国際バスケットボール連盟

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国際バスケットボール連盟
Fédération Internationale de Basketball
略称 FIBA
標語 We Are Basketball
設立 1932年6月18日
種類 国際競技連盟
所在地
貢献地域 世界
会員数
213団体
公用語 英語フランス語[1]
会長 ハマネ・ニアン英語版
事務局長 アンドレアス・ザグリス英語版[2]
重要人物 ボリスラフ・スタンコビッチ英語版
イェオルイオス・バッシラコポウロス英語版
Manfred Ströher
ウェブサイト www.fiba.basketball
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国際バスケットボール連盟(こくさいバスケットボールれんめい、Fédération Internationale de Basketball、略称FIBA [ˈfbə])は、バスケットボール(5人制、3x3)の国際競技連盟である。

概要[編集]

FIBAという略称は、元の名称「国際アマチュアバスケットボール連盟」(Fédération Internationale de Basketball Amateur)の略称に由来する。1989年に「アマチュア」(Amateur)という単語が名称から外されたが、"BA"は"Basketball"の最初の2文字を表すものとして、略称はそのままとされている。

FIBAは、バスケットボールのルールを策定、国際競技会の開催、国を越えた選手の移籍の規制、国際審判員の任命の管理を行っている。現在、合計213の国内競技連盟が加盟しており、これは国際サッカー連盟(FIFA)の211協会をも上回る数字である。但し、2020年6月11日時点のFIBAランキングは、男子が168協会、女子が124協会である[3]日本バスケットボール協会の加盟は1936年。1989年以降、アフリカアメリカアジアヨーロッパオセアニアの5つの大陸連盟が組織されている。

4年に1度、男子ナショナルチームの世界大会であるFIBAバスケットボール・ワールドカップを開催しており、優勝チームには、バスケットボールの発案者ジェームズ・ネイスミスに因んで名付けられたネイスミス・トロフィーが贈られる。この大会は、1970年から2014年までFIFAワールドカップと同じ年に開催されていたが、2019年以降はその翌年の開催となる。女子ナショナルチームの大会であるFIBA女子バスケットボール・ワールドカップも4年に1度開催され、1986年から2014年までは男子の大会と同じ年に別の国で開催された。2018年以降もFIFAワールドカップと同じ年に開催される。

2009年にFIBAは、2010年7月に男女それぞれの12チームによるFIBA U17バスケットボール・ワールドカップ、2010年10月に8チームによるFIBA世界クラブ選手権を開催することを発表した。ただし、FIBA世界クラブ選手権は開催されず、その代わりに1996年まで開催されていた男子チームのみのFIBAインターコンチネンタルカップを2013年から再開した。

2011年には3x3のナショナルチームの大会であるFIBA 3x3 U-18世界選手権英語版を開催し、翌2012年からはFIBA 3x3世界選手権(現 FIBA 3x3ワールドカップ)を開催している。どちらも、当初は男子・女子の他に混合チームのトーナメントがあったが、現在は行われていない。3x3 U-18世界選手権は32チーム、3x3ワールドカップは24チームが参加し、偶数年に開催される。

歴史[編集]

FIBAの5つの大陸連盟
ミーのFIBA本部

1930年にバスケットボールがオリンピックの正式種目となることが決定し、その2年後の1932年にスイスのジュネーブでFIBAが設立された。当時の名称はFédération internationale de basket-ball amateur(国際アマチュアバスケットボール連盟)だった。原加盟国はアルゼンチンチェコスロバキアギリシャイタリアラトビアポルトガルルーマニアスイスの8ヶ国であった。1936年ベルリンオリンピックにおいて、バスケットボールの創設者であるジェームズ・ネイスミスをFIBAの名誉会長に任命した。

1950年からは男子の、1953年からは女子のワールドカップ(当初は世界選手権)を開催している。1986年から2014年までは、どちらの大会も4年ごとに、夏季オリンピックの2年後に開催された。2015年以降は男子の大会のみ1年ずらされ、夏季オリンピックの前年に開催されることとなった。

FIBAの本部は、1956年にミュンヘンに移転し、2002年にジュネーブに戻った。1991年にFIBA殿堂が設立された。2013年に、FIBAはミー(ミース)の新しい本部に移転した。2020年東京オリンピックから3x3が正式種目となった。

歴代会長[編集]

[4]
1932–1948 スイスの旗 レオン・ブッファード英語版
1948–1960 アメリカ合衆国の旗 ウィラード・N・グライム英語版
1960–1968 ブラジルの旗 アントニオ・ドス・レイス・カルネイロ英語版
1968–1976 エジプトの旗 アブデル・モネイム・ワハビー英語版
1976–1984 フィリピンの旗 Gonzalo Puyat II
1984–1990 フランスの旗 Robert Busnel
1990–1998 アメリカ合衆国の旗 ジョージ・E・キリアン英語版
1998–2002 セネガルの旗 アブドゥライ・シェイェ・モローフランス語版
2002–2006 中華人民共和国の旗 (香港の旗) 程萬琦中国語版
2006–2010 オーストラリアの旗 ロバート・エルフィンストーン
2010–2014 フランスの旗 Yvan Mainini
2014–2019 アルゼンチンの旗 オラシオ・ムラトーレスペイン語版
2019– マリ共和国の旗 ハマネ・ニアン英語版

歴代事務総長[編集]

1932–1976 イギリスの旗 レナト・ウィリアム・ジョーンズ英語版
1976–2003 ユーゴスラビアの旗/セルビア・モンテネグロの旗 ボリスラフ・スタンコビッチ英語版
2003–2018 スイスの旗 パトリック・バウマン
2018–present ギリシャの旗 アンドレアス・ザグリス英語版

主な主催大会[編集]

過去の大会[編集]

FIBAランキング[編集]

FIBAでは、過去8年間の主要国際大会での成績を元に各国のナショナルチームのランキングであるFIBAランキングを発表している[3]。詳細はFIBAランキングを参照。

クリーンスタジアム[編集]

FIBA主催大会(W杯予選含む)の期間中は、FIBA管理エリア(スタジアムおよび大会関連施設)内において掲げられる広告は、公式パートナー・サプライヤーの出稿するものだけに制限され、それ以外のすべての企業名が排除され、使えなくなる。そのため、FIBA主催大会で使われるすべての会場は、大会期間中に限り、通常の広告看板はすべて目隠しされ、または一時的に撤去される。この状態を「クリーンスタジアム」という。

またこのルールはネーミング・ライツを採用しているスタジアム名にも適用され、同じく一時的な名称変更(施設の正式名称などで表示)が行われる。なお、夏季オリンピックでは大会ロゴをあしらった横断幕のみが観客席最前列に掲げられており、FIBAパートナー・IOC公式スポンサーであっても広告は一切掲示できない。

脚注[編集]

[脚注の使い方]

関連項目[編集]

FIBAパートナー

外部リンク[編集]