塩谷司

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塩谷 司 Football pictogram.svg
名前
カタカナ シオタニ ツカサ
ラテン文字 SHIOTANI Tsukasa
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1988-12-05) 1988年12月5日(28歳)
出身地 徳島県小松島市
身長 182cm
体重 80kg
選手情報
在籍チーム アラブ首長国連邦の旗 アル・アインFC
ポジション DF (CB,SB)
背番号 33
利き足 右足
ユース
南小松島FC
大松SC
2001-2003 大塚FCジュニアユース
2004-2006 徳島県立徳島商業高等学校
2007-2010 国士舘大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2011-2012 水戸ホーリーホック 60 (5)
2012-2017 サンフレッチェ広島 140 (17)
2017- アル・アインFC
代表歴2
2014-2015 日本の旗 日本 2 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2017年6月15日現在。
2. 2014年10月14日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

塩谷 司(しおたに つかさ、1988年12月5日 - )は、徳島県小松島市出身[1]プロサッカー選手アラビアン・ガルフ・リーグアル・アインFC所属。ポジションディフェンダー(センターバック、サイドバック)。 元日本代表。

来歴[編集]

プロ入り前[編集]

小学生時代は南小松島FCと大松SCに所属。中学生年代は大塚FCジュニアユース(現徳島ヴォルティスジュニアユース)に所属、当時の2歳下に石川雅博がいる。当時から全く無名だった[2]

2004年、徳島県立徳島商業高等学校に進学[3]、高1および高2のとき選手権(第83回第84回)にミッドフィルダーとして出場している[4]。この選手権での活躍により国士舘大学からスポーツ特待生としてスカウトされる[2]

2007年、国士舘大学へ進学[3] し、国士大サッカー部に所属する。同期に新井章太大竹隆人。なお、後に広島でチームメイトとなる柴崎晃誠は4学年、 柏好文は1学年上の先輩にあたる。主にボランチや左サイドのMFとしてプレーしていたものの、レギュラーを掴むに至らなかった[2]。2009年大学3年時、父親が急死、退学し就職を考えていたが細田三二国士大監督に説得され思いとどまる[2]。2010年大学4年時に、柱谷哲二が国士大コーチに就任したことが転機となる。この年、柱谷によりセンターバックにコンバートされ鍛えられ、レギュラーを獲得した[2][5]。大学卒業の際にはJリーグクラブからオファーがなく、唯一JFL・SAGAWA SHIGA FCが声をかけたぐらいだった[2]

水戸ホーリーホック[編集]

2011年、柱谷がJリーグ・水戸ホーリーホック監督に就任すると、宙ぶらりんの状況だった塩谷を水戸に誘った[2]。水戸は前年まで主力だった選手が大量に移籍退団したことから大学出身の新入団選手を大量に獲得しており[6]ロメロ・フランク小澤司鈴木将也代健司飯田優二金久保彩神村奨小幡純平笠原昂史が同期入団となった。またDFも大和田真史作田裕次ら主力が軒並み退団し[6]、DFライン再編を余儀なくされた状況だった。その中で塩谷はレギュラーに抜擢され開幕戦からスタメン出場を果たし[7]、シーズン中にはDFラインのリーダーになるほど成長した[6]北関東ダービーでは3試合でゴールを決めており「ダービー男」と呼ばれた[8]同年末の天皇杯ではガンバ大阪と対戦し、水戸の対J1勢初勝利に貢献した[9]。2012年シーズンも引き続き水戸で中心選手として活躍した[3]。同年、この活躍によりJ1勢の大宮アルディージャ清水エスパルスサンフレッチェ広島から獲得オファーが届いた[10]

サンフレッチェ広島[編集]

2012年8月、広島へ完全移籍(ただし移籍金については非公開。)[3]。これは、柱谷と広島の森保一監督がドーハの悲劇時のオフトジャパンメンバーで、柱谷が広島を推薦したことにより決まった[2][11]。移籍当初は森脇良太のバックアップとしてリーグ戦3試合の出場にとどまったが[5]、2013年に森脇が移籍退団すると塩谷は3バックの一角としてレギュラーとなりその穴を埋める以上の活躍を見せ、千葉和彦水本裕貴と共にリーグ戦全34試合に出場しチームの連覇に貢献した[12]

翌2014年には攻撃参加の精度に成長が見られ、第6節の名古屋グランパス戦までに4ゴールを挙げた。塩谷もこの活躍によりアルベルト・ザッケローニ日本代表監督の目に止まり、5月の日本代表キャンプに呼ばれたものの[13]、この時点でのAキャップ出場はならず2014 FIFAワールドカップにも選出されなかった。その後10月10日のキリンチャレンジカップジャマイカ戦で日本代表デビューを果たした。最終的にリーグ戦で6ゴールを記録し、ベストイレブンに選出された。オフにはFC東京から獲得のオファーがあった[14] が、「広島からワールドカップに出る」と塩谷も自らクラブに5年契約を求め契約を更新した[15]

2016年6月14日、リオデジャネイロオリンピックに出場するU-23サッカー日本代表オーバーエイジ枠に内定したことが発表された[16]。センターバックに入りグループリーグ全試合フル出場を果たすも、不慣れな環境下で[17]、DF植田直通との距離感が悪く、ビルドアップでもリスクの高いパスを選択して危険を招く[18]など期待に応えられず[19]、チームはグループリーグ敗退となった。

アル・アインFC[編集]

2017年6月15日、UAEの強豪クラブ・アル・アインFCへ完全移籍[20][21]。移籍金は150万ドル(約1億6500万円)と現地メディア『albayan』が伝えている[22]

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 天皇杯 期間通算
2011 水戸 20 J2 35 3 - 3 0 38 3
2012 6 25 2 - - 25 2
広島 33 J1 3 0 - 1 0 4 0
2013 34 3 2 0 6 1 42 4
2014 32 6 3 0 3 1 38 7
2015 27 3 4 0 2 0 33 3
2016 30 5 0 0 2 0 32 5
2017 14 0 2 0 - 16 0
UAE リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
2017-18 アル・アイン 33 AGL -
通算 日本 J1 140 17 11 0 14 2 165 19
日本 J2 60 5 - 3 0 63 5
UAE AGL
総通算 200 22 11 0 17 2 228 24
国際大会個人成績 FIFA
年度 クラブ 背番号 出場 得点 出場 得点
AFC ACL クラブW杯
2012 広島 33 - 1 0
2013 6 0 -
2014 8 2 -
2015 - 4 2
2016 4 0 -
通算 AFC 18 2 5 2
その他の公式戦

クラブ[編集]

サンフレッチェ広島

個人[編集]

代表歴[編集]

出場大会[編集]

試合数[編集]

  • 国際Aマッチ 2試合 0得点 (2014年 - )


日本代表 国際Aマッチ
出場 得点
2014 2 0
2015 0 0
通算 2 0

出演[編集]

CM[編集]

  • 東亜ハウス

脚注[編集]

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  1. ^ 塩谷司vsネイマール?? 日本の高校、大学、そしてJ2で育った遅咲き選手が試される”. J論 (2014年10月13日). 2014年10月15日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h 塩谷司とネイマール。大学時代も無名の男が、世界を知った後に思うこと”. J論 (2014年10月17日). 2014年10月15日閲覧。
  3. ^ a b c d 水戸のDF塩谷を獲得”. 中国新聞 (2012年8月3日). 2014年1月24日閲覧。
  4. ^ 塩谷(徳島商出)、J2水戸に入団”. 徳島新聞 (2010年12月29日). 2014年1月24日閲覧。
  5. ^ a b 水戸から広島へ、J1初先発の塩谷が6試合ぶり完封に貢献”. ゲキサカ (2012年10月6日). 2014年1月24日閲覧。
  6. ^ a b c ゆく年くる年:今年の漢字 水戸”. J's GOAL (2011年12月31日). 2014年1月24日閲覧。
  7. ^ 体格生かし攻守に活躍、水戸の徳島市出身・塩谷”. 徳島新聞 (2011年4月24日). 2014年1月24日閲覧。
  8. ^ “ダービー男”塩谷先制弾!水戸が栃木との北関東ダービー制す”. ゲキサカ (2012年6月2日). 2014年1月24日閲覧。
  9. ^ 水戸が2度のビハインドを跳ね返し、G大阪を撃破!!小池のヘディング弾が決勝点”. ゲキサカ (2011年11月17日). 2014年1月24日閲覧。
  10. ^ 広島 水戸・DF塩谷を完全移籍で獲得”. スポーツニッポン (2012年8月1日). 2014年1月24日閲覧。
  11. ^ 闘将が太鼓判を押すサンフレッチェ広島DF塩谷司の日本代表入り”. スポーツ屋台村 (2013年2月24日). 2014年12月15日閲覧。
  12. ^ 広島、J1連覇の原動力とは…一貫した強化方針がベースに”. サッカーキング (2013年12月8日). 2014年1月24日閲覧。
  13. ^ 大久保、塩谷、鈴木がゴール。中村憲剛も2アシスト!W杯へラストアピールを見せた国内組候補たち” (2014年5月11日). 2014年10月15日閲覧。
  14. ^ FC東京、広島DF塩谷獲りへ!代表での活躍で白羽の矢”. スポーツニッポン (2014年11月20日). 2015年1月10日閲覧。
  15. ^ 塩谷、新たに5年契約 「広島からW杯出る」”. 中国新聞 (2014年12月21日). 2015年1月10日閲覧。
  16. ^ “G大阪の藤春廣輝、広島の塩谷司がリオ五輪のオーバーエイジ枠に内定”. サッカーキング. (2016年6月14日). http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20160614/455692.html 2016年8月12日閲覧。 
  17. ^ 塩谷が苦悩する“慣れない”4バック。コロンビア戦、DF陣は余裕を持てるか。 Number Web 2016年8月7日
  18. ^ フットボール批評 issue13』 カンゼン、2016年、53-55頁。
  19. ^ OA塩谷、藤春は期待はずれ…国際経験乏しさ露呈 日刊スポーツ (2016年8月5日)
  20. ^ 塩谷司選手 アル・アインFC(UAE)へ完全移籍のお知らせ サンフレッチェ広島公式サイト 2017年6月15日
  21. ^ 広島DF塩谷司、UAEのアル・アイン移籍が決定…リオ五輪出場の28歳”. SOCCER KING (2017年6月15日). 2017年6月15日閲覧。
  22. ^ 塩谷司、中東への移籍金は1億6000万円超か。「多くのアジア人選手にとって野望」 フットボールチャンネル 2017年6月15日

参考資料[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]