オアフ島

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オアフ島
O‘ahu
愛称: (集いの島)
オアフ島の航空写真
地理
場所 北緯21度28分 西経157度59分 / 北緯21.467度 西経157.983度 / 21.467; -157.983
面積 1,545.3km² (596.7mile²)[1]
面積順位 ハワイ諸島で3番目の大きさ
最高標高 1,220m (4,003feet)[2]
最高峰 カアラ山
住民
人口 907,574[3] (2009[5]現在)
人口密度 567.0/km² (1,468.4/mile²)[4]

オアフ島(オアフとう、ハワイ語O‘ahu英語Oahu)は、ハワイ諸島のうちの一つの島であり、3番目に大きい島である。ハワイ州に属し、州都ホノルル市がある。

概要[編集]

人口はハワイ州最大で、州全体の8割の人がこの島に住んでいる。また、州庁もこの島にあり、政治・経済・観光の中心となっている。島の南岸東寄りのホノルルに主要施設は集中している。ホノルル国際空港や港湾もここにあり、ハワイ島ほかの隣島への乗り継ぎの拠点となっている。市の東部のワイキキにはホテル・コンドミニアムやショッピングセンター等が林立し、世界有数のリゾート地帯となっている。

ウィンドワードと呼ばれる東岸は風光明媚な海岸である。北岸はノースショアと呼ばれ、冬季には高波が打ちつけるサーフィンの名所となっておく世界各地からサーファーが訪れるとともに、大会等も開催される(西岸は「リーワード」と呼ばれる)。

地理[編集]

総面積は1,545.3km²(596.7平方マイル)[1]、最大部で島の長さは約71km(44マイル)、幅は約48km(30マイル)である。海岸線の長さは180km(112マイル)である[6]

楯状火山からなる山脈、ワイアナエ山脈(ハワイ語:Wai‘anae)およびコオラウ山脈(ハワイ語:Ko‘olau)が北西から南東方向にかけて走っており、オアフ島は両火山により形成された火山島である。最高峰は標高1,220m(4,003フィート)[2]に達するワイアナエ山脈のカアラ山(ハワイ語:Ka‘ala)である。観光で著名なダイヤモンドヘッドもコオラウ山脈の南端に接する火山である。

両山脈の間には平原が広がっており、セントラル・オアフと呼ばれる[7]。パール・ハーバー(真珠湾)もセントラル・オアフの南岸に位置する。

地域[編集]

ホノルル市と近隣[編集]

ダウンタウンとアロハタワー
アラモアナセンター
  • ダウンタウン (Downtown) ハワイ州のビジネスと政治の中心地である。その海岸地区にはハワイ州の中で長年高いビルであったアロハタワーがある。現在の高いビルはキングとビショップ通りにある高さ450フィート (137 m) のファースト・ハワイアン・センター (First Hawaiian Center) である。ダウンタウンの東側はハワイ王朝時代からの歴史的な中心地である:ハワイ州政府庁舎、イオラニ宮殿、ホノルル市庁舎、カワイアハオ教会、及びキング・カメハメハ王銅像は多数の政府ビルと一緒にこの地域の中心的な目玉となっている。
  • カカアコ (Kaka‘ako) は10年過ぎれば大規模な再開発を行うダウンタウンとワイキキの間にある準工業地区である。ここではビクトリア・ワード (Victoria Ward) 社の運営によるワードウェアハウス (Ward Warehouse)、ワードセンター (Ward Centre)、及びワード・エンターテイメント・センター (Ward Entertainment Centre) が設置されている。いくつかの他の再開発プロジェクトはハワイ大学のメディカルスクールを含む形で計画されている。
  • ワイキキ (Waikiki) はアラワイ運河と太平洋の間にあるホノルルの有名な観光地である。多数のホテル、お店、そしてナイトライフはカラカウアとクヒオ通り沿いにある。世界的に有名なワイキキビーチは1千万人の訪問者を引きつけている。オアフ島の大多数のホテルはワイキキに位置している。
  • アラモアナ (Ala Moana) ワイキキの西側のアラモアナには世界最大のオープンエア・ショッピングセンターであるアラモアナセンターウォルマートなどの大規模商業施設がある。
  • マノア (Mānoa) とマキキ (Makiki) はダウンタウンとワイキキの内陸部に隣接する谷間に位置する居住地域である。マノアヴァレーにはハワイ大学のメインキャンパスがある。
  • パロロ (Palolo) とカイムキ (Kaimukī) はダイヤモンド・ヘッドから内陸にマノア (Mānoa) とマキキ (Makiki) の東に隣接する。
  • ワイアラエ (Wai‘alae) とカハラ (Kāhala) は多くの豪邸があるダイヤモンド・ヘッドの東のふもとにある高級住宅街である。またこれらの近隣には有名なゴルフトーナメント(現名:ソニーオープン・イン・ハワイ)が開かれるワイアラエ・カントリー・クラブ (the Wai‘alae Country Club) と元カハラ・ヒルトンであったザ・カハラ・ホテル&リゾート (the Kāhala Hotel & Resort) がある。注釈:ゴルフトーナメントはスポンサーによって名称が変わる。
  • 東ホノルルはアイナハイナ (Āina Haina)、ニウ・ヴァレー (Niu Valley) の居住コミュニティーを含む。これらは中流階級以上の地域と考えられる。
  • ハワイカイ (Hawai‘i Kai) はホノルルの東側に位置する住宅地で、ホノルルのベッドタウン的存在の一つである。近隣にハナウマ湾やマカプウビーチ、「シーライフパーク」などの観光地を擁する。
  • ヌウアヌ (Nu‘uanu) とパウオア (Pauoa) はダウンタウンホノルルの内陸部に位置する中流階級以上の居住地域である。国立太平洋記念墓地 (The National Memorial Cemetery of the Pacific) はここに位置している。
  • カリヒ (Kalihi) とパラマ (Palama) は多くの政府の住居が開発された労働者階級の隣接地である。太平洋方向の Lower Kalihi は準工業地域である。
  • ソルトレイク (Salt Lake) とアリアマヌ (Āliamanu) はホノルル国際空港から遠くなく、ホノルルの西方外れ地区であるため tuff cones の消滅により建設された住居地域である。
  • モアナルア (Moanalua) はホノルルの西方外れにある谷と「Tripler Army Medical Center」の2つの地域である。

東沿岸部[編集]

ラニカイ・ビーチ
ワイアナエ山脈
  • ライエ (Laie) は、コオラウ山脈の北端部横に位置し、「ポリネシア・カルチャー・センター」やモルモン教大学である「ブリガム・ヤング大学」がある。
  • ワイカネ (Waikane) は、カメハメハ・ハイウェイ沿いにあり、クアロア・ビーチやクアロア牧場などの観光地がある。
  • カネオヘ (Kaneohe) は、州間高速道路H-3号線の東の起点に位置し、オアフ島東部における最大の人口を持つ地域である。ウィンドワード短期大学や住宅地、また、カネオヘ湾に面して海兵隊の航空基地を擁する。2009年末から2010年にかけてバラク・オバマ大統領が訪問した際には、この地域に滞在した。
  • カイルア (Kailua) はカネオヘの南部に位置し、ラニカイ・ビーチなど多数のビーチを持つ。また、べロウズ空軍基地や複数のゴルフ場、ショッピングセンターがある。
  • ワイマナロ (Waimanalo) は、ワイマナロ湾沿い、コオラウ山脈の南端に位置する。

西沿岸部[編集]

  • マクア (Makua) は、ワイアナエ山脈の北部の海岸沿いに位置し、ファーリントン・ハイウェイ沿いにはヨコハマベイなどの地元民や観光客に人気がある著名なビーチがある。
  • マカハ (Makaha) は、マカハビーチやマカハヴァレー・カントリークラブなどの観光地がある。
  • ワイアナエ (Wai‘anae) は近隣にビーチやヨットハーバーを擁し、内陸部には海軍の電波基地がある。

中部[編集]

  • ワヒアハ (Wahiawa) は、州間高速道路H-2号線の北の起点に位置し、海軍航空基地やそれに付随した住宅地、ウィルソン湖、さらに北部には広大なパイナップル畑がある。
  • ミリラニ (Miliani) は、中心部に州間高速道路H-2号線が通る、住宅地を中心とした地域である。

南沿岸部[編集]

パールハーバー
  • パールハーバー (Pearl Harbour) は、アメリカ海軍の基地がある天然港で、1941年12月の大日本帝国海軍による攻撃で有名になった。また海軍関係者の住宅も多い。
  • コ・オリナ (Ko Orina) は、州間高速道路H-1号線の西の起点に位置し、海岸沿いを中心に大規模なリゾートホテルやコンドミニアム、ゴルフ場が多数存在する。
  • エワ (Ewa) はパールハーバーの西方に位置し、ホノルルのベッドタウンの一つである他、多数のゴルフクラブや、西方にはハーバーズポイント海軍航空基地がある。
  • パールシティ (Pearl City) は、パールハーバーの北方に位置し、州間高速道路H-1号線と州間高速道路H-2号線の分岐点にあるホノルル市のベッドタウンの1つである。地域住人や基地の軍従事者などを目的にした大規模なショッピングセンターがある。

北沿岸部[編集]

「ノースショア」
  • ハレイワ (Haleiwa) は、北部のワイメア湾の西方に位置し、「ノースショア」と呼ばれるオアフ島北部海岸部において最大の人口を持つエリアである。オアフ島において最も波が強い場所として知られ、そのこともありサーフィンの名所としても有名である。
  • モクレイア (Mokureia) は、ハレイワの西方に位置し、ビーチパークやポロ・グラウンドがある。さらに西方にはディリンガム飛行場がある。なお西端のカエナ岬付近は自動車の立ち入りが禁止されている。
  • ププケア (Pupukea) は、ワイメアの東方に位置し、近隣カメハメハ・ハイウェイ沿いには「サンセット・ビーチ」や「エフカイ・ビーチ」などの著名なビーチがある。
  • ワイエレエ (Waialee) は、オアフ島の北端部、コオラウ山脈の北端に位置し、カメハメハ・ハイウェイ沿いに複数のリゾートホテルやゴルフコースがある。
  • カフク (Kahuku) 北部東海岸沿いにあり、海老の養殖で有名である。カメハメハ・ハイウェイ沿いに複数のリゾートホテルやゴルフコース、多くのカフク海老のレストランが点在する。

交通[編集]

島内交通[編集]

州間高速道路H-1号線、右手前はホノルル国際空港

敷設計画は存在するものの鉄道系の公共交通は存在しないこともあり島内の交通は主として自動車が使われ、地元住民は原則として自家用車か公営バスを利用する。また、ワイキキ周辺を中心にラジオタクシーもある。なお、ホノルル中心部を拠点として複数の州間高速道路が整備されている。

バス[編集]

乗合交通機関として最も著名なものは公営バスである「TheBus」であり、島全体に約4,200の停留所が存在する。週間で約22万人の乗降客数があり、市民に広く利用されているものの、路線がやや複雑であるため団体観光客などはあまり利用しない。

なお、団体観光客向けの公共交通手段として、観光客が集中するワイキキ周辺に観光会社や大型店舗等が出資しているオープン・デッキ型の「ワイキキ・トロリー」と呼ばれる大型バスが往来し、ショッピング・センターや観光スポットへの行程に使用されている。

高速道路[編集]

州間高速道路[編集]
州間高速道路H-1号線
  • 州間高速道路H-1号線、西から都市を横切るこの高速道路は、ヒッカム空軍基地 (Hickam Air Force Base) とホノルル国際空港を通り、ダウンタウンの北を走りマキキ (Makiki) とカイムキ (Kaimukī) を通り東方に続き、ワイアラエ/カハラ (Wai‘alae/Kāhala) で終わる。この都市の西部地域、州間高速道路H-1号線がワヒアワ (Wahiawā) から州間高速道路H-2号線及びカネオヘ (Kāne‘ohe) から州間高速道路H-3号線に接続している。
  • 州間高速道路H-2号線
  • 州間高速道路H-3号線
ハイウェー[編集]
  • パリハイウェー、州道61号線、コオラウ (Ko‘olau) の北で交差、ウィンドワードサイドのカイルア (Kailua) とカネオヘ (Kāne‘ohe) へ通じる。
  • リキリキハイウェー、州道63号線、コオラウ (Ko‘olau) を横断、カネオヘ (Kāne‘ohe) へ通じる。
  • カラニアナオレハイウェー、州道72号線、ワイアラエ (Wai‘alae)/カハラ (Kāhala) からハワイカイ (Hawai‘i Kai) へ及びワイマナロ・ビーチ (Waimānalo Beach) へ島の東側の縁付近から西方を走る。
  • カメハメハ・ハイウェー、州道99号線、州間高速道路H-1号線と平行にヒッカム空軍基地 (Hickam Air Force Base) 近くからアイエア (Aiea) とビヨンド (beyond) へ西方に走る。

多くの主要なアメリカの都市と同じく、ホノルルの大都市圏は特にアイエア (Aiea)、パールシティ (Pearl City)、ワイパフ (Waipahu) 及びミリラニ (Mililani) の西方郊外から、ラッシュアワーの時間帯にかなりの交通渋滞が起こる。

島外交通[編集]

ホノルル国際空港からは、アメリカ本土のほか、日本中華民国オーストラリアなどの環太平洋の都市、ハワイ諸島間の航空路があり、頻繁に運航されている。また、ホノルル港は外洋クルーズ船の寄航地としても知られる。

観光[編集]

ワイキキビーチ
ホノルルからウインドワード・コーストへ抜ける峠のヌウアヌ・パリからの眺望。カネオヘの町並みが見える
参照ホノルル (Honolulu)
  • モロカイのダミアン・マリアンヌ記念館(名称はDamien and Marianne of Moloka'i Heritage Center):ダミアン聖人、マリアンヌ聖人の記念館。ワイキキビーチにある。

その他[編集]

著名な出身者[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b Land Area of Islands: 2000 (PDF)” (英語). 2008 State of Hawaii Data Book. ハワイ州産業経済開発観光局 (Department of Business, Economic Development & Tourism, State of Hawaii). 2010年6月27日閲覧。
  2. ^ a b Elevations of Major Summits (PDF)” (英語). 2008 State of Hawaii Data Book. ハワイ州産業経済開発観光局. 2010年6月27日閲覧。
  3. ^ ただし、これはホノルル郡の人口であり、フォード島サンド島などのオアフ島周辺の小島、および北西ハワイ諸島の人口を含む。各島の人口については以下を参照。Resident Population of Islands: 1950 to 2000 (PDF)” (英語). 2008 State of Hawaii Data Book. ハワイ州産業経済開発観光局. 2010年6月27日閲覧。
  4. ^ Land Area and Population Density, by County and Island: 2000 (PDF)” (英語). 2008 State of Hawaii Data Book. ハワイ州産業経済開発観光局. 2010年6月27日閲覧。
  5. ^ Honolulu County, Hawaii” (英語). State & County QuickFacts. アメリカ合衆国国勢調査局. 2010年6月27日閲覧。
  6. ^ General Coastline and Tidal Shoreline of Counties and Islands (PDF)” (英語). 2008 State of Hawaii Data Book. ハワイ州産業経済開発観光局. 2010年6月27日閲覧。
  7. ^ カントリー” (日本語). タウンとカントリーが融合する島 ―自分に合ったオアフを見つける―. オアフ観光局. 2010年6月27日閲覧。

外部リンク[編集]