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野津田岳人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
野津田 岳人
名前
愛称 ガク
カタカナ ノツダ ガクト
ラテン文字 NOTSUDA Gakuto
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1994-06-06) 1994年6月6日(30歳)
出身地 広島県広島市西区
身長 177cm
体重 72kg
選手情報
在籍チーム タイ王国の旗 BGパトゥム・ユナイテッド
ポジション MF
背番号 17
利き足 左足
ユース
2007-2009 日本の旗 サンフレッチェ広島ジュニアユース広島市立井口中学校
2010-2012 日本の旗 サンフレッチェ広島ユース広島県立吉田高等学校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2012-2024 日本の旗 サンフレッチェ広島 142 (13)
2014-2015 日本の旗 Jリーグ・アンダー22選抜 4 (1)
2016 日本の旗 アルビレックス新潟loan 18 (2)
2017 日本の旗 清水エスパルス(loan) 11 (0)
2017-2018 日本の旗 ベガルタ仙台(loan) 35 (5)
2021 日本の旗 ヴァンフォーレ甲府(loan) 41 (2)
2024- タイ王国の旗 BGパトゥム・ユナイテッド 0 (0)
通算 251 (23)
代表歴2
2022- 日本の旗 日本 1 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年12月5日現在。
2. 2022年7月24日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

野津田 岳人(のつだ がくと、1994年6月6日 - )は、広島県広島市西区出身のプロサッカー選手BGパトゥム・ユナイテッド所属。ポジションはミッドフィールダー(MF)日本代表

来歴

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プロ入り前

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幼稚園の頃から地元クラブのシーガル広島FCでプレーし、小学生年代6年生のときにはキャプテンを務めた[1][2]

2007年、サンフレッチェ広島ジュニアユースに入団する。2008年、JFAプレミアカップ決勝進出に貢献している[3]

2009年からユースに参加し、2010年正式にユースに昇格する。同年高1のときからレギュラーに抜擢され[4]、2011年高校2年時にはチームの中心選手となり、高円宮杯3連覇(第21回高円宮杯2011年高円宮杯プレミア2012年高円宮杯プレミア)に貢献、自身もチャンピオンシップで2度MVP(2011年2012年)を受賞した[5]FUJI XEROX SUPER CUP NEXT GENERATION MATCHでは2年連続でU-18Jリーグ選抜に選ばれている。吉田靖率いるU-19日本代表には初期から選ばれている。

2011年高2からトップチームに2種登録選手として登録され、2012年高3時も引き続き登録された。この年から就任した森保一監督に評価され[1]、同年3月にJ1デビューを果たした。

プロ入り後

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2013年トップチームに昇格、背番号は前年シーズンに森脇良太が着用していた「24」。同期入団に朴亨鎮浅野拓磨金廷錫がいる。2016シーズンより背番号が「17」に変更。

2016年3月29日にオリンピック出場を目指すために出場機会を求め[6]アルビレックス新潟へ期限付き移籍する事が発表された[7]。4月16日 ナビスコカップ第3節VS川崎フロンターレとの試合で新潟デビュー。

2017年、清水エスパルスに期限付き移籍で加入した[8] が、8月7日にベガルタ仙台に期限付きで移籍することが発表された[9]。9月10日、第25節のサガン鳥栖戦で移籍後初得点を決めた。12月28日、仙台から期限付き移籍期限延長が発表され[10]、2018年も引き続き仙台でプレー。

2019年シーズンより広島に復帰。背番号は、2016年シーズンまで森崎浩司が着用し憧れのあった「7」にし、3-6-1のシャドーのポジションで開幕スタメンを果たす。

2021年、ヴァンフォーレ甲府に期限付き移籍[11]。プロ入り後初めてとなるJ2クラブでのプレーとなった。シーズン序盤からスタメンに定着、リーグ全42試合のうち35試合でスタメン出場し2得点をマークした。

2022シーズンからサンフレッチェ広島に復帰[12]。このシーズンからチームを率いたミヒャエル・スキッベ監督の評価が良く、ボランチやアンカーでスタメン定着した。5月28日、名古屋グランパス戦で自身の7年ぶりとなる広島でのゴールを決めた。このゴールはKONAMI月間最優秀ゴールとなった。このシーズンでは3得点を記録した。

日本代表

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吉武博文率いるU-16日本代表候補にも選ばれていたが、最終的には落選し、2011 FIFA U-17ワールドカップ出場は叶わなかった。

U-21日本代表からは常連メンバーになって中島翔哉矢島慎也らとともに2014年アジア競技大会では中盤のレギュラーとして活躍したもののその後のリオデジャネイロ五輪のメンバーに入ることは叶わずバックアップメンバーにとどまった。

A代表には長年縁がなかったが、EAFF E-1サッカー選手権2022に出場する国内組(Jリーグ)のみで構成される日本代表に初めて選出された[13]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2012 広島 29 J1 5 0 2 0 0 0 7 0
2013 24 20 4 1 0 3 0 24 4
2014 18 2 2 1 2 2 22 5
2015 19 4 5 2 3 2 27 8
2016 17 0 0 - - 0 0
新潟 37 18 2 1 0 1 0 20 2
2017 清水 14 11 0 4 0 0 0 15 0
仙台 16 12 3 - - 12 3
2018 23 2 5 0 4 1 32 3
2019 広島 7 17 0 1 0 2 0 20 0
2020 8 0 1 0 - 9 0
2021 甲府 16 J2 41 2 - 1 0 42 2
2022 広島 7 J1 28 3 9 1 6 0 43 4
2023 27 0 3 0 1 0 31 0
2024
通算 日本 J1 206 20 34 4 22 5 262 29
日本 J2 41 2 - 1 0 42 2
総通算 247 22 34 4 23 5 304 31

その他の公式戦

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 期間通算
出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 期間通算
2014 J-22 - J3 2 1 2 1
2015 2 0 2 0
通算 日本 J3 4 1 4 1
総通算 4 1 4 1
国際大会個人成績 FIFA
年度 クラブ 背番号 出場 得点 出場 得点
AFCACLクラブW杯
2012 広島 29 - 0 0
2013 24 5 0 -
2014 8 1 -
2015 - 1 0
2016 17 3 0 -
2019 7 6 0 -
通算 AFC 22 1 1 0

その他の国際公式戦

略歴

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  • Jリーグ初出場 : 2012年3月17日J1第2戦対清水エスパルス戦(アウスタ
  • Jリーグ初得点 : 2013年5月19日J1第12戦対ヴァンフォーレ甲府戦(Eスタ)

タイトル

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クラブ

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サンフレッチェ広島ユース
サンフレッチェ広島

代表

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個人

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  • 高円宮杯U-18サッカーリーグ チャンピオンシップ・MVP(2011年、2012年)
  • Jリーグ・優秀選手賞(2022年)

代表歴

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試合数

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  • 国際Aマッチ 1試合 0得点(2022年 - )


日本代表国際Aマッチ
出場得点
2022 1 0
通算 1 0

出場

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No. 開催日 開催都市 スタジアム 対戦国 結果 大会
1. 2022年7月24日 日本の旗 豊田 豊田スタジアム 中華人民共和国の旗 中国 △0-0 EAFF E-1サッカー選手権2022

主な出演

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CM

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脚注

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  1. ^ a b “ヒデ2世”広島ユースMF野津田が躍動”. 日刊スポーツ (2012年2月15日). 2012年5月14日閲覧。
  2. ^ 運命的な再会・・・”. サンフレッチェ・ラジオ・サポーターズクラブ “GOA〜L” (2012年3月22日). 2012年5月14日閲覧。
  3. ^ JFAプレミアカップ2008決勝公式記録” (PDF). 日本サッカー協会 (2008年5月5日). 2012年5月14日閲覧。
  4. ^ 広島ユースMF野津田岳人(1年)_茨城で見せた“サンフレ劇場”!”. ゲキサカ (2010年9月13日). 2012年5月14日閲覧。
  5. ^ 高円宮杯2年連続MVPの広島・野津田「サポーターの皆さんに恩返し」”. ゲキサカ (2013年1月15日). 2013年1月18日閲覧。
  6. ^ 「五輪に出場したい」…広島MF野津田岳人、新潟へ期限付き移籍”. サッカーキング (2016年3月29日). 2016年3月29日閲覧。
  7. ^ サンフレッチェ広島から野津田 岳人選手 期限付き移籍加入のお知らせ”. アルビレックス新潟 (2016年3月29日). 2016年3月29日閲覧。
  8. ^ 野津田岳人選手(サンフレッチェ広島) 期限付き移籍にて加入決定のお知らせ”. 清水エスパルス (2016年12月26日). 2016年12月26日閲覧。
  9. ^ 野津田岳人選手 期限付き移籍加入のお知らせ”. ベガルタ仙台 (2017年8月7日). 2017年8月7日閲覧。
  10. ^ 野津田岳人選手 期限付き移籍延長のお知らせ”. ベガルタ仙台 (2017年12月28日). 2017年12月28日閲覧。
  11. ^ 野津田岳人選手 ヴァンフォーレ甲府に期限付き移籍のお知らせ”. サンフレッチェ広島 (2021年1月5日). 2021年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月5日閲覧。
  12. ^ 野津田岳人選手 期限付き移籍より復帰のお知らせ”. サンフレッチェ広島 (2021年12月27日). 2023年2月18日閲覧。
  13. ^ 広島からは6名が日本代表入り…初招集のMF満田誠「自分らしさを存分に発揮したい」”. サッカーキング (2022年7月13日). 2022年7月14日閲覧。
  14. ^ 誰だか分かる? 明治安田生命がJリーグの新CMを公開「さぁ、次の夢を育てよう。」”. サッカーキング (2016年2月23日). 2016年2月23日閲覧。

参考資料

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関連項目

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外部リンク

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