谷口 彰悟(たにぐち しょうご、1991年7月15日 - )は、熊本県熊本市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・川崎フロンターレ所属。ポジションは、ミッドフィールダー[1]、ディフェンダー。元日本代表。
プロ入り前[編集]
2010年、大津高校を経て筑波大学へ進学。1年時からレギュラーに定着し、大型ボランチとして活躍[2]。4年時は主将を務めた[3]。在学中の2013年8月、川崎フロンターレに特別指定選手として選手登録[4]。また、2011年と2013年には2大会連続でユニバーシアード日本代表としてユニバーシアードに出場し、2011年は金メダル獲得に貢献した。
川崎フロンターレ[編集]
複数クラブとの競合の末、2014年に川崎へ正式に入団[5][6]。プロデビュー戦はそれまで経験のなかった左SBで迎え、以降スタメンとして名を連ねた。またセンターバックとしてもプレーし、ルーキーながら複数のポジションをこなすユーティリティ性を見せた。
2015年3月、日本代表のバックアップメンバーに初選出(正式選出はでない)。5月12日・13日に行われるサッカー日本代表の合宿メンバーに選ばれ、6月11日のイラク戦の日本代表初出場を果たした。また、このシーズンはチームで唯一全試合フル出場を果たした。
2016年は新加入の奈良竜樹やエドゥアルドの活躍もあり、スタメンから外れる試合もあった。前年から続いてた連続フル出場は途絶えたものの、シーズン途中に奈良が負傷離脱した事もあり再びスタメンで出場するようになった。12月29日、天皇杯・準決勝の大宮アルディージャ戦では決勝ゴールを挙げ、クラブ史上初の同大会決勝進出に貢献した。
2017年3月5日、第2節のサガン鳥栖戦で通算100試合に出場を達成。リーグ戦では過密日程の中、チームで唯一全試合にフル出場し、クラブ史上初タイトルとなるリーグ優勝に貢献した。年間を通してセンターバックとして出場し、リーグ戦では7得点をマークした。
2018年もセンターバックの一角としてリーグ戦をフル出場し、3得点をマークした。
2019年4月10日、蔚山現代FC戦で膝を痛め負傷交代。本人の申し出もあり同月14日のサガン鳥栖戦はメンバー外となった。これにより2014年8月30日に行われた名古屋グランパス戦から続いていた連続出場記録が155試合で途切れる事となった。尚この記録はフィールドプレイヤーJ1歴代2位の記録となっている。
2020年シーズンよりキャプテンに就任した。
- 1歳年下の幼馴染である車屋紳太郎とは、小学校、中学校、高校、大学が全て同じで、プロでの契約先も同じ川崎、更に日本代表候補にも同時に初選出された[7]。
- 筑波大学在学中、保健体育の教員免許を取得している。
所属クラブ[編集]
- ユース経歴
- プロ経歴
個人成績[編集]
国内大会個人成績 |
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ |
リーグ戦 |
リーグ杯 | オープン杯 |
期間通算 |
出場 | 得点 |
出場 | 得点 | 出場 | 得点 |
出場 | 得点 |
日本
| リーグ戦 |
リーグ杯 | 天皇杯
|
期間通算
|
2008 |
大津高 |
14 |
- |
- |
- |
2 |
1 |
2 |
1
|
2011 |
筑波大 |
3 |
- |
- |
2 |
0 |
2 |
0
|
2012 |
- |
- |
2 |
0 |
2 |
0
|
2013 |
- |
- |
2 |
1 |
2 |
1
|
2014 |
川崎 |
15 |
J1 |
30 |
1 |
4 |
0 |
1 |
0 |
35 |
1
|
2015 |
5 |
34 |
2 |
6 |
0 |
3 |
0 |
43 |
2
|
2016 |
34 |
1 |
6 |
2 |
5 |
1 |
45 |
4
|
2017 |
34 |
7 |
4 |
0 |
1 |
0 |
39 |
7
|
2018 |
34 |
3 |
2 |
0 |
3 |
1 |
39 |
4
|
2019 |
30 |
0 |
5 |
0 |
2 |
0 |
37 |
0
|
2020 |
30 |
3 |
4 |
0 |
2 |
0 |
36 |
3
|
2021 |
|
|
|
|
|
|
|
|
通算 |
日本 |
J1
|
226 |
17 |
31 |
2 |
17 |
2 |
274 |
21
|
日本 |
他
|
- |
- |
8 |
2 |
8 |
2
|
総通算
|
226 |
17 |
31 |
2 |
25 |
4 |
282 |
23
|
- 2013年は特別指定選手
- 2016年
- 2018年
- 2019年
- FUJI XEROX SUPER CUP 1試合0得点
タイトル[編集]
クラブ[編集]
- 川崎フロンターレ
- ユニバーシアード日本代表
代表歴[編集]
出場大会[編集]
試合数[編集]
- 国際Aマッチ 3試合0得点 (2015年-2017年)
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
Jリーグベストイレブン(DF) |
---|
1990年代 |
- 93: 大野俊三, 柱谷哲二, ペレイラ, 井原正巳, 堀池巧
- 94: ペレイラ, 井原正巳, 名塚善寛
- 95: 相馬直樹, 井原正巳, ブッフバルト
- 96: 相馬直樹, 井原正巳, ブッフバルト
- 97: 相馬直樹, 井原正巳, 秋田豊
- 98: 相馬直樹, 田中誠, 秋田豊
- 99: 中澤佑二, 斉藤俊秀, 森岡隆三
|
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2000年代 |
- 00: 秋田豊, 洪明甫, 松田直樹
- 01: 大岩剛, 秋田豊, 名良橋晃
- 02: 鈴木秀人, 田中誠, 松田直樹
- 03: 坪井慶介, ドゥトラ, 中澤佑二
- 04: 田中マルクス闘莉王, ドゥトラ, 中澤佑二
- 05: ストヤノフ, 田中マルクス闘莉王, 中澤佑二
- 06: 田中マルクス闘莉王, 山口智, 加地亮
- 07: 岩政大樹, 田中マルクス闘莉王, 山口智
- 08: 岩政大樹, 内田篤人, 中澤佑二, 田中マルクス闘莉王, 山口智
- 09: 岩政大樹, 内田篤人, 田中マルクス闘莉王, 長友佑都
|
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2010年代 |
- 10: 田中マルクス闘莉王, 増川隆洋, 槙野智章
- 11: 近藤直也, 酒井宏樹, 田中マルクス闘莉王
- 12: 駒野友一, 田中マルクス闘莉王, 水本裕貴
- 13: 那須大亮, 森重真人, 中澤佑二
- 14: 太田宏介, 森重真人, 塩谷司
- 15: 槙野智章, 森重真人, 太田宏介, 塩谷司
- 16: 昌子源, 槙野智章, 森重真人, 塩谷司
- 17: 昌子源, 西大伍, エウシーニョ, 車屋紳太郎
- 18: 西大伍, エウシーニョ, 車屋紳太郎, 谷口彰悟
- 19: 室屋成, 森重真人, チアゴ・マルチンス
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2020年代 | |
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ベストイレブン(GK - DF - MF - FW) - JCB |
|
Jリーグフェアプレー個人賞 |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 |
- 10: 槙野智章
- 11: 梁勇基, 太田宏介
- 12: 佐藤寿人
- 13: 柿谷曜一朗, 佐藤寿人
- 14: 西川周作, 工藤壮人, 平岡康裕, 森岡亮太, 水本裕貴, 豊田陽平
- 15: 谷口彰悟, 中澤佑二
- 16: 秋元陽太, 田中佑昌
- 17: 中澤佑二, 柿谷曜一朗, 水本裕貴
- 18: 西川周作, 秋元陽太, 澤田崇
- 19: 受賞者なし
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2020年代 | |
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Jリーグアウォーズ(最優秀選手賞 - JB11 - 得点王 - JBYP賞 - JFP個人賞 - J2MEP - 功労選手賞 - 最優秀監督賞 - 最優秀主審賞 - 最優秀副審賞 - JBP賞) |
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