ダラス・マーベリックス

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ダラス・マーベリックス
原語表記 Dallas Mavericks
チームカラー ミッドナイト・ブルー、白、青、銀
チームロゴ バスケットボールを背景にした白馬の頭部。
所属リーグ アメリカ合衆国の旗 NBA
地区 ウェスタン・カンファレンス
ディビジョン サウスウェスト・ディビジョン
創設 1980年
チーム史 ダラス・マーベリックス
(1980 - )
本拠 テキサス州ダラス
アリーナ アメリカン・エアラインズ・センター
オーナー マーク・キューバン
ヘッドコーチ リック・カーライル
優勝歴 1回(2011年)
ファイナル進出 2回(2006年, 2011年)
地区優勝 3回(1987年, 2007年, 2009年)
ユニフォーム
Kit body dallasmavsh.png
Homeジャージ
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チームカラー
Home
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Awayジャージ
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チームカラー
Away
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ダラス・マーベリックスDallas Mavericks)は、テキサス州ダラスに本拠を置く全米プロバスケットボール協会 (NBA) のチーム。略してマブズマブスとも呼ばれる。ウェスタン・カンファレンス、サウスウェスト・ディビジョン所属。チーム名のmaverickは、1960年頃のTV西部劇の名に因んでおり、現在のチームマスコットは仔馬。オーナーは、マーク・キューバンである。NBAにおいて、地域、チーム名が創設以来変わっていないチームの一つ。

歴史[編集]

初期[編集]

1973年にABAの消滅でNBAへの加入に伴いダラス・チャパラルズ(現在のサンアントニオ・スパーズ)がサンアントニオに移転して以来、プロバスケットボールチームのなかったダラスでは、1979年に実業家のドン・カーターがNBAに対して新チームの設立を申請した。NBAは1980年のオールスター開催時にリーグのオーナーたちの承認を得て、ダラス・マーベリックス(マブズ)は、1980年に設立され、ウェスタン・カンファレンスのミッドウェストディビジョンに組み込まれた。初期のマブズではローランド・ブラックマンマーク・アグワイアが活躍したが、勝率が5割に到達しプレイオフに進出するのは3年目になってからだった。1983年のドラフトでデレック・ハーパー1984年のドラフトでサム・パーキンスを獲得し、1987年には初の地区優勝、1988年には地区決勝でロサンゼルス・レイカーズと死闘を演じたが、3勝4敗で優勝には至らなかった。

トリプルJ[編集]

低迷していた90年代前半には、復調を予期させる有望な新人がチームに集まっていた。92年のドラフトではジム・ジャクソン、93年にはジャマール・マッシュバーン、94年にはジェイソン・キッドを獲得し、この3名は頭文字をとって「トリプルJ」と呼ばれた。しかしトリプルJは私情のもつれなどもありうまく機能せず、チーム成績も上向かずに一人一人チームから離れた。90年代は、十年間連続でレギュラーしズンを負け越し、プレーオフ出場を逃し、特に1993年には11勝71敗にまで落ち込んだ。この時代のマブスは典型的なドアマットチームであり、チャールズ・バークレーなどのジョーク好きなプレーヤにネタとされた。

ドン・ネルソンによるチーム再建[編集]

1997年ドン・ネルソンがジェネラルマネージャーに就任、ヘッドコーチを務めた翌年から、マブスの再建がはじまった。ダーク・ノヴィツキー1998年のNBAドラフトへのエントリーに伴い、ドン・ネルソンは他チームの思惑を巧みに操り、ミルウォーキー・バックスの欲していたロバート・トレイラーをより高順位のマブスが6位で指名するかわりにバックスが9位でノヴィツキーを指名し、更に、このシーズンに1巡目指名権を持っていなかったフェニックス・サンズパット・ギャリティを欲しているのに乗じて、バックスが持っている19位指名権でギャリティを指名させ、ノヴィツキーとセットでマブスにトレードすることを約束させ獲得する一方、トレイラーを指名し、ギャリティを欲しがっているサンズにギャリティ他2選手をつけてサンズにトレードし、かわりにスティーブ・ナッシュを獲得した。結果的にネルソンは将来NBAのシーズンMVPを獲得する2人の偉大な選手を、一度のドラフトで手に入れてしまった。

ドン・ネルソン

ノビツキーの時代[編集]

ダーク・ノビツキー(2009年)
マーク・キューバン
スティーブ・ナッシュ
エイブリー・ジョンソン
リック・カーライル


  • 1998-1999シーズンのNBAはロックアウトによるシーズン短縮という初めての事態を経験し、ノヴィツキーのルーキーシーズンは例年より4ヶ月近くも遅れて始まり、先発パワーフォワードに抜擢されるも、まだ線の細かったノヴィツキーはNBAのフィジカルなプレイに馴染めず、特にディフェンスでは簡単に相手に押し負けてしまい、ディフェンスができない(Dがない)と揶揄する意味で"Irk Nowitzki"と呼ばれた。19勝31敗の成績でシーズンを終えた。
  • 1999-00シーズン、ネルソンはノヴィツキーのパス技術をより活かすためにポイントフォワードに起用し、ノヴィツキーも徐々に本来の実力を発揮するようになった。エースのマイケル・フィンリーにノヴィツキー、セドリック・セバロスに率いられ、前年の19勝31敗から40勝42敗と勝率を伸ばしたが、プレーオフには惜しくも届かなかった。

マブズがリーグ屈指の強豪へと成長を始めるのは、インターネット関連事業で財をなしたマーク・キューバン2000年1月14日に自身が熱烈なファンであった ことから、チームを2億8500万ドルで買い取り、オーナーに就任してからだった[1]。キューバンはその後も豊富な資金力を活かしてチームの補強に取り組んだ。

  • 2000-2001シーズンは、過去10年間プレーオフ出場を逃してきたことを忘れさせるかのように、53勝29敗の好成績でレギュラーシーズンを乗り切り、プレーオフへ第5シードで出場し、1stラウンドは、ユタ・ジャズを3勝2敗で勝ち抜き、カンファレンス・セミファイナルへ駒を進めたが、第1シードのサンアントニオ・スパーズに1勝4敗で敗退した。しかし、このシーズンから長期に連続プレーオフ進出を果たしていく事となり、マブスのノビツキー時代の幕が開けたと言ってよいシーズンとなった。
  • 2001-2002シーズンは、チーム史上最多の57勝25敗でプレーオフに進出し1stラウンドは、ミネソタ・ティンバーウルブズを難なくスイープしたものの、カンファレンス・セミファイナルの壁は依然厚く、サクラメント・キングスに1勝4敗で敗退した。
  • 2006-07シーズンはチーム力をさらに上昇させ、1シーズンで3度の12連勝を達成するNBA新記録を達成。最終成績は歴代5位、チーム記録の67勝15敗を記録し、ノビツキーはシーズンMVPを受賞する最高のレギュラーシーズンを送った。プレーオフは第1シードのチャンピオン候補最右翼としてプレーオフに挑んだが、一回戦、第8シードのゴールデンステート・ウォーリアーズ相手に史上三度目(一回戦のプレーオフフォーマットが7戦4勝制になってからは初めて)の「第1シードのチームが第8シードのチームに敗れる」2勝4敗の歴史的敗戦を喫し、シーズンを終えた。
  • 2007-08シーズンには、ベテランPGのジェイソン・キッドを獲得し、悲願のファイナル制覇に向けて勝負に出たが、プレーオフでは2年連続で1回戦で敗退。プレーオフ敗退後、エイブリー・ジョンソンHCは解雇された。
  • 2008-09シーズンからは新しくリック・カーライルが監督に就任し、シーズン序盤こそ躓いたものの次第に調子を上げ、最終的には50勝32敗の成績を収め、第6シードでプレーオフに進出した。第3シードのサンアントニオ・スパーズを相手にしたプレーオフ一回戦では下馬評を覆し4勝1敗で勝ち進むが、二回戦でデンバー・ナゲッツに1勝4敗で敗退した。
  • 2010-11シーズンは57勝25敗の好成績を収め、第3シードでプレーオフに進出した。カンファレンス・セミファイナルでは、2連覇中のロサンゼルス・レイカーズを4勝0敗で下す快挙を演じ、カンファレンス・ファイナルではオクラホマシティ・サンダーを4勝1敗で退け、ついに2度目のNBAファイナルの舞台に立った。ファイナルは5年前と同じくマイアミ・ヒートとの対戦となる。1勝2敗の不利な状況から3連勝して、逆転でのNBAファイナル初制覇を成し遂げた。ファイナルMVPには平均26.0得点、10.2リバウンドを挙げたダーク・ノビツキーが選ばれた。
  • 2013-14シーズンは、終盤の粘りで49勝33敗とし、なんとか第8シードでプレーオフに滑り込み、全体でトップシードのライバル、サンアントニオ・スパーズとの1stラウンド対戦となった。第7戦まで粘ったが、最終ゲームで押し切られた。

シーズンごとの成績[編集]

Note: 勝 = 勝利数, 敗 = 敗戦数, % = 勝率

シーズン  % プレーオフ 結果
ダラス・マーベリックス
1980-81 15 67 .183
1981-82 28 54 .341
1982-83 38 44 .463
1983-84 43 39 .524 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
マーベリックス 3, ソニックス 2
ジャズ 4, マーベリックス 1
1984-85 44 38 .537 1回戦敗退 ブレイザーズ 3, マーベリックス 1
1985-86 44 38 .537 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
マーベリックス 3, ジャズ 1
レイカーズ 4, マーベリックス 2
1986-87 55 27 .671 1回戦敗退 ソニックス 3, マーベリックス 1
1987-88 53 29 .646 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝敗退
マーベリックス 3, ロケッツ 1
マーベリックス 4, ナゲッツ 2
レイカーズ 4, マーベリックス 3
1988-89 38 44 .463
1989-90 47 35 .573 1回戦敗退 ブレイザーズ 3, マーベリックス 0
1990-91 28 54 .341
1991-92 22 60 .268
1992-93 11 71 .134
1993-94 13 69 .159
1994-95 36 46 .439
1995-96 26 56 .317
1996-97 24 58 .293
1997-98 20 62 .244
1998-99 19 31 .380
1999-2000 40 42 .488
2000-01 53 29 .646 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
マーベリックス 3, ジャズ 2
スパーズ 4, マーベリックス 1
2001-02 57 25 .695 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
マーベリックス 3, ウルブズ 0
キングス 4, マーベリックス 1
2002-03 60 22 .732 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝敗退
マーベリックス 4, ブレイザーズ 3
マーベリックス 4, キングス 3
スパーズ 4, マーベリックス 2
2003-04 52 30 .634 1回戦敗退 キングス 4, マーベリックス 1
2004-05 58 24 .707 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
マーベリックス 4, ロケッツ 3
サンズ 4, マーベリックス 2
2005-06 60 22 .732 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝勝利
NBAファイナル敗退
マーベリックス 4, グリズリーズ 0
マーベリックス 4, スパーズ 3
マーベリックス 4, サンズ 2
ヒート 4, マーベリックス 2
2006-07 67 15 .817 1回戦敗退 ウォリアーズ 4, マーベリックス 2
2007-08 51 31 .622 1回戦敗退 ホーネッツ 4, マーベリックス 1
2008-09 50 32 .610 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
マーベリックス 4, スパーズ 1
ナゲッツ 4, マーベリックス 1
2009-10 55 27 .671 1回戦敗退 スパーズ 4, マーベリックス 2
2010-11 57 25 .695 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝勝利
NBAファイナル優勝
マーベリックス 4, ブレイザーズ 2
マーベリックス 4, レイカーズ 0
マーベリックス 4, サンダー 1
マーベリックス 4, ヒート2
2011-12 36 30 .545 1回戦敗退 サンダー 4, マーベリックス 0
2012-13 41 41 .500
2012-13 49 33 .598 1回戦 スパーズ 4, マーベリックス 3
通算勝敗 1390 1350 .507
プレイオフ 89 97 .478

主な選手[編集]

現役選手[編集]

ダラス・マーベリックス ロースター
選手 その他
Pos # Nat 名前 身長  体重
F 0 ナイジェリアの旗 アル・ファルーク・アミヌ (Al-Farouq Aminu) 2.06 m ( 6 ft 9 in) 98 kg (215 lb) 
C 6 アメリカ合衆国の旗 タイソン・チャンドラー (Tyson Chandlar) 2.16 m ( 7 ft 1 in) 109 kg (240 lb) 
F 9 アメリカ合衆国の旗 ジェー・クロウダー (Jae Crowder) 1.98 m ( 6 ft 6 in) 107 kg (235 lb) 
G 11 アメリカ合衆国の旗 モンタ・エリス (Monta Ellis) 1.91 m ( 6 ft 3 in) 84 kg (185 lb) 
G 2 アメリカ合衆国の旗 レイモンド・フェルトン (Raymond Felton) 1.85 m ( 6 ft 1 in) 93 kg (205 lb) 
SF 17 アメリカ合衆国の旗 エリック・グリフィン (Eric Griffin) 2.03 m ( 6 ft 8 in) 93 kg (205 lb) 
G 20 アメリカ合衆国の旗 デビン・ハリス (Devin Harris) 1.91 m ( 6 ft 3 in) 87 kg (192 lb) 
C 5 アメリカ合衆国の旗 バーナード・ジェームス (Bernard James(FA) 2.08 m ( 6 ft 10 in) 109 kg (240 lb) 
F 24 アメリカ合衆国の旗 リチャード・ジェファーソン (Richard Jefferson) 2.01 m ( 6 ft 7 in) 104 kg (230 lb) 
G 7 アメリカ合衆国の旗 リッキー・レド (Ricky Ledo) 2.01 m ( 6 ft 7 in) 88 kg (195 lb) 
F 0 アメリカ合衆国の旗 ショーン・マリオン (Shawn Marion(FA) 2.01 m ( 6 ft 7 in) 103 kg (228 lb) 
G 33 アメリカ合衆国の旗 ガル・ミケル (Gal Mekel) 1.91 m ( 6 ft 3 in) 90 kg (198 lb) 
PG 14 アメリカ合衆国の旗 ジャミーア・ネルソン (Jameer Nelson) 1.83 m ( 6 ft 0 in) 86 kg (190 lb) 
F 41 ドイツの旗 ダーク・ノヴィツキー (Dirk Nowitzki(C) 2.13 m ( 7 ft 0 in) 111 kg (245 lb) 
F 25 アメリカ合衆国の旗 チャンドラー・パーソンズ (Chandler Parsons) 2.06 m ( 6 ft 9 in) 91 kg (200 lb) 
F/C 9 アメリカ合衆国の旗 グレッグ・スミス (Greg Smith) 2.08 m ( 6 ft 10 in) 113 kg (250 lb) 
F 34 アメリカ合衆国の旗 ブランダン・ライト (Brandan Wright) 2.06 m ( 6 ft 9 in) 95 kg (210 lb) 
ヘッドコーチ

アメリカ合衆国の旗 リック・カーライル (Rick Carlisle)

アシスタントコーチ
  アメリカ合衆国の旗 ダレル・アームストロング (Darrell Armstrong)

記号説明
(C) キャプテン
(S) 出場停止
(-) ベンチ外
Cruz Roja.svg 故障者
(DL) Dリーグ・アサイン
(FA) フリーエージェント
(DP) ドラフト未契約

外部リンク

更新日:2013-10-27


年代別主要選手[編集]

太文字…殿堂入り選手 (C)…優勝時に在籍した選手 (M)…在籍時にMVPを獲得した選手 (50)…偉大な50人

1980年代 (プレイオフ進出:5回)

1990年代 (プレイオフ進出:1回)

2000年代 (プレイオフ進出:7回 ファイナル進出:1回)

栄誉[編集]

殿堂入り[編集]

なし

永久欠番[編集]

コーチ、その他[編集]

歴代ヘッドコーチ[編集]

チーム記録[編集]

ダラス・マーベリックスのチーム記録

脚注[編集]

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外部リンク[編集]