ドラゴンボールのアニメオリジナルの登場人物
ドラゴンボールのアニメオリジナルの登場人物では、鳥山明原作のアニメ『ドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボール超』『ドラゴンボールGT』『ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』および劇場版に登場した架空の人物について紹介する。原作漫画『ドラゴンボール』に登場していた人物に関しては、ドラゴンボールの登場人物を参照。また『ドラゴンボール』のゲームに登場していた人物に関しては、ドラゴンボールのゲームオリジナルの登場人物を参照。
『ドラゴンボール』登場キャラクター
- ノッポ、チビ、デブ
- 声 - 銀河万丈、千葉繁、郷里大輔
- 初代第15話に登場。ウエスタン風の町の飲み屋で200万ゼニーのお尋ね者となったランチの張り紙を見て、ランチを捕らえて金儲けを狙おうとした3人組。しかし、ランチにまったく歯が立たずにやられた。
- フラッペ博士
- 声 - 八奈見乗児
- 初代第42話に登場。ジングル村のはずれに住む天才科学者。人嫌いで、気に入らない人物の訪問は追い返すこともあるが、スノは可愛がられている。レッドリボン軍に脅されて人造人間8号を製作した、アニメにおける8号の開発者。8号がレッドリボン軍が望む凶悪な性格ではない心優しい人造人間だったため、レッドリボン軍からは少々恨まれている模様。悟空、スノ、8号から、8号の体内にある爆弾の除去を頼まれ、8号が村で平和に暮らせるようにと爆弾を除去した。同時にドラゴンレーダーの修理も頼まれたが直せなかった。
- また、フラッペ博士とドクター・ゲロは、人造人間開発部の同僚だった可能性も提示されている[1]。
- 巨漢
- 声 - 塩屋浩三
- 初代第43話に登場。西の都で賞金10万ゼニーを賭けたストリートファイターの拳法家と対戦した巨漢の男だが、負けた。
- ハスキー
- 声 - 藤田淑子
- 初代第44話、45話に登場。金さえ払えば、盗みから殺しまでどんな任務も遂行する敏腕の女仕事人。悟空の持つドラゴンボールを奪うため、レッドリボン軍が雇った。占い師に化けてヤムチャに色仕掛けを行い、1度は悟空から預かっていたドラゴンボールを奪ったが、その後悟空に取り返される。この件でヤムチャはブルマに誤解され、レッドリボン軍本部突入時までもめていた。
- 画家
- 初代第50話に登場。レッドリボン軍のレッド総帥の肖像画を画いたヤギの画家。背が小さいレッド総帥を背が高く、美化して画いていた。
修行の旅編
- チャオの住む村の村民
- 初代第79話に登場。
- 金角、銀角(きんかく、ぎんかく)
- 声 - 田中康郎、青野武
- 初代第79話に登場。名前を呼ばれても返事をしなかったものを、吸い込んで酒に変えてしまう不思議な瓢箪を持ち、それを脅しにしてチャオの住む村を好き放題に荒らしていた。金角が兄・銀角が弟であり、銀角は兄には頭があがらない。その後、悟空の活躍で瓢箪は村人の手に渡り、それまで村から奪った分を取り戻させるべく2人とも村人達にこき使われている。
- 豹牙兄弟
- 初代第80話に登場。豹牙流拳法の使い手。
- 陳一家
- 初代第80話に登場。陳家星極拳の使い手。
- 魔界の者
- 初代第81話に登場。魔界に住む者たち。
- シュラ
- 声 - 古川登志夫
- 魔界に住む魔人の武道家。呪いがかけられた剣によって、毎晩人間界と魔界を行き来し、ミーサ姫をさらうなど、魔界の掟を混乱させていた。占いババの宮殿における、孫悟飯戦後の悟空でも苦戦を強いられるほどの実力を持つ。腕の周囲に竜巻のような衝撃波を作り出す技や、舞空術のような技も使い、悟空を追い詰めるが、悟空のかめはめ波で目が眩み、メラの邪魔を受け敗北。
- メラ
- 声 - 勝生真沙子
- 魔界の門番をつとめる魔女(魔人)。ゴラという怪力で大柄な部下がいる。シュラの行動に対し、快く思っていない。当初は通行証の無い悟空を追い返そうとしたが、シュラを倒そうとしていることを聞き、特別に魔界へ通した。
- ゴラ
- 声 - 郷里大輔
- 魔界一の力持ちで門番をつとめるメラの部下。
- クレス王国の王族
- 初代第81話に登場。シュラの悪行に苦しみ、さらわれた娘のミーサ姫を救ってくれる勇者を探していた。
- イノシカチョウ
- 声 - 郷里大輔
- 初代第82話に登場。名前の通り猪の体に鹿のような角と蝶のような羽が生えた怪獣。鉄砲などの銃で撃たれても傷を負うことがない屈強な体を持ち、色々な村に出現しては暴れて村を目茶目茶に荒らし、その度に天津飯と餃子に退治されていた。このことは実は申し合わせであり、2人はイノシカチョウをわざと暴れさせては捕まえ、用心棒代を騙し取っていたのだった。アニメにおいては、第22回天下一武道会ではなくこの話が2人の初登場となる。
- その後、見限った天津飯に火であぶられるが悟空に救出され、悟空の修行相手を務めた後はそれまでの埋め合わせを行う如く、メンタンピン村の農耕などに協力して余生を過ごす。
- 若かりし日の亀仙人と鶴仙人(約300年前)に飼われていた。
- メンタンピン村の村民
- 初代第82話に登場。
- 女村長
- 声 - 鈴木れい子
- 初代第82話に登場。天津飯達に金を騙し取られた村の女村長。
- コンキチ
- 声 - つかせのりこ
- 初代第83話に登場。悟空がヤッホイで出会った狐の少年。金銭問題で絡まれていたところを悟空に助けられ、悟空を「アニキ」と呼び何かお返しをしようと付きまとっていた。実はコソドロであり、天下一武道会に出場するという悟空のために飛行機のチケットを盗んだが、占いババに正体を気付かれることとなる。根は良い性格で、特に子どもの扱いは上手い。
ピッコロ大魔王編
- クマ男
- 声 - 郷里大輔
- 初代第107話に登場。ドラゴンボールを集める亀仙人達より、数分の差で先にドラゴンボールを拾った粗暴な盗賊のクマ。海賊船の形をした巨大な戦車に乗り込み、手下達を従えていた。ドラゴンボールを巡る亀仙人達との交渉にも応じず決裂し、逆に襲い掛かろうとするが、餃子の超能力と天津飯の剛拳を前に沈黙した。
- 氷の洞窟
- アニメでは超神水はカリンが所持しているのではなく氷の洞窟に隠されているという設定になっている。
- 吹雪男
- 初代第115話に登場。超神水を入手しようとする悟空とヤジロベーの前に、氷の洞窟で立ちはだかった。再生能力がある氷の化け物で斬っても砕いても復活する為、たまらず逃げた悟空達は氷の坂を滑り落ち何とか逃げ切った。
- 闇
- 声 - 柴田秀勝
- 初代第114話〜116話に登場。氷の洞窟の暗闇が意志を持ったもの。「聖なる水を人間には渡さない」と、亀仙人に化け幻を見せたり、戦いを挑むなどの手段で追い返そうとしたが、最終的に悟空を認め水を授けた。
天界修行編
- ピッコロ(マジュニア)の卵を拾った老夫婦
- 初代第123話に登場。ピッコロ(マジュニア)の卵を拾った老夫婦。おばあさんが川で洗濯してる時に川から流れて来たピッコロの卵を拾った。卵から孵ったピッコロに家を破壊され、怯えていた。
- チューリー
- 声 - 鈴木富子
- 初代第127話に登場。悟空が神様の元での修行中に会った少女。ゴロゴロ山の麓に住んでおり、雷に撃たれた悟空を母親(声 - 坪井章子)と救助した。悟空に、心で物を見ることを教える。
- ヤオチュン
- 声 - 郷里大輔
- 初代第128話に登場。神様の修行の一環として悟空が送られた土地で、修行を行っていた武道家。ムース一家にその情報を聞いた悟空は、神様が強い武道家と戦わせて修行させようとしているのだと思い勝負を挑むが、あっさりと悟空が勝利した。
- ムース一家
- 初代第128話に登場。大家族で、ムース・カリントのほか、ムースの妻エクレ(声:上村典子)、子には下からプーリ(声:渡辺菜生子)、クレプ(声:鶴ひろみ)、ドナッツ、ゼリ(声:田中真弓)、ビスケ、ババロ(声:古谷徹)、チョコ(声:上村典子)、クッキー、シューク(声:大倉正章)がいる
- ムース
- 声 - 八奈見乗児
- 猟師で、空腹のあまり獣用の罠にかかりかけた悟空と仲良くなり、謝罪の意味も込めて食事をご馳走し、一晩家に泊めた。
- カリント
- 声 - 阪脩
- 悟空が神様の元での修行中に会った老人。神様が本当に悟空に会わせたかった人物。釣りが大好きで、悟空に釣りを通じて心を無にすることを教えた。
- ファンファン
- 声 - 山本百合子
- 初代第129話に登場。神様の修行の一環としてタイムスリップした悟空が、若き日の18歳の亀仙人、鶴仙人、そして武泰斗らと共に出会った女性。亀仙人と鶴仙人が惚れている。
- ミント
- 声 - 渡辺菜生子
- 初代第131話、132話に登場。悟空に刺激され、カリン塔を目指していたヤムチャ、クリリン、天津飯、餃子の4人が、その旅の途中で通過した村の少女。祭を行っていた最中に近郊の火山が突然噴火し、村が壊滅の危機に陥るが、最終的には4人の活躍でマグマを塞き止めることに成功する。マグマを塞き止められる訳がないと思っていたミントの兄パオル(声 - 平野正人)も、最終的には4人を認める。
炎の中のウエディングドレス編
- ジャスミン、ウンナン
- 声 - 佐藤正治、松尾銀三
- 初代第149話に登場。ウーロンの故郷であり、彼にそっくりな一族が住む八角村の住人。ウーロンが南部変身幼稚園で先生のパンツを盗んで追い出されたことを知っており、最初は否定していたが、実はウーロンと同じく2人ともスケベな性格。チチに村の名所・バショ温泉に入るよう促し、入浴を覗こうとするも村中の一族が同様の目的で集まったため、結局覗けず、チチにバレて蹴りとばされる。
- 火喰い鳥
- 初代第150話に登場。キウイ山の火口に住む幻の鳥で、火を食べて生きるという伝説がある。芭蕉扇を必要としていた孫夫婦は、カメハウスにあった文献に火喰い鳥の羽根が原料になると書かれているのを知り、キウイ山へ向かった。火喰い鳥は40年前の噴火で岩の下敷きとなり絶滅したと思われていたが、後に生き残りがいることが判明する。ただし、実際には羽根は体から抜けるとすぐ消えてしまう(文献は亀仙人が酔っ払って落書きしたものだった)。その代わり、チチが拾った八角形の卵殻が最終話で重要な役を果たす。
- 火喰い鳥とそのヒナのデザインは鳥山明がアニメ用にデザインしたもの[2]であり、鳥山と東映アニメーションの共同作業によって作られた[3]。
- 博士
- 声 - 八奈見乗児
- 初代第150話に登場。キュウイ山の火口内の洞窟にあった火喰い鳥の卵に、計器を付けて観測しながら孵化を待ち続けていた。宇宙服に似た防護服を着ている。
- 歯っかけばあさん
- 声 - 山本圭子
- 初代第151話に登場。炎までもを凍らせる雪があるという女人禁制の山、フラッペ山の麓に住む老婆で、名前の通り歯が欠けていて一本しか生えていない。亀仙人が鍋敷きにしていて捨ててしまった芭蕉扇を海岸で拾い、使い方も知らず塵取りとして所持していた。養蜂を生業としており、チチに花嫁修業と称して家事をさせた礼として一緒に八角形の巣を作る蜂の蜂蜜も持たせる。
- アンニン
- 声 - 横沢啓子
- 初代第152話、153話(最終話)に登場。「太上老君」とも呼ばれ、あの世とこの世の境目である五行山に置かれた八卦炉の管理者。八卦炉の火を消してしまうと、この世とあの世がごちゃ混ぜになり地獄の鬼どもが暴れまわることになるため、数万年に渡り八卦炉を管理している(八卦炉の火は一度消えてしまうともう一度点火するまで2000年は軽くかかる)。戦闘力はかなり高く、舞空術も使えるうえに触角を自在に伸ばして投げ飛ばしたり体の大きさを自由に変化できる能力まで持つ。外見は若い女性だが、数万年も生きており、おばあちゃんであることを悟空に指摘され激怒している。子供っぽい性格をしており、人をくったような言動もとるが、管理者としての矜持は一応はある。八卦炉の火にかけた鍋で茹でたスパゲティを食べ、最近火力が弱まったせいか茹で加減がいまいちと不満のようである。八卦炉の底の一部が破損したため、八卦炉の火が五行山の裏側にある牛魔王の城に繋がってしまい、牛魔王の城が炎に包まれてしまう。悟空とチチから八卦炉の火を消してくれるように頼まれるが却下し、諦めようとしない悟空と戦うが、悟空夫妻が八卦炉の底を修復するために必要な芭蕉扇・火喰い鳥の卵の殻・八角形の巣を作る蜂の蜂蜜[注 1]を持っていることを知ると、彼らに協力し、八卦炉の鍋を持ち上げ、悟空を八卦炉の修理に向かわせた。悟空が八卦炉の修理を終らせて戻ってきた後、チチに謝罪した。
- 孫悟飯 (孫悟空の育ての親)が八卦炉の守衛のアルバイトを務めており、悟飯のことをちゃん付けで呼ぶ。悟空が「じっちゃんもアンニン様と仲良くな」と言ったときに照れる描写がある。
『ドラゴンボールZ』登場キャラクター
サイヤ人編
- 万能カプセルロボットC-6号
- 声 - 塩屋浩三
- Z第9話に登場。悟飯が砂漠の底にある地下遺跡(ネムリアの神殿)に落ちた際に発見したロボット。SSS(スリーエス)シリーズのプロトタイプであり、かなり古い型ではあるものの、性能は優秀であり料理機能(風味も選択可能)もある。80年前、遺跡発掘中の事故により置き去りにされ、以後悟飯がスイッチを入れるまで眠り続けていた。
- ぶっきらぼうな性格だが、遺跡に落ちて脱出できないでいた悟飯に慕われ、彼と寝食を共にする中で優しさも見せるようになる。遺跡が崩れだした際は悟飯を崩壊から守り、谷の向こうまで投げ飛ばすが、そのことで大量のエネルギーを消費する。最後に悟飯を励まして全エネルギーを消耗し、機能を停止した。
- 演じた塩屋はロボットなので感情を抑えた演技が要されたため、悟飯に対して感情のある台詞を言いたくても押さえるのが難しかったが凄く印象に残った役と語っている[4]。
- 草食恐竜
- Z第10話に登場。悟飯が自力で食料を調達し、ひとりになっても泣くことがなくなったころ、悟飯のねぐらの洞窟に入り込んでいた草食恐竜。容姿はブラキオサウルスに近い。左の脇腹のあたりを負傷しているのを見た悟飯が悟空直伝の薬草で治療、介抱する。
- 友だちになることを夢見た悟飯だが、その後この恐竜は肉食恐竜に襲われる。護ろうと戦った悟飯は投げ飛ばされて気絶、意識を取り戻した頃には骨だけが残されていた。
- タイタンズの監督
- 声 - 佐藤正治
- Z第10話に登場。ヤムチャがアルバイトとして雇われていた野球チーム、タイタンズの監督。髭を生やしており、太っている。
- オグリ
- 声 - 平野正人
- Z第10話に登場。ヤムチャがアルバイトとして雇われていた野球チーム、タイタンズの敵チームの投手。ヤムチャに1試合でホームラン3本打たれた。タイタンズ側ベンチがヤムチャの前の打者に「デッドボールになれ」というサインを送っていたことに気付き、あえて危ない球を投げる(本人もヤムチャを打ち取りたかったため)。それが乱闘騒ぎの原因になった。
- ダグ
- 声 - 戸谷公次
- Z第10話に登場。ヤムチャがアルバイトとして雇われていた野球チーム、タイタンズの敵チーム「レイルウェイズ」の選手。
- 幻のサイヤ人(オニオン、ブロッコ)
- 声 - 郷里大輔、岸野幸正
- Z第17話に登場。サイヤ人来襲に備えて神様の下で修行したクリリンたちが幻覚の中で出会った2人組のサイヤ人。クリリン、天津飯、ヤムチャ、餃子の4人に襲いかかり彼らを倒すが、過去の世界を旅したのはクリリンたちの心だけで、実際に死ぬようなことはなかった。しかし神様によると2人の幻のサイヤ人は半人前の下級戦士であり、それを知ったクリリンたちは必死で修行に打ち込む。
- モアイ王
- 声 - 銀河万丈
- Z第11話に登場。ベジータとナッパが、地球に向かう途中に立ち寄った星・アーリア星の独裁者。一般市民を捕らえては剣闘士として殺し合いをさせ、敗者はイエディの餌にするというおもちゃ扱いで、気に入った女性がいれば、たとえ別の男との結婚式の最中だろうが構わずに奪い去るなどの強引さである。ベジータたちがこの星を手に入れることを目的で来訪したことを知った途端、部下たちに彼らを八つ裂きにするように命じたが、全く歯が立たずあっという間に支配体制を破壊され、自身もベジータの念力岩で肉体を貫かれ絶命する。
- その直後、ベジータはクズ星(金にならない)という理由で、圧政から耐え忍んだ者ごと星を破壊してしまう。また、当初ベジータが持っていた情報では「金になる星」だったらしい。
- その星の住人は男がハエ、女が蝶の人間型、といった風な外見で、人間よりふた回りほど身体が大きい。美的感覚の違いから彼らから見ると人間は非常に醜いらしい。
- アトラ、レムリア
- 声 - 佐藤浩之、川浪葉子
- Z第11話に登場。アトラはモアイ王に捕らえられ牢に入れられていた。レムリアはアトラの妻だが、モアイ王に捕らえられる。最後はベジータとナッパが星を破壊したことで星もろとも消滅した。
- イエディ
- Z第11話に登場。アーリア星の神殿にある巨大闘技場の地下に生息している巨大生物。普段は処理係として闘技場で戦いに敗れた兵を食べている。昆虫のような体をしており、言葉は話せず不気味な唸り声を上げ相手を威嚇する。巨体ながら、かなりスピードで動き、目から光線を発する。モアイ王にけしかけられナッパと戦うが、力比べで指を引きちぎられ、エネルギー弾を食らって消滅した。
- ゴズ
- 声 - 佐藤正治(Z13話)→田中亮一(Z95話)→江川央生(Z195話)→堀川亮(Z280話)
- メズ
- 声 - 戸谷公次(Z13話)→鈴置洋孝(Z95話)→佐藤正治(Z195話)→郷里大輔(Z280話)
- Z第12話、13話、95話、195話に登場。地獄の一丁目三番地を監視しており、「三途の川出張所」に勤める地獄の番人。青鬼ゴズは怪力の持ち主で地獄で閻魔大王の次に強く、赤鬼メズは俊足で地獄で閻魔大王の次に足が速いと言われている。語尾に「〜オニ」をつけて話す。暇つぶしのつもりで蛇の道から地獄へ落ちてきた悟空と相撲や鬼ごっこで勝負をすることになり、最終的には敗れて蛇の道へ戻れる抜け道を教える。95話では、界王星でヤムチャたちに倒され地獄に落ちてきたギニュー特戦隊(ギニューを除く)に驚いたり、面白がっていた。
- 蛇姫
- 声 - 向井真理子
- Z第14話に登場。あの世の美人コンテストで優勝した経験を持つ美女であり、その正体は恐ろしい本性を隠し持っている蛇道神。約1500年前、蛇の道の真ん中に御殿を構える。悟空に一目惚れし、家来たち(声 - 冬馬由美、江森浩子、田中真弓、荘真由美)を使ってあの手この手でもてなし引き止めるが、悟空が独身でないことを知ると逆恨みし、大蛇の姿となって舞空術で逃げる悟空を食べようとしたが、追い掛け回すうちに自分自身の体が絡まってしまい、最終的には捕り逃がしてしまう。500年ほど前には、蛇の道を通った閻魔大王のことも好きになったこともある。蛇姫から逃げることに成功した悟空と閻魔大王以外の者は食べられたようである。
- ピゲロ
- 声 - 草尾毅
- Z第16話に登場。悟飯がチチと悟空に会いたい一心で島から脱出した後、流れ着いた浜の近くに住む。ロム(声 - 冬馬由美)、チコ(声 - 久川綾)の兄妹をはじめ、ハッチ(声 - 丸尾知子)、ジンク(声 - 田中和実)、エナ(声 - 荘真由美)、ヨードン(声 - 江森浩子)ら孤児たちのリーダー。
- 強制的に施設に入れようとする補導員の大人達(声:佐藤浩之、掛川裕彦)を退けてきたが、一方で子供たちのためには施設に行って学校に通わせたほうがいいとの考えも持っている女性補導員(声:大野由佳)もいる。
- 一般人の部類に入るが大人を一撃で倒すほどの実力をもっている。
- 悟飯が流れ着いた翌日、施設の大人や警官によって孤児たちは全員捕まり、ピゲロは子供たちの将来を思いあえて見捨て、悟飯だけを連れて逃走するという苦渋の決断をする。エアカーで悟飯をパオズ山の近くまで送ると、ピゲロは涙を風に乗せて去っていった。
- グレゴリー
- アニメにおいて、北の界王の身の回りの世話をしている生物。
- 人物紹介は界王を参照
- ツフル人
- Z第20話の回想に登場。惑星ベジータでサイヤ人とともに暮らしていた種族だが、サイヤ人に制圧され滅ぼされる。惑星ベジータが高重力のため体の大きさはサイヤ人の半分ほどしかないが、知的で高度な文明を持っている。
- 惑星ベジータの神
- ツフル人同様、界王が語る回想の中で登場。かつてサイヤ人の悪行にたまりかね、巨大隕石を自らの力で引き寄せて惑星ベジータに衝突させたと伝えられている。
ナメック星編
フリーザ一味については「フリーザ一味#アニメオリジナルキャラクター」を参照
ナメック星人については「ナメック星#アニメオリジナルキャラクター」を参照
- ゼシン、ブン
- 声 - 難波圭一、中村大樹
- Z第39話に登場。悟飯、クリリン、ブルマがナメック星に出発して約1週間目に遭遇した、鏡張りの球体宇宙船の代表格である少年2人。故郷をフリーザ一味(キュイをリーダーとする派遣隊)に滅ぼされ、子供たち(エミー(声 - 嶋方淳子)、少年(声 - 柳沢三千代))だけが何とか脱出し、大人たちが商売で行き来していた星を目指している。
- 悟飯たちをフリーザ一味と勘違いして包囲し、皆殺しにしようとしたが、流星群の中に突入してしまった彼らの宇宙船を悟飯らが危機から救ったことなどから誤解は解ける。ゼシンらは2週間程前にナメック星を通ってきたため、別れ際に悟飯らにナメック星への近道を教える。
- ライチ、ザークロ
- 声 - 田の中勇、田中康郎
- Z第40話から44話に登場。悟飯らがナメック星に出発し、約10日目に遭遇。宇宙潮流に巻き込まれ環境の悪い無人の星に不時着し、宇宙船が壊れて星から脱出できなくなってしまった宇宙人の2人組。他人の記憶を読み取ったり、幻覚を見せる能力を持ち、その星をナメック星と勘違いした悟飯らを騙し、悟飯らの宇宙船を奪おうとする。当初、その能力により容姿もナメック星人に変えていたが、本来は人間風でない目と目の離れたピンク色の大柄な容姿である。
- ドラゴンボール探しを親切に手伝う振りをしつつ悪だくみを巡らせ、一時は悟飯らの動きを封じ、ドラゴンレーダーを奪い宇宙船も奪うことに成功するかにみえた。しかし、結局、罠から脱出した悟飯とクリリンに倒され、その星に取り残されることになった。
- ベジータ王
- 声 - 銀河万丈(Z78話、ゲーム『Sparking!METEOR』)、岸野幸正(Z124話)、佐藤正治(映画『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』、映画『神と神』、超)
- Z第78話でフリーザの回想シーンにて初登場。惑星ベジータの王であり、ベジータの父親。
- 原作では「王」という名前のみ登場する。
- シャーツ星人
- Z第104話に登場。ベジータの回想シーンにおいてフリーザの命令でベジータ、ナッパ、ラディッツの3人により3日で滅ぼされた惑星の住人。惑星の住民は人間で、少年の王がいた。
- テレビスペシャル登場キャラクター
- 孫悟空の父・バーダックやその仲間たちが登場。バーダックは後に原作のフリーザの回想にも登場している。
- 人物紹介はたったひとりの最終決戦を参照
魔凶星編
- マロン
- 声 - 小林優子
- Z第108話で初登場。クリリンの恋人として登場。一人称は自分の名前でぶりっ子。背中と尻が丸見えの黄色いTバック水着を愛用する。クリリンのことを「クリンちゃん」と呼んでいた。亀仙人やカリンまで見とれるほどの美少女だが、わがままで何も考えていない性格から、クリリンをはじめその周辺の人間を散々掻き回した。初めて悟飯の前に現れたときに悟飯とクリリンの頬にキスをし、クリリンはデレデレとしていた。その様子を見て悟飯は「クリリンさんに彼女ができた」と喜んでいたが、当人はというとガーリックJr.から逃れカリン塔に避難したときにはカリンとヤジロベーと賭けババ抜きをして身ぐるみを剥ぎ、その後もクリリンの不在中にはヤムチャにまで色目を使い、それを咎めたブルマとチチを「オバサン」呼ばわりし2人を激怒させた。クリリンと別れた際には結婚を考えていたことを匂わせたが、それを聞いて後を追ったクリリンが追いついた際には、すでに金持ちの別の男に鞍替えしていた。クリリンは「(マロンが)はっきりしない態度だからこっちからふっちゃいましたよ」と皆に説明すると、ブルマからは「私は前から(2人の結婚については)反対だった」、チチからは「あの女は慎みというものが欠けている」と非難されている。
- 人造人間編でも登場するが、多数のボーイフレンドに囲まれてご満悦で、亀仙人たちを呆れさせていた。
- ガッシュ
- 声 - 緑川光
- Z第108話から登場。ガーリックJr.配下の魔族四天王の中では最強の戦士。髪の毛の自在に操ったり、巨大化することができる。一度は死亡するが、魔凶星の影響で復活。しかし再び悟飯の怒りの攻撃により敗れた。
- ゾルド
- 声 - 水鳥鉄夫(Z)、高戸靖広(ドラゴンボールヒーローズ)
- Z第108話から登場。魔族四天王の一人。四天王の中では一番の小柄。タードとの連携攻撃を得意とするが、悟飯の魔閃光により倒される。
- タード
- 声 - 佐藤正治
- Z第108話から登場。魔族四天王の一人。四天王の中でも大柄な体格。地中を自在に移動し攻撃することができ、ゾルドとの連携攻撃をみせる。スピードが自慢でクリリンを翻弄するものの悟飯の魔閃光により敗北。
- ビネガー
- 声 - 郷里大輔(Z)、星野充昭(ドラゴンボールヒーローズ)
- Z第108話から登場。魔族四天王の一人。四天王の中でもっとも巨漢であり、力押しを得意とする。
- リット星人
- Z第110話に登場。小柄な体格をしたフリーザの部下。
- 先代の神
- Z第114話に登場。ピッコロ大魔王と同体だった神の前の、地球の神。すでに死んでおり、マントをはおった影のみの姿をしている。天界の底にある先代の神たちの墓がある神仙界に存在し、訪れた神の魂を抜こうとする。劇場版『ドラゴンボールZ』では、神の座を与えなかったためにガーリックの恨みを買っている。
人造人間・セル編
- 周災悪(しゅうさいあく)
- Z第118話に登場。孫家に悟飯の家庭教師としてやって来た。カーリーヘアで髭を生やし眼鏡を掛けている。気に入らないことがあるとすぐに鞭打ちを行うほか、小学生の悟飯に高校の問題集をさせた挙句、授業料5倍を要求し、悟空の悪口を言うなど家庭教師として最悪で悟飯とチチの怒りを買い、チチに屋外へ投げ飛ばされた。その後、負け惜しみを言いつつ彼女に追いまわされた。牛魔王は「そんな家庭教師を雇ったチチが悪い」と大笑いしている。
- ヤードラット星人
- Z第123話に登場。ピンク色の肌をした宇宙人。力は無いが不思議な術を使い、ナメック星の爆発から脱出してやって来た悟空に瞬間移動を教える。原作では名前のみの登場で、ギニュー特戦隊が彼らの星を攻めていた。
- 『ドラゴンボールオンライン』では鳥山明が新たにデザインを描き起こしており[5]、アニメとは違った丸っこいデザインになっていて、瞬間移動で倉庫の管理人や街と街を繋ぐ転送屋として登場している。
- ユズカー
- 声 - 丸山詠二
- Z第125話に登場。悟空とピッコロが通ったエアカー教習所の指導員。指導員生活70年。足元がおぼつかない、話す際に咳き込むことがある、ドアを開ける力もないなど、かなりの老体。悟空を指導した。
- シンシア
- 声 - 川浪葉子
- Z第125話に登場。教習所の女性指導員。ピッコロを担当した。普段はにこやかでおっとりしているが、スピード狂で運転し出すと性格や目つきが豹変する。
- トラックの2人組
- Z第135話に登場。道路で走行していたトラックの運転手とその相棒。ベジータと18号が、彼らが乗るトラックの上に乗って闘い、彼らは驚いていた。海外版ではクリータスとオーティスと言う名前が付けられていた。
- マック、トミー
- Z第137話に登場。多数いるマロンのボーイフレンドの中の2人。カメハウスでマロンが亀仙人とテレビを見ている時にボートでマロンを迎えに来ていた。
- 暴走族
- Z第138話に登場。バイクで暴走しながら、人造人間17号たちが乗る車に近づき人造人間18号を狙って襲っていた暴走族たち。カーチェイスを繰り広げ、最後は17号と18号の力に驚いて逃げた。海外版では暴走族のチーム名に「ロード・ウォリアーズ」と言う名が付けられていた。
- 姉弟
- Z第146話に登場。セルが人間の生体エネルギーを吸収するために襲ったニッキータウンの生き残りの姉弟。空港でセルに襲われ逃げていたところ、クリリンに助けてもらい、プロペラ機に乗こんで町から脱出した。海外版では弟はトミーの名が付けられていた。
- バーボン
- 声 - 掛川裕彦
- Z第170話に登場。チャズケ村ギャングのボス。「セルは1度襲った場所は2度と襲わない」という噂を知り、村人から金をごっそり頂きながらも強制労働させたうえ、対セル用シェルター“シェルタードーム”を完成させていた。しかし、そのシェルタードームは最初から自分だけ生き延びるつもりで他人を退けようとしていた。セルや刃向かう者を抹殺すべく桃白白を雇っていたが、式典の際にライムのデマで村人に陰謀を暴露されてしまう。桃白白を使ってラオを暗殺しようとするが、桃白白は乱闘を起こした悟飯が悟空の息子だと聞き怖気づいて逃亡してしまった。その後は村人に睨まれながらも悟飯を雇おうとしたが、悟飯にシェルタードームを破壊されてしまい、「自分程度の力でも(シェルタードームを)壊すことができる」と罵倒された。
- ライム
- 声 - 小山裕香
- Z第170話に登場。チャズケ村に住む少女。両親をこの村に来たセル(この時は第1形態)に殺され、祖父のラオと共に生き残った。悟飯と仲良くなり、頻繁にラオの店を荒らし回る悪者(バーボンの部下)を追い返すために「セルが来たぞー!」と、オオカミ少年的なうそをつき、バーボンの陰謀をも暴露した。
- ラオ・チュウ
- 声 - 佐藤正治
- Z第170話に登場。チャズケ村に住むライムの祖父。武術の達人で、天下一武道会に参加したことがありバーボンの部下たち(声 - 佐藤浩之、島田敏)を軽くあしらったが、桃白白には敵わなかった。桃白白に圧倒されスーパーどどん波に撃たれそうになるが、悟飯に救われた。また、悟飯の実力をいち早く分かっていたようである。
- ウォッカ
- 声 - 塩屋浩三
- Z第174話に登場。「ギャングの帝王」を自称するギャングのボスで、桃白白を雇っていた。ドラゴンボールを見つけるが悟空と一悶着起こした末悟空がドラゴンボールを手に入れる。また、桃白白の言った「鴨が葱を背負って来た」にその鴨がどういう意味か理解できなかった。
- ピロシキ
- 声 - 江川央生
- Z第176話で初登場。「剛力のピロシキ」の異名を持つパワータイプで、ミスター・サタンの1番弟子。象の20倍もの怪力の持ち主。牛をたった一撃でしとめることができる。サタンいわくピーマンが嫌い。戦う前に、自分の着ていた鎧を潰し飲み込むというパフォーマンスを見せた。
- セルに挑むもすぐに倒され、実力もサタンに劣るが師匠であるサタンよりも早くセルとの実力の違いに気付いていた描写がある。セルに吹き飛ばされた際、その巨体でサタンたちを下敷きにしてしまう。
- カロニー
- 声 - 鈴置洋孝(Z)、田中一成(改)、藤本たかひろ(超)
- Z第176話で初登場。「はやてのカロニー」の異名を持つスピードタイプで、サタンの2番弟子。飛んでいる燕を捕らえることができるほどの素早い動きを見せる。キザなナルシストで、自称「世界一の美形」。時折オカマ口調になり、腰をクネクネ動かすこともある。戦う前に、持っていた薔薇の花束を空中殺法で散り散りにするパフォーマンスを見せた。
- ピロシキと同様、あっさりとセルに倒されるが、それがものすごいパワーの波動であることを理解していた。
- 『ドラゴンボール超』ではサタンの記者会見のシーンでもピロシキらと共に登場している[6]。
- ピーザ
- 声 - 青羽美代子(Z)、西原久美子(改)、森下由樹子(超)
- Z第176話で初登場。サタンおよびその弟子たちの美人マネージャー。スタイルの良いレオタード姿で、実況なども行う。ピロキシやカロニーは気の存在に気付いたが彼女はサタンの言葉を信じ、最後まで悟空たちの力をトリックと思い込んだ。サタンたちには過剰な期待を抱いており、セルに攻撃された時にはサタンに抱き付かれて照れた。アニメの第25回天下一武道会では、上記の2人とともにサタンの祝福としてワンシーンのみ登場。
- 『ドラゴンボール超』ではサタンの秘書として登場。ピンク色のスーツ姿で髪の毛をまとめている。
あの世一武道会編
詳細は「あの世一武道会」を参照
- 界王、大界王
- アニメでは西の界王、東の界王、大界王が登場する。
- 人物紹介は界王を参照
- パイクーハン
- 声 - 緑川光
- Z第195話で初登場。西の銀河最強の戦士。寡黙でクールな性格だが冷徹な人物ではなく、地獄で暴れていたセルたちを討伐するのに心配でついてきた悟空に「助っ人を頼んだ覚えはない」とそっけなく言い放つが、騒動が終わった後は微笑を見せていた。
- 緑色の肌と普段は超重量の烏帽子とガウンを着ており、悟空でも持ち上げられないほどの重さ。共通点も多いため「ピッコロみてえなやつ」と言われた。
- あの世一武道会編では地獄で暴れていたフリーザやコルド大王、セルをあっさり倒す程の実力者。セルに至ってはわずか2発で倒し悟空を驚愕させた。
- その後、あの世一武道会決勝で悟空を強敵と認め、上述のように帽子とガウンを脱ぎ捨て全力で勝負を挑む。超サイヤ人となった悟空と互角以上に渡り合い、後一歩のところまで追い詰めるが必殺技を三度も見せたことが仇となり、トドメの「サンダーフラッシュ」を放つ寸前の隙を突かれ、瞬間移動からの近距離かめはめ波によって場外に吹き飛ばされ敗北した。その後悟空と友情が芽生えた。しかし「天井も床と見なす」というルールにより両者ともに大界王より場外負けを宣言された(これについては審判からも無理やり過ぎやしませんかと言われている)。
- 魔人ブウ編では、悟空を追い瞬間移動してきた魔人ブウ(純粋)と大界王星で対峙し、オリブーと共に立ち向かっているものの軽く退けられ星ごと消滅させられそうになるが、悟空とベジータの気の放出による誘導によりブウが界王神星に向かったため助かっている。
- あの世では悟空とよくコンビを組み、劇場版では地獄で暴れるブロリーを退治しにいっている。『復活のフュージョン!!悟空とベジータ』では普段の礼儀正しくクールなキャラが崩壊し、閻魔の宮殿の結界を破壊するために悪口を言い続けるシーンがある。本人は強い嫌悪感を示していたが、悟空とベジータをフュージョンさせるための時間稼ぎにジャネンバと対峙。上述のことから弱点を見抜き「この出来損ない!」と罵倒することで一瞬怯ませ、エネルギー弾の雨を放つが空間移動で躱され、背後に回りこまれこめかみを強打されて敗北。しかし時間稼ぎは成功し、フュージョンによって誕生したゴジータの姿を見て安心して気絶した。
- 得意技は握った両腕を突き出し閃光と共に爆炎の渦を放つ「サンダーフラッシュ」、超スピードで回転することで強力な竜巻を起こし体当によって内部に閉じ込め切り刻む「ハイパートルネイド」、そのほか「スーパーエネルギー弾」がある。
- ミゴレン
- 声 - 江川央生
- Z第196話で初登場。北の銀河の戦士。7000年前、極悪エイリアンと闘い命を落とした戦士。あの世一武道会には不参加だが、悟空が大界王に修行をつけてもらえることをいち早く見抜いた。
- サーテ
- 声 - なし
- Z第196話にて登場。北の銀河の戦士。3500年前、故郷の星を隕石の衝突から守った戦士。あの世一武道会には不参加。
魔人ブウ編
- 英語の教師
- 声 - 遠藤みやこ(Z)
- 担任の男性教師
- 声 - 不明(Z)、徳山靖彦(改99話)、麻生智久(改100話)
- Z第200話に登場。オレンジスターハイスクールの眼鏡をかけた英語の女性教師。授業中にビーデルとイレーザが悟飯の話題で盛り上がって話していたため注意していた。原作および、アニメ『ドラゴンボール改』では英語の教師ではない男性教師に差し替えられた。
- バスジャック犯
- 声 - 川津泰彦、他(Z)、高橋剛、荒井聡太、他(改)
- Z第201話に登場。バスの乗客を人質に取り、逃亡を図った3人のバスジャッカーグループ。人質は全員老人であり、驚かなかったため手を焼かされていたが、ビーデルとグレートサイヤマンの活躍により拘束される。
- エンジェラ
- 声 - 西原久美子
- Z第202話で登場。オレンジスターハイスクールに通う女子生徒。アニメにおける悟飯の初デートの相手。
- 異常に惚れっぽく、すぐ泣きすぐ笑いすぐ怒る感情の起伏の激しい女の子。悟飯に好意を持ち、秘密をばらされたくなければ、自分とデートをするようにと悟飯に迫り、グレートサイヤマンの正体がばれたと思った悟飯は彼女の機嫌を損ねないよう初めてのデートに挑む。しかしそもそもデートなどしたことのない悟飯は彼女に振り回されるばかり(悟飯はチチに悟空との初デートのことを聞くが、あまり参考にならなかった)。
- デートの途中で悟飯が抜け出し、火災現場で人命救助していたビーデルを助けに行ったのを見て「やっぱり彼女がいたんだ」と勘違いし、怒ってビーデルに悟飯の秘密をばらす。実は彼女はグレートサイヤマンの正体には気づいておらず、秘密とは悟飯が子供っぽい小熊柄のパンツを履いていたことだった。そのため悟飯はビーデルに呆れられるだけで済んだ。
- 泣いて帰って行った彼女に悟飯は謝ったほうがいいのか悩んでいたが、エンジェラは翌日には既に別の男子に鞍替えしてデートを申しこんでいた。
- ヘリコプターの操縦士
- Z第202話に登場。ビルの火災現場に駆けつけた際、ビーデルを乗せたヘリコプターの操縦士。海外版では管制員からエドと言う名前で呼ばれていた。
- ロック
- 声 - 佐藤正治
- Z第203話に登場。レッドシャーク団のボス。2人の手下(声 - 岸野幸正、江川央生)の知らせによりサタンに決闘を申し込むために市長(声 - 龍田直樹)を人質に取り、サタンを倒し名を上げ「サタンシティ」から「ロックシティ」に改名しようと企む。
- トト
- 声 - 不明(Z)、根本幸多(改)
- Z第204話に登場。
- ムスカ
- 声 - 佐藤正治
- Z第204話に登場。サーカス団のプロモーター。金にあくどく、悟飯や悟天の友達だった恐竜のトトとチビ親子をさらって見世物にしようとした。アニメ版では悟飯はこの事件でビーデルにグレートサイヤマンの正体を知られることになった。
- 撮影スタッフ達
- Z第205話に登場。撮影中に乱入したグレートサイヤマン(悟飯)を撮影にスカウトしようとした。
- パポイ
- 声 - 江川央生(Z)、藤本たかひろ(改)
- Z第207話に登場。南の銀河最大の英雄。原作では名前のみの登場だったが、アニメでは南の界王と共に悟空の修行風景を見物しに来ている。南の界王いわく「あの世一武道会に出場していたら優勝するほどの実力者」。やたらとボディビルダーのようなポーズをとるため力自慢のように見えるが、40tの重りで修行する悟空を見て愕然とする。
- 着ぐるみZ戦士[1]、セル、サタン
- 声 - 堀川亮、江川央生、龍田直樹
- Z第210話に登場。天下一武道会本戦前にスペシャルイベントとして上映されたZTV製作の映画「ミスター・サタン栄光の記録」に登場した悟空たちZ戦士に似せた着ぐるみ(着ぐるみの役者は設定画のみ)。その姿に悟空、クリリンは呆れ、ピッコロとベジータは不快感を示していた。内容はZTVが勝手に脚色したものになっており、着ぐるみZ戦士たちはセルに負けるが、その場にサタンが現れ、セルの爆薬や床から槍が飛び出すトリックを看破し、着ぐるみの悟空とベジータはサタンに信奉し、サタンがセルに勝利するというストーリー。内容そのものはサタンも恥ずかしがっていた。
- 女店員
- 声 - 中村尚子、鈴木富子(Z)、藤井ゆきよ、松井桃子(改)
- Z第241話に登場。ケーキ屋の女性店員たち。ブウに自動ドアや店内を破壊され、大量のケーキを根こそぎ食べられる。その内の1人はバビディを魔導師とは知らず「おじさん」呼ばわりしてブウが食べたケーキ代や修理費を無理やり請求するが、バビディの魔術で強制的に移動させられ、ビルに吊るされた。もう一人の女性店員は無事だったものの、バビディに「お前もこう(ビルに吊るされた女性店員のように)なりたいか?」と脅された。
- 溺れている男
- Z第251話に登場。船の乗客。魔人ブウから逃れるため船に避難していたところをブウに船ごと襲われたため、海に落とされる。溺れてかけていたところをブウに助けられたかと思いきや、空中に高く投げ飛ばされ気功波を受けて死亡する。
- 軍隊隊長
- Z第251話に登場。国王率いる軍隊の隊長。魔人ブウと苦戦するゴテンクスの応援に駆け付け、戦車隊や航空隊を使ってブウに戦い挑むも彼らの兵器には全く通用せず、ブウの大爆発によってゴテンクス共々吹っ飛ばされ全滅する。
- 父回虫、兄回虫、弟回虫
- 声 - 堀之紀、田中一成、長沢直美
- Z第273、274話に登場。魔人ブウの体内に生息している回虫親子で、体はツルツルとした硬い皮膚で覆われている。父は礼儀正しい性格で、ベジータの連続エネルギー波を飲み込んで見せた。兄は動いている物を見るとすぐ飛びかかるクセがある。悟空とベジータがブウの体内に侵入した際に遭遇し道案内をするが、直後にブウの排便とともに流される。
- 西の界王神、北の界王神
- 原作では名前のみの登場だった界王神。
- 人物紹介は界王を参照
- ビビディ
- 声 - 田の中勇(Z)、山崎たくみ(ドラゴンボールヒーローズ)、龍田直樹(改)
- Z第277話に登場。原作では名前のみの登場だったバビディの父親。魔人ブウの創造主。緑色の雨蛙のような姿をしている。
- ブウの力で宇宙の様々な星々を破壊し、界王神たちを次々と殺害させるが自分をも巻き添えにしかねないブウには散々手を焼いていた。しかしある日大界王神を吸収し、食べることが好きな性格(作中において最初に登場したブウ)になってからは、その姿に驚いていたが、ブウにケーキのことを聞かれた際に「宇宙一うまい食い物」と教え込み、さらに「わたしの言うことを聞けばケーキを毎日食べさせてやる」という条件で手懐けており、「また封じ込められたいのか!?」と感情的で手荒な手懐け方(恫喝)をするバビディよりもブウの扱い方が上手である。その後、ブウを封印した所を東の界王神に倒される。
- 『ドラゴンボールヒーローズ』にてカード化され、六星龍を召喚する技も存在する。
- 名前の由来は『シンデレラ』の劇中に登場する呪文「ビビディ・バビディ・ブー」[7]。
- アルファ星人
- 声 - 曽我部和恭、堀之紀(Z)、森下由樹子(改)
- Z第277話に登場。界王神の回想シーンにおいて、ビビディの命令で魔人ブウが破壊した惑星の住人。ビーム砲でブウを攻撃するが敗れる。『ドラゴンボール改』では名前が「トカゲ星人」になっている。
- 拳法の達人
- 声 - 堀之紀
- Z第287話に登場。インチキ拳法家らしく、勝利した者に賞金を与えるとストリートファイトを行っていたが、それに挑戦してきたブウにあっさり敗北し全ての賞金を渡してしまう。その後、子分(声 - 田中一成)と共に宝石強盗を行うが、偶然自分に勝利したブウに出くわしあっさり降伏する。
- ワルガキ
- 声 - 西川宏美
- Z第289話に登場。天下一武道会の露店でミスター・サタンの腕時計を盗もうとしていた少年。アイスクリームを食べて歩いていたパンとぶつかり、アイスクリームを落としたパンを泣かせたが、追われていることを忘れていたため店の女性に捕まる。
『ドラゴンボール超』登場キャラクター
『ドラゴンボールZ 神と神』初出キャラクター
- ビルス
- 声 - 山寺宏一
- 第7宇宙の破壊神で何億年も生きている。一人称は「ボク」。39年ぶりに目覚め、予知夢で見た超サイヤ人ゴッドを探しに地球へやって来る。破壊活動に一切意味はない[注 2]が、その行いは自然の摂理そのものと評され、界王神からは破壊活動を黙認されている。普段は寝たり食べたりテレビアニメを見たりしている。特に食べ物にはうるさく、味が良くても脂肪分が高いからと言って星を半分だけ破壊するなど我儘な言動が目立つ。敬意を払わない者の無神経さが嫌いで、昔一度地球に行った際に恐竜が失礼な態度を取ったため絶滅させたことがある。自分が寝ている間に惑星ベジータを破壊するよう、フリーザに命令していた。また、かつて老界王神をゼットソードに封じ込めた張本人である。
- 「次元の違う」強さの持ち主で超サイヤ人3の悟空をたった2発の攻撃(デコピンと右肩に触れただけ)で戦闘不能に追い込み、ブルマを攻撃された怒りで悟空以上の力を発揮したベジータ相手でも1割ほどの実力しか出さずに左手で払っただけで倒した。また、ある程度力を解放すれば、あらゆるパワーを消失させることも可能(ビルス自身は悟空戦で100%の力を使えばと語っているが、後にウイスが悟空の力を引き出すための方便だと見破っている)。あまりの強さゆえに同じ神である界王や界王神たちだけでなく、フリーザ親子やサイヤ人の王であるベジータ王からもひれ伏すしかないほど恐れられている。
- 地球の破壊を賭けて超サイヤ人ゴッドに覚醒した悟空と戦い勝利するが、地球や悟空たちが気に入ったために眠いという演技をし、地球を破壊せずに帰っていった。
- 復活の「F」編では、睡眠中にウイスと悟空、ベジータの修行で起こされた際、近くを飛んでいた蝶の鱗粉が原因で突発的に出たくしゃみと同時に放たれた光弾で、遠くの惑星を破壊する場面がある[注 3]。
- 悟空たちと親しくなってからも横柄なところは変わらないが、心なしか彼らを気に入っている。フリーザが地球を破壊した際に手助けしたり、フリーザを倒し損ねた悟空にチャンスを与えるなどの一面を見せるようになり[注 4]、悟空やベジータからも信頼されるようになった。
- 『超』の「神と神編」と「復活の「F」編」の原作となる、劇場版『神と神』『復活の「F」』にも登場する。
- ウイス
- 声 - 森田成一
- ビルスの付き人。ビルスとは主従関係だが、ビルスに武術を教えた師匠でもあり、ビルスに自制を促すこともある。杖を使って過去や現在の出来事の投影や、宇宙一速く飛んで移動したり対象者を別の空間に転移させたりすることができる。地球に来てからはブルマと気が合うようになり、彼女に美味しい物をご馳走してもらいにちょくちょく来訪しており[注 5]、地球で一番美味しい物としてベジータに差し出されたカップ麺の味を気に入ったことから、ベジータをビルスの星に同行させて修行をつける。その半年後には、もっと強くなりたいという悟空もビルスの星に同行[注 6]させてベジータと共に修行をつける。知識は豊富で原始的な惑星の言葉を話すことができる。
- 『超』の「神と神編」と「復活の「F」編」の原作となる、劇場版『神と神』『復活の「F」』にも登場する。
- 予言魚
- 声 - 中川翔子
- ビルスの宮殿の庭に棲む、予言的中率100%の不思議な魚。ビルスとウイスからはさん付けで呼ばれている。39年前、39年後にビルスの強敵となる超サイヤ人ゴッドが出現すると予言した。ウイスからは1日3回エサをもらっている。
- 『超』の「神と神編」と「復活の「F」編」の原作となる、劇場版『神と神』『復活の「F」』にも登場する。
『銀河パトロール ジャコ』初出キャラクター
「銀河パトロール ジャコ」も参照
- ジャコ
- 声 - 花江夏樹
- 銀河パトロール隊員で自称「スーパーエリート」。ブルマとタイツの古い友達。元は『ドラゴンボール』の前日談でもある鳥山明の漫画『銀河パトロール ジャコ』の主人公。年齢的にはブルマより年上だが、外見は『銀河パトロール ジャコ』当時から変わった様子はない。
- 復活したフリーザが1000人の兵士を連れて地球にやってくることを、フリーザが到着する約1時間前にブルマに伝えに来た。本人はフリーザと戦う気は全くなく伝えるだけで逃げるつもりだったが、ブルマに無理矢理決戦の場に連れてこられフリーザ軍の兵士と戦い、悟空とフリーザの戦いを見守った。
- 破壊神シャンパ編では、新型宇宙船は地球まで50分でこられるようになっており、タイツを通じてブルマから連絡を受けてすぐに地球に来るように言われた。ブルマからは便利屋のように扱われており、何かと振り回されている。第6・第7宇宙破壊神選抜格闘試合の観戦に銀河王を連れてきた。とても目が良く、悟空たちやビルスでも気づかなかったフロストが右腕に忍ばせている毒針を見抜いた。『銀河パトロール ジャコ』では彼女がいたが、すでに別れている。
- 『超』の「復活の「F」編」の原作となる、劇場版『復活の「F」』にも登場し、劇場版では悟空との会話はなかったが『ドラゴンボール超』では悟空と親しげに会話する仲になっている。
- タイツ
- 声 - 鶴ひろみ
- ブルマの姉。元は『銀河パトロール ジャコ』の登場人物。
- 「破壊神シャンパ編」から登場。人気SF作家であり、本作ではショートカットでオーバーオール姿。
- ジャコとは知り合いでたびたび連絡を取っており、ブルマがジャコに用があると電話をかけてきたため、ジャコと連絡をつなげた。なお、仲間として付き合いの長い悟空や夫であるベジータはブルマに姉がいたことが知らなかったので二人ともこれには驚愕していた。
- 銀河パトロール ジャコ#タイツも参照。
- 銀河王
- 声 - 魚建
- 銀河パトロールの指導者。元は『銀河パトロール ジャコ』の登場人物。
- 「破壊神シャンパ編」から登場。緑色の巨大なタコ型をしていて、銀河パトロールのマークが入った王冠をかぶっている。ジャコが第6・第7宇宙破壊神選抜格闘試合の観戦に一緒に連れてきた。銀河で一番偉いとされるが、界王神や破壊神などと知り合いのブルマにはそれほど驚かれなかった。
『ドラゴンボールZ 復活の「F」』初出キャラクター
フリーザ一味については「フリーザ一味#アニメオリジナルキャラクター」を参照
- 妖精たち
- 声 - 下地紫野、一木千洋
- 地球の地獄にいる妖精たち。地獄に落ちて力を奪われ木に吊るされたフリーザの前で、軽快に踊りパレードを見せ続けている。バニーガールタイプもいる。
- 『超』の「復活の「F」編」の原作となる、劇場版『復活の「F」』にも登場。
神と神編
- 王様
- 声 - 間宮康弘
- とある惑星の王で、星を破壊しにやって来たビルスを料理でもてなして機嫌を取ろうとした。差し出した完全有機農法天然無菌牛のア・ラ・プラネテーゼはビルス好みの味ではあったが、脂肪分が高かったことが原因で機嫌を損ねたビルスによって星を半分だけ破壊される。
- 『Vジャンプ』の漫画版では料理に毒を混ぜてビルスを殺そうとしたがバレて、ビルスの予定通り星を破壊される。料理の1つである「スープ・ヤサイ・ジンコット」の名前はビルスに夢で見た超サイヤ人ゴッドを思い出させるきっかけとなった。アニメ版と漫画版で容姿が異なる。
- モギーナ星人
- 声 - 荒井聡太
- 名前は『ICカードダス ドラゴンボール』より。4つの目と4つの腕を持ち、原始的な狩猟生活を行っている宇宙人たち。リーダーは戦闘モードに変身することが可能で、角から電撃、口からエネルギー波を放つことができる。第7宇宙で評判な恐竜の肉を横取りにやってきたビルスと交戦となるが全く相手にならず敗れ、星ごと破壊される。漫画版には登場しない。
復活の「F」編
- ガルビ
- 声 - 星野充昭
- スナク星という惑星出身の宇宙人で勇者でもある。スナク星人は犬に似た種族を恐れているため、犬を苦手としている。また彼らにはスナク星特有の敬意の踊りがある。ビルスを追い払った人物に興味を持って大使(声 - 斉藤次郎)や秘書(声 - 後藤哲夫)とともに地球に現れ、自分が倒したとホラを吹くサタンの話を聞き勝負を挑む。サタンとの戦いの最中、犬のベエを見た際に恐怖で棄権し、大使や秘書とともに引き上げた。漫画版には登場しない。
- ビビス
- 声 - 半田裕典
- サタンが破壊神ビルスを倒したのは自分だとホラを吹いた時、ビルスの名前を思い出せず、適当に言ったサタンの中の架空の人物。容姿はビルスをモチーフにしているが、人の言葉を発しない。漫画版には登場しない。
破壊神シャンパ編
- ズノー
- 声 - 園部啓一
- 地球から少し離れたところにある星に住んでいる、何でも知っているという宇宙人。大きな頭とちょんまげをしており、同じ容姿の付き人たち(声 - 平井啓二、深川和征、今井浩平)がいる。原則として予約しないと面会できず、ブルマとジャコが超ドラゴンボールのことを聞こうと訪ねたときの予約は7年待ちだった。
- 質問する前には「貢ぎ」[注 7]として頬にキスする必要がある。質問者の性別や年齢、容姿などによってできる質問の数が異なるようである[注 8]。
- 漫画版では予約の必要はなく、1度質問すると次に質問できるのは1年後となる。
- 龍神ザラマ
- 名前のみ登場。超ドラゴンボールを造り出した存在。ボールはどの角度から見ても赤いヒトデ型を為すよう屈折を利用したザラマオリジナルの構造で、特許を取得している。
- ゲップマン
- 声 - 増谷康紀
- カエルのような姿をした宇宙人。食い逃げの常習犯として銀河パトロールに指名手配されている。食い逃げがライフワークであり、捕まらずに食い逃げし続ける方法をズノーに聞きにきたところジャコと鉢合わせし、取り押さえられる。漫画版には登場しない。
- 歌手
- 声 - 増谷康紀
- 頭から触覚が1本生えた蝶ネクタイをしたペンギン型の宇宙人。第6・第7宇宙破壊神選抜格闘試合の開催前に宇宙歌を斉唱したが、「宇宙って広ーいー」と短く歌っただけだった。
- レフェリー
- 声 - 田中一成
- 第6・第7宇宙破壊神選抜格闘試合の審判。 頭から触覚が1本生えた宇宙人。触覚は情報をリアルタイムで受信できる。シャンパが連れてきたレフェリーだが、極めて公平なジャッジを行っている。
- モナカ
- 声 - 菊池正美
- ビルスが戦った相手の中で最も強かったとされる人物。第6・第7宇宙破壊神選抜格闘試合のためにビルスに呼ばれ、第7宇宙チームの主将を務める。惑星ワガシに住む英雄で、とても静かでやさしい人柄だがひとたびきばを剥けばビルスでも手こずるほどの実力者[8]。ビルスの星で初めて悟空と対面した際、どうしても実力が気になる悟空の不意打ちの攻撃をまともに受けた[注 9]。モナカは「大いなるポンタ(乳首)」を意味する。肉は少ししか食べないらしい。第1試合観戦中に悟空のかめはめ波を見てからずっと気絶している。
第6宇宙の関係者
第6宇宙の界王神については「界王神#第6宇宙の界王神」を参照
- シャンパ
- 声 - 岩田光央
- 第6宇宙の破壊神。ビルスの双子の兄弟であり、太ったビルスのような容姿をしている。一人称は「オレ」。ビルスの双子であるだけに高圧的で、付き人であるヴァドスの進言にも耳を貸さない。ビルスとはそりが合わず顔を合わせるたびに喧嘩をしているが、2人が本気で戦うと宇宙が滅びてしまうため、決着が付かない。太っているためスタミナがないが、実力はビルスと互角。ビルスと違って普段から起きているが、極度の怠け者で破壊活動も基本的にヴァドスに行わせている。ビルスと同様で思い通りにならないと駄々をこねる子供っぽい所があるが、フロストの話を聞いて同情したり、逆にフロストの本性を知って激怒するなどビルスより人間くさい一面もある。
- 星を次々とヴァドスに消滅させ、どんな願いも叶う超ドラゴンボールを収集している。ビルスから地球のおいしい食べ物の存在を教えられるが、第6宇宙の地球は過去にバカな争いをして人類は滅びてしまい、荒廃した星と化してしまっていた。そのため、おいしい食べ物の宝庫である第7宇宙の地球を手に入れる目的で、集めた6個の超ドラゴンボールを賭けて第6・第7宇宙破壊神選抜の格闘大会を開催する[9]。ビルスによれば、本質的にはおいしい食べ物や地球が目的ではないらしく、その意図を人間が理解することはできないという[10]。大会では会場設営を担当しており、第6宇宙の選抜メンバーには勝った時の報酬として金銀財宝を渡すことを約束している。漫画版では賞金は出していない。
- 「復活の「F」編」でも顔見せ程度に登場している。
- 漫画版ではアニメに先駆けて「神と神編」から登場。ビルスが悟空と戦っている最中に界王神界で界王神たちと接触するが、特に何もせずに立ち去っている。また、フリーザ軍残党を襲撃し壊滅的な打撃を与え、間接的にフリーザ復活の元凶となった。「破壊神シャンパ編」でははるか昔の回想が描かれ、ヴァドスが用意したビルスとシャンパのバースデーケーキの上のパフパフの実をビルスが先に食べたために兄弟ゲンカに発展し、2人のケンカを止めたウイスとヴァドスの提案により、次からは食べ物対決を行うようになった。
- ヴァドス
- 声 - 山口由里子
- シャンパの付き人。ウイスの姉で、シニカルな言動が特徴。主人であるシャンパにも弟のウイス以上に棘のある物言いをするが、怒ったシャンパには逆らわず、彼の素行を正すことはできない。杖をわずかに動かすだけで星を消滅させたり、様々な物質を瞬時に生成する能力を持つ。
- シャンパの命令に従い、星を次々と消滅させ超ドラゴンボールを集めている。格闘大会には懐疑的だったがシャンパに押し切られてしまい、中立空間に浮かぶ「名前のない星」に大会の設備を用意する。
- 漫画版ではアニメに先駆けて「神と神編」から登場。1000年前はウイスの武術の師匠でもあり、本人は現在もウイスより少し強いというが、ウイスは否定している。
- ボタモ
- 声 - 高戸靖広
- 第6宇宙破壊神選抜チームの一番手。太った黄色いクマのような宇宙人。全身はツヤツヤで無毛[11]。衝撃を吸収してダメージを無効化することができる。ジャコはこの特殊能力を、受けたダメージを全て異次元空間に転送して無効化していると推測していた。アニメでは口から、漫画版では耳からビームを放って攻撃している。悟空の打撃やかめはめ波による攻撃を全く受け付けなかったが、自身の防御力の高さを過信したことと、戦闘力自体はそれほど大したことがなかったため、悟空に足を掴まれ転倒されて場外近くまで引きずられた後、背負い投げで場外に落とされて敗北した。次の試合のために超サイヤ人への変身は温存したとはいえ、試合の形式じゃなかったら負けていたかもしれないと悟空も発言していた。敗戦後はうなだれながら観戦を続けていたが、ベジータに「ぽんこつ」と言われて落ち込んでいた敗戦後のマゲッタを慰める優しい一面も見せている。
- フロスト
- 声 - 中尾隆聖
- 第6宇宙破壊神選抜チームの二番手。第6宇宙の帝王。第7宇宙の帝王フリーザとそっくりな外見と同じ声をしている。当初は後述の反則を隠すために紳士のように振る舞っていた。表向きは第6宇宙にはびこる戦争の悲劇を根絶するため平和維持軍を率いて紛争地へと飛び込み、戦後復興支援・子供たちへの援助にも力を注いでおり、宇宙平和賞を3回受賞した英雄として称えられ、試合に勝てばシャンパが活動を支援するとヴァドスがスカウトしてきたのでそれを受けたが、実際は裏の組織である宇宙海賊に星を襲撃させ紛争を自作自演で解決し、荒れた星を安く買い叩くというビジネスを展開している[注 10][注 11]。両腕の手首付近の小さな穴に、即効性の毒針を忍ばせており、これを刺された相手は一時的に意識が朦朧とした状態に陥る。この針で刺されても針自体による痛みはほとんどなく、フロストのこれを扱う技術が巧妙なことも相まって、刺された相手も何が起きたかすら分からない。
- 漫画版では第6宇宙最強の拳闘士と呼ばれており、戦争関連の話には特に言及されていない。アニメ版と同様に紳士的に振る舞っていたが、その裏に卑劣な本性を隠しており「賞金も出ない戦いなど早く終わらせたい」という理由で同様の反則を行っていた。アニメではずっと丁寧語だがゲームや漫画では本性を現した時はフリーザに似た口調で話している。
- 劇中披露したのは、フリーザで言う所の第1形態、第3形態、最終形態だが、コミックス第1巻では幕間ページにてクリリンがフロストの第2形態を想像した姿を見ることができる[12]。
- 突撃形態
- フリーザの第3形態に当たる姿。破壊神選抜格闘試合の第2試合中に変身。フリーザとは違い体躯はそれほど大型化せず、身長は悟空と同じ程度。紛争地に飛び込む際には主にこの形態を使っている。漫画版では、この形態を見たピッコロはフリーザ第3形態との闘いを思い出し「イヤなこと思い出すぜ…」と呟いていた。
- 最終形態
- フリーザの最終形態に当たる姿。悟空から「本気を見せてくれ」と言われて変身した。本人いわく「温存していたわけではなく、パワーの制御が難しく、そのため一度だけ殺す必要のない悪党[13]を手にかけてしまったため、最終形態は封印していた」とのことだが、悟空なら大丈夫と思い変身したといった旨の発言をしていた。超サイヤ人になった悟空にはかなわず圧倒的な力で追い詰められるが、ボロボロの状態で放った右腕に忍ばせていた毒針を受け止めたことで悟空の意識が朦朧としてフラフラになり、その隙を突いて悟空を場外に蹴り落として勝利する[注 12]。続くピッコロ戦では、ピッコロが様々な策を弄したことで彼の伸ばした左腕に拘束されるも、フルパワーの魔貫光殺砲を撃たれる直前に、ここでも右腕に忍ばせていた毒針をピッコロの左腕に刺して意識を奪い、隙を突いてエネルギー波でピッコロの体を貫き勝利する。フロストいわく「もし攻撃を受けていたら負けていた」とピッコロの実力は一応認めていた。善人を演じ切ることで反則をカモフラージュしていたが、試合直後に毒針のことを第7宇宙選手控え席で見ていたジャコに見抜かれ一度は反則で失格となり、ヴァドスがフロストの素性を説明したことで卑劣な本性を現す。捨て台詞と共に去ろうとするが、フロストとの対戦を望んだベジータにより失格は取り消しとなりピッコロも棄権扱いになったため、ベジータと戦うことになる。この戦闘に限り、両破壊神もベジータも納得したためにほぼルール無用で行われたが、卑劣な戦い方に憤慨していた超サイヤ人のベジータによる一瞬で間合いを詰めての渾身の一撃を食らい会場を覆うバリアーにぶつけ飛ばされ、毒針を使う間も与えられずに敗れた。その後、シャンパの用意した報酬を持ち逃げしようとするもヒットによって粛清され、そのダメージによりうなだれた状態で観戦席へと強制的に戻らされた。
- オッタ・マゲッタ
- 声 - 龍田直樹
- 第6宇宙破壊神選抜チームの三番手。巨大なロボットのような姿をしているが、66950系銀河に住む金属生命体「メタルマン」と呼ばれる種族の宇宙人[11]。頭部は開閉式になっており、そこから溶岩を飲み、それをエネルギー源としている。体内機関では溶岩状の体液が燃焼しており、頭頂部から煙や排気ガス(いわゆるオナラ)を排出する。口からは溶岩の唾を吐き出すことができ、その威力は超サイヤ人のベジータのギャリック砲に押し勝つほどの威力を持つ。空中戦を苦手としているが、超サイヤ人のベジータの攻撃にも耐えられる頑丈な体を持ち、体内機関の溶岩状の体液を燃焼させ、体温を高温化させるほど全体的な戦闘能力をパワーアップできる。この高温化能力は周囲環境にも影響を与えるほどで、一帯の温度を極度に上昇させ、閉鎖空間では酸素を薄くさせてしまうほどで、対戦相手は消耗戦を強いられる。他にも体を回転させたり、溶岩の唾液を固めて棍棒状の武器にしたりと多彩な技を持つ。ベジータが先を見据えて力を温存しながら闘っていたとはいえ、彼を場外負け寸前まで追い込むほどに戦闘力は高い。一方でメタルマン特有の性質として、悪口を言われただけで戦意を失うほどにメンタルが弱いという弱点もある。ベジータのファイナルフラッシュで舞台端まで押され、追撃に殴りかかられた際に「ぽんこつ」と言われ、場外負けになった後は酷く落ち込んでおりボタモに慰められていた。第6宇宙破壊神選抜チームでは唯一ペーパーテストで苦戦していた。アニメでは「シュシュ」「ポッポー」と喋るのみ。
- キャベ
- 声 - 岸尾だいすけ
- 第6宇宙破壊神選抜チームの四番手。惑星サダラ[注 13]を拠点とする第6宇宙のサイヤ人。真面目で礼儀正しい性格で雇われて悪人たちを倒すことを主な仕事としており、悟空から「(第7宇宙のサイヤ人と違って)良い奴だな」と言われた。戦闘服の形状は、フリーザ軍に取り込まれる前のサイヤ人のスタイルに似ている。第7宇宙のサイヤ人のように尻尾はなく、超サイヤ人の存在を知らなかった。また、以前フロストと共に惑星マヨネーで宇宙海賊と戦ったこともあったが、フロストの本性までは知らなかったため彼を信頼しており、本性を知った際にはショックを受けていた。戦闘時の構えやギャリック砲と同じ所作の必殺技を使う等、べジータの戦闘法に酷似しており、通常のべジータと互角の戦いを見せるも超サイヤ人のべジータに歯が立たず、超サイヤ人に覚醒する方法を知らず、降参をしようとする。だが、その気弱な態度に激怒したベジータは、彼の潜在能力を引き出すため、徹底的に攻撃を繰り返す中、降参するなら惑星サダラを破壊してやると脅迫。そのべジータの言葉に激怒したことで超サイヤ人へと覚醒し互角以上の強さを発揮するが、超サイヤ人ブルーに変身したべジータの一撃を腹部に受けて敗れる。試合の後、自身を奮起させようと悪を演じたべジータの真意を知り、自分を師範してくれたことを涙ながらに感謝し、改めて更なる強さを追い求めることと惑星サダラへ迎えることを約束した。
- ヒット
- 声 - 山路和弘
- 第6宇宙破壊神選抜チームの五番手。第6宇宙の伝説の殺し屋[14]。ロングコートをまとったような風貌をしている。寡黙な性格で報酬である神の乗り物「キューブ」をフロストに奪われそうになった所、未知の攻撃でフロストを一瞬で倒した。シャンパは第6宇宙選抜メンバーの選定に、種族の指名などはしていたがそのほとんどをヴァドスに任せていた。だが、ヒットのみはシャンパが個人を名指しで指名し、ヴァドスにどんな要求を受けてでもヒットは絶対に選抜に勧誘するように指示していた。シャンパもヒットの実力を「第6宇宙の生ける伝説」と非常に高く買っており、彼一人いれば団体戦の勝利はまったく揺るがないと考えている。悟空とベジータも第6宇宙選抜の中でも格が違う存在であることを察している。
『ドラゴンボールGT』登場キャラクター
究極のドラゴンボール編
- ギル
- 声 - 里内信夫
- 悟空たちが惑星イメッガで出会ったマシンミュータント。製造番号DB4649T2006RS。取り込んだ機械の能力を自分の物にする能力を持ち、ドラゴンレーダーを飲み込んでしまい、それ以後悟空たちと共に旅をすることになる。「ギルギル」と言っているため悟空から「ギル」と名付けられた。球体状に変形して飛行可能で、体内に生体反応を感知できるレーダーを持つ。機械や鉄が主食。パンによくいじめられるが彼女が大好きである。危険察知能力を持っており、その際「キケンキケン」と叫ぶ。外見は弱そうだが、15話で惑星ルデーゼにてアリジゴクモドキ(声:稲田徹)に襲われたパンを助けたこともある。また、胸部にミサイルを装備しており、金属溶解能力も有している。その正体はスパイであり、ドクター・ミューが製造したマシンミュータントの1体。惑星M2では悟空たちを一度裏切りギルともっとも親しかったトランクスですら怒る描写を見せたが、実は全てベビーを破壊するためにトランクスと行った芝居であり、そのことについて戦いの最中に悟空は気づいた。その後、パンやトランクスたちを守るため、ともに戦うもベビー、超17号、三星龍など強敵たちにより合計3回破壊されているが、2回目まではトランクスに修理されており、最後は神龍によって復活している。『ドラゴンボールヒーローズ』ではヒーローロボという設定で『GT』の時代におけるトランクスからプレゼントとされ、ロボパーツによって3つのフォームにチェンジし、プレイヤーのサポートをする。その際の一人称は「ギル」ではなく「オイラ」になっている。
- 作者の鳥山によるデザイン当初は「オジャマロボ」と名付けられていた。
- ポペル
- 声 - 神谷浩史
- GT第1話に登場したパンのボーイフレンド。パンと仲良くデートしており、パンを「可愛いし、優しいし、お淑やかだし」と評していたが、常人離れした力で銀行強盗を退治するパンを見て逃げ出してしまう。
- 誘拐犯兄貴、弟分
- 声 - 龍田直樹、平野正人
- GT第2話に登場した身代金目当ての誘拐犯。カプセルコーポレーションの資産を狙っており、その会長であるブルマの娘・ブラを誘拐つもりで間違えてパンを誘拐しようとしていたが、いずれも間違えて子供になった悟空を取り押さえてしまう。そんな悟空を見てトランクスの隠し子(ブルマの隠し孫)だと誤解し、ブルマやベジータに身代金50億ゼニーを要求するが、相手にされなかった。また、遊園地に付き合わされたり軽食のつもりで悟空に食わせた金額が70万ゼニーを、クレジットカードで72回分支払う羽目になってしまう。もう一度カプセルコーポレーションに電話しようと車で公衆電話を探している際、悟空が飛んで電話ボックスを運んでくるのを見て逃げ出してしまう。
- ドン・キアー
- 声 - 戸谷公次
- 惑星イメッガの王。金に目が無く、どケチな性格でオカマ口調。悪政で人々を苦しめていたが、用心棒のレジックが悟空に負けた後も彼にパンとトランクスを倒すよう懇願するが、その他力本願な性格から受け入れてもらえずに蹴りと同時に「下衆野郎」と蔑まれた。その後悟空達に許しを乞い、契約書を返した。元気玉のシーンでは、牢屋の中でうなだれつつ元気玉に協力していた。
- 名前の由来は商人(あきんど)から[15]。
- レジック
- 声 - 曽我部和恭(曾我部和恭)
- ドン・キアーの用心棒。かなりの実力を持ち、戦士としての高いプライドを誇る。攻撃してきたトランクスを一撃で吹き飛ばし、通常時の悟空と互角(やや優勢)に戦うが超サイヤ人化した悟空に負け、自身に頼ろうとするドン・キアーを見限り修行し直すことを決意し去っていった。肩の突起物は引き抜いて剣や槍に変わる。悟空がサイヤ人であることを見抜いた。
- 名前の由来は現金を意味するクレジットから[15]。
- フトパ
- 声 - 岸野幸正
- 惑星イメッガの住人。
- フトパの妻
- 声 - 松井摩味
- 惑星イメッガの住人で、フトパの妻。
- リルカ
- 声 - 羽鳥靖子
- 惑星イメッガの住人の老婆。
- エスカ
- 声 - 北村弘一
- 惑星イメッガの住人の老人で、リルカの夫。
- シーラ
- 声 - 浦和めぐみ
- ドン・キアーの配下で女性。ゲールとコンビを組み、ドン・キアーの命令で悟空たちを捕らえようとする。
- ゲール
- 声 - 川津泰彦
- ドン・キアーの配下。髭面で体格は小さくガッシリしている。
- 巨人
- 声 - 大友龍三郎
- 惑星モンマースに住んでいる巨人。虫歯にドラゴンボールが挟まって苦しんでいたが、悟空が虫歯をかめはめ波で吹き飛ばして助かる。
- ズーナマ
- 声 - 茶風林
- 惑星ケルボで村人達を苦しめていた巨大ナマズ。語尾に「 - (ナ)マズ」をつける。ヒゲで地震を起こし村人達を脅していたが、実際は地震を予知して、そのタイミングでヒゲを震わせて、いかにも自分が地震を起こしているように見せかけているだけだった。悟空達によって懲らしめられた後は、地震を予知したら村人に知らせることを条件に一緒に住ませてもらえることになった。
- 名前の由来は地震を予知ということでナマズから[15]。
- レーヌ
- 声 - 伊藤美紀
- ズーナマの花嫁にされそうになっていた女性。
- ドマ
- 声 - 風間信彦
- レーヌの彼氏。
マシンミュータント
- ギル/マシンミュータント製造番号DB4649T2006RS
- #ギルを参照。
- ドクター・ミュー
- 声 - 曽我部和恭(GT)、増谷康紀(ドラゴンボールヒーローズ)
- マシンミュータントの生みの親。宇宙の天才科学者であり、最強のマシンミュータント・ベビーを完成させるために宇宙の各地にマシンミュータントを放ちエネルギーを集めていた。目元にあるサングラス状のものが割れた際には目が露出していた。実は幼生体のベビーが自らを成長させるためのエネルギーを集めさせるために造ったマシンミュータントである。誕生はエイジ740。悟空に倒され宇宙船で逃亡したが、ベビーに寄生され体内から破壊され死亡。最後は罵倒とともに首を切り落とされ用済みとして処分されてしまった。
- しかしツフル人の思考と復讐心は受け継いでおり、地獄に行ってからはドクター・ゲロから「孫悟空への復讐」を誘われ手を組むことに。共に新17号を作り上げ、全ギャラクシー征服の野望達成を目論んでいた。しかし、新17号はミューの野望達成のための究極のマシンミュータントで、作っている途中にプログラムを自分だけの命令を聞くように書き換えている。最初からドクター・ゲロを裏切るつもりで利用していたに過ぎず、ドクター・ゲロが世界征服の野望を目的にしていたことを馬鹿にしている場面もある。悟空と超17号の戦いの最中現れた18号が超17号に駆引きを持ち込んだ際、超17号に攻撃を命令するが、姉の18号に攻撃することに躊躇う彼に対して言うことを聞かず「情けない臆病者」扱いしたため、躊躇する超17号の逆鱗に触れ、電撃地獄玉によって消滅させられた。
- 名前の由来はマシンミュータントを作った科学者であることから[15]。
- ルード
- 声 - 稲田徹
- ルード教の守護神。正体は赤ちゃんの人形のような姿をしている。ドルタッキーのリモコンによって操られている。あらゆる人間のエネルギーを動力源としているため、目からの光線で人間を意識のあるまま人形に変え、魂を体内に取り込んでいた(人形に変えられていたパンの生命反応をギルが感知していた)。体内の核が弱点で、それを内外同時に攻撃されると崩壊する(中の魂は意識が戻ると実体化し、脱出すると肉体に戻って肉体も元に戻る)。実はベビーのエネルギー集めのために製造されたマシンミュータント。
- 名前の由来はドール(人形)から[15]。
- レーオン
- 巨大肉食獣型マシンミュータント。悟空たちを襲う前に悟空が気功波で落とした岩の下敷きになり、モッチーを巻き込んで爆発した。
- リルド将軍
- 声 - 梁田清之
- エイジ760〜770頃に、宇宙人リルドがドクター・ミューによって改造を加えられ誕生した最強のマシンミュータント。戦闘力は悟空いわく「魔人ブウ以上」とのこと。口から相手を金属板にする光線を発射できる。なお、金属板はビームで溶かすことにより戻る。惑星M2では1度は悟空を窮地に追い込み、パン共々金属板にしたが、ギルによって元に戻った悟空たちの一斉攻撃で倒される。この時は既にベビーに寄生されていた。その後は地獄から復活し悟飯を苦しめるが、駆けつけたウーブの一撃であっさり倒された。
- 部下のメカ部品を吸収することができ、その部品でハイパーメガリルドに変身できる。さらにメタルリルドになると、液体金属に変化する能力、全身武器のハイパーメガといった能力のほか、惑星M2の金属を自由に使いこなせるようになる。
- その正体はある意味、同時期に造られ、リルド将軍と機能をリンクさせた超巨大な惑星型マシンミュータント惑星M2そのものともいえる[16]。
- 名前の由来はハイパーメガリルドのとき武器として使うドリルから[15][17]。
- 学者ロボ
- 声 - 田中和実
- 不良品扱いされ、惑星M2でスクラップされそうになっていたマシンミュータント。豊富な知識でパンを逃がした。
マシンミュータントの部下・関係者
- ムッチー・モッチー
- 声 - 渡部猛
- 惑星ルードのルード教神官。鞭を武器にする人間に見えるが、実際はムチ(ムッチー)が人間(モッチー)を従えている。ムッチーはムチ形態から戦闘形態に変化し、両腕のムチで無生物を操ることができる。また、両腕によるエネルギー吸収能力を持つ。双方共に勝つためには手段を選ばない卑劣な性格で、ムッチーは相手を動けなくして痛めつけ、モッチーは単純な騙まし討ちと光線銃を使った不意打ちを得意とする(モッチーいわく「手段を選ばないことはルード様の教え」)。モッチーはレーオンの爆発に巻き込まれ、ムッチーはトランクスに敗れた。
- 名前はムチを持っていることから「ムチ持ち」をもじったものである[15]。
- パラパラブラザーズ
- ムッチー・モッチーの部下の部隊。3人でダンスし、相手を強制的に躍らせ、疲れさせてダメージを与える戦法を得意とする。ルードに人形にされて取り込まれるも、パンが人形にされてルードの中に入ってきたときは、悟空とパンに協力して、一緒にルードを倒した。超一星龍を倒すときの元気玉にも協力をした。3人共通の口癖は「〜パラ」。
- ボンパラ
- 声 - 堀之紀
- パラパラブラザーズのリーダー。マイクを使ってのテレパシーを使える。
- ソンパラ
- 声 - 島田敏
- パラパラブラザーズの一員。小柄。
- ダンパラ
- 声 - 田中一成
- パラパラブラザーズの一員。細身。
- ドルタッキー
- 声 - 鈴置洋孝
- 元詐欺師で、ドクター・ミューに拾われてからルード教の教祖になる。ルード復活のためのエネルギーを集めていた。普段は知的で尊大な口調であるが本性は人形オタクでもあり、パンがお気に入り。人形にしたパンをルードのエネルギーにするようにとのミューの命令に逆らったため自らも人形に変えられルードの体内に送り込まれる。そこでルードの弱点を教えさせられた。ルードが倒れた後逃亡するがリルド将軍によって処刑された。
- 名前の由来は人形マニアであるため、「ドール」と「おたく」を意味するオタッキーから名付けられた[15][17]。
- 演じた鈴置は周りの出演者に「変態の役も上手いね」と評されたという[18]。
- メガキャノン部隊
- リルドの部下の部隊。4体ともミサイルやマシンガンなどの銃火器を有し、周囲の金属と同化できる能力で壁や地面の中を自由に動き回ることができる。
- スーパーΣ(シグマ)
- 声 - 佐藤浩之
- ネージ、ピース、リペトが合体した姿。通常モードでは腕を伸ばして攻撃する仕掛けや、顔を装甲で守る仕掛けを備えているほか、体型がよりスマートになって機動性が増し背中から翼を出した飛行形態であるスーパーΣIIや、頭部がドリルに変形して地中に潜り不意打ちなどで奇襲攻撃を行うスーパーΣIIIなど、状況に応じて変形する。
復讐鬼ベビー編
- ベビー
- 声 - 沼田祐介
- かつてサイヤ人に滅ぼされたツフル人が開発して王の細胞を移植し宇宙に放った寄生型生命体。宇宙を漂流しつつ幼生体に成長。サイヤ人への復讐を誓いエイジ735に全宇宙の生物に卵を産みつけ洗脳して部下とする「全宇宙ツフル化計画」を思いつく。培養ポッドを割り出てきた際に悟空のかめはめ波などを食らい消滅したかに見えたが、ミューの体に寄生して生き延びており体を破壊して中から出現した。生物に寄生してパワーを吸収でき、惑星ピタルの住民に寄生して少年体まで成長。
- 寄生して体を乗っ取り操ることが可能。細胞が一片でも残っていれば寄生して復活できる[19]。超サイヤ人になったトランクスは少年体のベビーを自力で追い出したが、その後エネルギーを得て更に成長し、超サイヤ人になったトランクスたちでも体から追い出せなくなった。寄生した生物に卵を産みつけ自分の部下として洗脳できるが、その生物はベビーに絶対服従して「ベビー様」と呼ぶようになり、実力以上の力を発揮することができる。特にブルマを重用しており、雑務を任せたり、超大型宇宙船を作りあげたブルマを腕に抱えるシーンも散見された。
- 地球に襲来すると、悟天、悟飯の肉体を経てベジータの体を乗っ取りベジータベビーと化して、悟空、パン、サタン、ブウ、ウーブ、ピッコロ以外の全ての地球人を洗脳し、超サイヤ人3の悟空と互角に戦う。トランクス、悟飯、悟天、ブラのサイヤパワーを取り込みスーパーベビー1とパワーアップして、さらにツフル人と化した地球人による恨みの気を集めパワーアップしてスーパーベビー2となり悟空を倒す。その後、究極のドラゴンボールで地球の近くに惑星プラントにそっくりな星、ツフル星を作らせる。ツフル星でパン達のピンチに駆け付けてきたウーブとも戦い、彼に止めを刺そうとした「リベンジデスボール」でブウもろとも吹っ飛ばした。その後、ブウと合体したウーブと再戦し、ウーブを逆にチョコレートにして食べている。また、悟空とも再戦した際は悟空を窮地に追い詰めたが、大猿を経て超サイヤ人4となった悟空に圧倒される。ブルマが用意したブルーツ波発生装置によりブルーツ波のビームを照射され大猿ベビーとなり理性を失ったかのように振る舞い、漲る力を試す戯れのために地球人たちを虐殺した。その勢いで一度は悟空を追いつめるが、仲間のパワーを得た悟空に倒され、尻尾を切られたことでベジータの体に寄生していられなくなり、ベジータの肉体から抜け出す。抜け出した姿は悟空より体が大きく成長していた。仲間を見捨て一人宇宙船で逃亡を図ったが、宇宙空間に出た途端に悟空のかめはめ波で太陽に押し込まれ、細胞の欠片も残さず消滅した。肉体が崩壊する寸前に悟空の名前を絶叫していた。
- 本質は利己的かつ卑劣でベジータから抜け出した後、ブルマから共に逃げるように言われたが、ブルマを突き飛ばして1人で逃げようとしたり、状況が悪くなると部下たちに八つ当たりするなど部下に対しての思いやりなどはなく、悟空を殺すために部下たちの気を限界まで吸い上げたり、悟空の優しさを利用して地球にいる部下たちを平気で攻撃しようとした。『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズのプロフィールでも全員死ぬまで扱き使うつもりだったと説明されている。あまりに自己中心的な性格だったため、パンからは「あんたみたいな最低なやつ見たことがない」と言われ、悟飯に「自分ひとりじゃ何にもできないとはさすが赤ん坊だな」と皮肉を言われた。なお、ベビーがツフル王の遺伝子を受け継いでいるが、ベジータに寄生する前まで少年のような身長と体型だったのは、地球の10倍の重力のせいでツフル人の身長が低かったことと関係している[20]。
- 洗脳した人間からエネルギーを集めて放つ「リベンジデスボール」に加え、大猿状態では炎をまとった「ファイヤーデスボール」を使う。寄生した人物の持っている技を使うこともでき、悟飯に寄生したときは「かめはめ波」、ベジータに寄生したときは「ビッグバンアタック[注 14]」を使用。大猿状態では「超(スーパー)ギャリック砲」、「連続超(れんぞくスーパー)ギャリック砲」、「リベンジデスボールファイナル」を使用。
- 悟空があまりに強くなりすぎたため、宇宙へ出て闘うというコンセプトが浮上た際に注目されたのがサイヤ人との確執もあるツフル人の存在であり、新たな敵を作るより説得力もあることからベビーが考え出された[21]。
- ゲームでは『ドラゴンボール FINAL BOUT』以降の作品に登場している。『ドラゴンボールヒーローズ』では、オリジナル形態として、「ジャネンバベビー」(ジャネンバと合体した形態)が登場する。
- 名前の由来はベビーからで、最初、赤ん坊に似た姿で登場したため[15]。
- スー五郎
- 声 - 島田敏
- スゴロク空間に理不尽な条件を強いられ閉じ込められていた宇宙タヌキ。姿を変え悟空に勝負を挑んだものの、イカサマを見破られ、崩壊した空間に飲み込まれそうになるが悟空に助けられる。GT中盤以降は、息子共々すっかり界王神界の住人となっている。
- スー小五郎
- 声 - 田中真弓
- スー五郎の息子。サイコロに化けて悟空を騙していたが、悟空に見破られる。その後、変身能力を活かし悟空の尻尾を生やす手助けをした。
- 名前の由来は、すごろく[17]。
- パレス
- 声 - 柳瀬なつみ
- 悟天のガールフレンド。世間知らずなお嬢様で、アイスクリームやハンバーガーすら知らない。悟天いわく「純粋で可愛い」。悟天の実力を目の当たりにしてからは「悟天様」と呼ぶようになる。
- 謎の少年
- 宇宙を漂流している難波宇宙船で発見された少年。悟空たちに医療惑星ピタルに運ばれ治療を受けるが、彼の体はベビーに寄生されていた。
- ハンマー
- 声 - 稲田徹
- 西の都に住んでいる男。ベビーに寄生され悟天とパレスに襲い掛かる。
- ロンゲ
- 声 - 神谷浩史
- 西の都に住んでいる青年。名前の通りロン毛でサングラスをかけている。サタンのパフォーマンスを見に来ていたが、ベビーに寄生され悟天に襲い掛かる。
- アクス
- 声 - 私市淳
- 西の都に住んでいる青年。ピアスをしている。ベビーに寄生され悟天に襲い掛かる。
- ニドル
- 名前はカードダスより。西の都に住んでいるサラリーマン風の男性。眼鏡をかけている。ベビーに寄生され悟天に襲い掛かる。
- ドラゴン
- 名称は食玩『ドラゴンボールGTキャラプッチ〜超サイヤ人4編〜』より。『GT』の後期アイキャッチにのみ登場。トランクスたちが車で出かける前に、悟空を乗せて現れ車を潰してしまうが、CM開けのアイキャッチでは車で出かける悟空たちを尻目に置いてきぼりにされる。
- 天下一武道会出場選手
詳細は「天下一武道会#ドラゴンボールGT」を参照
究極の人造人間編
- 新17号(ヘルファイター17号)、超(スーパー)17号
- 声 - 中原茂
- 新17号はあの世でドクター・ゲロとドクター・ミューにより、この世にいる17号の潜在能力を引き出す存在としてつくられた人造人間。この世にいる17号と姿形は全く同じだが、機械ベースなので人間の心は無い。影で17号を洗脳し破壊活動を始める。その時の17号は未来のトランクスがいた時代の17号そのもので18号もこれには驚かされていた。
- 超17号はこの世に現存する17号と、あの世で作られた新17号が合体した姿。フラッシュボンバーや、電撃地獄玉などなどの気功系の技をもつ。ドクター・ミューいわく「究極のマシンミュータント」。
- 新17号と超17号の詳細は人造人間17号を参照
- 地獄の老婆
- 声 - 松井摩味
- 地獄の底で拷問を担当している老婆。派手な服装を着ており、地獄巡りと称して釜茹でにしたり特殊装置で凍らせるなど拷問を与える。
7匹の邪悪龍編
- 神龍、邪悪龍
- 『ドラゴンボールGT』では、神様がピッコロ大魔王と分離する前に作った究極のドラゴンボールから出現する赤い神龍、ドラゴンボールの多用で生じたマイナスエネルギーの集合体である黒煙の龍に加え、それぞれのドラゴンボールに邪悪な生命体が宿ったことにより生じた7匹の邪悪龍が出現する。詳細は「神龍 (ドラゴンボール)#『ドラゴンボールGT』オリジナル」を参照
- ビッシュ
- 声 - 山崎和佳奈
- 六星龍が騙していた漁村の少年。竜巻の弊害(魚が降って来るために村人が働かず堕落していること、取り切れない魚が無駄に腐っていくこと、海鳥達が傷付き怯えていること)を危惧していた。六星龍が倒された後、パンに舞空術を教えてもらう約束をする。
- ガル
- ビッシュが手当てしていた海鳥の一羽。悟空が六星龍に苦戦している際に立ち向かい、回転技を破るヒントを提供した。
GTスペシャル
- 孫悟空Jr.
- 声 - 野沢雅子
- TVSP『悟空外伝!!勇気の証は四星球』と本編最終回に登場するパンの玄孫(孫の孫、四代後)で、悟空の昆孫(孫の孫の孫、六代後)にあたる。瞳は青。皆からは「悟空」と呼ばれるが、エンディングなどでは上記のように「孫悟空Jr.」と表記。子供の頃の悟空と酷似した容姿をしており、優しい目をしている。産まれたとき、何もかも悟空に似ていると感じたパンから孫悟空という名前を授かる。パンの作るハンバーグが好物。性格は悟空とは正反対で弱虫だったため、学校では同級生のパックらにいじめられても笑って抵抗しなかった。また、パンから修行をつけられるときにも上手くいかず、キャッチボールもまともにできない状態だった。しかし病気で倒れたパンを治すため、かつてパンから教えられた、パオズ山の悟空が住んでいた家にあるドラゴンボールを探す決意をする。化け物が住んでいるというパオズ山へ行く決意を見たパックも共に旅立つが、冒険の中パックは行方不明になる。旅の途中で友達になったクマが妖魔王から自分と子熊を守り、殺されそうになった時の怒りで超サイヤ人に覚醒し、妖魔王を倒す。なお、本人はそのことに気づいておらず、クマの親子が倒したと思い込んでいた。日没間近に、ようやく悟空の家に到着して四星球を見つけ、1個だけで神龍が現れ願いを叶えてくれると思い込んでいた悟空Jr.は「パンの病気の回復」と「パックの復活」を四星球に願うが何も起きず、四星球の先に現れた孫悟空に自分が悟空Jr.の先祖であることと、ドラゴンボールは7つ集めないといけないことを告げられる。その直後、救助ヘリに乗ってパックと元気になったパンが現れ、これらの経験を通して勇気の大切さを知る。
- 最終回では超サイヤ人化を自在に行えるまでに成長し、ベジータの子孫と天下一武道会少年の部決勝戦で激戦を繰り広げるが勝敗は不明。試合ではパンが大切に取っておいた悟空の道着を着て戦っている。
- ベジータJr.
- 声 - 堀川亮
- 名前はDVD-BOX特製ブックレット「Dragonbook」より。ベジータの子孫。本編最終回に登場する。容姿や不遜な性格にベジータの面影が見受けられ、初対面の悟空Jr.を最初は侮るもその実力を認める。超サイヤ人になることができるが、その意味は分からず「金髪」と呼んでいる。母はカプセルコーポレーションの社長。悟空の子孫である悟空Jr.と天下一武道会少年の部決勝戦で激戦を繰り広げる。劇中、勝負が決まるがどちらが勝ったのかは不明。本名は明かされていないが、カードなどの媒体などにはベジータJr.と記載されている。
- なお、試合の応援をするパンと、パンに声をかけたブルマと似た容姿をしているベジータJr.の母は、このときが初対面であった。
- パック
- 声 - 古谷徹
- 悟空Jr.と同じ学校に通う少年。パンとも面識がある。子分を連れ悟空Jr.をいじめていたが、パンの病気を治すためパオズ山に行く決意をする悟空Jr.と共に自ら申し出て冒険をする。持っていた食料を全て奪われた悟空Jr.のため、店から食料や飲料を大量に盗み逃走。途中、マンバから食われそうになるも悟空Jr.と助け合い逃げ延びる。吊り橋が切れて転落しそうになった悟空Jr.を助けるため、手を伸ばして吊り橋から谷底へ転落したが、その後、救助ヘリでパンと共に悟空Jr.の前へ現れる。その後は悟空Jr.と良き友人となったようであり、最終回では天下一武道会の決勝戦を観戦している。
- トラックの運転手
- 声 - 川津泰彦
- GTテレビスペシャル『悟空外伝!勇気の証しは四星球』に登場したトラックの運転手。大型トラックに乗り、ハイウェイを走行している途中、パオズ山に向かう悟空Jr.に声を掛け、悟空Jr.の希望で車に乗せる。悟空Jr.が所持していた旅の食料に目を付け、いまのうちにトイレへ行っておいたほうがいいと促して悟空Jr.を降ろし、食料をかっぱらって行った。
- パオズ山の妖怪
- GTテレビスペシャル『悟空外伝!勇気の証しは四星球』に登場。パオズ山に生息する妖怪たち。
- 妖魔王
- 声 - 大友龍三郎
- 猪に似た外見をしているパオズ山の妖怪の主でパオズ山に生息する怪物たちの王。巨体で踏み潰そうとするほか、手を銃や刀に変化できる。マンバ達に代わり、悟空Jr.に襲い掛かる。それを助けようとしたクマを痛めつけるが、クマの子供を傷つけられそうになった怒りで超サイヤ人となった悟空Jr.に敗れる。
- マンバ
- 声 - 伊藤美紀
- 女妖怪(山姥)。人間の女性に変身し狼に襲われる悟空Jr.とパックを家に泊める。その後正体を表し、2人を食べようとするが異変を感じた悟空Jr.とパックの機転により逃げられてしまう。髪を伸ばす能力を持ち、その髪をパックの手により髪を切られ激怒しており、二度目に登場した時はショートカットでの登場だった。冷酷な性格であるがおだてに弱い一面がある。妖魔王が敗れた後は超サイヤ人の悟空Jrを恐れ3人とも逃亡。
- ラッカル
- 声 - 曽我部和恭
- 鶏の妖怪。腕を羽に変え空を飛ぶことができる。マンバに惚れており「ショートカットも可愛い」と評した。
- ゲットー
- 声 - 青森伸
- 爬虫類型の妖怪。一人称「オイラ」。大きく広がる口でクマの子供を食おうとするが、それを阻止しようとした悟空Jr.に吹っ飛ばされる。背中に2本の刀を背負っているが、使われることは無かった。
劇場版・イベント用アニメオリジナルキャラクター
以下は、TVアニメ『Z』にも登場したガーリックjr.、ハイヤードラゴン、ゴジータおよびTVアニメ『超』にも登場した破壊神ビルスやウイスなどを除き、劇場版およびジャンプスーパーアニメツアー08上映作品『ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』でのみ登場したキャラクター。キャラクターの詳細は各劇場版作品を参照。ここでは名前が付けられたキャラクターの登場作品のみ記述。
- 『神龍の伝説』初登場
- 『魔神城のねむり姫』初登場
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- ルシフェル
- 声 - 野沢那智
- ガステル
- 声 - 郷里大輔
- 『ドラゴンボールZ』初登場
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- ガーリックJr.
- 声 - 神谷明(映画版、ドラゴンボールヒーローズ)、千葉繁(TV版、ゲーム『Sparking! NEO』、『Sparking! METEOR』)
- アニメ本編の魔凶星編(108話 - 116話)にも登場した。
- ジンジャー
- 声 - 戸谷公次(映画『ドラゴンボールZ』)、増谷康紀(ドラゴンボールヒーローズ)
- サンショ
- 声 - 堀之紀
- ニッキー
- 声 - 千葉繁
- 『この世で一番強いヤツ』初登場
- 『地球まるごと超決戦』初登場
- 『超サイヤ人だ孫悟空』初登場
- 『とびっきりの最強対最強』初登場
- 『激突!!100億パワーの戦士たち』初登場
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- メタルクウラ
- 声 - 中尾隆聖
- 『極限バトル!!三大超サイヤ人』初登場
- 人造人間 (ドラゴンボール)も参照。
- 『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』初登場
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- ブロリー
- 声 - 島田敏
- 映画『危険なふたり!超戦士はねむれない』にも登場。
- パラガス
- 声 - 家弓家正(映画『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』)、宝亀克寿(『ドラゴンボールヒーローズ』)
- 『銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』初登場
- 『危険なふたり!超戦士はねむれない』初登場
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- ココ
- 声 - 嶋方淳子
- 『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』初登場
- 『復活のフュージョン!!悟空とベジータ』初登場
- 『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』初登場
- 『オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』初登場
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- ターブル
- 声 - 森田成一
- 映画『神と神』で存在が示唆される。
- グレ
- 声 - 西原久美子
- アボ
- 声 - 沼田祐介
- カド
- 声 - 田中一成
- 合体アカ
- 声 - 増谷康紀
- 『復活の「F」』初登場
脚注
注釈
- ^ 芭蕉扇は八卦炉の火を割って炉の中に入るため、火喰い鳥の卵の殻は八卦炉の底を修復するため、八角形の巣を作る蜂の蜂蜜は殻を固定するため、それぞれ必要。
- ^ ベジータからはビルスなりの理屈で動いており、理由もなく世界を破壊したりしないと言われている。
- ^ この光弾は、悟空とベジータの至近距離で放たれ、星が破壊される瞬間を目の当たりにした悟空たちは冷や汗をかいていた。
- ^ 付き人であるウイスはこのことを驚いていた。
- ^ ビルスにそのことを指摘された際、「毒見です」と言って誤魔化した。
- ^ 最初はそのつもりだったものの、一時は食事の邪魔をしたので今回は見送ろうとしたが、帰還の際に悟空がしがみついてきたため、そのまま連れて行くことにした。
- ^ 『Vジャンプ』の漫画版では「プレゼント」。
- ^ 本人いわく「ブルマはタイプではない」らしい。
- ^ 悟空は避けると思っていたため、すぐさま謝った。
- ^ そのため、ビルスからは「やっていることはフリーザと同じ」と評価されている。
- ^ ヴァドスも彼の本性を知っていたが、シャンパからフロストをチームメンバーに加えた理由を尋ねられた際には、「シャンパから『素行に関係無く、とにかく強い奴を連れてこい』と命令されたから」と冷静に応えていた。
- ^ この時、ピッコロは攻撃を許しすぎたために脳にダメージを受けて一瞬意識が飛んだと思った。一方ベジータはあれしきの攻撃で悟空が昏倒するわけないと思ってフロストの反則を疑っていた。漫画版のベジータはピッコロと同様のセリフを言っている。
- ^ 第7宇宙にも同名の星が存在していたが、サイヤ人たちの内紛で消滅した。
- ^ しかしファイナルフラッシュの体勢だった。
出典
- ^ a b 渡辺彰則編「HUMAN RACIAL DICTIONARY キャラクター事典」『ドラゴンボール大全集 7巻』集英社、1996年2月25日、ISBN 4-08-782757-7、62・74頁。
- ^ 『ドラゴンボール大全集 補巻』集英社、1996年8月18日、67頁。
- ^ 『テレビアニメ完全ガイド ドラゴンボールZ孫悟空伝説』集英社、2003年10月3日、98頁。
- ^ ジャンプ・コミック出版編集部編「天下一声優陣 其之二 魔人ブウ役 塩屋浩三」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL」〜天下一伝説〜』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年7月2日、ISBN 4-08-873705-9、174-175頁。
- ^ “「ドラゴンボールオンライン」の実現に必要だった二つのフュージョンとは? ICON2009で行われたNTL高宮氏の講演を紹介”. 4Gamer.net. (2009年12月3日) 2013年11月3日閲覧。
- ^ 「CONTINUITY GALLERY 絵コンテギャラリー」『TVアニメーション ドラゴンボール超 超スタートガイド』集英社、2015年7月3日、43頁。
- ^ ジャンプ・コミック出版編集部編「capsule column 5 キャラ名の由来を知りたい!」『ドラゴンボール完全版公式ガイド Dragonball FOREVER 人造人間編〜魔人ブウ編 ALL BOUTS & CHARACTERS』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年5月5日、ISBN 4-08-873702-4、159頁。
- ^ 『Vジャンプ』2016年2月号、集英社、93頁。
- ^ 『ドラゴンボール超』第28話「第6宇宙の破壊神 その名はシャンパ!」
- ^ 『ドラゴンボール超』第29話「格闘試合開催決定!主将は悟空よりも強いヤツ」
- ^ a b 『Vジャンプ』2016年3月号、集英社、121頁。
- ^ 『ドラゴンボール超 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2016年4月4日、ISBN 978-4-08-880661-7、186頁。
- ^ つまり自分の部下
- ^ 『Vジャンプ』2016年4月号、集英社、65-66頁。
- ^ a b c d e f g h i 週刊少年ジャンプ編集部編「ちょっとブレイク!アッと驚き!ネーミング解析」『復刻版 ドラゴンボールGT パーフェクトファイルVol.1』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2006年4月9日、ISBN 4-08-874089-0、51頁。
- ^ 「徹底検証 サイヤ&ツフル合同宇宙史!!」 『復刻版 ドラゴンボールGT パーフェクトファイルVol.1』集英社、2006年4月9日、77頁
- ^ a b c 「GT COLLUM 鳥山センスを継承!!GTネーミングの秘密!?その2」『ドラゴンボールGT DVD-BOX特製ブックレットDragonbook』ポニーキャニオン、2005年6月15日、25頁。
- ^ ジャンプ・コミック出版編集部編「天下一声優陣 其之二 天津飯役 鈴置洋孝」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL」〜天下一伝説〜』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年7月2日、ISBN 4-08-873705-9、150-153頁。
- ^ 「STORY DISC 05」『ドラゴンボールGT DVD-BOX特製ブックレットDragonbook』ポニーキャニオン、2005年6月15日、27頁。
- ^ 「GTワールドガイド サイヤ人&ツフル人の章」『ドラゴンボールGTパーフェクトファイルVol.1』集英社、1997年5月19日、ISBN 4-83-421524-5、76-79頁。
- ^ 「ウラ話Q&A編」『ドラゴンボールGTパーフェクトファイルVol.1』集英社、1997年5月19日、ISBN 4-83-421524-5、40-42頁。