ワールドラグビー

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ワールドラグビー
World Rugby
前身 国際ラグビーフットボール評議会 (International Rugby Football Board)
国際アマチュア・ラグビー連盟 (Federation International de Rugby Amateur)
設立 1886年 (136年前) (1886)
(国際ラグビーフットボール評議会として)
種類 国際競技連盟
本部 アイルランドの旗 アイルランドダブリン
座標 北緯53度20分13秒 西経6度15分08秒 / 北緯53.33694度 西経6.25222度 / 53.33694; -6.25222
貢献地域 世界中
会員数
128協会
6大陸連盟
公用語 英語フランス語イタリア語スペイン語
会長 ビル・ボーモント
副会長 ベルナール・ラポルト
CEO ブレット・ゴスパー英語版
加盟 国際オリンピック委員会
ウェブサイト www.world.rugby
かつての呼び名
国際ラグビー評議会 (International Rugby Board)
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ワールドラグビー (World Rugby; 略称WR)は、ラグビーユニオン国際競技連盟。本部はアイルランドダブリンにおかれている。

概要[編集]

1886年スコットランドウェールズアイルランドの3か国のラグビー協会により、各国のルール統一などをはかる目的で、国際ラグビーフットボール評議会 (International Rugby Football Board; 略称IRFB)として発足した。当時すでに競技規則を作り世界最古のラグビー協会を持つイングランドは、当初参加を拒否していたが、1890年に加盟した。

1934年にはフランスが中心となり、国際アマチュア・ラグビー連盟 (Federation International de Rugby Amateur; 略称FIRA)を設立したが、1994年に事実上IRFBに統合された(FIRAは欧州ラグビー協会に変更)。

IRFB加盟国のうち、8か国(オーストラリアニュージーランド南アフリカフランスイングランドウェールズスコットランドアイルランド)は、現在でもワールドラグビーランキングの上位にあり「旧IRFB強豪8か国」などと呼ばれ[1][2]日本代表の目標にもなっている。

1987年日本が加入。同年5~6月に第1回ラグビーワールドカップがオーストラリア協会とニュージーランド協会による共同開催で行われ[2]、第2回のラグビーワールドカップ1991からはIRFB(後のIRB、WR)が主催に当たっている。

1997年国際ラグビー評議会 (International Rugby Board; 略称IRB)に改称した。1995年8月にアマチュア規定を撤廃しラグビーのプロ化へと舵を切ったことが、その背景にある[3][4]

2014年11月19日ワールドラグビーWorld Rugby; 略称WR)に改称した[5][6]。シンプルなネーミングにより、スポーツ市場におけるブランド力を高める目的がある[7]

2021年現在、128の加盟協会(正規加盟協会108、アソシエート加盟協会20)を有し[8]、地域連盟(リージョナルアソシエーション)は6つ(アジアラグビーラグビーアフリカラグビーヨーロッパオセアニアラグビーラグビーアメリカス・ノース(北米ラグビー)、スダメリカラグビー(南米ラグビー))[8]

また、テストマッチでの成績をもとにワールドラグビーランキングを作成している(参考・ランキングポイント算出方法の説明(英語))。

加盟団体[編集]

アフリカ[編集]

19団体がメンバーで5団体がアソシエイトメンバー:

除外された団体:

備考:

  1. ^ ガーナは2004年にアソシエイトメンバーとして加入、その後2017年にフルメンバーに昇格[9]
  2. ^ モーリタニアは2003年にアソシエイトメンバーとして加入、その後活動していない団体して2013年11月に除外[10]

 * アソシエイトメンバーとして加入した年


アジア[編集]

20団体がメンバーで7団体がアソシエイトメンバー:[Asia 1]

除外された団体:

備考:

  1. ^ アラビアンガルフラグビーフットボール協会は2010年にそれぞれの地区ごとの団体に別れ解散
  2. ^ UAEは2012年に100団体目の加入団体になった[12]
  3. ^ カンボジアは2016年に基準を満たさず除外[11]

 * アソシエイトメンバーとして加入した年


ヨーロッパ[編集]

37団体がメンバーで4団体がアソシエイトメンバー:

除外された団体:

備考:

  1. ^ スロバキアは2016年にアソシエイトメンバーになった[14]。しかし翌年発行されたワールドラグビーのハンドブックではスロベニアと誤表記された[15]
  2. ^ ギリシャの協会は2014年より活動していない[13]

 * アソシエイトメンバーとして加入した年


北アメリカ[編集]

11団体がメンバーで2団体がアソシエイトメンバー:

備考:

 * アソシエイトメンバーとして加入した年


南アメリカ[編集]

9団体がメンバーで2団体がアソシエイトメンバー:

備考:

 * アソシエイトメンバーとして加入した年


オセアニア[編集]

12団体がメンバー:

主な主催大会[編集]

クリーンスタジアム[編集]

ワールドラグビーでは、主催大会の試合会場、参加チーム練習場などでは、施設を自己の負担においてクリーンの状態にしたうえで提供し、商業的なブランドについては、メディアに見えないようにする必要がある、とされている[16]。この場合の「クリーン」とは、以下の状態を指すという。

  1. 施設に、施設又はその所有者と一定の人(個人及び法人を含む)、製品、サービス又はブランドとの間の何らかの関係を示唆又は暗示する名称が付されていないこと。
  2. 形態や媒体を問わず、一切の広告、販売促進若しくは宣伝材料用の素材、ブランド、ロゴ若しくは名称、その他一定の人(個人及び法人を含む)、製品、サービスを識別させるものも付されていないこと。
  3. 方法や態様を問わず、ワールドラグビーが運営委託する団体(例えば、ラグビーワールドカップで言えば「ラグビーワールドカップリミテッド (RWCL)」)またはその団体のライセンシーによるコマーシャル・ライツの行使と競合し、それを制限若しくは妨害し、又はそれに対して損害を与える、いかなる権利、契約、活動、状態も存在しないこと。

これらに抵触する可能性のある契約として「スポンサーや広告に関する契約」「ブランド設定やネーミングライツに関する契約」「施設における商品の販売に関する契約」「施設使用者向けの飲食物の提供に関する契約等」が挙げられており、命名権や広告類の掲出のみならず、ワールドラグビー主催大会の公式スポンサーと競合する商品類の取り扱いについても制限している。また、命名権によるものではなくとも、その呼称がコマーシャル・ライツと競合するおそれがあるとみなされた場合(例えば、豊田スタジアムの英語名称「TOYOTA Stadium」はトヨタ自動車を想起させるものとRWCLが指摘している→所有者の豊田市を強調した「City of Toyota Stadium」を使用)は、別の名前に置き換えることで「クリーン」な状態にする必要があるとしている。

脚注[編集]

  1. ^ aigawa2007 (1443284656). “ラグビー初心者に捧ぐ・ワールドカップの楽しみ方” (日本語). 安威川敏樹のネターランド王国. 2021年10月14日閲覧。
  2. ^ a b aigawa2007 (1572790263). “驚くほど地味だった!?第1回ラグビー・ワールドカップ” (日本語). 安威川敏樹のネターランド王国. 2021年10月14日閲覧。
  3. ^ worldrugby.org. “歴史 | World Rugby”. www.world.rugby. 2021年10月14日閲覧。
  4. ^ 松島剛史. “20世紀後半におけるラグビーの異質化に関する試論~アマチュア規定の復位条項にみる離反者の処遇をめぐって”. 立命館大学. 2021年10月14日閲覧。
  5. ^ IRB to change name to World Rugby Archived 2014年9月3日, at the Wayback Machine. Thursday 28 August 2014
  6. ^ IRB 組織名称変更に関するリリース発行のお知らせ【IRB】 日本ラグビーフットボール協会プレスリリース 2014年8月28日付
  7. ^ JRFU. “国際ラグビーボード(IRB)がワールドラグビー(World Rugby)に組織名称変更|日本ラグビーフットボール協会|RUGBY:FOR ALL「ノーサイドの精神」を、日本へ、世界へ。” (日本語). www.rugby-japan.jp. 2021年10月14日閲覧。
  8. ^ a b worldrugby.org. “会員及び普及 | World Rugby”. www.world.rugby. 2021年10月14日閲覧。
  9. ^ “Ghana welcomed as full member union of World Rugby” (プレスリリース), World Rugby, (2017年5月21日), http://www.worldrugby.org/news/250047?lang=en 2017年5月22日閲覧。 
  10. ^ Indonesia becomes full member and Brunei associate member of IRB as two African unions suspended”. ASOIF (2013年11月21日). 2012年11月28日閲覧。
  11. ^ Guatemala Obtain World Rugby Membership”. americas Rugby News (2016年5月14日). 2016年5月14日閲覧。
  12. ^ UAE become 100th full member of the IRB”. RTÉ (2012年11月27日). 2012年11月28日閲覧。
  13. ^ "Λουκέτο" στο ράγκμπι” (ギリシア語). Sport24. 2015年3月31日閲覧。
  14. ^ World Rugby Handbook 2017, p. 19.
  15. ^ World Rugby Handbook 2017, p. 17.
  16. ^ ラグビーワールドカップ2019組織委員会. “ラグビーワールドカップ2019™公認チームキャンプ地ガイドライン (PDF)”. 総務省. pp. 19 - 20. 2017年10月21日閲覧。

参考文献[編集]

  • Handbook 2017 (PDF 6.0 MB)”. World Rugby (2017年1月3日). 2017年4月17日閲覧。

外部リンク[編集]