明らかに故意によるもの、相手選手に怪我を負わせるような悪質なものはフレグラントファウルと呼ばれ、2フリースローとボール保持権が渡る。一発退場や罰金、出場停止になる場合もある。罰金は2,000ドルを超える場合もあり高額である。 |
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* ディフェンス[[3秒ルール]]:オフェンスプレイヤーにマークマンとしてついていないディフェンダーは、ゴール下のペイントゾーンに3秒以上留まっていてはいけない。相手チームに1フリースロー。ショットクロックは14秒以上は保持されそれ以下は14秒にリセットし、サイドラインからのインバウンド(スローイン)で攻撃再開。 |
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* タイムアウトは、フルタイムアウトが前後半合計6回20秒タイムアウトが前後半各1回。オーバータイム時は60秒タイムアウトが2回、20秒タイムアウトが1回。タイムアウトの申請はヘッドコーチだけでなくプレー中ボールを保持している選手も可能。ショットクロックは保持される。タイムアウトは、ファウルゲームを仕掛けた際に残り試合時間のロスを防ぐなど、終盤になるほど戦術的に重要なものとなる。 |
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* 着用可能背番号は、00,0,1〜55(56以上はリーグ申請が必要) |
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* 試合時間は、1試合各12分4分割(クォーター)方式、計48分である。クォーター間のインターバルは130秒。2Qと3Qの間に15分間ハーフタイムが入る。10分4クオーターで行われる国際ルールの試合よりも8分長い。1試合当たりの所要時間は、およそ2時間から2時間半に及ぶ。 |
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* ジャンプボールシチュエーション時、両チーム交互のスローインではなくジャンプボールとなる。 |
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* 攻撃中に起きたヘルドボール(両チームの選手が同時にボールをつかみ、どちらが保持か判断できない状態)の際は、ショットクロックは14秒以上の場合は保持され、14秒未満の場合は、14秒にリセットされ、ジャンプボールで再開される。 |
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*コート上の4つの単線で区画される'''ロワー・ディフェンシブ・ボックス'''(LDB)と呼ばれる区域が設定されており、ここでは、ボールを保持しゴールに正対していない(背を向けている或いは横を向いている)オフェンスに対して、ディフェンダーは肘を曲げた状態での上腕、あるいは肘を曲げた状態での手、またはそれら両方を触れてのディフェンスが許される。格闘技とも称されるNBA特有の激しい鬩ぎ合いが見られる。またボールを保持しその状態で5秒以上経過するとオフェンスにオーバータイムバイオレイションが課される。両手同時や、肘を伸ばした状態で当たった場合はディフェンスのファウルとなる。 |
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*インスタント・リプレー:規定の時間帯や必要に応じてビデオ判定が行われる。 |
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{{Ref_bsk|3秒ルール|ノーチャージエリア (バスケットボール)|ペイントエリア (バスケットボール)|スリー・ポイント・フィールド・ゴール}} |
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===補足=== |
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[[image:Tom Washington, Monty McCutchen, Brent Barnaky on March 30, 2011.jpg|thumb|インスタントリプレイで確認するNBAオフィシャル]] |
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* 微妙な判定や、クロックの修正(0.1秒単位での修正がある。)に、録画判定(インスタントリプレイと呼ばれる。)が使用される場合がある。 |
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* アリウープパスにおける違い:アリウープとは、パスされたボールを空中で受け取り、そのままダンクやレイアップを決めるプレーのこと。しかし、バスケットボールにおいてはシュートしたボールに対して落下を始めてから手を触れると反則となる。アリウープの場合、直前のパスがシュートと疑われる可能性がある。シュートと判断された場合は反則となる |
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* トラベリングに関して、無意味な場面で必要以上に厳しく取らない傾向があり、初心者などが見ると理解できない場合があるが、攻撃側に少しでも有利となる場面では、非常に厳密に判定が為されるので、ゲームレベルを損なうことはない。 |
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* アマチュアの試合では、点差に拘わらず最後まで通常のプレーが行われるが、NBAの場合、点差と残り時間に応じて、勝利チームは最後の攻撃は行わず、フロントコートで、ドリブルキープなどをしてタイムアップを待つ事が対戦チームへの敬意を表するために行われる。NBAの場合、各ピリオドで残り1分以内は時間計測が0.1秒単位であるので、逆転の可能性が残っている場合は、残り時間が0になるまで、激しく攻防が繰り返されることは言うまでもない。但し、1プレーに際して、最低0.3秒はゲームクロックから減らされる。従ってゲームクロックが0.3秒を下回った時点で、ピリオドは終了となる。 |
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===ドレスコード=== |
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:NBAでは、選手が、ゲームウェアー以外で、チームやリーグに関わる場で、相応しい装いをすることを規定している。ショートパンツ、ジャージ、ノースリーブシャツ、Tシャツ、サンダル、冠り物、ヘッドフォン、チェーンやペンダントなどが禁じられている。<ref>http://www.nba.com/news/player_dress_code_051017.html NBA Player Dress Code</ref> |
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== 所属チーム == |
== 所属チーム == |
2017年1月20日 (金) 06:04時点における版
クンニ
アナル
センズリ
パイズリパイズリパイズリ
所属チーム
イースタン・カンファレンス
ウェスタン・カンファレンス
現在の各チーム所属選手
ホームコート
NBA | |||||
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イースタン・カンファレンス | |||||
アトランティック・ディビジョン | セントラル・ディビジョン | サウスイースト・ディビジョン | |||
TDガーデン | ユナイテッド・センター | フィリップス・アリーナ | |||
ボストン・セルティックスBOS | シカゴ・ブルズCHI | アトランタ・ホークスATL | |||
プルデンシャル・センター | クイックン・ローンズ・アリーナ | タイム・ワーナー・ケーブル・アリーナ | |||
ニュージャージー・ネッツNJN | クリーブランド・キャバリアーズCLE | シャーロット・ボブキャッツCHA | |||
マディソン・スクエア・ガーデン | ザ・パレス・オブ・オーバーンヒルズ | アメリカン・エアラインズ・アリーナ | |||
ニューヨーク・ニックスNYK | デトロイト・ピストンズDET | マイアミ・ヒートMIA | |||
ウェルズ・ファーゴ・センター | バンカーズ・ライフ・フィールドハウス | アムウェイ・センター | |||
フィラデルフィア・セブンティシクサーズPHI | インディアナ・ペイサーズIND | オーランド・マジックORL | |||
エア・カナダ・センター | ブラッドリー・センター | ベライゾン・センター | |||
トロント・ラプターズTOR | ミルウォーキー・バックスMIL | ワシントン・ウィザーズWAS | |||
ウェスタン・カンファレンス | |||||
ノースウェスト・ディビジョン | パシフィック・ディビジョン | サウスウェスト・ディビジョン | |||
ペプシ・センター | オラクル・アリーナ | アメリカン・エアラインズ・センター | |||
デンバー・ナゲッツDEN | ゴールデンステート・ウォリアーズGSW | ダラス・マーベリックスDAL | |||
ターゲット・センター | ステイプルズ・センター | トヨタセンター | |||
ミネソタ・ティンバーウルブズMIN | ロサンゼルス・クリッパーズLAC | ヒューストン・ロケッツHOU | |||
チェサピーク・エナジー・アリーナ | ステイプルズ・センター | フェデックス・フォーラム | |||
オクラホマシティ・サンダーOKC | ロサンゼルス・レイカーズLAL | メンフィス・グリズリーズMEM | |||
ローズ・ガーデン | USエアウェイズ・センター | ニューオーリンズ・アリーナ | |||
ポートランド・トレイルブレイザーズPOR | フェニックス・サンズPHO | ニューオーリンズ・ホーネッツNOH | |||
エナジーソリューションズ・アリーナ | パワー・バランス・パビリオン | AT&Tセンター | |||
ユタ・ジャズUTA | サクラメント・キングスSAC | サンアントニオ・スパーズSAS |
優勝の記録
---2022-2023年シーズン終了時--- | |||||||
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チーム | 優勝 | 優勝年 | プレーオフ進出 | DV優勝 | CNF優勝 | シーズン勝敗 | プレーオフ勝敗 |
ロサンゼルス・レイカーズ | 17 | 1949、1950、1952、1953、1954、1972、1980、1982、1985、1987、 1988、2000、2001、2002、2009、2010、2020 |
61 | 31 | 32 | 3222勝1972敗 | 444勝299敗 |
ボストン・セルティックス | 17 | 1957、1959、1960、1961、1962、1963、1964、1965、1966、1968、 1969、1974、1976、1981、1984、1986、2008 |
51 | 26 | 21 | 3108勝2124敗 | 344勝253敗 |
ゴールデンステート・ウォリアーズ | 7 | 1947、1956、1975、2015、2017、2018、2022 | 29 | 8 | 7 | 2482勝2866敗 | 110勝125敗 |
シカゴ・ブルズ | 6 | 1991、1992、1993、1996、1997、1998 | 32 | 7 | 6 | 1975勝1830敗 | 177勝144敗 |
サンアントニオ・スパーズ | 5 | 1999、2003、2005、2007、2014 | 33 | 19 | 5 | 2262勝1550敗 | 216勝189敗 |
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ | 3 | 1955、1967、1983 | 47 | 11 | 6 | 2679勝2379敗 | 217勝205敗 |
デトロイト・ピストンズ | 3 | 1989、1990、2004 | 40 | 10 | 5 | 2511勝2611敗 | 187勝175敗 |
マイアミ・ヒート | 3 | 2006、2012、2013 | 17 | 7 | 3 | 1031勝971敗 | 103勝82敗 |
ニューヨーク・ニックス | 2 | 1970、1973 | 42 | 8 | 8 | 2615勝2614敗 | 186勝189敗 |
ミルウォーキー・バックス | 2 | 1971、2021 | 27 | 13 | 2 | 1856勝1704敗 | 104勝114敗 |
ヒューストン・ロケッツ | 2 | 1994、1995 | 27 | 4 | 2 | 1901勝1823敗 | 118勝125敗 |
サクラメント・キングス | 1 | 1951 | 29 | 5 | 0 | 2374勝2749敗 | 80勝107敗 |
アトランタ・ホークス | 1 | 1958 | 42 | 14 | 4 | 2505勝2557敗 | 140勝185敗 |
ポートランド・トレイルブレイザーズ | 1 | 1977 | 29 | 4 | 3 | 1842勝1636敗 | 97勝115敗 |
ワシントン・ウィザーズ | 1 | 1978 | 25 | 7 | 4 | 1873勝2232敗 | 77勝115敗 |
オクラホマシティ・サンダー | 1 | 1979 | 26 | 7 | 4 | 1980勝1744敗 | 136勝135敗 |
ダラス・マーベリックス | 1 | 2011 | 18 | 2 | 2 | 1341勝1317敗 | 86勝93敗 |
クリーブランド・キャバリアーズ | 1 | 2016 | 18 | 3 | 1 | 1585勝1893敗 | 70勝78敗 |
トロント・ラプターズ | 1 | 2019 | 5 | 1 | 0 | 581勝847敗 | 11勝20敗 |
デンバー・ナゲッツ | 1 | 2023 | 24 | 8 | 1 | 1464勝1522敗 | 61勝101敗 |
フェニックス・サンズ | 0 | 29 | 5 | 2 | 2012勝1630敗 | 133勝141敗 | |
ユタ・ジャズ | 0 | 25 | 7 | 2 | 1712勝1438敗 | 114勝127敗 | |
インディアナ・ペイサーズ | 0 | 21 | 4 | 1 | 1467勝1518敗 | 99勝97敗 | |
ブルックリン・ネッツ | 0 | 17 | 4 | 2 | 1257勝1729敗 | 55勝69敗 | |
ロサンゼルス・クリッパーズ | 0 | 16 | 2 | 0 | 1615勝2363敗 | 66勝77敗 | |
オーランド・マジック | 0 | 14 | 4 | 2 | 979勝941敗 | 57勝66敗 | |
ニューオーリンズ・ペリカンズ | 0 | 12 | 0 | 0 | 961勝1041敗 | 35勝49敗 | |
ミネソタ・ティンバーウルブズ | 0 | 8 | 1 | 0 | 762勝1158敗 | 17勝30敗 | |
メンフィス・グリズリーズ | 0 | 6 | 0 | 0 | 547勝881敗 | 18勝29敗 | |
シャーロット・ホーネッツ | 0 | 1 | 0 | 0 | 250勝472敗 | 0勝4敗 |
経営
リーグ
|
1チーム平均の資産価値
| |
NFL | 19億6531万ドル | |
MLB | 11億9950万ドル | |
NBA | 11億617万ドル | |
NHL | 5億507万ドル | |
出典: フォーブス(2015年)[1][2][3][4] |
2015年1月にアメリカの経済誌『フォーブス』が公表した統計によると[5]、NBAで最も資産価値の高いチームはロサンゼルス・レイカーズであり、26億ドルと算定されている。2位は25億ドルのニューヨーク・ニックスである。
NBAの1チーム当たりの平均資産価値は11億ドルである。年間収入が最も多いのは2億9500万ドルのロサンゼルス・レイカーズであり、年間営業利益ではロサンゼルス・レイカーズが最も多く、1億4万ドルである。29チームが黒字経営、1チームが赤字経営と評価されている。
薬物違反
2005-06シーズンの前に合意した労使協定で、運動能力を高めるために人体に強い影響を及ぼす薬物を使用した選手に対する罰則を強化した。違反1回目で10試合、2回目で25試合、3回目で1年間の出場停止、そして、4回目にはリーグから追放される。全選手を対象に、シーズン中に4回、ランダムに検査が行われる。
乱闘
2004年11月19日のペイサーズ対ピストンズ戦は、観客を巻き込んだ大乱闘となった(「パレスの騒乱」)。
人物
会長・コミッショナー
- モーリス・ポドロフ (Maurice Podoloff, 1946年 - 1963年) 初代会長
- ウォルター・ケネディ (Walter Kennedy, 1963年 - 1967年) 第2代会長、(1967年 - 1975年) 初代コミッショナー
- ラリー・オブライエン (Larry O'Brien, 1975年 - 1984年) 第2代コミッショナー
- デビッド・スターン (David Stern, 1984年 - 2014年) 第3代コミッショナー
- アダム・シルバー (Adam Silver, 2014年 - ) 第4代コミッショナー
テレビ放映権
NBAは157の放送局を通じて、214の国と地域に43の言語で放送されている。テレビ放映権は、全国放送やポストシーズンに限りリーグが管轄し、ローカル放送はチームが放送局と直接契約を結んでいる。そのため、レギュラーシーズン、ポストシーズン全試合の放映権を管轄しているNFLと違い、チームによって放映権料収入は大きく異なる。
アメリカ国内ではESPNとABC(ESPN on ABC)、TNTで放送される。ABCは日曜昼とファイナル全試合が、TNTでは木曜夜の試合とオールスターが放送されている。
日本向け放映権は日本放送協会(NHK)などが獲得している。かつてはテレビ東京、テレビ朝日、TBS、J SPORTS、およびスカパーJSAT(スカチャンなどで放送)で中継していた時期もあったが、NHK以外は2010-11シーズンを持って終了となり、代わってそのシーズンからはWOWOWでも放送開始された。現在日本ではNHK BS1で週に2-3試合程度(録画中継)、WOWOWでは週に5試合程度(生放送中心)放映されている。なおプレーオフ決勝の「NBAファイナル」については双方とも生中継となっている。更に2014-15シーズンからはフジテレビNEXTでも新たに放送される。
現在の放映権料は9億3000万ドルだが、新たな契約で2016-2017シーズンからNBAの放映権料収入は年間約26億6000万ドルとなった。
日本向けの中継の主な解説者
- NHK BS1「NBA中継」 奥野俊一、北館洋一郎、北原憲彦、河内敏光、倉石平、塚本清彦
- WOWOW「NBA バスケットボール」 東野智弥、中原雄、佐古賢一、小野秀二、陸川章、小宮邦夫、石田剛規
- フジテレビNEXT 藤田将弘、外山英明、鈴木貴美一、廣瀬昌也、河内敏光
NBA.TV
2012年現在、NBAファン向けの有料サービスとして、NBA.TVがある。日本国内を含む世界各地へインターネットブロードバンド配信で、NBAのレギュラーシーズン、オールスターイベント、プレーオフ、ファイナルのすべてのゲームを配信している。HD画質で、ライブおよびオンデマンドで、パソコン上の視聴が可能である。この有料配信サービスはナローバンド低解像度画像で、数年前に開始され、その後ハイグレード化された。但し、放送はすべて現地で制作され配信されるので、音声は英語のみであるが、往年の名選手の解説を聞くことも出来る。
下部組織相当のリーグ
- NBAが直接運営するマイナーリーグはなかったが、近年NBAデベロップメント・リーグ(通称Dリーグ)(旧・略称NBDL、現・略称NBADL)を直轄の下部リーグとして運営している。それ以外の組織は独立リーグ(セミプロ)と見なされる。
- ABA (American Basketball Association)
- CBA
- IBL
- ユナイテッド・バスケットボール・リーグ
- USBL
- ユニバーサル・バスケットボール・リーグ
- ワールド・バスケットボール・アソシエーション
賞・タイトル
個人賞
- 最優秀選手賞(MVP。シーズンMVPの他にもファイナルMVP、オールスターMVP、各カンファレンスから月ごとに選ばれる月間MVP、週ごとに選ばれる週間MVPがある。)
- NBAファイナル最優秀選手賞
- NBAルーキー・オブ・ザ・イヤー
- NBAシックスマン賞(そのシーズンに最も活躍した控え選手に送られる。)
- MIP (NBA)(そのシーズンに最も成長した選手に送られる。)
- NBA最優秀守備選手賞
- NBA最優秀コーチ賞
- エグゼクティブ・オブ・ザ・イヤー(そのシーズンの最も優秀なフロントが選出される)
セレクトチーム
- オールNBAチーム(ポジションごとに最も優秀な選手を選出。ファーストチーム以下、セカンド、サードまで計15人が選ばれる。)
- オールディフェンシブチーム(ポジションごとに最も守備の優秀な選手を選出。ファーストチーム以下、セカンドまで計10人が選ばれる。)
- NBAオールルーキーチーム(ポジションに関係なく最も優秀な新人選手を選出。ファーストチーム以下、セカンドまで計10人が選ばれる。)
スタッツリーダー
脚註
- ^ Forbes: The Business of Football(2015年12月現在)
- ^ Forbes: The Business of Baseball (2015年12月現在)
- ^ Forbes: The Business of Basketball(2015年12月現在)
- ^ Forbes: The Business of Hockey (2015年12月現在)
- ^ NBA Team Value The business of Basketball---Forbes
関連項目
- バスケットボール選手一覧
- バスケットボールのニックネーム一覧
- NBAドラフト - ドラフト制度、歴代指名選手など。
- NBAサラリーキャップ - 給与について。
- 10日間契約 - NBA選手契約の一形態
- NBAファイナル - 制度、歴代優勝チームなど。
- NBAオールスターゲーム - 対戦成績など。
- WNBA - 女子プロバスケットボールリーグ。
- NBAエリートシリーズ - エレクトロニック・アーツが販売するNBA公認のTVゲーム。
- NBA 2Kシリーズ - テイクツー・インタラクティブが販売するNBA公認のTVゲーム。以下はそのシリーズ外の関連作品。
外部リンク
- NBA.com NBA公式サイト (英語)
- NBA公式サイト日本語版 (日本語)
- NBA公式携帯サイト日本語版 (日本語)
- BASKETBALL Reference.com (英語)
- NBPA アメリカのバスケットボール選手協会 (英語)
- アメリカのバスケットボール審判協会 (英語)
- NBA - Google+