スパリゾートハワイアンズ

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スパリゾートハワイアンズ(Spa Resort Hawaiians、通称:SRH)とは、福島県いわき市常磐藤原町で常磐興産が運営する、大型温水プール温泉ホテルゴルフ場の集合体大型レジャー施設である。

「スパリゾートハワイアンズ」正面出入り口

目次

[編集] 概要

[編集] 沿革

スパリゾートハワイアンズ内部施設
  • 1950年代後半 - 炭鉱産業の斜陽化が表面化、新事業の構想が始まる
  • 1964年 - 常磐湯本温泉観光株式会社を設立
  • 1965年-常磐ハワイアンセンター構想が持ち上がる。「常磐音楽舞踊学院」設立 アトラクションの目玉となるステージの専属ダンサーの育成スタート
  • 1966年 - 常磐ハワイアンセンターオープン(常磐湯本温泉観光が運営)
  • 1970年 - 年間来場者数が155万人を突破。常磐興産が常磐湯本温泉観光を合併、運営を承継。
  • 1990年 - 「常磐ハワイアンセンター」から「スパリゾートハワイアンズ」へ変更
  • 1997年 - 日本一の大露天風呂「江戸情話与市」をオープン。
  • 2002年 - 常磐ハワイアンセンターオープンからの入場者数が延べ4500万人を突破
  • 2006年 - 映画「フラガール」(後述)公開の影響もあり観光客が増加、常磐ハワイアンセンターオープンからの入場者数が延べ5000万人を突破
  • 2007年 - 子供向けプール「ワイワイ・オハナ」、日本最大規模のハワイをテーマにした飲食・物販・商業ゾーン「アロハタウン」、炭鉱とフラの歴史をテーマとした「フラ・ミュージアム」らを次々とオープンさせ、過去最高となる年間来場者161万1千人を記録する。

[編集] 炭鉱閉山後の事業として

1950年代後半、炭鉱の斜陽化により炭鉱事業の収益は悪化しており、新たな事業への展開を余儀なくされた常磐炭鉱(後の常磐興産)では、『日本人が行ってみたい外国ナンバー1』だった「ハワイ」に着目する。炭砿で厄介物扱いされていた地下から湧き出る豊富な温泉を利用して室内を暖め、「夢の島ハワイ」をイメージしたリゾート施設「常磐ハワイアンセンター」の建設を計画し、1964年に運営子会社として常磐湯本温泉観光株式会社を設立。1966年にオープンとなった。

新たな収益源とすることや、常磐炭鉱の縮小および閉山による離職者の雇用先確保の対策としてプロジェクトが進められたものの、立ち上げる前から社内でも先行きを疑問視する声が強く、炭鉱の最前線にいた社員たちの転身にも根強い反対もあり、「10年続けば御の字」という悲観的な見方すらあった。最終的には当時の常磐湯本温泉観光社長(常磐炭鉱副社長兼務、後に社長)の中村豊が押し切る形で事業を進めた。

常磐音楽舞踊学院を設立し、自前でフラダンス、ポリネシアンダンスの本格的なダンサーを養成するなど、南国ハワイに拘ったシチュエーションが評判を呼び、さらに高度経済成長を遂げる日本に於いて、海外旅行が自由化されたものの、庶民には海外旅行など高嶺の花という時代であり、手軽に雰囲気を楽しめることなどから人気リゾート施設(この当時には『リゾート』という言葉はなかったが)となり、この事業は成功を収めることになった。

[編集] 常磐ハワイアンセンター時代

  • 開業前の悲観論を尻目に、大型温水プールを中心にした高級レジャー施設として、1970年代には東京方面から多くの観光客を集めた。特にホテルは1泊3万円以上と、当時では破格の料金が設定された。
  • 1980年代に入ると、レジャーの多様化や施設の陳腐化などにより集客が鈍化。やがては、海外航空運賃の激安競争の煽りを受け、本当のハワイに行った方が安いとまで言われた。
  • 1980年代には、アイドル歌手演歌歌手が多く営業に訪れた。特にアイドル歌手には、「引退寸前の歌手が行く公演先」として忌避されがちであったが、多くの「追っかけ」と呼ばれるファンが訪れたという。

[編集] スパリゾートハワイアンズへの転換

  • 1990年、総事業費50億円をかけ「スプリングパーク」をオープン、長年親しまれてきた一方、田舎臭いなどという声のあった名称「常磐ハワイアンセンター」を「スパリゾートハワイアンズ」に発展的変更を行い、イメージチェンジを図る。温泉を利用した5つのテーマパークホテルゴルフ場などで構成される。前身の常磐ハワイアンセンターのコンセプトであった「ハワイ」「南国」に後にブームとなる「温泉」を加えたこと、東京方面からの無料バスによる送迎サービスを行うなどの集客努力などが功を奏し、現在では年間140万人を越える集客まで回復、多くのリピーターも獲得し、他のリゾート施設の苦戦を尻目に健闘を続けており、長寿リゾートテーマパークとして多くの人々に親しまれている。2005年度には「常磐ハワイアンセンター」時代の1970年(昭和45)以来の年間利用者数150万人の大台を達成した。
  • 温泉はいわき湯本温泉が引かれている。なお、いわき湯本温泉の泉源は常磐炭鉱跡地の鉱底をボーリングして開発されている大規模なもの。一度炭鉱採掘により枯渇したが、当施設の開設にあわせ巨額の費用を投じて再開発された異色の存在である。

[編集] リニューアル温泉施設

  • 「スプリングタウン」-水着を着用して楽しめる。打たせ湯、オンドル、ミストサウナ、ボディシャワーなど。
  • 「温泉浴場パレス」-裸で入浴する大浴場。960平方メートルの大浴場で12種24浴槽(男女合わせて)の温泉施設
  • 「スプリングプラザ」-幅20メートル、高さ3メートルの滝が印象的な広場
  • 「江戸情話 与市」-浴場面積1,000平米、江戸時代の雰囲気がある世界最大の大露天風呂

[編集] 宿泊施設

  • 「ホテルハワイアンズ」-客室数305室あるメイン宿泊施設
  • 「ウイルポート」-地中海リゾート風宿泊施設
  • 「クレスト館」-第1駐車場に隣接する宿泊施設、他施設へは屋外移動を要する

[編集] オフィシャルゴルフ場

  • 「クレストヒルズゴルフ倶楽部」-3コース・27ホール

[編集] スパリゾートハワイアンズを扱った作品

[編集] フラガール

昭和40年の炭鉱閉山から「常磐ハワイアンセンター」の誕生を支えた人々の物語が、『フラガール』と題し映画化された(2006年9月23日公開)。

[編集] その他

[編集] 関連項目

[編集] 屋内巨大プール施設

[編集] 和製ハワイ



[編集] 外部リンク

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