横綱一覧

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横綱一覧(よこづないちらん)では、大相撲の歴代横綱を一覧する。

大関大関一覧関脇関脇一覧小結小結一覧前頭以下は大相撲力士一覧を参照(いずれも在籍時の最高位)。

歴代横綱[編集]

  • 四股名/読み仮名の欄の太字は優勝20回以上の横綱を示す。
  • 優勝の欄は幕内優勝の回数を示す。ただし、23代大木戸以前の「優勝」は幕内最高成績(優勝相当)の回数。また、35代双葉山以前の時代は年2場所制。
  • 連勝の欄は、各横綱の幕内においての最長の連勝記録。
  • 勝率の欄に幕内勝率9割以上の成績を残した横綱に対しその旨を特記。
代位 四股名/読み仮名 出身地 横綱昇進 引退 優勝 土俵入り 年寄名跡 連勝 勝率 備考
[1] [2]
01代/初代 あかし しがのすけ
明石志賀之助
09-宇都宮藩 00/不明 00/不明 00/不明 京で仁王仁太夫を倒して日下開山の称号を受け、これを以って初代横綱の根拠とされた。
ただし、あくまで参考的な見解であり、明石が横綱を締めた事実はない。
また、明石なる人物は実在自体が確認されていない。
02代 あやがわ ごろうじ
綾川五郎次
09-栃木県 00/不明 00/不明 00/不明
03代 まるやま ごんだざえもん
丸山権太左衛門
04-宮城県 1749年 1749年
現役中に死去
00/不明
04代
[3]
たにかぜ かじのすけ
谷風梶之助
04-宮城県 1789年11月 1794年11月
現役中に死去
21回 63連勝
[4]
幕内勝率
9割以上
実質的な初代横綱[5]
05代
[3]
おのがわ きさぶろう
小野川喜三郎
25-滋賀県 1789年11月 1798年10月 07回 小野川 32連勝 幕内勝率
9割以上
06代 おうのまつ みどりのすけ
阿武松緑之助
17-石川県 1828年2月 1835年10月 05回 阿武松 18連勝
07代 いなづま らいごろう
稲妻雷五郎
08-茨城県 1829年9月 1839年11月 10回 33連勝 幕内勝率
9割以上
1828年7月に五条家免許
08代 しらぬい だくえもん
不知火諾右衛門
43-熊本県 1840年11月 1844年1月 01回 16連勝 歴代横綱の中で下位番付(関脇)に陥落した唯一の横綱[6]
09代 ひでのやま らいごろう
秀ノ山雷五郎
04-宮城県 1847年9月 1850年3月 06回 秀ノ山 30連勝
10代 うんりゅう きゅうきち
雲龍久吉
40-福岡県 1861年9月 1865年2月 07回 不知火型
[7]
追手風 16連勝
11代 しらぬい こうえもん
不知火光右衛門
43-熊本県 1863年10月 1869年11月 03回 雲龍型
[7]
16連勝
12代 じんまく きゅうごろう
陣幕久五郎
32-島根県 1867年1月 1867年11月 05回 25連勝 幕内勝率
9割以上
1863年1月に五条家免許[8]
13代 きめんざん たにごろう
鬼面山谷五郎
21-岐阜県 1869年2月 1870年11月 07回 23連勝
14代 さかいがわ なみえもん
境川浪右エ門
12-千葉県 1877年2月 1881年1月 05回 境川 26連勝 1876年2月に五条家免許
15代 うめがたに とうたろう
梅ヶ谷藤太郎 (1代)/梅ヶ谷藤太郎 (初代)
40-福岡県 1884年2月 1885年5月 09回 58連勝 幕内勝率
9割以上
五条家と吉田司家から同時免許
16代 にしのうみ かじろう
西ノ海嘉治郎 (1代)/西ノ海嘉治郎 (初代)
46-鹿児島県 1890年5月 1896年1月 02回 井筒 14連勝
17代 こにしき やそきち
小錦八十吉 (初代)
12-千葉県 1896年5月 1901年1月 07回 二十山 39連勝
18代 おおづつ まんえもん
大砲万右エ門
04-宮城県 1901年5月 1908年1月 02回 待乳山 20連勝
19代
[3]
ひたちやま たにえもん
常陸山谷右エ門
08-茨城県 1903年6月 1914年5月 07回 出羽ノ海 32連勝 幕内勝率
9割以上
優勝回数の内訳は優勝1回,優勝相当6回
20代
[3]
うめがたに とうたろう
梅ヶ谷藤太郎 (2代)
16-富山県 1903年6月 1915年6月 03回 雲龍型 19連勝
21代 わかしま ごんしろう
若嶌權四郎
12-千葉県 1903年1月
大坂相撲
の横綱免許
1907年1月 04回 若嶌[9] 35連勝 優勝4回、35連勝は大阪相撲での記録
22代 たちやま みねえもん
太刀山峯右エ門
16-富山県 1910年6月 1917年1月 11回 不知火型 東関[9] 56連勝 優勝回数の内訳は優勝9回,優勝相当2回
23代 おおきど もりえもん
大木戸森右エ門
28-兵庫県 1913年1月
大坂相撲
の横綱免許
1914年1月 10回
[10]
28連勝 1910年大坂相撲が独断で横綱免許。
優勝10回、28連勝は大阪相撲での記録。
24代 おおとり たにごろう
鳳谷五郎
12-千葉県 1914年6月 1919年5月 02回 雲龍型 宮城野 14連勝
25代 にしのうみ かじろう
西ノ海嘉治郎 (2代)
46-鹿児島県 1915年5月 1917年5月 01回 雲龍型 井筒 14連勝
26代 おおにしき ういちろう
大錦卯一郎
27-大阪府 1916年5月 1922年1月 05回 雲龍型 28連勝
27代 とちぎやま もりや
栃木山守也
09-栃木県 1918年2月 1925年5月 09回 雲龍型 春日野 29連勝
28代 おおにしき だいごろう
大錦大五郎
23-愛知県 1918年5月
大坂相撲
の横綱免許
1923年1月 06回 雲龍型 朝日山
(後に返上)
11連勝 優勝6回、11連勝は大阪相撲での記録
29代 みやぎやま ふくまつ
宮城山福松
03-岩手県 1922年2月
大坂相撲
の横綱免許
1931年3月 06回 雲龍型 芝田山 15連勝 15連勝は大阪相撲での記録
優勝は大坂相撲で4回、東京加入後に2回
30代 にしのうみ かじろう
西ノ海嘉治郎 (3代)
46-鹿児島県 1922年5月 1928年10月 01回 雲龍型 浅香山 14連勝
31代 つねのはな かんいち
常ノ花寛市
33-岡山県 1924年1月 1930年10月 10回 雲龍型 出羽海 15連勝
32代 たまにしき さんえもん
玉錦三右エ門
39-高知県 1933年1月 1938年5月
場所後
現役中に死去
09回 雲龍型 二所ノ関 27連勝
33代 むさしやま たけし
武藏山武
14-神奈川県 1936年1月 1939年5月 01回 雲龍型 出来山
→不知火[9]
13連勝
34代 みなのがわ とうぞう
男女ノ川登三
08-茨城県 1937年1月 1942年1月 02回 雲龍型 男女ノ川[9] 16連勝
35代 ふたばやま さだじ
双葉山定次
44-大分県 1938年1月 1945年11月 12回 雲龍型 時津風 69連勝
36代 はぐろやま まさじ
羽黒山政司
15-新潟県 1942年1月 1953年9月 07回 不知火型 立浪 32連勝
37代
[3]
あきのうみ せつお
安藝ノ海節男
34-広島県 1943年1月 1946年11月 01回 雲龍型 藤島[9] 20連勝
38代
[3]
てるくに まんぞう
照國萬藏
05-秋田県 1943年1月 1953年1月 02回 雲龍型 伊勢ヶ濱 17連勝
39代 まえだやま えいごろう
前田山英五郎
38-愛媛県 1947年11月 1949年10月
場所後
不祥事により
引退表明
01回 雲龍型 高砂 13連勝
40代 あずまふじ きんいち
東富士欽壹
13-東京都 1949年1月 1954年9月 06回 雲龍型 錦戸[9] 16連勝
41代 ちよのやま まさのぶ
千代の山雅信
01-北海道 1951年9月 1959年1月 06回 雲龍型 九重 16連勝
42代 かがみさと きよじ
鏡里喜代治
02-青森県 1953年3月 1958年1月
場所終了直後
に引退表明
04回 雲龍型 鏡里
→粂川
→立田川
→時津風
→立田川
→二十山
17連勝
43代 よしばやま じゅんのすけ
吉葉山潤之輔
01-北海道 1954年3月 1958年1月 01回 不知火型 吉葉山
→宮城野
15連勝
44代 とちにしき きよたか
栃錦清隆
13-東京都 1955年1月 1960年5月 10回 雲龍型 春日野 24連勝
45代 わかのはな かんじ
若乃花幹士 (1代)/若乃花幹士 (初代)
02-青森県 1958年3月 1962年3月
次場所の番付
発表後、初日
前に引退表明
10回 雲龍型 二子山
→藤島
24連勝
46代 あさしお たろう
朝潮太郎 (3代)
28-兵庫県 1959年5月 1961年11月
次場所の番付
発表後、初日
前に引退表明
05回 雲龍型 朝潮
→振分
→高砂
12連勝
47代
[3]
かしわど つよし
柏戸剛
06-山形県 1961年11月 1969年7月 05回 雲龍型 鏡山 15連勝
48代
[3]
たいほう こうき
大鵬幸喜
01-北海道 1961年11月 1971年5月 32回 雲龍型 大鵬 45連勝
49代 とちのうみ てるよし
栃ノ海晃嘉
02-青森県 1964年3月 1966年11月 03回 雲龍型 中立
→春日野
→竹縄
17連勝
50代 さだのやま しんまつ
佐田の山晋松
42-長崎県 1965年3月 1968年3月 06回 雲龍型 出羽海
→境川
→中立
25連勝
51代
[3]
たまのうみ まさひろ
玉の海正洋
23-愛知県 1970年3月 1971年9月
場所後
現役中に死去
06回 不知火型 19連勝
52代
[3]
きたのふじ かつあき
北の富士勝昭
01-北海道 1970年3月 1974年7月 10回 雲龍型 井筒
→九重
→陣幕[9]
21連勝
53代 ことざくら まさかつ
琴櫻傑將
31-鳥取県 1973年3月 1974年5月
次場所の番付
発表後、初日
前に引退表明
05回 不知火型 白玉
佐渡ヶ嶽
18連勝
54代 わじま ひろし
輪島大士
17-石川県 1973年7月 1981年3月 14回 雲龍型 花籠[9] 27連勝
55代 きたのうみ としみつ
北の湖敏満
01-北海道 1974年9月 1985年1月 24回 雲龍型 北の湖 32連勝
56代 わかのはな かんじ
若乃花幹士 (2代)
02-青森県 1978年7月 1983年1月 04回 雲龍型 若乃花
→間垣[9]
26連勝
57代 みえのうみ つよし
三重ノ海剛司
24-三重県 1979年9月 1980年11月 03回 雲龍型 山科
武蔵川
24連勝
58代 ちよのふじ みつぐ
千代の富士貢
01-北海道 1981年9月 1991年5月 31回 雲龍型 陣幕
九重
53連勝
59代 たかのさと としひで
隆の里俊英
02-青森県 1983年9月 1986年1月 04回 不知火型 鳴戸 21連勝
60代 ふたはぐろ こうじ
双羽黒光司
24-三重県 1986年9月 1987年11月
次場所の番付
発表後、初日前
不祥事により
廃業を表明
00回/なし 不知火型 13連勝 歴代横綱の中で唯一、優勝経験が無い[11]
61代 ほくとうみ のぶよし
北勝海信芳
01-北海道 1987年07月 1992年3月
次場所の番付
発表後、初日
前に引退表明
08回 雲龍型 北勝海
八角
20連勝
62代 おおのくに やすし
大乃国康
01-北海道 1987年11月 1991年7月 02回 雲龍型 大乃国
→芝田山
19連勝
63代 あさひふじ せいや
旭富士正也
02-青森県 1990年9月 1992年1月 04回 不知火型 旭富士
安治川
→伊勢ヶ濱
24連勝
64代 あけぼの たろう
曙太郎
外-ハワイ 1993年3月 2001年1月
場所終了直後後
に引退表明
11回 雲龍型 [9] 16連勝 初の外国出身横綱(現在は帰化して日本人)
65代 たかのはな こうじ
貴乃花光司
13-東京都 1995年1月 2003年01月 22回 雲龍型 貴乃花 30連勝
66代 わかのはな まさる
若乃花勝
13-東京都 1998年7月 2000年3月 05回 不知火型 藤島[9] 14連勝
67代 むさしまる こうよう
武蔵丸光洋
外-ハワイ 1999年7月 2003年11月 12回 雲龍型 武蔵丸
振分
大島
→武蔵川
22連勝
68代 あさしょうりゅう あきのり
朝青龍明徳
外-モンゴル 2003年3月 2010年1月
場所後
不祥事により
引退表明
25回 雲龍型 35連勝 初のモンゴル出身横綱
69代 はくほう しょう
白鵬翔
外-モンゴル 2007年7月 現役 30回 不知火型 63連勝
70代 はるまふじ こうへい
日馬富士公平
外-モンゴル 2012年11月 現役 06回 不知火型 32連勝
71代 かくりゅう りきさぶろう
鶴竜力三郎
外-モンゴル 2014年5月 現役 01回 雲龍型 16連勝

備考[編集]

  1. ^ 江戸時代の横綱の人数や昇進順については異説も存在する。現在ひろく知られ、日本相撲協会でも採用している横綱一覧は、1900年陣幕久五郎富岡八幡宮に建立した「横綱力士碑」に基づくもの。本項もこれに倣う。初代から3代までは、歴史的に横綱という制度は存在しなかったとするのが通説である。この横綱碑では、寛政期の強豪大関 雷電爲右エ門が「無類力士」として別枠で顕彰されており、彼も横綱と同列に扱われる場合がある。
  2. ^ 現在の雲龍型、不知火型土俵入りが定まった型となったのは、それぞれの土俵入りの完成者である第20代横綱・梅ヶ谷(2代)、第22代横綱・太刀山以降。第10代横綱・雲龍から第19代横綱・常陸山までの横綱土俵入りの型は、原型又は現在の雲龍型、不知火型とは多少異なる雲龍型、不知火型。第4代横綱・谷風から第9代横綱・秀ノ山あたりまでは後の横綱土俵入りの原型となる型で横綱土俵入りをしていた。
  3. ^ a b c d e f g h i j 谷風と小野川、常陸山と2代目梅ヶ谷、安藝ノ海と照國、柏戸と大鵬、玉の海と北の富士は横綱同時昇進。それぞれ引退の早かった方に若い代数が与えられている。
  4. ^ 谷風梶之助の63連勝という記録は一般に江戸本場所のみの63連勝を指すが、江戸本場所・京都本場所・大坂本場所まで含めれば98連勝となる。98連勝は現在(2013年時点)でもいまだ破られていない最多連勝記録である。
  5. ^ "谷風梶之助" - デジタル大辞泉, 2010年11月1日
  6. ^ 当時は横綱が固定の番付として確立されておらず、あくまでも大関が最高位であったため、制度上は横綱からの陥落も在り得た。
  7. ^ a b 雲龍型の考案者は第11代横綱・不知火(光)、不知火型の考案者は第10代横綱・雲龍であり、現在新聞などで一般に記される考案者とは逆という考えが通説。
  8. ^ 横綱免許後本場所出場なし。
  9. ^ a b c d e f g h i j k 年寄襲名後に相撲協会を停年前に退職
  10. ^ 大坂相撲での最多優勝回数
  11. ^ 初代~3代、および優勝制度が無い時代の横綱を除く。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]