ネイト・サーモンド

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ネイト・サーモンド
Nate Thurmond
名前
本名 ナタニエル・サーモンド
愛称 ネイト・ザ・グレート
ラテン文字 Nate Thurmond
英語 Nathaniel Thurmond
基本情報
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 1941年7月25日
出身地 オハイオ州アクロン
身長 211cm
体重 102kg
選手情報
ポジション センター
背番号 42 (永久欠番)

ナタニエル・サーモンド(Nathaniel Thurmond, 1941年7月25日 - ) 通称ネイト・サーモンド (Nate Thurmond) はアメリカ合衆国の元バスケットボール選手である。7フィート近い大型のセンタープレイヤーとして1960年代後半から70年代前半にかけてゴールデンステート・ウォリアーズの中心選手として活躍した。特にディフェンス時においてはリバウンド獲得に威力を発揮し、ディフェンスの名手としてボブ・ペティットなどと並び称される往年の名選手である。 1985年バスケットボール殿堂入りした。

経歴[編集]

カレッジ時代[編集]

サーモンドは生まれ育った地元オハイオ州アクロンのアクロンセントラル高校を卒業した。同時期にオハイオ州のミドルタウンにはジェリー・ルーカスもおり、サーモンドは州の高校プレイオフ決勝でジェリー・ルーカスのチームに敗れている。2人ともセンタープレイヤーであったため、サーモンドはジェリー・ルーカスの進学したオハイオ州立大学を避けてボーリング・グリーン州立大学への進学を選択した。大学時代の彼はゲーム平均17.8ポイント、17.0リバウンドの好成績を残し、1963年にはスポーティングニュース紙のオールアメリカンファーストチームに選出されている。

ウォリアーズ時代[編集]

卒業後サーモンドは1963年NBAドラフトでサンフランシスコ・ウォリアーズ(現在のゴールデンステート・ウォリアーズ)に1巡目全体3位で指名を受け入団する。1年目のシーズンは平均7.0ポイント、10.4リバウンドを上げ、チームのNBAファイナル進出を助け、オールルーキーファーストチームに選出された。1965年にウォリアーズの中心選手であったウィルト・チェンバレンフィラデルフィア・セブンティシクサーズへトレードされ、サーモンドはウォリアーズのスターターのセンターとしての地位を獲得する。個人成績も大幅にアップし、 1966-67シーズンには平均18.7ポイント、21.3リバウンド、1967-68シーズンには平均20.5ポイント、22.0リバウンドとゲーム平均リバウンドが20を超えるシーズンも記録した1966-67シーズンにはMVP投票でウィルト・チェンバレンに次いで次点の位置につけた。 しかし、チームとしては弱体化は否めず翌シーズン以降はサーモンドの在籍中にNBAファイナルまで進出する事はなかった。ウォリアーズが次にファイナルまで進出するのは皮肉なことにサーモンドがトレードされた翌年の1975年であり、ウォリアーズはワシントン・ウィザーズを破って優勝する。

ブルズ・キャバリアーズ時代[編集]

サーモンドは1974-75シーズン終了後シカゴ・ブルズにトレードされる。彼はブルズでのデビュー戦となる1974年10月18日の対アトランタ・ホークス戦で、22ポイント、14リバウンド、13アシスト、12ブロックショットをあげてクアドルプル・ダブルを記録した。

その後1975-76シーズンの途中にクリーブランド・キャバリアーズにトレードされ、1977年に引退した。

サーモンドは1985年に殿堂入りを果した。また1996年にはNBAの50周年を記念して選ばれた「NBA偉大な50選手」の一人にも選出された。

成績および受賞歴[編集]

通算成績[編集]

得点、リバウンド、アシストの成績は下記の通りである。[1]

レギュラーシーズン (14シーズン) プレーオフ (9シーズン)
964試合総計 ゲーム平均 40分平均 81試合総計 ゲーム平均
ポイント数 14,437 15.0 16.1 966 11.9
リバウンド数 14,464 15.0 16.1 1,101 13.6
アシスト数 2,575 2.7 2.9 225 2.8

主な受賞トピックス[編集]

  1. オールルーキー1stチーム:1964
  2. オールスターゲーム出場:7回 (1965, 1966, 1967, 1968, 1970, 1973, 1974)
  3. NBAオールディフェンシブ1stチーム選出:2回 (1969, 1971)
  4. NBAオールディフェンシブ2ndチーム選出:3回 (1972-1974)
  5. NBAベスト50選手:1996年

主な記録トピックス[編集]

  1. 通算リバウンド数NBA歴代8位(14,464)
  2. 通算ゲーム平均リバウンド数NBA歴代5位(15.0)
  3. 通算リバウンド数ウォリアーズフランチャイズ記録(12,771)

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Basketball-reference.com Nate Thurmond Statisticsより引用。April 1, 2007。ブロック数、スティール数は公式記録となったのが、サーモンドデビュー後数年経過してからのため、集計から外した。

外部リンク[編集]