橋本拳人

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橋本 拳人 Football pictogram.svg
名前
愛称 ハシケン[1]、ケント、デリケン
カタカナ ハシモト ケント
ラテン文字 HASHIMOTO Kento
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1993-08-16) 1993年8月16日(23歳)
出身地 東京都板橋区[2]
身長 181cm
体重 74kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 FC東京
ポジション MF[2] / DF (CB, SB)
背番号 37
利き足 右足[3][1]
ユース

2006-2008
2009-2011
フナトアミーゴ
FC東京U-15深川
FC東京U-18
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2012- FC東京 41 (5)
2013-2014 ロアッソ熊本 60 (0)
2014-2015 Jリーグ・アンダー22選抜 2 (0)
代表歴2
2011-2013  日本 U-18/19/20
2016  日本 U-23 2 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2016年12月23日現在。
2. 2016年6月29日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

橋本 拳人(はしもと けんと、1993年8月16日 - )は、東京都板橋区出身のサッカー選手JリーグFC東京所属。

登録ポジションはミッドフィールダー(MF)でボランチ[4][5]でのプレーを本職とするが[6]ディフェンダーセンターバック[4][5]サイドバック[7][8])でも起用される。

来歴[編集]

FC東京[編集]

5歳の時にサッカーを始める[1]。兄の影響でFC東京スクールへ通い始め[9]、2006年より同クラブの下部組織に加入。高いボール奪取能力を持ち、FC東京U-18の主軸として中盤で攻守に活躍した[10]2011年にはトップチームのキャンプに参加し[10]、その後も2種登録選手として帯同[11](2010年は登録のみ[12])。

2012年より正式にトップチームへ昇格[2]。プロ初年度はリーグ戦4試合、ナビスコ杯2試合、天皇杯1試合にベンチ入りを果たすが試合出場は出来なかった。2013年は、安定したプレーとパスによる展開力[注 1]を身に付けるべく[13]主にセンターバックとして練習を重ねており、評価を高めつつあった[14][13]

ロアッソ熊本[編集]

同年5月、出場機会を求めて[4]、この年から始まった新たな移籍制度[注 2]を利用し、ロアッソ熊本期限付き移籍[16][17]。5月3日のJ2第12節水戸戦で、ボランチとして早速先発出場の機会を得ると、広範囲の守備意識[18]や攻守の切り替えの速さを発揮し[19]、相手の攻撃の芽を摘む活躍で[15]、早々にチームにフィット[20]。シーズン途中からの3バック採用に伴い、ビルドアップに長けるセンターバックとしても起用された[21]。この後、移籍期間をシーズン終了後まで延長[22][23]。同年10月に中国・天津にて開催された東アジア大会に参加するU-20日本代表にも招集されていたが、負傷により帰国[24][25]。同年11月初旬の熊本での練習中に再び負傷、左膝内側半月板断裂と診断され再建手術を受けた[26]。移籍期間の再延長により、2014年も続けて熊本でプレー[27][28]。ボランチでの出場を続けていたが、シーズン半ばよりDF矢野大輔に代わりセンターバックのレギュラーに据えられた。高いラインを保ち、奪いに行く守備を体現[29]同年のJ2で最多のタックル数を記録した[30][31][5]。なお、Jリーグ・アンダー22選抜の招集リストに登録されていたものの実際に招集されることはなかった。

FC東京復帰[編集]

2015年からFC東京へ復帰[32][33]。第15節の松本戦でFW[34](実際は左MF[5])としてJ1リーグ戦に初先発・初出場し、初シュートが初得点となる初物尽くしの珍記録で[5]出場試合初勝利を飾った。その後は守備を固める逃げ切り要員として出場を続けていたが[35]、終盤戦にはインサイドハーフのレギュラーに定着。優れたボール奪取能力と強靭なフィジカルを活かした思い切りの良い攻撃参加で好守に貢献した[35][36]

2016年は城福浩監督から「どこ(のポジション)でも高いレベルで出来る」と見込まれ[7]右サイドバックでの出場機会が増加[8]。負傷者の続出するチームを支える貴重な存在として飛躍を遂げる一年となった[37]。リーグ戦後の天皇杯4回戦・ホンダFC戦において右膝半月板を負傷し手術を受けた[38]

2017年は4月1日のサガン鳥栖戦で今季初得点をきめた。

日本代表[編集]

2016年4月にはリオデジャネイロオリンピックを控えていたU-23日本代表候補合宿に初招集され[39]、長身のボランチとして[40]攻守に果敢なプレーで[41]アピールに成功[42]。翌5月のガーナ代表戦及びオリンピック本大会招集選手の最終選考の場となった[43]6月のキリンチャレンジカップ南アフリカ代表戦にも出場し[44]、積極的な守備と[45]ユーティリティー性を評価された[43]。人数制限[注 3]に対応しうる柔軟性や[46]外国の大型選手に当たり負けないフィジカルの強さから[47]本大会選出を有力視されていたが[48][46][47]ACL出場のためにトゥーロン国際大会を回避したことや[49]既存メンバーの調和を重視した選考がなされたために[50]選外となった。

所属クラブ[編集]

ユース経歴
プロ経歴

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 天皇杯 期間通算
2010 FC東京 - J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2011 37 J2 0 0 - 0 0 0 0
2012 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2013 0 0 0 0 - 0 0
熊本 38 J2 21 0 - 1 0 22 0
2014 39 0 - 1 0 40 0
2015 FC東京 37 J1 13 1 4 0 2 1 19 2
2016 28 4 4 0 1 0 33 4
2017
通算 日本 J1 41 5 8 0 3 1 52 6
日本 J2 60 0 - 2 0 62 0
総通算 101 5 8 0 5 1 114 6
その他の公式戦
国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 期間通算
出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 期間通算
2015 J-22 - J3 2 0 2 0
2016 F東23 37 1 0 1 0
通算 日本 J3 3 0 3 0
総通算 3 0 3 0
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFC ACL
2012 FC東京 37 0 0
2016 6 0
通算 AFC 6 0
その他の国際大会

代表・選抜歴[編集]

タイトル[編集]

クラブ[編集]

FC東京U-15
FC東京U-18
FC東京

代表[編集]

U-19日本代表

脚注[編集]

注釈
  1. ^ DFの場合、後方にはGKしかいないため、MF以上に前方への配球が求められる。
  2. ^ 23歳以下の選手に限り、移籍期間制限が緩和される[15]
  3. ^ オリンピックサッカー競技の選手登録は18名に限られている。
  4. ^ 同クラブOBでは初のプロ選手。
出典
  1. ^ a b c 『Jリーグ選手名鑑 2014J1・J2・J3エルゴラッソ特別編集』 三栄書房2014年、257頁。
  2. ^ a b c 橋本 拳人選手(FC東京U-18) 来季新加入内定のお知らせ FC東京 2011.11.24
  3. ^ a b c 2012年 選手名鑑 FC東京 橋本拳人 (cache) スポーツニッポン
  4. ^ a b c 【F東京】MF橋本が熊本移籍へ J2武者修行を決断 (cache) スポーツ報知 (2013年4月29日)
  5. ^ a b c d e FC東京・橋本が珍記録! J1初出場、初先発、初シュート、初ゴールに監督も拍手 サンケイスポーツ (2015年6月7日)
  6. ^ FC東京MF橋本 本職で結果! 複数ポジションで質高いプレー スポーツニッポン (2016年3月7日)
  7. ^ a b FC東京・橋本 DF室屋代役で五輪! デイリースポーツ (2016年2月17日)
  8. ^ a b ユーティリティー橋本、見据えるはリオ五輪 右SBも攻撃的な中盤もOK 東京中日スポーツ (2016年2月18日)
  9. ^ Jリーグサッカーキング 2015年7月号』 朝日新聞出版2015年、54-55頁。
  10. ^ a b MOM423 F東京U-18MF橋本拳人 (2年) 注目の「大器」V弾など攻守で躍動 ゲキサカ (2011年2月12日)
  11. ^ 橋本拳人選手(FC東京U-18所属)のトップチーム帯同のお知らせ FC東京 2011.03.25
  12. ^ 登録選手追加・変更・抹消のお知らせ Jリーグ (2010年6月4日)
  13. ^ a b 熊本に短期間移籍の橋本について「彼はここ数カ月で一番伸びた選手。急激な成長を遂げていた」とポポヴィッチ監督 blogola (2013年4月30日)
  14. ^ 拳人 横浜M抑えた 東京中日スポーツ (2013年4月15日)
  15. ^ a b 新制度で上昇機運 堀米、橋本獲得、3連勝の原動力 - ウェイバックマシン(2013年7月20日アーカイブ分) 熊本日日新聞 (2013年5月10日)
  16. ^ 橋本拳人選手 ロアッソ熊本へ期限付き移籍のお知らせ FC東京 (2013年4月29日)
  17. ^ 橋本拳人選手、FC東京より期限付き移籍加入のお知らせ ロアッソ熊本 2013.4.29
  18. ^ 【J2:第12節 熊本 vs 水戸】吉田靖監督(熊本)記者会見コメント Jリーグ:J's GOALアーカイブ (2013年5月3日)
  19. ^ 【J2:第14節 岐阜 vs 熊本】プレビュー Jリーグ:J's GOALアーカイブ (2013年5月12日)
  20. ^ 【J2:第19節 北九州 vs 熊本】プレビュー Jリーグ:J's GOALアーカイブ (2013年6月15日)
  21. ^ 【J2:第25節 栃木 vs 熊本】池谷友良監督代行(熊本)記者会見コメント Jリーグ:J's GOALアーカイブ (2013年7月20日)
  22. ^ 橋本拳人選手 ロアッソ熊本への期限付き移籍期間延長のお知らせ FC東京 (2013年8月11日)
  23. ^ 橋本拳人選手、期限付き移籍期間延長のお知らせ ロアッソ熊本 2013.8.11
  24. ^ 第6回東アジア競技大会(2013/天津)サッカー男子 U-20日本代表 離脱選手および不参加選手のお知らせ 日本サッカー協会 (2013年10月7日)
  25. ^ 橋本拳人選手、U-20日本代表離脱のお知らせ ロアッソ熊本 (2013年10月7日)
  26. ^ 橋本拳人選手の負傷について ロアッソ熊本 2013.11.14
  27. ^ 橋本拳人選手 ロアッソ熊本への期限付き移籍期間延長のお知らせ FC東京 (2013年12月30日)
  28. ^ 橋本拳人選手、期限付き移籍期間延長のお知らせ ロアッソ熊本 (2013年12月30日)
  29. ^ 月刊J2マガジン 2015年1月号』 ベースボール・マガジン社2014年、79頁。
  30. ^ 週刊サッカーダイジェスト2014Jリーグ総集編』 日本スポーツ企画出版社2014年、207頁。
  31. ^ エル・ゴラッソ特別編集 J2リーグ総集編2014』 三栄書房2015年、7頁。
  32. ^ 橋本拳人選手、期限付き移籍満了のお知らせ ロアッソ熊本 (2014年12月13日)
  33. ^ 橋本拳人選手 FC東京復帰のお知らせ FC東京 (2014年12月13日)
  34. ^ a b 公式記録 2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第15節第1日 Jリーグ (2015年6月7日)
  35. ^ a b J最少失点のFC東京。イタリア人指揮官がかける魔法 (2/4) Web Sportiva (2015年10月16日)
  36. ^ FC東京・橋本の持つ“日本人が持っていない特徴”と武藤との共通点 スポーツニッポン (2015年12月19日)
  37. ^ FC東京、橋本が有終弾 今季初の4連勝でフィニッシュ デイリースポーツ (2016年11月4日)
  38. ^ “FC東京 MF橋本が手術 全治約2-3カ月”. スポニチアネックス. (2016年11月25日). http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/11/25/kiji/K20161125013789760.html 2016年11月25日閲覧。 
  39. ^ U23初招集MF橋本アピール弾 デイリースポーツ (2016年4月13日)
  40. ^ 【リオ五輪代表】初招集組で明暗。ボール奪取でアピールした橋本。小川と三丸のSB勢はインパクト不足に終わる サッカーダイジェストweb (2016年4月14日)
  41. ^ MF橋本 果敢! 手倉森監督から合格点 デイリースポーツ (2016年4月14日)
  42. ^ 「拳人は発見」と手倉森監督…“ラストチャンス”でアピール成功のMF橋本 ゲキサカ (2016年4月13日)
  43. ^ a b 激戦の“6枠”に滑りこむラストピースは誰だ?…7月1日、運命のリオ五輪メンバー発表 SOCCER KING (2016年6月30日)
  44. ^ U-23日本代表 メンバー・スケジュール キリンチャレンジカップ2016 U-23南アフリカ代表戦 (6/29@長野/松本平広域公園総合球技場)日本サッカー協会 (2016年6月20日)
  45. ^ 橋本 攻めの守備披露 手倉森監督も手応え「可能性感じた」 スポーツニッポン (2016年5月12日)
  46. ^ a b サッカー五輪メンバー18名はこれだ! オーバーエイジの救世主は? dot. (2016年5月31日)
  47. ^ a b 【手倉森J リオ五輪メンバーを大予想】大久保と大迫、このチームに必要なのは… dot. (2016年6月11日)
  48. ^ OA枠除き残り15枠、南野&久保らはリオ切符決定的 スポーツニッポン (2016年6月30日)
  49. ^ FC東京・橋本、初のACL8強へ導く デイリースポーツ (2016年5月24日)
  50. ^ 手倉森監督、悩み抜いて「調和」アジアV組残った 日刊スポーツ (2016年7月2日)
  51. ^ AFC U-23選手権2016予選 U-22日本代表予備登録メンバー 日本サッカー協会 (2015年2月26日)
  52. ^ AFC U-23選手権 カタール2016(オリンピック・アジア最終予選) U-23日本代表 予備登録メンバー 日本サッカー協会 (2015年12月14日)
  53. ^ U-23日本代表 メンバー・スケジュール キリンチャレンジカップ2016 U-23南アフリカ代表戦日本サッカー協会 (2016年6月20日)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]