中島翔哉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
中島 翔哉 Football pictogram.svg
名前
カタカナ ナカジマ ショウヤ
ラテン文字 NAKAJIMA Shoya
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1994-08-23) 1994年8月23日(22歳)
出身地 東京都八王子市
身長 164cm
体重 64kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 FC東京
ポジション MF[1] / FW[2]
背番号 23
利き足 右足[3][4]
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2012-2013 東京ヴェルディ 29 (6)
2014- FC東京 30 (4)
2014 カターレ富山 (loan) 28 (2)
2014-2015 Jリーグ・アンダー22選抜 3 (0)
代表歴2
2011  日本 U-17
2013  日本 U-19
2014-2016  日本 U-21/22/23 30 (19)
1. 国内リーグ戦に限る。2016年12月25日現在。
2. 2017.03.29現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

中島 翔哉(なかじま しょうや、1994年8月23日 - )は、東京都八王子市出身の[3][5]サッカー選手。JリーグFC東京所属。ポジションはMFFW。サッカー選手の小池龍太は母方の従弟[6][7]

来歴[編集]

プロ入り前[編集]

6歳の時にサッカーを始める[4]。両親の離婚により母子家庭に育ち[8][9]、2つのサッカースクールとフットサル教室に通っていた[10]。2004年より東京ヴェルディの下部組織に加入。中学生時にはブラジルへのサッカー留学も3度経験した[8]。2010年には東京都選抜の一員として国体で優勝。2011年にはクラブユース選手権で連覇を果たし、自身もベストヤングプレーヤーに選出された。また、2012年にはオランダアヤックス・アムステルダムに短期留学している[11]

東京ヴェルディ[編集]

2012年2月、2種登録選手に登録され[12]トップチームに帯同。同年9月より監督に就いた高橋真一郎によって抜擢され[13]天皇杯2回戦H大分戦で途中出場し、トップチーム初出場。同月14日のJ2第33節福岡戦でJリーグ初出場。同点となるゴールを挙げ、チームの連敗脱出に貢献した[14]。翌10月に東京Vとのプロ契約締結が発表された[15]。同月に行われたJ2第39節栃木戦ではハットトリックを記録[16]。18歳59日での達成により松波正信のJリーグ最年少記録を塗り替えた[17][3]。2013年は高橋の退任もあって先発出場が激減し、2得点に留まったが、そのいずれもが決勝点となった。J2第35節群馬戦で決めた得点は、同年のJ2最優秀ゴール賞に選出された[18][19][3]

カターレ富山[編集]

2014年、依然東京Vでは満足に出場が見込めないことから[3]、同クラブの新体制発表後[20]FC東京へ完全移籍し[21][1]、同時に中島の才を買う[3]カターレ富山へと期限付き移籍[1][22]。富山では中島の加入に合わせて急遽布陣が変更され[23]、FW[24]やトップ下[25][26]、左サイドハーフ[27]に配された。スピード溢れる[28]ドリブル突破で好機に絡み[29][30]前線からの守備に奔走するも[31][26]、味方のサポートが及ばずに孤立する場面も多く[32][33]自身のシュートミスも重なって[34]得点は伸びなかった。

FC東京[編集]

2014年8月25日[注 1]、FC東京へ復帰[37][38]。シーズン半ばを過ぎ主戦力が固まっている中、途中出場からのチャンスメークで貢献した[39][40]。2015年6月20日、第16節の鳥栖戦でJ1初得点。

2016年はU-23代表での活動により新チーム発足に乗り遅れたことから[41][42]、U-23チームでのプレーが続いた。自身より若い選手が多いチームにあって難しい役割を強いられる中で[41][42]右膝内側側副靱帯の受傷も重なり[43]、J1・1stステージの出場は2試合に留まった。J1・2ndステージでは、中島の長所を尊重する[44]篠田善之新監督の下、FWムリキの負傷に伴い左サイドハーフに配されると[45]、カットインからの鋭いシュートという得意な形からゴールへの積極性を存分に発揮[46]。第11節湘南戦では2試合連続得点となるミドルシュートを決め[47]、同16節の仙台戦では決勝点となる2試合連続のアシストで3連勝に貢献した。

2017年は開幕から2試合連続で途中出場し得点に絡んだ。

日本代表[編集]

2011年、U-17日本代表に選出されU-17ワールドカップに出場。準々決勝ブラジル戦では相手のスペースを巧みに突いて[48]得点を挙げた。

2014年、手倉森誠監督率いるリオデジャネイロオリンピックを目指す日本代表に選出され、2014年1月開催のU-22アジア選手権に背番号10を背負って出場[2]。切れ味鋭いドリブルで[49]相手DFを翻弄し[50]、チーム最多となる[51]3得点を記録した。同年9月のアジア競技大会でもエース格として[51]フル出場を続けた[52]

2015年、AFCアジアカップ2015のサポートメンバーとしてA代表に帯同。数合わせとしての参加ながら、得意のキレのあるドリブルで[53][54]控え組を盛り立てた[55]

その後も相手の守備組織を撹乱する素早い動き出しでパスを呼び込み[56]得点力と運動量を兼備するチームに欠かせない存在として信頼を集めた[57]U-23日本代表として出場した2016年1月のAFC U-23選手権では、準々決勝U-23イラン代表戦での2得点や、決勝U-23韓国代表戦での浅野拓磨による決勝点のアシスト、素早い攻守の切替を体現する運動量で[58]チームの初優勝に貢献し、大会最優秀選手に選ばれた[59][60]

負傷によりトゥーロン国際大会を欠場し[43]、一時はオリンピック本大会出場を危ぶまれたが[61]キリンチャレンジカップU-23南アフリカ代表戦で2得点を挙げてメンバー入りを手繰り寄せた[62][63]。オリンピック本大会ではグループリーグ第2戦のU-23コロンビア代表戦で先発出場し、相手GKの頭上を抜く[64]鮮やかなミドルシュートを決めて決勝トーナメント進出への望みをつないだが[9]、第3戦の他チームの結果によりグループリーグで敗退した。このゴールにより手倉森体制下での総得点はチーム最多となる19得点を数えた[8]

エピソード[編集]

  • サッカー日本女子代表中里優東京都立調布南高等学校時代の同級生。
  • 2017年八王子市市制100周年に合わせて、同市から100年応援団の団員に任命された[5]
  • 2017年から背番号をそれまでの39番から23番へと変更した。自身の誕生日が8月23日であることから元々『23』という数字に思い入れがあり、空き番号となったことから自らクラブ側に申し入れての変更だった[65]

所属クラブ[編集]

ユース経歴
プロ経歴

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 天皇杯 期間通算
2012 東京V 36 J2 8 4 - 2 0 10 4
2013 7 21 2 - 2 0 23 2
2014 富山 33 28 2 - 2 0 30 2
FC東京 39 J1 5 0 - - 5 0
2015 13 1 2 1 2 0 17 2
2016 12 3 4 2 2 1 18 6
2017 23 1 1
通算 日本 J1 30 4 6 3 4 1 40 8
日本 J2 57 8 - 6 0 63 8
総通算 87 12 6 3 10 1 103 16

その他の公式戦

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 期間通算
出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 期間通算
2015 J-22 - J3 3 0 3 0
2016 F東23 39 7 0 7 0
通算 日本 J3 10 0 10 0
総通算 10 0 10 0
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFC ACL
2016 FC東京 39 0 0
通算 AFC 0 0
  • 2012年はユース所属
  • 2012年10月にプロ契約締結
出場歴

タイトル[編集]

チーム[編集]

東京都選抜
東京ヴェルディユース
 U-23日本代表

個人[編集]

代表歴[編集]

脚注[編集]

注釈
  1. ^ Jリーグにおける選手登録期間は同月15日までとなっていたが[35]育成型期限付き移籍であったことにより、期間制限が緩和された[36]
出典
  1. ^ a b c “中島翔哉選手 完全移籍加入およびカターレ富山へ期限付き移籍のお知らせ” (プレスリリース), FC東京, (2014年1月26日), http://www.fctokyo.co.jp/?p=182826 
  2. ^ a b AFC U-22選手権 オマーン 2013 U-21日本代表 メンバー・スケジュール 日本サッカー協会 (2013年12月11日)
  3. ^ a b c d e f U21日本代表の10番・中島 FC東京移籍、即富山にレンタル スポーツニッポン (2014年1月26日)
  4. ^ a b 『Jリーグ選手名鑑 2014J1・J2・J3エルゴラッソ特別編集』 三栄書房2014年、217頁。
  5. ^ a b 東京中島、八王子応援団入り「名刺大事にしたい」 日刊スポーツ (2016年9月14日)
  6. ^ 柏が新体制発表 DF小池、いとこのFC東京FW中島に「負けん」 スポーツニッポン (2017年1月15日)
  7. ^ 『僕らがサッカーボーイズだった頃3 日本代表への道』 カンゼン2016年、191頁。
  8. ^ a b c 中島救った苦労かけた母に一戸建て&スーパー弾贈る 日刊スポーツ (2016年8月9日)
  9. ^ a b 0-2から2発ドロー! 中島 決勝T望みつなぐ芸術ミドル同点弾 スポーツニッポン (2016年8月9日)
  10. ^ FC東京2016キッズクラブ・ファンクラブ便り 中島選手インタビュー 2016-09-29
  11. ^ “覚醒の2ゴール U-23中島翔哉の決定力はオランダ仕込み”. YAHOO!ニュース. 日刊ゲンダイ (Yahoo Japan). (2016年1月23日). オリジナル2016年1月30日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20160130193937/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160123-00000022-nkgendai-socc 2016年8月4日閲覧。 
  12. ^ 登録選手 追加・変更・抹消のお知らせ Jリーグ (2012年2月24日)
  13. ^ 始めなければ始まらない=シリーズ東京ヴェルディ(7) スポーツナビ (2012年9月26日)
  14. ^ 選手出場記録 Jリーグ (2012年11月11日)
  15. ^ “中島 翔哉選手 プロ契約締結のお知らせ” (プレスリリース), 東京ヴェルディ1969, (2012年10月4日), http://www.verdy.co.jp/lancelot/cms/siteuser/newsdetail/user_id/f98c078b5e46cce02fd686fadbff9929/id/cfd7ffeb3efdac8acbc9590e270fa029 
  16. ^ 2012 Jリーグディビジョン2 第39節 中島 翔哉 選手(東京V)ハットトリック達成 Jリーグ (2012年10月21日)
  17. ^ 東京Vの高校3年生・中島がJリーグ史上最年少ハットトリックを達成”. ゲキサカ (2012年10月21日). 2014年1月26日閲覧。
  18. ^ J2 2013年J2最優秀ゴール賞のノミネートゴール一覧 スカパー!
  19. ^ 【2013Jリーグアウォーズ】J2最優秀ゴール賞 / 中島翔哉選手 (東京V) Jリーグ:J's GOALアーカイブ (2013年12月10日)
  20. ^ 2014シーズン東京ヴェルディトップチーム新体制 東京ヴェルディ (2014年1月18日)
  21. ^ 中島翔哉選手移籍のお知らせ 東京ヴェルディ (2014年1月26日)
  22. ^ 中島翔哉選手 FC東京より期限付き移籍加入のお知らせ カターレ富山 (2014年1月26日)
  23. ^ 【J2:第1節 岡山 vs 富山】安間貴義監督(富山)記者会見コメント Jリーグ:J's GOALアーカイブ (2014年3月2日)
  24. ^ 【全40クラブ戦力分析レポ:富山】 J's GOAL (2014年2月25日)
  25. ^ 【J2:第6節 富山 vs 東京V】安間貴義監督(富山)記者会見コメント Jリーグ:J's GOALアーカイブ (2014年4月5日)
  26. ^ a b 【J2:第22節 富山 vs 讃岐】安間貴義監督(富山)記者会見コメント Jリーグ:J's GOALアーカイブ (2014年7月20日)
  27. ^ 【J2:第16節 熊本 vs 富山】レポート Jリーグ:J's GOALアーカイブ (2014年6月1日)
  28. ^ 【J2:第7節 愛媛 vs 富山】レポート Jリーグ:J's GOALアーカイブ (2014年4月14日)
  29. ^ 【J2:第8節 富山 vs 千葉】レポート Jリーグ:J's GOALアーカイブ (2014年4月21日)
  30. ^ 【J2:第9節 大分 vs 富山】プレビュー Jリーグ:J's GOALアーカイブ (2014年4月25日)
  31. ^ 【第94回天皇杯 2回戦 横浜FC vs 富山】安間貴義監督(富山)記者会見コメント Jリーグ:J's GOALアーカイブ (2014年7月13日)
  32. ^ 【J2:第2節 岐阜 vs 富山】レポート (2014年3月10日)
  33. ^ 【J2:第25節 横浜FC vs 富山】レポート Jリーグ:J's GOALアーカイブ (2014年8月4日)
  34. ^ 【J2:第24節 富山 vs 愛媛】試合終了後の各選手コメント Jリーグ:J's GOALアーカイブ (2014年7月30日)
  35. ^ 2014シーズン追加登録期限について Jリーグ (2013年12月17日)
  36. ^ 中島翔哉が復帰 東京中日スポーツ (2014年8月26日)
  37. ^ 中島翔哉選手 FC東京へ復帰のお知らせ カターレ富山 (2014年8月25日)
  38. ^ a b “中島翔哉選手 FC東京復帰のお知らせ” (プレスリリース), FC東京, (2014年8月25日), http://www.fctokyo.co.jp/?p=196934 
  39. ^ 武藤 アギーレ選出1発回答 同点“スター候補弾”で存在感 スポーツニッポン (2014年8月31日)
  40. ^ 東京0封負け 中島好機演出も「悔しい」 日刊スポーツ (2014年10月18日)
  41. ^ a b 【THE REAL】小さなエース・中島翔哉の現在位置…J3でのプレーと今夏のリオデジャネイロ五輪を見つめて (2/5) CYCLE (2016年3月28日)
  42. ^ a b 中島翔哉の帰還。J3でのプレー、長期離脱を経て、帰ってきたU-23アジアMVP (2/5) フットボールチャンネル (2016年6月30日)
  43. ^ a b U23中島 トゥーロン国際アウト…右膝負傷で全治5-6週間 スポーツニッポン (2016年4月26日)
  44. ^ 東京篠田監督「よくやった」課題挙げるも中島を称賛 日刊スポーツ (2016年9月10日)
  45. ^ 中島翔哉、五輪後リーグ初先発が確実に blogola (2016年9月9日)
  46. ^ 大島、浅野に続くリオ世代。FC東京・中島翔哉をA代表に呼んでくれ (3/4) web Sportiva (2016年9月21日)
  47. ^ 東京中島「次は2、3点取る」加入3年目で先発初弾 日刊スポーツ (2016年9月11日)
  48. ^ 【U-17】王者ブラジルに惜敗も観衆を魅了。見事な反撃が示した日本の進むべき道 スポルティーバ (2011年7月4日)
  49. ^ AFC U-22選手権 スーパーミドルの中島「ゴールを見て打ったら入らない」 ゲキサカ (2014年1月13日)
  50. ^ U-22アジア選手権、得点王を狙う手倉森ジャパンの小さなエース。 (2/4) Number (2014年1月20日)
  51. ^ a b 【U21】エース中島、大会初ゴール「落ち着いてやれた結果」 - ウェイバックマシン(2014年9月18日アーカイブ分)スポーツ報知 (2014年9月18日)
  52. ^ アジア大会 無失点の韓国が相手、MF中島「絶対に乗り越える」 ゲキサカ (2014年9月27日)
  53. ^ 練習パートナー中島存在感「楽しかった」 日刊スポーツ (2015年1月8日)
  54. ^ 中島 豪州合宿から離脱も手応え「活躍すればA代表にも入れる」 スポーツニッポン (2015年1月9日)
  55. ^ 控え組中心で7発圧勝 練習パートナー・中島も活躍 スポーツニッポン (2015年1月7日)
  56. ^ 【U-22日本代表】シンガポールに8ゴールの圧勝! 存在感を増す背番号10 サッカーダイジェストWeb (2015年2月14日)
  57. ^ U-22の「練習の虫」が開花まで間近! 中島翔哉の“得意パターン”発揮は? (1/3) Number Web (2015年6月30日)
  58. ^ 中島翔哉の帰還。J3でのプレー、長期離脱を経て、帰ってきたU-23アジアMVP (4/5) フットボールチャンネル (2016年6月30日)
  59. ^ 優勝の日本、中島が最優秀選手 サッカーアジア選手権 日経新聞 (2016年1月31日)
  60. ^ Nakajima named AFC U23 Championship MVP アジアサッカー連盟 (2016年1月31日)(英語)
  61. ^ U23室屋、中島J3東京で実戦復帰 選考当落線上 日刊スポーツ (2016年6月13日)
  62. ^ 10番は俺だ! 中島 エースナンバー奪回へ2発でラストアピール スポーツニッポン (2016年6月30日)
  63. ^ 中島当確2発 背水の陣で猛アピール デイリースポーツ (2016年6月30日)
  64. ^ GL突破に望みつなぐ一撃! 同点弾の中島は「精一杯頑張るしかない」と前を向く ゲキサカ (2016年8月8日)
  65. ^ FC東京NEWS 2017年4月号 Vol.139終面インタビュー フロムワン(2017年4月25日)
  66. ^ 「楽しんでプレーしてほしい」(中島翔哉選手/FC東京)バーモントカップ 第25回全日本少年フットサル大会 日本サッカー協会 (2015年8月14日)
  67. ^ 第17回アジア競技大会 (2014/仁川) U-21日本代表 メンバー・スケジュール 日本サッカー協会 (2014年8月21日)
  68. ^ AFCがW杯予選予備登録メンバー97人を公表! 鈴木優磨、長沢駿、ブルガリアの加藤も登録 ゲキサカ (2017年3月25日)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]