クレ環礁
座標: 北緯28度25分 西経178度20分 / 北緯28.417度 西経178.333度
クレ環礁(クレかんしょう、Kure Atoll、
/ˈkʊəriː/; ハワイ語: Mokupāpapa)とはハワイ諸島の北西ハワイ諸島にあって、ミッドウェー島から48海里 (89 km; 55 mi)離れた場所に位置する環礁である。特に目につく大きさの島は1つあるだけで、Green Islandと呼ばれている。滑走路やアメリカ沿岸警備隊の小さな駐屯地が使われなくなり放置された状態で存在し、研究員以外は住民がいない、半無人島となっている。自然が多く残されておりモンクアザラシやアホウドリの繁殖地がある。また他にはイカナゴの群れなども見られる。
解説 [編集]
クレ環礁は、国際日付変更線の東方約87海里 (161 km; 100 mi)にあり、世界で最も北にある環礁である。 幅約10km(6マイル)のほぼ円形をした堡礁で、浅い潟湖といくつかの島嶼から構成されている。 陸地の総面積は86.237ヘクタール (213.096エーカー)で、南東部には緑地がある[1]。 全面積は77.685ヘクタール (191.964エーカー)で、海岸には少数のハワイモンクアザラシ(Monachus schauinslandi)が生息している。
地質学的歴史 [編集]
クレ環礁の地質学的歴史は概ねミッドウェー島と似ているが、ダーウィンポイントと呼ばれる場所により近い。 このポイントの緯度では様々な物理的力によるサンゴ礁が成長する速度と消失する速度とが丁度等しくなっている。 太平洋プレートの動きによってクレ環礁はゆっくりと北西に向かって移動し続けているが、水の温度がサンゴとサンゴ藻の成長にとって冷たすぎるため、サンゴ礁はアイソスタシーによる山の沈降分を埋め合わせるだけの成長量を維持できず、水没しつつある。 想定外の地形進化や地球温暖化がなければ、他の火山の一員となり始め、やがて天皇海山群を構成するサンゴ礁の頂上のみが水面上に残った地形となっていく。なお天皇海山群を構成する地形は現在では全て海山となっている。
参考文献 [編集]
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