藤沢駅
藤沢駅 | |
---|---|
南口 | |
ふじさわ Fujisawa | |
所在地 | 神奈川県藤沢市 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細) 小田急電鉄(駅詳細) 江ノ島電鉄(駅詳細) |
藤沢駅(ふじさわえき)は、神奈川県藤沢市藤沢および南藤沢にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・小田急電鉄・江ノ島電鉄(江ノ電)の駅である。
乗り入れ路線
以下の3社3路線が乗り入れ、相互間の接続駅となっている。
- JR東日本: 東海道本線 - 東京駅発着系統と、新宿駅経由で大宮駅から高崎線に直通する湘南新宿ライン、東京駅経由で上野駅から宇都宮線・高崎線に直通する上野東京ラインが停車する。なお、運行形態の詳細については「東海道線 (JR東日本)」を参照。普通、快速「アクティー」、特別快速、通勤快速といった特急券不要の全列車が停車するほか、「湘南ライナー」・「おはようライナー新宿」・「ホームライナー小田原」といったホームライナーも停車する。快速「アクティー」東京・大宮方面行は、当駅から大船方面は各駅に停車する。「湘南ライナー」・「ホームライナー小田原」の小田原行は、当駅(「湘南ライナー」の一部は大船駅)以西はライナー券不要の快速として運転され、乗車券・定期券のみで利用が可能。なお、夏期には、臨時で修学旅行列車が入線する場合もある。後述するように、神奈川県内では比較的乗車人員が多いが、特急は通常停車しない。駅番号は「JT 08」。
- 小田急電鉄: 江ノ島線 - スイッチバックのため、構造上、当駅を通るすべての列車が停車し、当駅を始発終着とする列車が多数設定されている。駅番号は「OE 13」
- 江ノ島電鉄: 江ノ島電鉄線 - 当駅が起点。駅番号は「EN01」
概要
1887年(明治20年)7月11日に官営鉄道の旧・横浜駅 - 国府津駅間[注釈 1] 開通と同時に藤沢宿の玄関口として開業した。ただ、線形の問題で、駅が当時の藤沢宿の中心街(東海道沿い)から1kmほど南に設置されたため、開業時の駅周辺は閑散としていたという。
その後、藤沢市役所をはじめとする多くの公共施設が駅周辺に移転し、藤沢駅前に多くの百貨店などの大型店が出店したこともあって、駅周辺は湘南地域でも有数の繁華街に成長した。しかし、1990年代後半よりこれら大型店の撤退が相次ぎ、やや空洞化も見られていた。
近年では2012年3月に策定された「藤沢駅周辺地区再整備構想・基本計画[1]」により北口、南口のデッキ等の再整備が大規模に行われており、周辺地域への利便性が向上しつつあり、さらに「南北自由通路拡幅整備事業及び藤沢駅改良[2]」により、南北自由通路の拡幅とともに小田急線とJRの乗り換えが同階で可能とする改良がおこなわれる。また、2017年12月藤沢市役所新庁舎が完成で駅周辺で新たな変化もみられる。
藤沢駅前には多くのバス路線が乗り入れ、バスと鉄道を乗り換える客の利用も多く、市内の公共交通の結節点にもなっている。
名実共に藤沢市の玄関口となる駅である。
歴史
- 1887年(明治20年)7月11日:国鉄(後の東海道本線)旧・横浜駅 - 国府津駅間開通と同時に開業し、旅客・貨物の取り扱いを開始。
- 1902年(明治35年)9月1日:江之島電氣鐵道線(現・江ノ島電鉄線、以降江ノ電と略す)の駅が開業[注釈 2]。
- 1923年(大正12年)9月1日 - 関東大震災により駅舎が倒壊する。
- 1924年(大正13年)9月 - 新駅舎完成[6]。(平野友輔の項も参照)
- 1929年(昭和4年)4月1日:小田急江ノ島線の駅が藤沢町東横須賀464番地に開業。[7]
- 1965年(昭和40年)9月1日:地下通路供用開始。国鉄駅東側に存在した踏切を閉鎖後、旅客ホーム延長[8]。
- 1969年(昭和44年)10月1日:新設の湘南貨物駅に貨物取扱業務を移管。
- 1972年(昭和47年)4月 - 江ノ電、仮駅(現・OPA附近)に移る。
- 1973年(昭和48年)4月 - 江ノ電、高架化工事着工。翌5月、仮線路使用開始。
- 1974年(昭和49年)6月7日:江ノ電の現駅舎ビルが供用開始。
- 1977年(昭和52年)
- 1980年(昭和55年)
- 国鉄駅の駅舎を橋上駅舎化。
- 6月1日:南北自由通路が完成し、使用を開始。
- 1985年(昭和60年)3月14日:国鉄駅での荷物の取り扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)
- 1989年(平成元年)4月1日:びゅうプラザ開業。
- 1993年(平成5年) 12月1日:JR東日本の1・2番線ホーム(ライナー用ホーム)を新設[9]。従来からのホームは3・4番線となる。
- 2001年(平成13年)11月18日:JR東日本でICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 2006年(平成18年)3月10日:JR東日本の3・4番線ホーム辻堂寄りのKIOSKが「湘南電車キオスク」としてリニューアル。
- 2007年(平成19年)
- 2009年(平成21年)3月:小田急の発車標がフルカラーLED式に更新された。それ以前は3色LED色式、更にそれ以前は反転フラップ式案内表示機だった。
- 2017年(平成29年)4月28日:びゅうプラザ営業終了。
駅構造
JR東日本
JR 藤沢駅 | |
---|---|
JRホーム(2012年5月) | |
ふじさわ Fujisawa | |
◄JT 07 / JS 09 大船 (4.6 km) (3.7 km) 辻堂 JT 09► | |
所在地 | 神奈川県藤沢市藤沢75番地 |
駅番号 | JT08 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■東海道本線 |
キロ程 | 51.1 km(東京起点) |
電報略号 | フワ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
108,873人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1887年(明治20年)7月11日 |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 |
東海道本線旅客線上と貨物線上にそれぞれ1面2線、合計2面4線の島式ホームが設置されており、その上に橋上駅舎を持つ地上駅となっている。駅構内にはみどりの窓口が営業している。
旅客線ホームに当たる3・4番線ホームの辻堂寄りには上下線間に引上線があり、当駅から東京方面への折り返しが可能である。しかしこの引上線は途中に踏切があるため、使用している間は踏切が閉じたままとなってしまうことから、後述の当駅始発以外での使用例は緊急時や工事等による計画的な区間運休を行う際に限られる。
3・4番線ホームの辻堂寄りには、「湘南電車キオスク」と呼ばれる国鉄80系電車をあしらった形の売店が設置されている。これは、同じ塗装で親しまれた113系電車がJR東日本の東海道本線から2006年3月17日に撤退したことを記念して設置されたものである。[注釈 4]2016年にリニューアルが行われ、運行番号の表示がそれまでの『KIOSK』から『NewDays』に変更された。 NewDaysは駅コンコースの改札外にも設置されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 東海道線 (湘南ライナー) |
上り | 品川・東京・新宿方面 | 本来は東海道貨物線ホーム |
2 | 下り | 平塚・国府津・小田原方面 | ||
3 | 東海道線 | 上り | 横浜・品川・東京・上野・渋谷・新宿方面 (上野東京ライン)(湘南新宿ライン) |
一部のライナーも使用 |
4 | 下り | 平塚・小田原・熱海方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図 - 東日本旅客鉄道、2012年1月14日閲覧)
- 特記事項
- 平日朝ラッシュ時に当駅始発の上り列車が2本設定されている。この列車はどちらも下り線の回送として当駅まで送り込まれ、先述の引上線を利用して当駅始発としている。また、先述の通り引上線を使用する事によって踏切が閉じたままとなってしまうため、当該踏切には朝ラッシュ時間帯は踏切が開かない旨の注意書きがなされている。
- 1・2番線は東海道貨物線にあるホームである。貨物線を経由する旅客列車はライナーのみであるため、旅客案内上ではライナー専用ホームとされ、ライナー運行時間帯外は閉鎖される。同ホームの駅名標における隣駅表記はライナー停車駅に合わせ、上り方は「品川」および「渋谷」、下り方は「茅ケ崎」となっている。有効長は10両分であるため、2008年3月14日までE351系12両編成を使用していた「おはようライナー新宿」「ホームライナー小田原」各1往復では1 - 3号車のドアを締め切り扱い(ドアカット)していた。なお、大船駅に停車する「湘南ライナー」は旅客線を経由するため、3・4番線に停車する。
- 2012年3月頃にATOSのプログラム更新が実施され、埼京線などで導入している内容に変更、2014年12月には再度プログラム更新が行われ、男声の変更(1・3番線)、駅名連呼の言い回し変更など変化が見られた。
- 3・4番線ホームは大船寄りでカーブに差し掛かっており、見通しが悪い。そのため、このホームを発着・通過する列車に対しては駅員による列車監視が行われ、発車メロディ・乗降終了合図の取り扱いも駅員が行う。
-
JR改札口(2019年6月)
-
JR3・4番線ホーム(2019年6月)
-
湘南電車キオスク(2006年3月)
発車メロディ
全ホームで東洋メディアリンクス制作の発車メロディが使用されている。
1 | Verde Rayo | |
---|---|---|
2 | 近郊地域17番(通称,8ターンで1コーラス) | |
3・4 | Humpty Dumpty[注釈 5] |
小田急電鉄
小田急 藤沢駅 | |
---|---|
改札口(2012年5月) | |
ふじさわ Fujisawa | |
◄OE 12 藤沢本町 (1.8 km) (1.5 km) 本鵠沼 OE 14► | |
所在地 | 神奈川県藤沢市南藤沢1番1号 |
駅番号 | OE13 |
所属事業者 | 小田急電鉄 |
所属路線 | 江ノ島線 |
キロ程 |
23.1km(相模大野起点) 新宿から55.4 km |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗降人員 -統計年度- |
165,663人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)4月1日 |
小田急 藤沢駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
JR東日本の駅の南側に設置されている頭端式ホーム2面3線を有する地上駅。駅舎はJR東日本の駅と階段で接続されているが独立した建物であり、ホーム東端の車止めの先の地平部に設置されている。相模大野方面 - 片瀬江ノ島駅を直通する列車は当駅でスイッチバックを行う。
江ノ島線の相模大野方面 - 藤沢市街地間の建設に際しては、用地買収の手間が掛からない西側を通すことになったが、当駅でそのまま江ノ島へ進むと現在の江ノ島電鉄線と完全に並行することとなり、それを避けるように鉄道省から指導されていたため、当駅でスイッチバックして西側を進むルートをとった。
ホーム西側にJR東日本との間の乗り換え用跨線橋があり、その中に連絡改札口として11通路の自動改札機と自動精算機が設置されている。なお、以前は通路が狭く、自動改札機が両端に1台ずつ設置されていた[注釈 6]。
特急ロマンスカーの「えのしま」と「ホームウェイ」(下りのみ)、「モーニングウェイ」、「メトロえのしま号」が停車する。小田急電鉄管区長・駅長所在駅で、「藤沢管区」として中央林間 - 片瀬江ノ島間を、「藤沢管内」として六会日大前 - 片瀬江ノ島間を管理している。
2009年3月頃、行先案内表示器がフルカラーLED式に更新された(小田原線秦野駅も同様)。
2012・2013年度中に、各ホームの上屋(屋根)増設工事を実施した[10]。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 江ノ島線 | 下り | 片瀬江ノ島方面 | このホームのみ10両編成が入線可能 |
上り | 相模大野・新宿・ 千代田線方面 | |||
2 | 下り | 片瀬江ノ島方面 | 線路は共通 新宿行は一部の特急のみ | |
3 | 上り | 相模大野・新宿・ 千代田線方面 | ||
4 |
- 特記事項
- 1・2番ホームには冷暖房完備の待合室が設置されている。かつては売店も存在したが、閉店となり自動販売機コーナーになっている。3・4番ホームには自動販売機のみ設置されている。
- 上記のように乗り場案内はなされているが、実際には上下両方向からどのホームにも入線することが可能であり、どのホームからでも上下両方向に発車することが可能である。発着ホームはある程度規則性を持っているが、特殊なケースも存在する。
- 上り列車は、特急ロマンスカーは1・2番ホームから、快速急行と10両編成の急行は1番ホームから、6両編成の急行と各駅停車は3・4番ホームから発車する。なお、各駅停車と6両編成の急行のうち、当駅で折り返して上り電車となるものは、原則として3番ホームを使用する。
- 下り列車は通常1・2番ホームからのみ発車しているが、運用上の都合や突発時などの例外もある。
- 3番ホームに入線した上り電車は、降車ホームとして2番ホーム側のドアも開ける。しかし、下り電車が2番ホームに入線した場合は、3番ホーム側のドアは閉めたままとなる。
- 藤沢止まりの特急ロマンスカーが折り返し回送になる際は、3番ホームから出発する扱いとなる。
- 当駅が終着となる下り電車の一部は、4番ホームに入線するものもある。
- 4番ホームに6両編成、1番ホームに10両編成の夜間留置がある。
- 2014年、改札内に存在した箱根そばの入り口が改装工事の結果、改札外に移動した。隣接する位置にはOdakyu SHOPが同時開店。[注釈 7]
- 2019年3月13日、改札外のOdakyu SHOP、セブンイレブン小田急藤沢店として改装オープン。
-
JR・小田急連絡改札口(2019年6月)
-
小田急ホーム(2012年5月)
-
南口1階小田急改札前(2012年5月)
江ノ島電鉄
江ノ電 藤沢駅 | |
---|---|
ホーム(2018年6月21日撮影) | |
ふじさわ Fujisawa | |
(0.6 km) 石上 EN02► | |
所在地 | 神奈川県藤沢市南藤沢21番1号 |
駅番号 | EN01 |
所属事業者 | 江ノ島電鉄 |
所属路線 | 江ノ島電鉄線 |
キロ程 | 0.0 km(藤沢起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
12,410人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1902年(明治35年)9月1日 |
江ノ電の駅は、JR・小田急の駅の南口からバスターミナルを挟んだ南側にある小田急百貨店の2階部分にある。JRの改札続きの南口からはペデストリアンデッキで直接つながっており、屋根も設置してあるので雨天時でも濡れずに行き来できる。PASMO・Suica等対応の自動改札機が設置されているが、自動改札機自体は、鎌倉駅とともにPASMO導入前から設置されていた。
トイレは乗車ホームの先端(石上駅側)に設置されている。2006年7月から、ホーム中央に多目的トイレも設置された(ベビーベッドおよびオストメイト対応設備あり)。
改札外には「江ノ電グッズショップ」が設置されている。喫茶店「江ノ電の珈琲屋さん」も隣接していたが2018年5月閉店した。[11]
初期には国鉄や小田急と並行する形で線路とホームがあり、2面2線構造の地上駅であった。駅周辺の再開発に伴い、現在の駅ビル方式階上2面1線の構造になった。当初は地下化する計画もあったが[12]、車両の難燃化などの問題から高架化が選択された。
戦後の一時期は小田急と線路が繋がっており、こちらで新車や東京急行電鉄から購入した貨車の搬入がされていたという。
線路終端は第二種車止めとしてドイツ製RAWIE(ローウィー / ラヴィ)の車止めが設置されている。RAWIE社の歴史は江ノ電並みに古く、主に関西と関東の一部の大手私鉄の新線と支線で見受けられる。江ノ電のような中小私鉄が使用しているのは珍しい。
2009年8月1日現在、この車止めの後部に江ノ電の電車のおもちゃが飾られている。
のりば
1線のみの線路両側に降車・乗車に分かれたホームがあり、改札口から入って左側が乗車ホームであり、数字で表す番線表示は無い。江ノ電の列車には2両編成と4両編成があり、列車が到着する際は自動放送で足元の黄色や緑の表示の場所で並ぶように案内される。
乗車ホームからは見ることができないので気付く者も少ないが、乗車ホーム中央下に0kmポストがある。
乗車ホームは平成に入り拡幅工事が施工された。以前はチューブ状の乗り場だった。
-
車止めの装飾(2010年2月)
-
0kmポスト(2009年4月)
駅弁
大船軒がJR改札外横に出店している。 主な駅弁は下記の通り[13]。
- あじさいちらしずし
- 鯛めし
- 鰺の押寿し
- 鯵と小鯛の押寿し
- 神奈川牛肉弁当
- 伝承 鰺の押寿し
駅弁とはみなされていないが、JR改札口に隣接する藤沢ルミネプラザの崎陽軒にてシウマイ弁当が購入可能。[14]
利用状況
藤沢市の中心駅で、2012年度の各社合計の乗降人員は1日平均約39万人であり、これは藤沢市のみならず、湘南地域の鉄道路線全駅で最も多く[15]、全国的に見ても34位である。
- JR東日本 - 2019年度1日平均乗車人員は108,873人である[利用客数 1]。
- 小田急電鉄 - 2019年度の1日平均乗降人員は165,663人である[利用客数 2]。
- 同社の駅の中では登戸駅に次いで第5位。江ノ島線内では最も多い。
- 江ノ島電鉄 - 2018年度1日平均乗降人員は23,722人である[利用客数 3]。
- 同社の全15駅の中では鎌倉駅に次いで第2位。
年度別1日平均乗降人員
近年の1日平均乗降人員の推移は下表の通り。
年度 | 小田急電鉄 | 江ノ島電鉄 | ||
---|---|---|---|---|
1日平均 乗降人員 |
増加率 | 1日平均 乗降人員 |
増加率 | |
1930年(昭和 | 5年)1,955 | |||
1935年(昭和10年) | 1,862 | |||
1940年(昭和15年) | 4,556 | |||
1946年(昭和21年) | 18,979 | |||
1950年(昭和25年) | 21,671 | |||
1955年(昭和30年) | 28,612 | |||
1960年(昭和35年) | 40,239 | |||
1965年(昭和40年) | 65,948 | |||
1970年(昭和45年) | 84,713 | |||
1975年(昭和50年) | 98,948 | |||
1980年(昭和55年) | 118,798 | |||
1985年(昭和60年) | 138,261 | |||
1990年(平成 | 2年)161,123 | |||
1993年(平成 | 5年)166,924 | |||
1995年(平成 | 7年)165,038 | |||
2000年(平成12年) | 142,096 | |||
2002年(平成14年) | 138,215 | 19,018 | ||
2003年(平成15年) | 140,228 | 1.5% | 19,670 | 3.4% |
2004年(平成16年) | 141,484 | 0.9% | 19,349 | −1.6% |
2005年(平成17年) | 142,109 | 0.4% | 19,658 | 1.6% |
2006年(平成18年) | 144,419 | 1.6% | 20,048 | 2.0% |
2007年(平成19年) | 151,985 | 5.2% | 20,886 | 4.2% |
2008年(平成20年) | 153,515 | 1.0% | 20,785 | −0.5% |
2009年(平成21年) | 153,314 | −0.1% | 22,953 | 10.4% |
2010年(平成22年) | 154,045 | 0.5% | 26,001 | 13.3% |
2011年(平成23年) | 153,771 | −0.2% | 23,542 | −9.5% |
2012年(平成24年) | 157,819 | 2.6% | 20,275 | −13.9% |
2013年(平成25年) | 160,538 | 1.7% | 20,870 | 3.8% |
2014年(平成26年) | 159,074 | −0.9% | 21,478 | 2.9% |
2015年(平成27年) | 162,345 | 2.1% | 22,165 | 3.2% |
2016年(平成28年) | 164,255 | 1.2% | 22,769 | 2.7% |
2017年(平成29年) | 165,124 | 0.5% | 23,240 | 2.1% |
2018年(平成30年) | 166,999 | 1.1% | 23,722 | 2.1% |
2019年(令和元年) | 165,663 | −0.8% |
年度別1日平均乗車人員
近年の1日平均乗車人員の推移は下表の通り。
年度 | JR東日本 | 小田急電鉄 | 江ノ島電鉄 | 出典 |
---|---|---|---|---|
1995年(平成 | 7年)103,085 | 82,215 | 12,327 | [乗降データ 3] |
1998年(平成10年) | 99,985 | 77,254 | 12,246 | [神奈川県統計 1] |
1999年(平成11年) | [JR 1]95,373 | 72,825 | 11,984 | [神奈川県統計 2] |
2000年(平成12年) | [JR 2]92,640 | 70,187 | 12,107 | [神奈川県統計 2] |
2001年(平成13年) | [JR 3]92,231 | 69,233 | 12,064 | [神奈川県統計 3] |
2002年(平成14年) | [JR 4]92,187 | 68,348 | 11,677 | [神奈川県統計 4] |
2003年(平成15年) | [JR 5]93,411 | 69,159 | 11,909 | [神奈川県統計 5] |
2004年(平成16年) | [JR 6]94,192 | 70,422 | 12,040 | [神奈川県統計 6] |
2005年(平成17年) | [JR 7]95,436 | 70,788 | 12,322 | [神奈川県統計 7] |
2006年(平成18年) | [JR 8]97,128 | 71,836 | 12,471 | [神奈川県統計 8] |
2007年(平成19年) | [JR 9]101,691 | 75,490 | 14,004 | [神奈川県統計 9] |
2008年(平成20年) | [JR 10]102,629 | 76,197 | 14,105 | [神奈川県統計 10] |
2009年(平成21年) | [JR 11]102,240 | 76,115 | 15,154 | [神奈川県統計 11] |
2010年(平成22年) | [JR 12]102,284 | 76,484 | 16,520 | [神奈川県統計 12] |
2011年(平成23年) | [JR 13]102,054 | 76,397 | 15,645 | [神奈川県統計 13] |
2012年(平成24年) | [JR 14]104,300 | 78,359 | 10,053 | [神奈川県統計 14] |
2013年(平成25年) | [JR 15]106,254 | 79,684 | 10,596 | [神奈川県統計 15] |
2014年(平成26年) | [JR 16]105,361 | 78,920 | 10,893 | [神奈川県統計 16] |
2015年(平成27年) | [JR 17]107,447 | 80,393 | 11,226 | [神奈川県統計 17] |
2016年(平成28年) | [JR 18]108,205 | 81,315 | 11,525 | [神奈川県統計 18] |
2017年(平成29年) | [JR 19]108,917 | 81,685 | 12,096 | [神奈川県統計 19] |
2018年(平成30年) | [JR 20]109,617 | 82,554 | 12,410 | [神奈川県統計 20] |
2019年(令和元年) | [JR 21]108,873 |
駅周辺
駅周辺は湘南地方でも随一の繁華街で、百貨店や大型スーパーが林立する他、数多くの商店や飲食店が並ぶ商店街も各方向に伸びている。また、数多くの銀行、証券、保険会社が駅付近に支店を設けており、特に五大都市銀行グループと三大証券会社グループの支店がすべて揃っている。近隣には住宅も多い。
以前は多くの住宅が商店街や商業施設よりも遠い地区にあったが、1990年代後半以降は駅付近にもマンションが進出している。駅東側の藤沢市役所は国道467号を跨ぐように立地しており、その周囲には主要な行政機関が並んでいる。
地形は近くを流れる境川に向けて緩やかに下る傾斜地になっており、駅東側ではその地形を利用して、国道467号が東海道本線の下を通る形で立体交差している。
道路が駅から放射状に延びており、東海道本線を南北に横断できる道路も少ないことから、休日には駅周辺の道路がしばしば渋滞する。
道路
- 国道467号
- 神奈川県道306号藤沢停車場線 - 北口側
- 神奈川県道32号藤沢鎌倉線 - 南口側
公共施設
北口方面
南口方面
主な本社・事業所
主な商業施設・商店会
商業施設
- さいか屋(1965年4月28日開店[16])→移転(1978年11月20日開店[16]。)
- オーケー(1971年6月25日開店[16])
- フジサワ名店ビル(1965年11月20日開店[17])
- 有隣堂(1971年11月19日開店)
- ダイヤモンドビル (1966年12月18日開店[12])
- 緑屋→クッチーネ→藤沢プライム
- 十字屋(1973年9月28日開店[16])→COSTA→OPA(1993年3月開店)→湘南藤沢オーパ[18](2019年4月~)
- 江ノ電百貨店(1974年4月26日開店[16])→藤沢小田急百貨店(1985年3月2日開店)→小田急百貨店(2005年2月改称)→ODAKYU 湘南 GATE(2019年3月開店[19])
- ダイエー藤沢店(1974年6月22日開店[16]、トポス・ダイエーを経て一時閉店。建物を建て替えた上で2011年10月7日に再出店)
- イトーヨーカドー藤沢店(1974年6月27日開店[16])
- 田原屋(1974年10月10日開店[16]、のちにパシオスに業態変更。2015年10月18日閉店)→ドン・キホーテ(2016年6月開店)
- 東急プラザ(1976年11月開店)
- 丸井(1979年開店、2006年2月28日閉店。移転前のさいか屋跡地)→ビックカメラ(地下1 - 6階)/ジュンク堂書店(7・8階)
- ルミネ藤沢店(1987年2月1日開店、旧藤沢ルミネプラザ)[20]
- 世界堂ルミネ藤沢店(2002年3月29日開店、2012年9月7日同フロアに移転縮小)
- 藤沢駅南口ビル (1990年6月7日開業、小田急改札前)[7]
- 藤沢駅ビル・リエール藤沢(1996年12月1日開店)
- 無印良品(1997年10月31日開店[16]、藤沢OPAに移転縮小)→HARD・OFF/OFF・HOUSE/Hobby・OFF藤沢店(2016年5月開店)
- サミットストア藤沢店(2015年5月13日開店)
- 山神ボクシングジム(1968年開業)
商店会
- 藤沢銀座土曜会
- 弥勒寺商店会
- 遊行通5丁目商店会
- 遊行通り4丁目商店街
- サンパール藤沢商店会
- 柄沢橋商店会
- 南仲通り商店会
- 柳通り睦会
- 藤沢南口らんぶる商店会
- 南口ファミリー通り商店街
- 南藤沢イータウン
- 南口本通り商店会
- 南銀座一番街
- 391ビル商店会
かつてあった主な商業施設
金融機関・郵便局など
- 横浜銀行 藤沢支店・藤沢中央支店・藤沢住宅ローンセンター
- スルガ銀行 藤沢支店
- 三菱UFJ銀行 藤沢支店・南藤沢支店・三菱UFJローンビジネス株式会社藤沢営業所
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 藤沢支店
- みずほ銀行 藤沢支店
- みずほ証券 藤沢支店
- 三井住友銀行 藤沢支店・藤沢ロ-ンプラザ
- 三井住友信託銀行 藤沢支店
- SMBC日興証券 藤沢支店
- 新生銀行 藤沢支店
- りそな銀行 藤沢支店
- 静岡銀行 藤沢支店
- 静銀ティーエム証券 藤沢支店
- 野村證券 藤沢支店
- 大和証券 藤沢支店
- 東京スター銀行 藤沢支店
- 神奈川銀行 藤沢支店
- 証券ジャパン 藤沢支店
- 藤沢郵便局
- 藤沢南口郵便局
- 藤沢南仲通郵便局
バス路線
- 藤沢駅北口
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- 3番乗り場
- 4番乗り場
- 5番乗り場
- 6番乗り場
- 7番乗り場
- 神奈川中央交通
- 神奈川中央交通東
- 8番乗り場
- 9番乗り場
- 江ノ電バス
- N6 - 大船駅東口交通広場行(湘南アイパーク経由)
- N61 - 四季の杜行 ※夜のみ
- 江ノ電バス
- 藤沢駅南口
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- 3番乗り場
- 4番乗り場
- 江ノ電バス
- N1 - 大船駅東口交通広場行 ※平日朝夜・土休日朝のみ
- N11・N12(急行) - 長島行 ※N11は平日夜1本・土休日朝1本・N12は平日朝のみ
- N13 - 湘南車庫行(富士見ヶ丘経由)
- 江ノ電バス
- 5番乗り場
- 江ノ電バス
- F5 - 高根行
- 江ノ電バス
- 7番乗り場
- 8番乗り場
隣の駅
駅名右の()の英数字は駅番号を表している。
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 東海道線
- 「湘南ライナー」・「ホームライナー小田原」・「おはようライナー新宿」停車駅
- 「湘南ライナー」・「ホームライナー小田原」の小田原行は大船駅・当駅から乗車券のみで乗車可能
- 「湘南ライナー」・「ホームライナー小田原」・「おはようライナー新宿」停車駅
- 湘南新宿ライン
- ■特別快速
- 大船駅 (JS 09) - 藤沢駅 (JT 08) - 茅ケ崎駅 (JT 10)
- ■快速(下り列車は戸塚駅から「普通」扱い)
- 大船駅 (JS 09) - 藤沢駅 (JT 08) - 辻堂駅 (JT 09)
- ■特別快速
- 東海道貨物線
- 大船駅 - 藤沢駅 - 茅ケ崎駅
- 小田急電鉄
- 江ノ島線
- □特急ロマンスカー「えのしま」「メトロえのしま」「モーニングウェイ」「ホームウェイ」停車駅
- 江ノ島電鉄
- 江ノ島電鉄線
- 藤沢駅 (EN01) - 石上駅 (EN02)
脚注
記事本文
注釈
- ^ 当時はまだ路線名が設定されておらず、東海道線という路線名称が制定されたのは1895年である。
- ^ 当時の位置は現・南口ロータリー東側、地下道入り口付近。また線路が東海道線にほぼ平行していた[3] [4] が、後に直交に近い形に改められた[5]。
- ^ 併設のロッテリア藤沢ルミネプラザ店は改札の内外から入店が可能だった。
- ^ 設置時点での車番はクハ86027であったが、まもなくクハ86023に変更された。
- ^ 4番線は、一ノ関駅の在来線ホームで接近チャイムとして使用しているものと同一の音源を使用している。
- ^ 改造工事は鉄建建設により行われた。http://chuubu.co.jp/keireki.pdf 6ページ
- ^ 既存の店舗は藤沢ホーム店、改札外は藤沢南口店と称する。
出典
- ^ 藤沢市. “藤沢駅周辺地区における再活性化の取組について”. 藤沢市. 2019年5月26日閲覧。
- ^ 藤沢市. “藤沢駅南北自由通路拡幅整備事業及び藤沢駅改良事業に関する基本協定の締結について”. 藤沢市. 2019年5月26日閲覧。
- ^ “当方見聞録第8章 江ノ電駅ものがたり”. 江ノ島電鉄 (2006年). 2019年7月26日閲覧。
- ^ “明治40年測量・昭和12年要部修正測図 「藤澤」”. 陸地測量部 (1937年). 2019年7月26日閲覧。
- ^ “ふじさわガイド ・昭和の藤沢「藤沢駅周辺」”. えのぽ(えのしま・ふじさわポータルサイト) (2010年). 2019年7月26日閲覧。
- ^ “クイズ・写真に見る藤沢”. 藤沢市文書館 (2011年1月17日). 2019年8月15日閲覧。
- ^ a b c 小田急75年史(2003.03) 小田急電鉄.
- ^ 藤沢市歴史年表 藤沢市文書館
- ^ “藤沢駅新ホーム使用開始”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1993年12月2日)
- ^ 2012年度の鉄道事業設備投資計画 (2)駅施設改良、サービスの向上 ①ホーム上屋の増設 (PDF) - 小田急電鉄(2012年4月27日閲覧)
- ^ 江ノ電の珈琲屋さんの閉店について 江ノ電エリアサービス
- ^ a b 中島直人「藤沢駅前南部第一防災建築街区造成の都市計画史的意義に関する考察」2013年、doi:10.3130/aija.78.1301、2019年8月15日閲覧。
- ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、137頁。
- ^ 店舗情報(神奈川県) 崎陽軒
- ^ 藤沢駅周辺地域エリア防災計画 (PDF) - 藤沢市
- ^ a b c d e f g h i 平成23年度「藤沢市の商工施策」藤沢市の商業 (PDF) pp.13-18 - 藤沢市
- ^ 旧「みのる百貨店」「美栄堂百貨店」「山田屋」 名店ビル50周年特設サイト - 名店ビル50年の歩み
- ^ 株式会社ロジスティクス・パートナー. “藤沢オーパ/「湘南藤沢オーパ」に名称変更、新規・改装21店”. 流通ニュース. 2019年5月26日閲覧。
- ^ fuku (2019年4月26日). “小田急湘南ゲート 2019年3月22日(金)開業!全テナント66店舗一覧!最新情報も!”. 出店ウォッチ. 2019年5月26日閲覧。
- ^ 『鉄道ジャーナル』第21巻第5号、鉄道ジャーナル社、1987年4月、105頁。
利用状況
- JR・私鉄の1日平均利用客数
- JR東日本の1999年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(1999年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- JR・私鉄の統計データ
- 神奈川県県勢要覧
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 東海道線 (JR東日本) - JR東日本の運転系統についてはこちらを参照。