ボブ・マイヤーズ

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ボブ・マイヤーズ
Bob Myers
Bob Myers (cropped).jpg
ゴールデンステート・ウォリアーズ GM
役職 ゼネラルマネージャー
ポジション(現役時) フォワード
背番号(現役時) 24
身長(現役時) 201cm (6 ft 7 in)
体重(現役時) 104kg (229 lb)
基本情報
本名 Robert Michael Myers
ラテン文字 Bob Myers
誕生日 (1975-03-31) 1975年3月31日(42歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州ダンビル
出身 UCLA
ドラフト  
指導者経歴
2011-2012
2012-
ゴールデンステート・ウォリアーズ(AGM)
ゴールデンステート・ウォリアーズ(GM)
受賞歴

プレーヤー

GM

ボブ・マイヤーズ (Robert Michael "Bob" Myers 1975年3月31日-)[1]は、アメリカ合衆国のプロバスケットボール指導者および経営者。北米男子プロバスケットボールNBAゴールデンステート・ウォリアーズGMを務める。1993年から1997年までUCLAでフォワードとしてプレーし、1995年のNCAAチャンピオンメンバーの一人である[2]

経歴[編集]

マイヤーズはサンフランシスコ・ベイエリアダンビルで生まれ[3]、その地で育ち、モンテビスタハイスクールを卒業した後[1][4]、バスケットボールプレーヤーとしては、短期大学が興味を示すのに留まったが、名門校でプレーヤーを続けたいと考え、UCLAのアシスタントコーチであったスティーブ・ラヴィンの元を訪ね、トライアウトを受けることを助言された[5]

カレッジ[編集]

マイヤーズは、1993年に、UCLAの経営経済学部に入学し、UCLAブルインズにリクルートされた特待選手ではなく、所謂ウォーク・オン(一般選手)として入部し[6]、4年間を練習生として過ごすことを目論んだ[7]。しかし、UCLAがNCAAチャンピオンに輝いた1994-95シーズンに、アスリート特待を得ることができたものの、レギューラーシーズンの最終戦まで得点を上げることはできず、そのシーズンは平均0.3得点に終わった[8]。 しかしながら、スポーツ・イラストレイテッドの記念号の表紙にトーナメント2回戦、残り4.8秒で、逆転となる、コート縦断の劇的な得点を挙げたチームメイトの タイアス・エドニーをマイヤーズが抱え上げている写真が掲載された。それに加え、ビル・クリントン 大統領とホワイトハウスで会うことができ、ジェイ・レノザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジェイ・レノに出演し、更には ディズニーランドでのパレードミッキーマウスと同乗することもできた[6][5]。チームメイトは彼を、その幸運の巡り合わせからフォレスト・ガンプと呼んだ[6][5][7]

マイヤーズは出場時間を徐々に伸ばし、ジュニア年次に 25ポンド (11 kg)の筋肉を付け、2年間で、身長 6 フィート 7 インチ (2.01 m)、体重230ポンド (100 kg)の体躯へと成長した[9]。彼の最終シーズンとなる1996-97シーズンのオレゴン州立大学戦で、キャリアハイの20得点を上げ、69–60での勝利に貢献した。トーナメントで、UCLAはエリート・エイト(8強)へと進み、数試合でスターターも務め[10]、「私が決してできないと考えていたことだった。"数試合でスターターだったんだ”と子供や孫に言ってやるだろう。」とマイヤーズは語っている[5]。カレッジ卒業後にプレーヤーとしてヨーロッパに行かなかったことを最高に後悔しているとも語っている[11]

スポーツ・エージェント[編集]

マイヤーズは、ハリックからスポーツ・エージェントアーン・テレムの紹介を受けて、1997年から、ロースクールで単位を取得する傍ら、テレムの事務所でインターンを始めた[6][4][11]。メイヤーズは事務所でも、トップクラスのエージェントに成長し、プレーヤーの契約交渉、リクルートのエキスパートとなった[6][11] 。2000年テレムの事務所がSFXスポーツとなり、メイヤーズが副社長となった[4]。 14年間、エージェントとして過ごし、最後の5年間はワッサーマン・メディアグループに所属し、総額5億7500万ドルの契約に関与した[6][11]ブランドン・ロイタイリーク・エバンスケンドリック・パーキンスを含む19人の顧客を抱えていた[12]

NBA経営者[編集]

ゴールデンステート・ウォリアーズ[編集]

2011年4月、マイヤーズは、ゴールデンステート・ウォリアーズにアシスタントGMとして雇用され[12]、数年の後に、その時GMであったラリー・ライリーの後任となると目されていたが、12ヶ月という短期でGMへと昇格した[6][12]。マイヤーズは2012年のNBAドラフトに於いて、後にキープレーヤーとなる、ハリソン・バーンズフェスタス・エジーリドレイモンド・グリーンの3選手獲得に手腕を発揮し、2012-13シーズンでサンアントニオ・スパーズに敗れはしたものの、プレーオフ第2ラウンド進出の足がかりを築き、再建中のウォリアーズに1977年以来36年ぶりとなる最高のポストシーズンを齎した[13]。シーズン終了後、カリフォルニア、ベイエリア最大の地方紙であるプレス・デモクラットは、このシーズンのチーム構築に誰よりも貢献したことを讃えた[14]

2014-15シーズンではヘッドコーチにコーチ経験のなかったスティーブ・カーを抜擢し、トレードの可能性の出ていたクレイ・トンプソンとの契約を延長し、結果としてチームが67勝15敗の優れた成績を残したことにより、マイヤーズはNBA最優秀役員賞に選ばれた[15]

2016-17シーズン、2年ぶり2度目のNBA最優秀役員賞を受賞した。

パーソナル[編集]

妻クリステンとの間に2人の娘がいる[4]

脚注[編集]

  1. ^ a b 1996-97 UCLA Men’s Basketball Roster”. UCLABruins.com. 2015年5月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月閲覧。
  2. ^ Stewart, Larry (2002年10月11日). “Enberg's Heart Is With Angels”. Los Angeles Times. オリジナル2011年12月23日時点によるアーカイブ。. https://www.webcitation.org/649mtnQFY?url=http://articles.latimes.com/2002/oct/11/sports/sp-tvcol11/2 2016年1月閲覧。 
  3. ^ Warriors GM: 'Sense of desperation has passed'”. Associated Press (2013年5月20日). 2015年5月15日閲覧。 “...the native of nearby Danville...”
  4. ^ a b c d 2012–13 Golden State Warriors Media Guide”. gs-warriors.com. p. 10. 2013年3月4日閲覧。
  5. ^ a b c d Warren, Justin (1997年2月26日). “Everybody loves Bob”. The Daily Bruin. http://dailybruin.com/1997/02/26/everybody-loves-bob/ 2013年3月4日閲覧。 
  6. ^ a b c d e f g Bolch, Ben (2012年12月22日). “Bob Myers has had quite a hoop journey”. Los Angeles Times. オリジナル2013年3月4日時点によるアーカイブ。. https://www.webcitation.org/6EsNGlT5Q?url=http://articles.latimes.com/2012/dec/22/sports/la-sp-bolch-nba-20121223 
  7. ^ a b Wilner, Jon (1997年1月9日). “NEW STRUGGLES FOR MYERS : UCLA VS. STANFORD”. Daily News (Los Angeles). http://www.highbeam.com/doc/1G1-83851197.html 2013年3月4日閲覧。 (要購読契約)
  8. ^ Rhode, Jim (2013年3月4日). “SPECIAL REPORT / Final Four / Seattle, 1995 : A SEASON ON THE BRINK OF A TITLE : GAME-BY-GAME WITH UCLA”. Los Angeles Times. オリジナル2013年3月4日時点によるアーカイブ。. https://www.webcitation.org/6EsTsi2No?url=http://articles.latimes.com/print/1995-04-01/sports/sp-49744_1_transition-game 
  9. ^ Wilner, Jon (1996年2月10日). “MYERS IS AS MYERS DOES UCLA WALK-ON PROVES HE'S NO DUNCE ON THE COURT”. Daily News (Los Angeles). http://www.highbeam.com/doc/1P2-25034486.html 2013年3月4日閲覧。 (要購読契約)
  10. ^ Kawakami, Tim (2013年3月4日). “CRASH, BURN & SOAR : Bruins Lost a Coach, Lost Some Games, Then Gained Momentum and Respect Down the Stretch”. Los Angeles Times. オリジナル2013年3月4日時点によるアーカイブ。. https://www.webcitation.org/6EsSsaSy5?url=http://articles.latimes.com/print/1997-03-24/sports/sp-41569_1_lost-bruins-game 
  11. ^ a b c d Simmons, Rusty (2011年4月15日). “About new Warriors assistant GM Bob Myers”. The San Francisco Chronicle. オリジナル2013年3月4日時点によるアーカイブ。. https://www.webcitation.org/6EsX2t1Gv?url=http://www.sfgate.com/sports/article/About-new-Warriors-assistant-GM-Bob-Myers-2375412.php 
  12. ^ a b c Amick, Sam (2011年4月16日). “Warriors' hiring of agent Myers reveals NBA's new 'mini-trend'”. SI.com (Time Inc). オリジナル2011年12月23日時点によるアーカイブ。. https://www.webcitation.org/649lgEyDR?url=http://sportsillustrated.cnn.com/2011/writers/sam_amick/04/16/warriors.bob.myers/index.html 
  13. ^ Thompson II, Marcus (2013年5月20日). “Golden State Warriors say playoff appearance was just the start”. San Jose Mercury News. オリジナル2013年6月17日時点によるアーカイブ。. https://www.webcitation.org/6HR0OYYRX?url=http://www.mercurynews.com/warriors/ci_23286289/golden-state-warriors-say-playoff-appearance-was-just 
  14. ^ Cohn, Lowell (2013年5月20日). “Warriors' superstar doesn't rebound or shoot”. The Press Democrat. オリジナル2013年6月17日時点によるアーカイブ。. https://www.webcitation.org/6HR0syWKw?url=http://www.pressdemocrat.com/article/20130520/SPORTS/130529939?p=all 
  15. ^ Leung, Diamond (2015年5月1日). “Warriors: General manager Bob Myers named the NBA Basketball Executive of the Year”. San Jose Mercury News. オリジナル2015年5月15日時点によるアーカイブ。. https://www.webcitation.org/6YYIHlGLa?url=http://www.mercurynews.com/warriors/ci_28032349/?source=infinite 

外部リンク[編集]