植田直通

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植田 直通 Football pictogram.svg
名前
愛称 ナオ
カタカナ ウエダ ナオミチ
ラテン文字 UEDA Naomichi
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1994-10-24) 1994年10月24日(22歳)
出身地 熊本県宇土市
身長 186cm
体重 79kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 鹿島アントラーズ
ポジション DF (CB)
背番号 5
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2013- 鹿島アントラーズ 53 (1)
2014-2015 JリーグU-22選抜 4 (0)
代表歴
2014- 日本の旗日本
1. 国内リーグ戦に限る。2016年11月8日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

植田 直通(うえだ なおみち、1994年10月24日 - )は、熊本県宇土市出身のサッカー選手。ポジションはDF(センターバック)。鹿島アントラーズ所属。日本代表

来歴[編集]

プロ入り前[編集]

小学生時代にテコンドーを始め、小学3年生の時には小学生部門全国第3位になった他、中学時代には日本一、さらに、世界大会にも出場したという。小学3年生の頃に友達に誘われて緑川少年スポーツクラブでサッカーを始めると、徐々にサッカーに熱中するようになる[1]

宇土市立住吉中学校ではサッカー部に所属、中学2年生の頃に熊本県のナショナルトレセンに加入している[2]。中学卒業後は「どうせやるなら、全国やプロを目指せる環境で挑戦したかった」という思いで、地元の強豪校大津高校に入学。サッカー部に入部して間もなく平岡和徳監督から「日本で極めてまれな素材」とその才を見出され、1年生の頃からスタメンに抜擢される[3][4]。主将として3年時に出場した第91回全国高等学校サッカー選手権大会では一回戦で旭川実業高等学校に敗れた[5]

鹿島アントラーズ[編集]

高校卒業後、浦和レッズ横浜F・マリノス川崎フロンターレFC東京名古屋グランパスなど数多くのクラブからオファーを受けたが、最終的に「雰囲気がファミリーに近い」という理由で[6]同じ大津高校の豊川雄太とともに2013年、鹿島アントラーズに入団する[7][8]。入団会見では自身をワニに喩え、ワニが獲物を水中に引きずりこんで仕留めるように得意な部分に持っていって相手を仕留めたい、と語った[9]。2013年3月23日、ナビスコカップ第2節・FC東京戦でプロ初出場を果した。

2014年3月1日、J1第1節ヴァンフォーレ甲府戦でJリーグ初出場を果たす。

2015年4月16日、J1 1stステージ第6節柏レイソル戦でプロ初得点を挙げた。シーズン終了後はサガン鳥栖ヴィッセル神戸からオファーを受けたが、断って鹿島に残留する事を決めている[10][11]

2016年はファン・ソッコとレギュラー争いをして、センターバックのポジションを争った。FIFAクラブワールドカップ2016では昌子源とディフェンスラインを組み、堅い守備で決勝進出に貢献した。決勝のレアル・マドリード戦では4失点を喫し敗戦したものの、その守備力は海外メディアからも評価された[12][13]

日本代表[編集]

サッカー経験は浅かったが、U-16日本代表以降、年代別の代表に選出されている。

2014年12月28日、怪我により出場辞退した内田篤人に代わり、2015年1月にオーストラリアで行われるAFCアジアカップ2015の日本代表メンバーに初選出された[14]。しかし、大会を通して試合に出場する事はなく、チームも準々決勝で敗れた。

2016年、AFC U-23選手権2016のメンバーに選出され、グループリーグ第1戦のU-23北朝鮮代表戦では決勝ゴールをあげた。7月1日、リオデジャネイロオリンピックの18人のメンバーに選出され、3試合全てフル出場するも、チームはグループリーグ敗退となった。

2016年9月1日、怪我で離脱した昌子源に代わり、2018 FIFAワールドカップ・アジア3次予選に追加招集された。

プレースタイル[編集]

186cmの長身と抜群の身体能力を誇るセンターバック。フィジカルと対人戦、空中戦の強さに自信を持ち、「フィジカルなら海外の選手にも負ける気はしない」と自負している[15]豊川雄太は高校時代の植田について「こいつ(植田)が守備で負けたのを見たことがない。大学生でもプロでも吹っ飛ばしていた」と語る[6]。また、50mを6.1秒で走る俊足も兼ね備えており、強さや高さだけでなく、速さも持ち合わせている[16][17][18]。筋肉量や体脂肪率、LMI(筋肉指数)など全6項目で計る「体組成テスト」の数値ではU-22日本代表でトップである[19]

人物[編集]

  • 好きな選手にはカルレス・プジョルを挙げており、「(闘争心の出し方も)大好きです。自分は試合中に血を流すというのが自分の目標でもあるので、本当に凄いと思う。(プジョルは)ビビらないので、そういう気持ちを大切にしていきたいです」と語っている[20]。2016年時点で顔面を69針縫っていると語った[21]。また格闘技選手ではエメリヤーエンコ・ヒョードルを尊敬している[22]
  • 2016年度に起きた熊本地震の際には熊本出身で地元に強い思いもあり、小笠原満男らとともにシーズン中にも関わらずボランティアを行った[23]
  • ももいろクローバーZのファンである[24]
  • 2017年に鹿島アントラーズ選手会の副会長に就任。かつての格闘技経験を買われ、罰金徴収係を任された[22]

所属クラブ[編集]

ユース経歴

プロ経歴

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 天皇杯 期間通算
2013 鹿島 23 J1 0 0 2 0 1 0 3 0
2014 20 0 3 0 1 0 24 0
2015 12 1 0 0 2 0 14 1
2016 21 0 2 0 4 0 27 0
2017 5
通算 日本 J1 53 1 7 0 8 0 68 1
総通算 53 1 7 0 8 0 68 1

その他の公式戦

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 期間通算
出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 期間通算
2014 J-22 - J3 2 0 2 0
2015 2 0 2 0
通算 日本 J3 4 0 4 0
総通算 4 0 4 0
国際大会個人成績 FIFA
年度 クラブ 背番号 出場 得点 出場 得点
AFC ACL クラブW杯
2015 鹿島 23 2 0 -
2016 - 3 0
2017 5 7 1 -
通算 AFC 9 1 3 0
出場歴

タイトル[編集]

クラブ[編集]

鹿島アントラーズ

代表[編集]

日本の旗 U-19日本代表
日本の旗 U-23日本代表

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 植田直通(鹿島アントラーズ)「継続は力なり」 サッカーキング (2015年3月18日 閲覧)
  2. ^ U-23日本代表守備の要・植田直通。空中戦で圧倒的な存在感を見せられる理由 フットボールチャンネル 2016年1月19日
  3. ^ 超高校級DF・植田直通が持つ唯一無二の才能 高校選手権・注目校紹介 大津編 Sportsnavi (2015年3月18日 閲覧)
  4. ^ エース封じ、任せろ…熊本・大津のDF植田 YOMIURI ONLINE (2015年4月20日 閲覧)
  5. ^ “超高校級DF”大津・植田初戦で涙 デイリースポーツ online (2015年3月19日 閲覧)
  6. ^ a b 鹿島にワニのような新人DF植田 日刊スポーツ (2015年3月18日 閲覧)
  7. ^ 元テコンドー日本王者だった植田 “注目発言”で争奪戦さらに激化!? スポニチ (2015年3月18日 閲覧)
  8. ^ プロ注目!U19植田 進路先を3クラブに絞り込む スポニチ (2015年3月18日 閲覧)
  9. ^ “鹿島のワニ”植田が戦闘態勢、Cロナ食うぞ! YAHOO!ニュース 2016年12月14日
  10. ^ 【鹿島】U23代表・植田が残留決断「鹿島で勝負したい」 スポーツ報知 2015年12月30日
  11. ^ U23日本1勝 信頼される男、DF植田直通V弾 nikkansports.com 2016年1月14日
  12. ^ 「鹿島から多くの才能が現れた」伊紙が”目を奪われた”選手として柴崎などを紹介 フットボールチャンネル 2016年12月19日
  13. ^ レアルの強力攻撃陣と対峙した鹿島守備陣。本国スペインのメディアはアントラーズのパフォーマンスをどう評価したのか? Goal.com 2016年12月19日
  14. ^ 内田、右ひざ治療優先しアジア杯辞退!鹿島・植田追加招集へ スポーツ報知 (2015年3月18日 閲覧)
  15. ^ 【鹿島】植田直通インタビュー「フィジカルなら海外の選手にも負ける気はしない」 サッカーダイジェスト (2015年3月26日 閲覧)
  16. ^ 昌子を高さで圧倒し、そのポテンシャルを早くも披露した植田直通 livedoor NEWS (2015年3月26日 閲覧)
  17. ^ 高く、強く、そして速い。鹿島の"モノノフ"『植田直通』の真価とは? J論 (2015年3月26日 閲覧)
  18. ^ 植田 直通 コリサカ (2015年4月20日 閲覧)
  19. ^ 鹿島のU22代表植田が御前1号 ハリル好み肉体派 日刊スポーツ (2015年4月17日 閲覧)
  20. ^ Y☆voice153 大津高DF植田直通「Jリーグの練習参加で当たり負けとかはしなかったけれど、もっとボクは大きいところを目指していきたい」 ゲキサカ (2015年3月30日 閲覧)
  21. ^ 流血男植田の顔面には69針手術痕 金へ血がたぎる nikkansports.com 2016年7月2日
  22. ^ a b 【鹿島】元テコンドー日本3位植田、罰金徴収担当で選手会長支える「源君をサポートしたい」 - スポーツ報知・2017年1月20日
  23. ^ 熊本入りした植田直通の涙と行動力。小笠原「何でもする」に背中を押され。 NumberWeb 2016年4月26日
  24. ^ “モノノフ”植田に謎の大声援? 北朝鮮サポのコールに応える獅子奮迅の活躍 サッカーキング 2016年1月14日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]