NBA
NBA | |
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今シーズン・大会: 2020-2021シーズン | |
競技 | プロバスケットボール |
創立 | 1964年6月6日 |
コミッショナー | アダム・シルバー |
開始年 | 1946-47 |
参加チーム | 30チーム(2カンファレンス・6ディビジョン) |
国 | アメリカ合衆国・ カナダ |
本部所在地 | ニューヨーク州ニューヨーク |
前回優勝 | ロサンゼルス・レイカーズ(17回目) |
最多優勝 | ボストン・セルティックス ロサンゼルス・レイカーズ(17回) |
テレビ局 | |
公式サイト | http://www.nba.com/ |
NBA(National Basketball Association、ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)は、北米で展開する男子プロバスケットボールリーグであり、30チームのうち29チームがアメリカ合衆国、1チームがカナダを本拠としている。また、国際バスケットボール連盟(FIBA)に加盟しているUSAバスケットボール(USAB)のアクティブ・メンバーのひとつであり、北米4大プロスポーツリーグのひとつである。 1946年6月6日、ニューヨークで設立。設立当初は、BAA (Basketball Association of America) という名称だった。ライバル関係にあったNBL (National Basketball League) から数チームを引き抜いたあと、1949年の秋にNBAという名前に改称した。
NBAには各国に独立した事務所があるが、すべてニューヨーク5番街のオリンピック・タワー内にある本部の管理下にある。NBA EntertainmentとNBA TVスタジオは、ニュージャージー州セコーカスに本部がある。
概説
アメリカ合衆国とカナダに全30チームがあり、東西2つのカンファレンス、さらにそれぞれ3つのディビジョン(各5チーム)に分かれて、10月から翌年4月までレギュラーシーズン82試合が行われる。その結果に応じてポストシーズンが行われ、カンファレンス優勝チーム間でファイナルが行われ、最終的にシーズンのチャンピオンが決定する。
レギュラーシーズン
夏のオフシーズンに引き続きチームは9月下旬からトレーニングキャンプを開始する。トレーニングキャンプでは、若手(特にルーキー)を中心に選手の評価を行う。チームの弱点、強みをスカウトし、シーズン開始に備えて選手補強を図り、12名のアクティブロースターと3名の控えプレーヤーを揃える。キャンプ後に数試合のプレシーズンゲームを行う。大学や海外チームと対戦することもある。NBAのレギュラーシーズンは10月の最終週に開幕する。レギュラーシーズンでは、各チームは全82試合のうち41試合をホームで、41試合をアウェイで戦うこととなる。同じディビジョンの4チームとは4対戦(ホーム2、アウェイ2)で合計16試合を戦う。同カンファレンスで、他ディビジョンのチームとの対戦は、6チームと4試合(24試合)、残りの4チームと3試合(12試合)、合計36試合を戦う。異なるカンファレンスの15チームとは、2対戦(ホーム1、アウェイ1)し、合計30試合を戦う。この非対称な構成は、チーム間にスケジュールの厳しさに不均衡をもたらすが、NFLやMLBほどではない。5年間で、同じディビジョンの4チームと80試合、同カンファレンス他ディビジョンのチームとの対戦は、180試合(ホーム90、アウェイ90)、異なるカンファレンスのチームとは150試合になり、スケジュールの不均衡がなくなるように調整される。レギュラーシーズン終了後、各カンファレンス内の勝率上位8チームが、東西それぞれのカンファレンスで4戦先勝方式のプレーオフトーナメント「NBAプレーオフ」を戦う。
ポストシーズン(プレーオフ)
プレイオフはカンファレンス内の順位で組み合わせが決定し、それぞれ対戦する2チームで勝率が高い方に、(7戦目まで進んだ場合)一方のチームより1試合多くホームゲームを戦える「ホームコートアドバンテージ」が与えられる。※A:勝率が高いチーム B:勝率が低いチーム→AABBABAというホーム開催となる。各ラウンドは4勝したチームが勝ち抜ける。A(1位 - 8位)、B(2位 - 7位)、C(3位 - 6位)、D(4位 - 5位)の組み合わせで1stラウンドを戦う。カンファレンスセミファイナルは、A-D、B-Cで対戦し、それぞれの勝者でカンファレンスファイナルを戦う。
ファイナル
両カンファレンスを優勝したチーム同士で行われる決勝は「NBAファイナル」(6月上旬 - 中旬開催)と呼ばれ、世界各地に中継放送されて3億人が観戦していると言われる。ファイナルもレギュラーシーズンの勝率の高いチームが「ホームコートアドバンテージ」を獲得し、ファイナルでは、ホーム、ホーム、アウェイ、アウェイ、ホーム、アウェイ、ホームで試合が進められる。ファイナル終了後に、ファイナルMVPが選出される。
NBAの歴史
創成期
NBAはバスケットボール誕生から約半世紀後に創設された。創設の目的はプロアイスホッケーに利用されるアリーナの空き時間を埋めるためであり、初代コミッショナーにはAHLの会長であるモーリス・ポドロフが就任した。1946年11月1日に、トロント・ハスキーズ対ニューヨーク・ニッカボッカーズの顔合わせで初めて試合が行われた。1949年にNBLと合併し、ジョージ・マイカンがNBA入りした。
- 1892年 - カナダ人体育講師ジェームズ・ネイスミスにより考案されたバスケットボールの初めての試合が行われる。
- 1946年 - BAA創設。参加チームは11。
- 1949年 - ライバルリーグであったNBLを吸収合併し、NBAに名称を変更。参加チームは17に。
1950年代
この時期リーグは大きな2つの変化を経験する。その1つが24秒ショットクロック(ボールを保持したチームが24秒以内にシュートをしなければ、相手ボールとなる)の導入だった。NBLの吸収で17チームにまで膨れ上がったNBAだが人気は停滞し、1954年には8チームにまで減少した。このような状況を打破すべく導入されたショットクロックは、試合のテンポを早くし、より娯楽性の高いものとした。もうひとつの変化は黒人選手の隆盛だった。公民権運動が活発化する前のNBAは選手の大半を白人が占めていたが、1950年にはNBA初の黒人選手チャック・クーパーがドラフト指名され、1956年にはビル・ラッセルがNBA入りし、1959年にはウィルト・チェンバレンが新人にして得点王、リバウンド王、新人王、MVP4冠を達成した。1950年代前半はマイカン率いるミネアポリス・レイカーズがNBA初の3連覇を達成。後半にはラッセル擁するボストン・セルティックスがリーグを支配し始める。
- 1951年 - ペイントエリア(制限区域)を6フィートから12フィートに拡大。
- 1954年 - 24秒バイオレーションルール(ショットクロック)を導入。
1960年代
1960年代はセルティックスの時代だった。ラッセルをはじめボブ・クージー、ビル・シャーマン、サム・ジョーンズ、ジョン・ハブリチェックらを擁したセルティックスは、名将レッド・アワーバックに率いられ、1958 - 59シーズンから65 - 66シーズンまでの8連覇を達成した。セルティックスがリーグを支配する一方で、チェンバレンの1試合100得点やオスカー・ロバートソンのシーズン平均トリプルダブル達成などの記録も生まれた。NBAは60年代末には傘下チームを14に増やすなどしようやく軌道に乗り始めたが、1967年にはライバルリーグABAが誕生した。
- 1960年 - ジェリー・ウェストがミネアポリス・レイカーズに入団。
- 1964年 - ペイントエリア(制限区域)を12フィートから16フィートに拡大。
- 1966年 - ボストン・セルティックスが8連覇を達成。
- 1967年 - ABA創設。
1970年代
リーグはセルティックスの支配が終わり群雄割拠の時代を迎え、全体的にビッグマンが活躍する時代となる。70年代前半は大都市のロサンゼルス・レイカーズとニューヨーク・ニックスが3回NBAファイナルで対戦して人気を博したが、70年代前半から中盤にかけてベトナム戦争の泥沼化などの暗い時代背景や薬物などの蔓延によりNBAの人気は低迷し、またABAとの競争のための事業拡大はリーグ全体の質の低下を招いた。カリーム・アブドゥル・ジャバーやABA出身のジュリアス・アービングらがリーグを牽引したが、人気の回復には至らなかった。
- 1976年 - ABAが消滅。ABAの4チーム、サンアントニオ・スパーズ、デンバー・ナゲッツ、インディアナ・ペイサーズ、ニューヨーク・ネッツがNBAに加入し、チーム数は22に。
- 1979年 - スリーポイントシュートが導入される。
1980年代
どん底まで沈んでいたNBAを救ったのはマジック・ジョンソンとラリー・バードの登場だった。両者のライバル関係はリーグを活性化させ、1980年代のNBAファイナルはジョンソンのロサンゼルス・レイカーズとバードのセルティックスのいずれかが争った。またマイケル・ジョーダンら次世代を担うスター選手らが続々とNBA入りを果たしたのもこの時期であり、また第4代コミッショナーに就任したデビッド・スターンはリーグのクリーン化に力を注いだ。NBAの人気は加速度的に増していき、チーム数は27にまで増加する。そして80年代末のバッドボーイズの連覇を経て、NBAはジョーダンの時代を迎えた。
- 1980年 - ダラス・マーベリックスが新設され、チーム数は23に。
- 1981年 - ドラフトで岡山恭崇がゴールデンステート・ウォリアーズから8巡目の10番目で指名を受けるが入団せず。
- 1984年 - サラリーキャップ制度導入。
- 1988年 - シャーロット・ホーネッツ(現・ニューオーリンズ・ペリカンズ)、マイアミ・ヒートが新設され、チーム数は25に。
- 1989年 - オーランド・マジック、ミネソタ・ティンバーウルブズが新設され、チーム数は27に。
1990年代
NBA史上最高の選手の一人に挙げられるジョーダン率いるシカゴ・ブルズがリーグを席巻し、2度の3連覇、6度の優勝を果たした。ジョーダンと個性溢れるさまざまなライバル選手との熱戦は世界中にテレビ中継され、アメリカ国内のみならず、海外のNBAブームにも火を着けた。そしてNBAの世界的な人気を決定的なものにしたのが、1992年バルセロナ五輪への「ドリームチーム」派遣であった。また海外出身のアキーム・オラジュワンが2年連続でファイナルMVPを受賞し、カナダに新チームを立ち上げるなどグローバリゼーションが進む一方、90年代は選手の年俸が高騰した時期でもあり、ブルズが2度目の3連覇を果たした1998年にはロックアウトが起き、開幕が大幅に遅れ、シーズンが短縮される事態に陥った。
- 1992年 - ドリームチーム結成(クリスチャン・レイトナーは当時大学生)。バルセロナ五輪で金メダル獲得。
- 1995年 - トロント・ラプターズ、バンクーバー・グリズリーズ(現・メンフィス・グリズリーズ)が新設され、チーム数は29に。
- 1996年 - アメリカ女子プロバスケットボールリーグWNBA設立。
- 1998年 - リーグと選手会の労使交渉が難航し、ロックアウトに突入。
- 1999年2月5日 - ロックアウトにより遅れていた98 - 99シーズンが始まる。
2000年代
21世紀最初の王朝はシャキール・オニールとコービー・ブライアントを擁し3連覇を果たしたロサンゼルス・レイカーズだった。またティム・ダンカン擁するサンアントニオ・スパーズも98 - 99シーズンを含む計4回の優勝を果たすなど、2000年代のNBAはウェスタン・カンファレンスに強豪チームが揃う西高東低と呼ばれる図式となった。また、2000年代は海外出身選手も急増し、2002年、2005年、2006年のNBAドラフトではアメリカ国外出身選手が1位指名を受け、04 - 05シーズン以降3シーズン連続でシーズンMVPは海外出身選手が獲得しており、06 - 07シーズンにはシーズンMVPとファイナルMVPを海外出身選手が獲得した。
- 2001年 - イリーガルディフェンスの廃止(ゾーンディフェンスの解禁)。グリズリーズがメンフィスに移転。NBAデベロップメント・リーグ(通称Dリーグ)の設立。国境のないバスケットボールの開催。
イリーガルディフェンスとは、ゾーンディフェンスが禁止されていた時代のルールで、マンツーマンディフェンスを強制するためのルールである。ディフェンダーがマッチアップする相手とワンアーム(手が届く位置)以内の距離から離れて3秒経つとイリーガルディフェンスがコールされた。ゾーンディフェンス解禁後は、これに変わってディフェンス3秒ルールが設定され、ペイントエリア内のディフェンダーが、相手とワンアーム(手が届く位置)以上離れて、3秒ペイントエリア内にとどまるとディフェンス3秒がコールされる。ペナルティは、同じく1フリースロー。
- 2002年 - ホーネッツがニューオーリンズに移転。姚明がヒューストン・ロケッツに入団。
- 2004年 - シャーロット・ボブキャッツが新設され、アメリカに29チーム、カナダに1チームの計30チーム、2カンファレンス6ディヴィジョンに。田臥勇太がフェニックス・サンズに入団。
- 2005年 - 労使協定が締結され、ドラフト対象選手の年齢が引き上げられる。新服装規定が施行。
- 2006年 - スポルディング社製の素材にマイクロファイバーを使用した公式球に変更した。
- 2007年 - 公式球の評判が悪く皮製に戻された。審判員の賭博事件がNBAの八百長疑惑に発展。
- 2008年 - シアトル・スーパーソニックスがオクラホマシティに移転、オクラホマシティ・サンダーとなった。
- 2009年 - NBAと審判協会との労使協定が9月1日に失効し、NBA側が日当や旅行費などといった経費削減を要求したため、新労使協定の交渉が決裂。NBAはトレーニングキャンプとプレシーズンゲームを過去に解雇した審判などを代替審判として起用して乗り切り、2009年10月23日にNBAと審判協会との新労使協定が合意に達して、シーズン中には代替審判を起用することはなかった[1]。
2010年代
2010年オフにマイアミ・ヒートがFAでレブロン・ジェームズとクリス・ボッシュを同時に獲得して、スリーキングスを結成。大きな話題となる。ヒートはただちに強豪チームとなり、初のシーズンは、2011年のファイナルでダラス・マーベリックスに敗れたものの、2012年、2013年とチャンピオンとなり連覇した。
- 2011年 - 新労使協定の交渉に入ったが、2005年から適用されてきた労使協定の内容(選手側が売上の57%を受け取る)では不釣り合いだとオーナー側が主張し、選手側の収益配分比率を低くすることを新労使協定の交渉で求めたために選手会との交渉が難航し、労使協定の失効日である6月30日までに合意に至らず、13年ぶりに2011年7月1日からロックアウトが実施された。プレシーズンゲームはすべて中止となり、開幕日も大幅に遅れたが、12月8日に収益配分比率は選手とオーナーの間で50%ずつとすることで折り合いがつき、10年間の労使協定に合意して、5か月に及んだロックアウトが正式に解消された。結果開幕日が12月25日となり、シーズンが66試合に短縮して行われることとなった[2]。
- 2014年 - 利己を排して、チームプレーを徹底したバスケットを展開したサンアントニオ・スパーズがスリーキングスを擁するヒートに前シーズンのリベンジを果たし、チャンピオンとなった。この年のスパーズのプレーは、「ビューティフル・バスケット」と賞賛を浴びた。またこのときのスパーズは、フランス、イタリア、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジルと多くの海外選手を使いこなし、NBAの国際化の頂点を極めた。また、オフには、レブロン・ジェームズが古巣のクリーブランド・キャバリアーズに戻り、カイリー・アービング、ケビン・ラブと新たなトリオを結成したことも話題を呼んだ。
- 2010年代後半 - ゴールデンステート・ウォリアーズが台頭。スプラッシュ・ブラザーズの異名を取るステフィン・カリー、クレイ・トンプソンを中心に、大量の3ポイントシュートを決めるチームはNBAの戦術トレンドをも変えた。レギュラーシーズンでは2015 - 16シーズンにNBAシーズン記録となる73勝を挙げ、プレーオフでもビル・ラッセル時代のセルティックス以来となる5年連続ファイナル進出を達成。王者としてリーグを支配した。ファイナルでは前述のキャバリアーズと4年連続で対戦し、3回優勝した。
- 2019年 - レブロンが移籍し本命不在のイースタンを制したのはカワイ・レナード擁するトロント・ラプターズだった。NBA史上73年目にして初めてアメリカ国外でファイナルが行われ、初めて優勝トロフィーが国境を渡った。
- 2019-2020シーズンのNBAは、所属選手に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことをきっかけに、2020年3月11日にシーズンを中断した。コミッショナーのアダム・シルバーは最低30日間はリーグを中断することを明らかにしている[3]。
NBA独自のルール
国際バスケットボール連盟(FIBA)ルール[4]とは異なる独自のNBAルール[5]があり、その違いからオリンピック、世界選手権などでアメリカが苦戦を強いられる要素にもなっている。ただし、2010年10月から五輪や世界選手権で、2012年10月からは各国で、それぞれFIBAルールが改正され、3ポイントラインが50センチ下がり、ペイントゾーンが長方形になる。これによって国際ルールとNBAルールが近づくことになる。
概要
- コート規格、公認球規格が異なる。
- ゴール下のペイントゾーンが長方形である。国際ルールでは台形であったが、これについては国際ルールがNBAと同様の長方形に変化し、過去の独自ルールとなっている。
- 3ポイント・ラインが国際ルールよりもゴールからの距離が大きい(アーチ部はリング中心から7.24メートル、両コーナー近傍の直線部は6.71メートル)。3ポイントショットを、ショット・フロム・ダウンタウンと呼ぶこともある。
- ノーチャージ・エリア:ゴール真下の半円より内側ではオフェンスのチャージングが適用されない(国際ルールに適用済み)。相手からチャージングを獲得することに長けたディフェンダーは両足がエリア外についていることを意識してプレーをしている。
- 3秒ルール区域がペイントゾーンだけでなく、エンドゾーン外へ4フィート延長した仮想レーンでも適用される。3秒ヴァイオレイション回避に、安易にアウトオブバウンズを利用できなくしている。
- パーソナルファウル6つで退場となる。またスポーツマンシップに反した暴言や乱闘が起きた場合、テクニカルファウルとなり相手チームに1フリースローとボール保持権が渡る。テクニカルファウル2つで退場となる。明らかに故意によるもの、相手選手に怪我を負わせるような悪質なものはフレグラントファウルと呼ばれ、2フリースローとボール保持権が渡る。一発退場や罰金、出場停止になる場合もある。罰金は2,000ドルを超える場合もあり高額である。
- ディフェンス3秒ルール:オフェンスプレイヤーにマークマンとしてついていないディフェンダーは、ゴール下のペイントゾーンに3秒以上留まっていてはいけない。相手チームに1フリースロー。ショットクロックは14秒以上は保持されそれ以下は14秒にリセットし、サイドラインからのインバウンド(スローイン)で攻撃再開。
- タイムアウト[6]
- 2016-2017シーズン - フルタイムアウト(90秒)が前後半合計6回20秒タイムアウト(実質60秒)が前後半各1回。オーバータイム時はフルタイムアウトが2回、20秒タイムアウトが1回。オフィシャル(マンダトリ)タイムアウトは2nd、4thクォーター各1回で、残り9分を切って最初にプレーが止まった時点。
- 2017-2018シーズン - タイムアウト(75秒)が前後半合計7回。4thクォーターには4回まで持ち越せる。4thクォーターでは①残り3分を切って以降と②2回目のオフィシャル(マンダトリ)タイムアウト後には、各チーム2回に制限される。オフィシャル(マンダトリ)タイムアウトは各クォーター2回で、残り①7分と②3分を切って最初にプレーが止まった時点。オーバータイム時はタイムアウトが3回。
- タイムアウトの申請はヘッドコーチだけでなくプレー中ボールを保持している選手も可能。ショットクロックは保持される。タイムアウトは、ファウルゲームを仕掛けた際に残り試合時間のロスを防ぐなど、終盤になるほど戦術的に重要なものとなる。
- 着用可能背番号は、00、0、1 - 55(56以上はリーグ申請が必要)
- 試合時間は、1試合各12分4分割(クォーター)方式、計48分である。クォーター間のインターバルは130秒。2Qと3Qの間に15分間ハーフタイムが入る。10分4クオーターで行われる国際ルールの試合よりも8分長い。1試合あたりの所要時間は、およそ2時間から2時間半に及ぶ。
- ジャンプボールシチュエーション時、両チーム交互のスローインではなくジャンプボールとなる。
- 攻撃中に起きたヘルドボール(両チームの選手が同時にボールをつかみ、どちらが保持か判断できない状態)の際は、ショットクロックは14秒以上の場合は保持され、14秒未満の場合は、14秒にリセットされ、ジャンプボールで再開される。
- コート上の4つの単線で区画されるロワー・ディフェンシブ・ボックス(LDB)と呼ばれる区域が設定されており、ここでは、ボールを保持しゴールに正対していない(背を向けている、あるいは横を向いている)オフェンスに対して、ディフェンダーは肘を曲げた状態での上腕、あるいは肘を曲げた状態での手、またはそれら両方を触れてのディフェンスが許される。格闘技とも称されるNBA特有の激しいせめぎ合いが見られる。またボールを保持しその状態で5秒以上経過するとオフェンスにオーバータイムバイオレイションが課される。両手同時や、肘を伸ばした状態で当たった場合はディフェンスのファウルとなる。
- インスタント・リプレー:規定の時間帯や必要に応じてビデオ判定が行われる。
補足
- 微妙な判定や、クロックの修正(0.1秒単位での修正がある)に、録画判定(インスタントリプレイと呼ばれる)が使用される場合がある。
- アリウープパスにおける違い:アリウープとは、パスされたボールを空中で受け取り、そのままダンクやレイアップを決めるプレーのこと。しかし、バスケットボールにおいてはシュートしたボールに対して落下を始めてから手を触れると反則となる。アリウープの場合、直前のパスがシュートと疑われる可能性がある。シュートと判断された場合は反則となる。
- トラベリングに関して、無意味な場面で必要以上に厳しく取らない傾向があり、初心者などが見ると理解できない場合があるが、攻撃側に少しでも有利となる場面では、非常に厳密に判定されるため、ゲームレベルを損なうことはない。
- アマチュアの試合では、点差にかかわらず最後まで通常のプレーが行われるが、NBAの場合、点差と残り時間に応じて、勝利チームは最後の攻撃は行わず、フロントコートで、ドリブルキープなどをしてタイムアップを待つことが対戦チームへの敬意を表するために行われる。NBAの場合、各ピリオドで残り1分以内は時間計測が0.1秒単位であるので、逆転の可能性が残っている場合は、残り時間が0になるまで、激しく攻防が繰り返されることは言うまでもない。ただし、1プレーに際して、最低0.3秒はゲームクロックから減らされる。したがってゲームクロックが0.3秒を下回った時点で、ピリオドは終了となる。
ドレスコード
- NBAでは、選手が、ゲームウェアー以外で、チームやリーグに関わる場で、相応しい装いをすることを規定している。ショートパンツ、ジャージ、ノースリーブシャツ、Tシャツ、サンダル、冠り物、ヘッドフォン、チェーンやペンダントなどが禁じられている[7]。
所属チーム
イースタン・カンファレンス
ウェスタン・カンファレンス
現在の各チーム所属選手
優勝の記録
---2022-2023年シーズン終了時--- | |||||||
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チーム | 優勝 | 優勝年 | プレーオフ進出 | DV優勝 | CNF優勝 | シーズン勝敗 | プレーオフ勝敗 |
ロサンゼルス・レイカーズ | 17 | 1949、1950、1952、1953、1954、1972、1980、1982、1985、1987、 1988、2000、2001、2002、2009、2010、2020 |
61 | 31 | 32 | 3222勝1972敗 | 444勝299敗 |
ボストン・セルティックス | 17 | 1957、1959、1960、1961、1962、1963、1964、1965、1966、1968、 1969、1974、1976、1981、1984、1986、2008 |
51 | 26 | 21 | 3108勝2124敗 | 344勝253敗 |
ゴールデンステート・ウォリアーズ | 7 | 1947、1956、1975、2015、2017、2018、2022 | 29 | 8 | 7 | 2482勝2866敗 | 110勝125敗 |
シカゴ・ブルズ | 6 | 1991、1992、1993、1996、1997、1998 | 32 | 7 | 6 | 1975勝1830敗 | 177勝144敗 |
サンアントニオ・スパーズ | 5 | 1999、2003、2005、2007、2014 | 33 | 19 | 5 | 2262勝1550敗 | 216勝189敗 |
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ | 3 | 1955、1967、1983 | 47 | 11 | 6 | 2679勝2379敗 | 217勝205敗 |
デトロイト・ピストンズ | 3 | 1989、1990、2004 | 40 | 10 | 5 | 2511勝2611敗 | 187勝175敗 |
マイアミ・ヒート | 3 | 2006、2012、2013 | 17 | 7 | 3 | 1031勝971敗 | 103勝82敗 |
ニューヨーク・ニックス | 2 | 1970、1973 | 42 | 8 | 8 | 2615勝2614敗 | 186勝189敗 |
ミルウォーキー・バックス | 2 | 1971、2021 | 27 | 13 | 2 | 1856勝1704敗 | 104勝114敗 |
ヒューストン・ロケッツ | 2 | 1994、1995 | 27 | 4 | 2 | 1901勝1823敗 | 118勝125敗 |
サクラメント・キングス | 1 | 1951 | 29 | 5 | 0 | 2374勝2749敗 | 80勝107敗 |
アトランタ・ホークス | 1 | 1958 | 42 | 14 | 4 | 2505勝2557敗 | 140勝185敗 |
ポートランド・トレイルブレイザーズ | 1 | 1977 | 29 | 4 | 3 | 1842勝1636敗 | 97勝115敗 |
ワシントン・ウィザーズ | 1 | 1978 | 25 | 7 | 4 | 1873勝2232敗 | 77勝115敗 |
オクラホマシティ・サンダー | 1 | 1979 | 26 | 7 | 4 | 1980勝1744敗 | 136勝135敗 |
ダラス・マーベリックス | 1 | 2011 | 18 | 2 | 2 | 1341勝1317敗 | 86勝93敗 |
クリーブランド・キャバリアーズ | 1 | 2016 | 18 | 3 | 1 | 1585勝1893敗 | 70勝78敗 |
トロント・ラプターズ | 1 | 2019 | 5 | 1 | 0 | 581勝847敗 | 11勝20敗 |
デンバー・ナゲッツ | 1 | 2023 | 24 | 8 | 1 | 1464勝1522敗 | 61勝101敗 |
フェニックス・サンズ | 0 | 29 | 5 | 2 | 2012勝1630敗 | 133勝141敗 | |
ユタ・ジャズ | 0 | 25 | 7 | 2 | 1712勝1438敗 | 114勝127敗 | |
インディアナ・ペイサーズ | 0 | 21 | 4 | 1 | 1467勝1518敗 | 99勝97敗 | |
ブルックリン・ネッツ | 0 | 17 | 4 | 2 | 1257勝1729敗 | 55勝69敗 | |
ロサンゼルス・クリッパーズ | 0 | 16 | 2 | 0 | 1615勝2363敗 | 66勝77敗 | |
オーランド・マジック | 0 | 14 | 4 | 2 | 979勝941敗 | 57勝66敗 | |
ニューオーリンズ・ペリカンズ | 0 | 12 | 0 | 0 | 961勝1041敗 | 35勝49敗 | |
ミネソタ・ティンバーウルブズ | 0 | 8 | 1 | 0 | 762勝1158敗 | 17勝30敗 | |
メンフィス・グリズリーズ | 0 | 6 | 0 | 0 | 547勝881敗 | 18勝29敗 | |
シャーロット・ホーネッツ | 0 | 1 | 0 | 0 | 250勝472敗 | 0勝4敗 |
経営
リーグ
|
1チーム平均の資産価値
| |
NFL | 19億6,531万ドル | |
MLB | 11億9,950万ドル | |
NBA | 11億617万ドル | |
NHL | 5億507万ドル | |
出典: フォーブス(2015年)[8][9][10][11] |
2015年1月にアメリカの経済誌『フォーブス』が公表した統計によると[12]、NBAでもっとも資産価値の高いチームはロサンゼルス・レイカーズであり、26億ドルと算定されている。2位は25億ドルのニューヨーク・ニックスである。
NBAの1チームあたりの平均資産価値は11億ドルである。年間収入がもっとも多いのは2億9,500万ドルのロサンゼルス・レイカーズであり、年間営業利益ではロサンゼルス・レイカーズがもっとも多く、1億4万ドルである。29チームが黒字経営、1チームが赤字経営と評価されている。
薬物違反
05 - 06シーズンの前に合意した労使協定で、運動能力を高めるために人体に強い影響を及ぼす薬物を使用した選手に対する罰則を強化した。違反1回目で10試合、2回目で25試合、3回目で1年間の出場停止、そして、4回目にはリーグから追放される。全選手を対象に、シーズン中に4回、ランダムに検査が行われる。
人物
会長・コミッショナー
- モーリス・ポドロフ(Maurice Podoloff、1946年 - 1963年)初代会長
- ウォルター・ケネディ(Walter Kennedy、1963年 - 1967年)第2代会長、(1967年 - 1975年)初代コミッショナー
- ラリー・オブライエン(Larry O'Brien、1975年 - 1984年)第2代コミッショナー
- デビッド・スターン(David Stern、1984年 - 2014年)第3代コミッショナー
- アダム・シルバー(Adam Silver、2014年 - )第4代コミッショナー
テレビ放映権
世界
NBAは157の放送局を通じて、214の国と地域に43の言語で放送されている。テレビ放映権は、全国放送やポストシーズンに限りリーグが管轄し、ローカル放送はチームが放送局と直接契約を結んでいる。そのため、レギュラーシーズン、ポストシーズン全試合の放映権を管轄しているNFLと違い、チームによって放映権料収入は大きく異なる。現在の放映権料は9億3,000万ドルだが、新たな契約で2016-2017シーズンからNBAの放映権料収入は年間約26億6,000万ドルとなった。
アメリカ
アメリカ国内ではESPNとABC(ESPN on ABC)、TNTで放送される。ABCはクリスマスゲームと年明けの土曜夜と日曜昼とファイナル全試合が、TNTでは木曜夜と年明けからは火曜夜も含む試合とオールスターが放送されている。
日本
日本向け放映権は2017-18シーズンより楽天が独占放映権を取得。楽天ではRakuten TVで週9試合日本語実況を行っていた他、NBAリーグパスを販売(月額税抜900円)。また2019年はNCAA男子ディビジョンIバスケットボール選手権も放送されている。同社は同年9月30日から、サービスをNBA専用のオンラインプラットフォームNBA Rakutenに移行。BASIC PASS、TEAM PASS、LEAGUE PASS、SINGLE GAMEという4つの料金プランを設け、試合を配信している。
かつてはNHK BS1、フジテレビNEXT、テレビ東京、テレビ朝日、TBS、J SPORTS、およびスカパーJSAT(スカチャンなどで放送)で中継していた時期もあったが、NHK以外は2010-11シーズンを持って終了となり、代わってそのシーズンからはWOWOWで放送開始したが2017-2018シーズンで終了した。なおプレーオフ決勝の「NBAファイナル」については双方とも生中継となっていた。2014-15シーズンから2016-17シーズンまでフジテレビNEXTでも放送されていた。
日本向けの中継の主な解説者
現在
過去
NBA TV
2019年現在、NBAファン向けの有料サービスとして、NBA TVがある。日本国内を含む世界各地へインターネットブロードバンド配信で、NBAのレギュラーシーズン、オールスターイベント、プレーオフ、ファイナルのすべてのゲームを配信している。HD画質で、ライブおよびオンデマンドで、パソコン上の視聴が可能である。この有料配信サービスはナローバンド低解像度画像で、数年前に開始され、その後ハイグレード化された。ただし、放送はすべて現地で制作され配信されるため、音声は英語のみであるが、往年の名選手の解説を聞くことも出来る。
NBA.com/Stats
NBAの公式ウェブサイトの統計ページ。ボールの支配率、クラッチシュート数、ポゼッションあたりのエフィシェンシ―、プレイヤー/チームの比較などの統計情報のほか、NBA ボックス・スコア、シュートチャート、トップラインナップのコンビネーション、歴代NBAプレイヤーの履歴などの情報が掲載されている[13][14]。
ドイツの大手ソフトウェア企業SAPと提携し、高速データ処理プラットフォーム「SAP HANA」を利用したことで膨大なデータをリアルタイムで表示できるようになったことに伴い、2013年2月から一般のNBAファンおよび報道関係者を問わず、誰でも無料で利用できるようになった[13][14][15][16]。
下部組織相当のリーグ
- NBAが直接運営するマイナーリーグはなかったが、近年NBAゲータレード・リーグ(通称Gリーグ)(旧・NBADL)を直轄の下部リーグとして運営している。それ以外の組織は独立リーグ(セミプロ)と見なされる。
- ABA (American Basketball Association)
- CBA
- IBL
- ユナイテッド・バスケットボール・リーグ
- USBL
- ユニバーサル・バスケットボール・リーグ
- ワールド・バスケットボール・アソシエーション
賞・タイトル
個人賞
- 最優秀選手賞(MVP。シーズンMVPの他にもファイナルMVP、オールスターMVP、各カンファレンスから月ごとに選ばれる月間MVP、週ごとに選ばれる週間MVPがある)
- NBAファイナル最優秀選手賞
- NBAルーキー・オブ・ザ・イヤー
- NBAシックスマン賞(そのシーズンにもっとも活躍した控え選手に送られる)
- MIP (NBA)(そのシーズンにもっとも成長した選手に送られる)
- NBA最優秀守備選手賞
- NBA最優秀コーチ賞
- エグゼクティブ・オブ・ザ・イヤー(そのシーズンのもっとも優秀なフロントが選出される)
セレクトチーム
- オールNBAチーム(ポジションごとにもっとも優秀な選手を選出。ファーストチーム以下、セカンド、サードまで計15人が選ばれる)
- オールディフェンシブチーム(ポジションごとにもっとも守備の優秀な選手を選出。ファーストチーム以下、セカンドまで計10人が選ばれる)
- NBAオールルーキーチーム(ポジションに関係なくもっとも優秀な新人選手を選出。ファーストチーム以下、セカンドまで計10人が選ばれる)
スタッツリーダー
脚註
- ^ http://sports.espn.go.com/nba/news/story?id=4590031
- ^ http://jp.reuters.com/article/sportsNews/idJPTYE7B803520111209
- ^ “NBAファイナルは7月開催か 中断は「最低30日」と米報道、総帥「今季終了は時期尚早」”. THE ANSWER (2020年3月13日). 2020年3月13日閲覧。
- ^ “Official Basketball Rules”. FIBA.com (2010年4月30日). 2012年3月29日閲覧。
- ^ “Official Rules of the National Basketball Association”. NBA.com (2008年9月8日). 2012年3月29日閲覧。
- ^ “NBA reduces number of timeouts in fan-friendly move”. sportingnews.com (2017年7月12日). 2017年7月13日閲覧。
- ^ http://www.nba.com/news/player_dress_code_051017.html NBA Player Dress Code
- ^ Forbes: The Business of Football(2015年12月現在)
- ^ Forbes: The Business of Baseball (2015年12月現在)
- ^ Forbes: The Business of Basketball(2015年12月現在)
- ^ Forbes: The Business of Hockey (2015年12月現在)
- ^ NBA Team Value The business of Basketball---Forbes
- ^ a b 【参考資料】NBA、SAP HANA®を使用した公式ウェブサイトの新しい統計ページ、「NBA.com/Stats」を開設
- ^ a b [NBA] もしファンがマネーボールを楽しめたら – NBAとソフトウェア大手SAPのマネーボール的提携
- ^ JSAA OPEN SEMINAR「バスケットボールのITxデータの今と未来」から読み解くNBAの事例と日本の現状
- ^ 独サッカー代表、躍動の裏にデータ分析あり SAPの流儀とは
関連項目
- バスケットボール選手一覧
- バスケットボールのニックネーム一覧
- NBAドラフト - ドラフト制度、歴代指名選手など。
- NBAサラリーキャップ - 給与について。
- 10日間契約 - NBA選手契約の一形態
- NBAファイナル - 制度、歴代優勝チームなど。
- NBAオールスターゲーム - 対戦成績など。
- WNBA - 女子プロバスケットボールリーグ。
- NBAライブシリーズ - エレクトロニック・アーツが販売するNBA公認のTVゲーム。
- NBA 2Kシリーズ - テイクツー・インタラクティブが販売するNBA公認のTVゲーム。以下はそのシリーズ外の関連作品。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- NBA公式サイト日本語版 (日本語)
- BASKETBALL Reference.com (英語)
- NBPA アメリカのバスケットボール選手協会 (英語)
- アメリカのバスケットボール審判協会 (英語)
- NBA (NBA) - Facebook
- NBA (@NBA) - Instagram
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- NBA Japan (@NBAJPN) - X(旧Twitter)
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