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=== 交通系ICカードの相互利用 === |
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2010年3月時点では、PASMO、Kitaca、TOICA、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけんとの間で相互利用が可能になっており、この相互利用エリアは北海道から九州地方まで日本の広範囲に広がり、日本の交通系ICカードの中では最も通用範囲が広い。ただし、2011年現在では他のエリアでの相互利用は九州エリアを除き当該地域のJR線のみに限られており、他のエリアの私鉄線や地下鉄線では利用できない。一方で他エリアの私鉄系交通ICカードとの相互利用協議も進められており、上記の7種のICカードに加え[[manaca]](乗車券機能、電子マネー機能、共に)・[[PiTaPa]](乗車券機能のみ、電子マネー機能を除く)との間で、[[2013年]]春より相互利用サービスを実施することに合意している<ref name="jre20110518">{{Cite web|format=PDF|url=http://www.jreast.co.jp/press/2011/20110512.pdf|title=交通系ICカードの相互利用サービスを実施することに合意しました|publisher=北海道旅客鉄道株式会社、PASMO協議会、東日本旅客鉄道株式会社、名古屋市交通局、名古屋鉄道株式会社、東海旅客鉄道株式会社、スルッとKANSAI協議会、西日本旅客鉄道株式会社、福岡市交通局、西日本鉄道株式会社、九州旅客鉄道株式会社|date=2011-05-18|accessdate=2011-05-18}}</ref>(詳細は後述)。 |
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== 導入事業者一覧 == |
== 導入事業者一覧 == |
2011年11月23日 (水) 18:14時点における版
Wikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 鉄道/その他#ICカード乗車券その物の写真の掲載についてに、ICカード乗車券に関する議論があります。 議論の要約:ICカード乗車券その物の写真の掲載について |
Suica(スイカ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京モノレール・東京臨海高速鉄道等で導入されているサイバネ規格/FeliCaの技術を用いた共通乗車カード・電子マネーである。「Suica」はJR東日本の登録商標である[1]。
PASMO・Kitaca・TOICA・ICOCA・SUGOCA・nimoca・はやかけんと相互利用が可能である。
概要
JR東日本が開発し、当初は自社線専用として導入した非接触型ICカードシステムによる乗車カードである。2011年3月末現在の発行枚数は約3534万枚[2]、うち電子マネー対応カードは2010年9月末現在、約3123万枚。それまで同社は、自動券売機で乗車券を買わずに改札口を通過して乗車できるプリペイドカード(ストアードフェアシステム)としてイオカード(磁気式)を発売していたが、Suicaは、このイオカードと同様の自動券売機での乗車券などの購入や自動精算機での精算機能に加え、入金(チャージ)することで繰り返し使用できる機能、定期券機能、グリーン券機能、駅構内(キオスクなど)や街中の一部の商店での商品代金の支払いにも利用できる電子マネー機能など、ICカードならではの機能が盛り込まれている。また、繰り返し利用することが可能なので、従来の切符のように使用後はごみとなることがなく、ごみ削減に繋がり環境に優しいシステムである。
7社が導入
導入事業者は7社で、いずれも関東甲信越・東北地方・伊豆半島を営業エリアとし、伊豆急行を除き全てJR東日本の資本が入っている会社である。その内カード発行事業者は3社で、東京モノレールはモノレールSuica、東京臨海高速鉄道はりんかいSuicaの名称でカードを発行している。
Felica
技術的には、ソニーが開発した非接触型ICカード技術である「FeliCa」を採用している。非接触型のため、パスケースや鞄などから取り出す必要はなく、パスケースごとタッチしても利用できる。なお、読み取り可能範囲が半径10cm程度あるので空中を通しても利用可能な場合があるが、Suicaと改札機との通信時間を確保するため、Suicaやパスケースなどを読み取り機にタッチさせて改札機を通過する使い方、すなわち「タッチ&ゴー」をJR東日本では推奨している。
FeliCaはすべて13.56MHz帯の周波数の無線を使用して通信・発電するため、通信可能圏内にある複数のFeliCaが通信可能となる。アンチコリジョンに対応していれば複数枚のカードを重ねても干渉しないとされており、本カードは対応しているが、電子マネーカードの「Edy」は非対応で、本カードとEdyを重ねて使用しようとすると相互に干渉することがある。さらに、複数枚のFeliCaが読み取り機からの電波を奪い合い、通信に必要なエネルギーを供給できずにエラーを起こしてしまうことがある。また、IC運転免許証とも相互干渉を起こし、エラーとなる場合もある。
名前の由来
Suicaの名称の由来は“Super Urban Intelligent Card”の略称[3]で、「スイスイ行けるICカード」の意味合いも持たせている。相手が何者かわからないときに、呼びとめて問いただすことを意味する、やや古風な言い回し「誰何(すいか)」に掛けたカードとも解釈できる。また、カード表面の緑色のデザインが野菜の西瓜(すいか)を思わせることから(以下、ロゴマークも参照)、親しみやすくするための語呂合わせも意図している。
ロゴマークもJR東日本のイメージカラーである緑と線路(旧国鉄路線を表す地図記号)ですいかを表現している。ロゴマークでは「ic」の部分が反転表記されており、ICカードであることをアピールしている。イメージキャラクターはペンギンで、イラストレーターのさかざきちはるによってデザインがなされた。このペンギンについてはペンギン (Suicaキャラクター)の項を参照。
交通系ICカードの相互利用
2010年3月時点では、PASMO、Kitaca、TOICA、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけんとの間で相互利用が可能になっており、この相互利用エリアは北海道から九州地方まで日本の広範囲に広がり、日本の交通系ICカードの中では最も通用範囲が広い。ただし、2011年現在では他のエリアでの相互利用は九州エリアを除き当該地域のJR線のみに限られており、他のエリアの私鉄線や地下鉄線では利用できない。一方で他エリアの私鉄系交通ICカードとの相互利用協議も進められており、上記の7種のICカードに加えmanaca(乗車券機能、電子マネー機能、共に)・PiTaPa(乗車券機能のみ、電子マネー機能を除く)との間で、2013年春より相互利用サービスを実施することに合意している[4](詳細は後述)。
導入事業者一覧
カード発行事業者は◇印を付した。
鉄道
バス
- ジェイアールバス関東 - 一般路線バスの一部
種類
Suicaカード
カードの呼称と色は発行各社によって異なる。基本的に銀色の地にSuicaのロゴが入ったデザインである。JR東日本発行のカードは黄緑色、東京臨海高速鉄道は水色、東京モノレールの旧デザインカードは橙色のアクセントが入ったカードである。
JR東日本では、2008年11月からペンギンの絵柄と電子マネー対応マークの位置を変更した。モノレールSuicaは2009年4月6日からデザインを一新し、白地に緑の絵(擬人化したモノレール)が描かれた新デザインのSuicaカードに変更した。りんかいSuicaは2010年10月8日から電子マネー対応マークの位置を右上に変更し、右下にりんかるの絵柄が入ったデザインに変更した。いずれも、電子マネー対応マークの下に、緑色の丸が2個付いている。
Suicaのカードには以下の種類がある。
- Suicaカード(無記名式)
- 氏名などの個人情報は登録しないで、鉄道乗車時の運賃精算やSuicaショッピングサービス加盟店舗での商品代金の支払いに利用できる。大人用のみ発売している。小児も利用することができるが、運賃が全て大人用として扱われるため、下記の小児用My Suicaが別に設けられている。なお、デザイン面が通常と異なる記念カードについてはSuica・PASMO相互利用記念Suicaカードを除いて、リライト機能のない無記名専用カードで発行している。
- My Suica(記名式)
- 購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するSuicaで、Suicaカードの表面に氏名がカタカナで印字されており、その本人以外は使用できない。個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。大人用のほか、小児運賃を差し引くこども用My Suicaがある。既に小児用の他社発行のSuicaやPASMOを所持している場合は購入できない。
- Suica定期券
- My Suicaに加えて、定期券情報を持つもの。大人用と小児用があり、大人用には通勤定期券のほか、中・高・大学生別の通学定期券もある。発行時点ではSFがない。定期券としての有効期間を過ぎても自動精算機能は利用できる。逆に、定期券の有効期間終了と同時に自動精算機能を停止させる機能を付けることもできる。ICカードによる新幹線定期券であるSuica FREX定期券およびSuica FREXパル定期券も発行されている。
- Suica連絡定期券
- Suica定期券に加えて、JR東日本線と連絡他社線にまたがる区間を一枚の定期券とするもの。発駅・着駅がともに連絡他社線の駅となる連絡定期券は、当該他社側のICカード連絡定期券となり、Suica連絡定期券としては発売できない。連絡は2009年現在28社局である。
- 伊豆箱根鉄道(大雄山線のみ)・江ノ島電鉄・小田急電鉄・関東鉄道・京王電鉄・京成電鉄・京浜急行電鉄・埼玉高速鉄道・埼玉新都市交通・相模鉄道・首都圏新都市鉄道・新京成電鉄・西武鉄道・多摩都市モノレール・千葉都市モノレール・東京急行電鉄・東京地下鉄・東京都交通局・東京モノレール・東京臨海高速鉄道・東武鉄道・東葉高速鉄道・箱根登山鉄道・北総鉄道・ゆりかもめ・横浜高速鉄道・横浜市交通局・横浜新都市交通
東京モノレールが発行するSuicaは「モノレール」が、東京臨海高速鉄道が発行するSuicaは「りんかい」が、それぞれの名称の接頭に付く(「モノレールSuica定期券」「りんかいMy Suica」など)。なお、2007年3月18日から導入した埼玉新都市交通・仙台空港鉄道・ジェイアールバス関東の3社では、JR東日本発行のカードを発売している(自社カードの発行はしていない)。
カードの機能自体は発行元に関係なく同一である。本稿では以下、カード名の表記は発行元に関係なく定期券機能を持つカードを「Suica定期券」、プリペイド機能のみのカードをSuicaカード(無記名式)・My Suica(記名式)とも「Suicaカード」に統一する。
上記の各Suica乗車券にはリライト機能がついており、Suicaカード(無記名式)に後から個人情報を登録すればMy Suica(記名式)に、さらにMy Suicaに定期券を追加購入してSuica定期券に変更することもできる。また、Suica定期券から定期券部分を払い戻してMy Suicaに変更することも可能だが、Suica定期券やMy SuicaからSuicaカード(無記名式)に変更することはできない。
また、「こども用Suica」には有効期限があり(小学校卒業年の3月31日⇒満12歳に達する日(誕生日前日)以後の最初の3月31日まで有効)、期限が過ぎると使用できなくなる。引き続き、大人用として利用する場合は、取り扱い窓口で大人用に変更する手続を行う必要がある。
Suicaカード(無記名式)は2007年3月17日までJR東日本ではSuicaイオカードと呼称していたが、翌18日からのサービス変更を機に発売終了となった。なお、同日まで東京モノレール・東京臨海高速鉄道が発行していたSF専用カードは、元々「モノレールSuicaカード」「りんかいSuicaカード」という名称であった。これらのカードは、識別用の切り欠きが2か所あった(当時からの定期券および現行のSuicaカードは記名式Suicaとカードを共用しているため切り欠きが1か所となっている)。 カード裏面に記載の番号のはじめのJEは、「JR EAST」(JR 東)という意味である。
旧カードの取り扱い
- 切り欠きが2か所ある旧タイプのSF専用カードは、その後もSuicaカード(無記名式)とほぼ同様に使用できるが、リライト機能がないため、これをそのまま流用してMy Suica(記名式)やSuica定期券にはできない。
- 電子マネー非対応のSuicaは、バス(ジェイアールバス関東を含む)での使用はできない。
- いずれの場合も、無料で現行カードに交換できる。ただし、バス車内での手続はできない。
- 現行サービス以前に定期券専用カードとして発売されたSuica定期券は、定期券情報を消去することで現サービスで提供している「My Suica」(記名カード)として使用できる。また、新たな定期券情報を付加することもできる。
電子マネー非対応のSuicaカードは自動券売機・カード券売機・定期券発売機・多機能券売機・みどりの窓口で交換できる。なお、2008年4月以降はこれらでのチャージ、履歴表示、定期券機能追加ができず、上記の3種の機器に挿入すると新カードへの交換を要求する画面が表示される。電子マネー非対応のカードにSuica定期券を購入する場合はみどりの窓口で対応、チャージは自動精算機やPASMO加盟の鉄道事業者の券売機やチャージ機で可能である。
※以下、特に区別する必要がない限り、2007年3月17日で販売を終了したSuicaイオカードおよび東京モノレール・りんかいの各旧Suicaカードについては「旧Suicaカード」と記述する。
その他のSuica
一般向けに発売されているSuicaカードのほか、以下の物も同様に利用可能である。
- モバイルSuica
- 携帯電話(おサイフケータイ)にSuicaカードのICカード機能を持たせたもの。物理的に新規のカードを発行しないため、デポジットが発生しないが基本的に年会費が必要。携帯電話の機能を利用したオンラインチャージ(入金)や利用履歴および残額の確認、定期券・新幹線特急券・Suicaグリーン券の購入・利用などの機能が提供されており、カード型よりサービス面における利便性が向上している。一方、カード型と形状が異なることなどから一部機能について制限のある場合もある。
- 詳細は「モバイルSuica」を参照
- Suica機能付きクレジットカード・キャッシュカード
- VIEWカード(東日本旅客鉄道)をはじめ、クレジットカード会社や銀行各社よりSuica機能を付加したクレジットカード・キャッシュカードが発行されている。これらもSuicaカードと同様に利用できるが、カード表面の印字の都合でSuica定期券機能などに制限がある場合がある。
- 詳細は「#機能の拡充」および「VIEW Suicaカード」を参照
- Suica機能付き社員証・学生証等
- 詳細は「#機能の拡充」を参照
購入方法
Suicaカードは、Suicaエリア内の主要駅に設置されたみどりの窓口やカード発売機、多機能券売機、キオスク、NEWDAYSの他、一部の指定席券売機やもしもし券売機Kaeruくんでも購入できる。Suica定期券は、みどりの窓口、指定席券売機、もしもし券売機Kaeruくん、定期券発売機、多機能券売機で購入できる。
一般向けには「購入」「発売」と表現しているが、Suicaカードの所有権はカード発行各社に帰属しており、正確には「貸与」である。
基本的な規則
購入時には預り金500円が必要で、発売額(JR東日本とりんかいSuicaは2,000円・モノレールSuicaは1,000円、2,000円、3,000円、4,000円、5,000円、10,000円)のうち、預り金分を差し引いた分が運賃に充当できる額となる。預り金はカード返却時には無手数料で返却される。他に定期券部分の払い戻し可能額やSF部分の残額がある場合は払い戻し手数料として210円を差し引かれる(10円未満は10円単位に切り上げ)。なお、残額が210円未満の場合は預り金のみの返金となる[5]。返却および払い戻しは各発行会社で行う(例:モノレールSuicaをJR東日本の窓口で払い戻すことはできない)。不正乗車などの不正行為があった場合やSuicaを紛失した場合は、預り金は返却されない。
入金(チャージ)は、券売機・自動精算機・定期券発売機(定期券購入時のみ可能)・カード発売機のほか、キオスク・NEWDAYSや一部大手コンビニエンスストア(JR東日本エリア地区のファミリーマート、ミニストップ、ローソン、サークルKサンクス・セブンイレブン)を始めとするSuicaが利用できる一部店舗(→Suicaショッピングサービスを参照)、PASMOなど相互利用可能な他社局線の駅にある券売機や入金機などで可能である。最大20,000円まで入金でき、同じカードを繰り返し使用することができる。1回当たりの入金金額は1,000円・2,000円・3,000円・4,000円・5,000円・10,000円(2007年3月17日までは1,000円・3,000円・5,000円・10,000円の4種類)がある。
みどりの窓口や東京モノレールの一部の駅を除く改札口の窓口、オレンジカード、旧磁気式イオカードでは入金できない。また、ビューカード以外のクレジットカードは定期券発売機(桃色)・一部の駅の多機能式の券売機(紺色)にて定期券購入時に同時に入金する場合に限り可能であり、また磁気定期券からSuica定期券への発行替え時も可能となっている。以前は西日本旅客鉄道(JR西日本)のICOCA地域内のみどりの窓口において一般クレジットカードでの入金が可能だったが、SMART ICOCAの一般クレジットカード取扱開始に伴い、2008年6月30日をもって取扱終了となった。
My SuicaおよびSuica定期券は氏名などの個人情報が登録されているため、取扱駅で本人確認書類を提示した上で紛失したカードのID番号を申告すると、定期券(有効な場合)と入金金額を保証して再発行される。再発行の際には手数料500円と預り金500円の合計1,000円が必要である。紛失したカードが発見された場合は、みどりの窓口に届け出た上で預り金の500円が返却される。一方、Suicaカード(無記名式)には紛失時の残高保証はない。
Suica利用可能区間からそれ以外の区間にまたがる定期券の場合はSuicaが発行されず、通常の磁気式となる。
本カードでは、出場するまで出場駅が確定しないため、基本的に振替輸送を受けることができないが、Suica定期券の有効期間内で券面表示区間内での乗車に限りそれを受けることができる。本カードで入場後、輸送混乱で出場せざるを得なくなった時は、駅係員の設定で有人改札又は自動改札機で入場処理を取り消さなければならない。また、通常時には入場券のような同一駅での入・出場はできない。入・出場駅が同じの場合、実際乗車経路を申告し、相当の運賃を支払わなければならない。
最後に機器などでカードを利用した日から10年間利用がない場合、失効となり使用できなくなる。なお、JR東日本ではSuicaエリア内各駅のみどりの窓口において、最後の利用から10年経過し失効したカードを新しいカードに交換し残額を移し替えるか、手数料を差し引いて残額とデポジットを払い戻す措置をとることを発表した[6]。
- 利用履歴の出力
利用履歴は、センターサーバに記録されている直近50件の利用履歴と、Suicaカードに記録されている直近20件の利用履歴と3件の詳細履歴がある。このうち、センターサーバに記録されている直近50件の利用履歴は、駅の自動券売機とカード発売機で印字が可能である。ただし、センターサーバがメンテナンスなどで停止(定例メンテナンス・毎日0時50分 - 5時)していると印字することができない。一度印字を行うとセンターサーバのデータに印字済みフラグが記録され、Suicaエリアでの再印字はできない。なお、一部の駅ではPASMOと同様に直近20件まで印字でき、再印字も可能である。また、Suicaカードに記録されている直近20件の利用履歴も駅の自動券売機とカード発売機で表示できるほか、PASMOエリアの機器では履歴がカードに残っている間は何度でも履歴印字が可能である。そのほかにも、FeliCa用リーダライタ(パソリなど)とソニーから提供されたり、または同梱・組み込み済みの専用ソフトを使用したりして読み出すこともできる。カード上の利用履歴を記憶する領域には相互認証不要でリードアクセス可能なサービスファイルがオーバーラップされており、暗号鍵なしで利用履歴の読み出しが可能であるが、ライトアクセスには相互認証が必要である。さらに、一部の有志により履歴表示用フリーソフトも開発・配布されている。
利用履歴には日付・入場駅・出場駅・残額・通番などが記録され、入・出場のほか、入金した時や電子マネーとして物品購入した時にも記録が追加される[7]。
Suicaには、さらに3件の詳細な利用履歴が記録されており、改札通過時刻(時分まで)や金額が記録されている。これは定期券での通過情報も含まれていて、こちらも有志が作成した一部のフリーソフトを利用し読み出すことが可能である[8]。
鉄道での利用
利用方法
改札口を通る際には、カード読み取り部にSuicaを軽くタッチする。乗車駅のタッチ時に初乗り運賃相当額がチャージ(入金)されているか、又は有効な定期券情報があるかを確認する。この時点でチャージ金額は引き去らない。降車駅のタッチ時に乗車された区間の運賃が全額精算される。徴収金額と残額は、その都度改札機のディスプレイに表示される。2007年3月17日までは、入場時に初乗り運賃が差し引かれ、降車時に乗車区間の運賃と初乗り運賃との差額が差し引かれるシステムを採用していたが、PASMOとの相互利用に伴い現行方法に改められた。
Suica定期券の場合は、定期区間外を利用する場合でも、Suica乗車券としての利用方法を準用する形で使用できる[9]。そのため、定期区間外と区間内をまたがる際の精算も、出場駅の自動改札機にタッチすることで自動的に行われる[10]。自動精算機におけるチャージ額を利用しての精算は、定期券情報・入場記録のないICカードに限り可能である(基本的には磁気式イオカードやオレンジカードと同様の扱いとなる)。
なお、事業者によっても取扱いが異なる場合があるので注意が必要である。
主に使用可能エリアの郊外にある小さな駅では自動改札機が設置されていないことが多いが、この場合は簡易Suica改札機(右写真)にタッチして入・出場する。タッチしないと次回から利用できなくなることがある。ただ、簡易Suica改札機が設置されている多くの駅では自動精算機が設置されていないため、チャージ金額(残高)が不足の場合は駅係員に申し出て精算する必要があるが、無人駅など一部の駅では改札外の自動券売機・簡易チャージ機(一部の駅のみ)や場合によっては駅近在のコンビニエンスストア(ファミリーマートやミニストップ、ローソン、サークルKサンクス、セブンイレブンなど)で不足分をチャージし、改めて改札機にタッチすることで精算する。
普通乗車券なら途中下車できる101km以上の利用(東京や新潟などの大都市近郊区間内を除く)であっても、Suicaで入場した場合は、途中駅で下車した時点で運賃計算は打ち切りとなり、再度入場した駅から計算し直す形となる(Suica定期券等の定期券区間内を除く。区間によっては必ずしも割高になるとは限らない)。なお、首都圏エリアと新潟エリアは、Suica利用区間の在来線全域が大都市近郊区間に当たる。
Suicaエリア外へ出る時の制限
Suicaエリア内の駅から入場し、エリア外の駅にて出場(精算)する際は、駅員が利用履歴等を確認できるSuica用携帯表示器を使って入場記録を確認した上で現金で精算を行う。この場合、Suicaに出場記録を書き込めないため、出場証明書を発行してもらい、次回利用時にSuicaエリア内の駅窓口などで出場処理を行う必要がある。なお、Suicaエリア内でもシステムに対応していない一部の駅や改札口では利用できない場合がある。
また、Suicaエリア内の駅から入場し、他社線に磁気きっぷで乗り換える際には、連絡用自動改札機へ先に磁気きっぷを投入し、その後Suicaをタッチすることで連絡用自動改札機を利用できる(一部改札機を除く)。
入場駅・出場駅の両方がSuicaが使える駅であっても、エリアをまたいだ利用はできない(後述)。また、同じエリア内であっても、利用区間外を経由する経路での運賃計算は原則行われないが、例外もある。例えば、同じ仙台エリアの常磐線原ノ町駅と磐越東線三春駅間を区間外となるいわき駅経由で利用する場合(こちらの方が運賃は安い)でも、利用区間内のみの経路(この場合は岩沼駅・郡山駅経由)で運賃が計算される。一方、同じ仙台エリアでも、石巻線小牛田駅・石巻駅間を通過する場合に限り、この経路を使っての運賃計算ができるという特例もある[11]。
なお、降車駅が利用したICカードと相互利用を行っているカードの利用圏にある有人駅であれば、出場処理と精算をその場で受けられる場合が多い。
新幹線に乗り換える場合の運賃自動精算
JR東日本の在来線の駅に入場して、又は連絡他社線区間の駅に入場し連絡改札機で在来線に連絡して、東北/上越/長野/山形/秋田/東海道新幹線に乗り換える場合に、運賃自動精算を行う仕組みが、2008年3月に導入された。ただし、制限事項がある。
JR東日本の在来線区間の運賃のみ精算するにはSuicaと相互利用している全てのカードが、他社線区間を含む運賃精算にはSuica、PASMOが使用可能(複数枚併用は不可)である。以下、Suicaで代表させる。
- 原則
- Suicaで入場し、乗換駅にある新幹線乗換改札機で、新幹線で使用する乗車券を投入、次にSuicaをタッチすると、運賃が自動精算される。
- 新幹線で使用する乗車券がゾーン(「東京都区内」/「東京山手線内」/「横浜市内」/「仙台市内」)発である場合
- a.ゾーン外の在来線駅(例:千葉駅)に「Suicaカード」/「Suica定期券」(※)で入場して、ゾーン内の新幹線乗換駅(例:東京駅)に至る→新幹線乗換改札機で自動精算。
- b.ゾーン内の在来線駅(例:渋谷駅)に「Suicaカード」/「Suica定期券」(※)で入場して、ゾーン内の新幹線乗換駅(例:品川駅)に至る→新幹線乗換改札機で在来線駅の入場情報が自動取り消しされるため、乗換改札機はaの例と同じくそのまま通過できる。(この例の場合のSuicaの履歴は、「入 渋谷 発消 品川」となり、Suicaから残高は差し引かれない)
グリーン車Suicaシステム
多くの情報を非接触で通信可能なFeliCaの利点を活用し、JR東日本では首都圏の普通列車グリーン車で本カードを利用したグリーン車システムを導入している。
座席上部に設置されたリーダライタに、あらかじめグリーン券情報が書き込まれたSuicaを乗客自らタッチさせる。このときランプが赤色→緑色に変化し、車内改札が省略される。なお、普通列車のグリーン車は自由席で、同一列車内で座席を移動してもその都度座席上部のリーダライタにタッチすればよい。ただし、改札を出ずに後続の列車に乗り換える場合は、最後に着席した(タッチした)座席のリーダライタに、降りる直前に再度タッチしてランプを緑色から赤色にしておく必要がある。なお、(乗り換えではなく)降車する時にはリーダライタにタッチする必要はなく、購入区間を過ぎるか別の座席のリーダライタにタッチされた時点で自動更新(ランプが緑色→赤色)される。
自動改札機での利用とは異なり、あらかじめ駅の自動券売機、またはモバイルSuicaでのオンライン決済で、「Suicaグリーン券」と呼ばれるグリーン券情報を書き込むことが必要である。紙での発券はない。したがって、直接SFとしてチャージされたSuicaでグリーン車にあるリーダライタにタッチしても利用できない。Suicaグリーン定期券は、購入した時点でグリーン券情報が搭載されているので、利用の都度グリーン券情報を書き込む必要がない。改札内はSuicaグリーン券のみ購入可能である。販売機が故障している場合、販売機横に係員が立っている場合があり、「券売機故障のため事前料金でグリーン券を発券する」旨の依頼書が渡される場合がある。これをグリーン車の乗務員(グリーンアテンダント)等に提示すると現金ではあるが、車内で事前料金でグリーン券を購入することが可能となる。
現在では、湘南新宿ライン、宇都宮線(東北本線)・高崎線(上越線・両毛線直通列車を含む)、東海道本線(熱海以西を除く)・伊東線、横須賀線・総武快速線(総武本線・成田線・内房線・外房線直通列車を含む)、常磐線の普通列車グリーン車で導入されている。ただし、Suica利用可能区間外の熱海駅 - 沼津駅間は非対応のため、磁気グリーン券のみの対応となる。東海道本線の185系で運転されている列車(2010年現在では東京7時24分発普通伊東行き521M)や「湘南ライナー」などライナー系のグリーン車も該当車両にカードリーダーはないが、車掌がsuicaグリーン読取機を持っている[12]。
なお、Suicaと相互利用しているカードについては、PASMO・TOICA・Kitacaでもこれらのサービスを利用できるが、ICOCA・SUGOCA・nimoca・はやかけんでは利用できない。
利用可能区間
Suica事業者の区間
- 東日本旅客鉄道(JR東日本) - 首都圏エリア(東京近郊区間、ただし烏山線・鹿島線・久留里線および偕楽園駅を除く)・仙台エリア[13]・新潟エリア(新潟近郊区間)
- 東北・上越・長野新幹線のうち東京駅 - 那須塩原駅・上毛高原駅・安中榛名駅間と郡山駅 - 仙台駅間と長岡駅 - 新潟駅間(Suicaフレックス〔パル〕は、定期券と新幹線の駅が2つ以上含まれるSuica定期券のみ利用可能。それ以外のSuicaなどの場合は別途特急券を購入しても利用できないため、乗車券を購入する必要がある)
- モバイルSuica特急券は、JR東日本の新幹線全線(東北・山形・秋田・上越・長野新幹線)の全駅相互間で利用できる。
- JR東日本の自動改札機設置駅でも上記エリア以外はSuica対応としていない。これは、同一エリア内で自動改札機設置駅と非設置駅が混在している場合が多く、入・出場未処理のSuicaが多数発生して運用上煩雑となるためである。
- 新宿駅・池袋駅 - 東武日光線直通の特急列車(「スペーシア日光」・「スペーシアきぬがわ」・「日光」・「きぬがわ」)も例外扱いとなるために別途特急券を購入しても乗車できず、それに応じた乗車券が必要となる。
- 東京モノレール - 全駅
- 東京臨海高速鉄道 - 全駅
- 埼玉新都市交通 - 全駅
- 仙台空港鉄道 - 全駅
- 伊豆急行 - 全駅
- ジェイアールバス関東 - 一部のバス路線(SuicaとPASMOのみ利用可能)
相互利用が認められている他事業者(他カード)の区間
- PASMOエリア
- Kitacaエリア
- TOICAエリア
- ICOCAエリア(近畿圏エリア/岡山・広島エリア)
- SUGOCAエリア
- nimoca/めじろんnimocaエリア
- はやかけんエリア
いずれも乗車から下車まで同一エリア内で移動する場合に限り使用でき、同一エリア内の他事業者区間との間ではまたがった使用が可能である。東京臨海高速鉄道およびPASMOエリアとJR東日本の首都圏エリア、仙台空港鉄道とJR東日本の仙台エリア、SUGOCAエリアであるJR九州線姪浜 - 西唐津間とはやかけんエリアはそれぞれまたがって使用できる。なお、エリア外からエリア内に行く場合は下車駅の有人窓口で乗車駅を申告(乗車駅証明書、ワンマン列車からの整理券を提出する場合も含む)の上で残額を利用して精算することも可能である。優等列車に乗車するなどして途中で検札があった場合には、Suicaをしっかり提示して着駅精算の旨を申し出る必要がある。
相互利用
現在の状況
Suicaは、以下のカード・事業者との間で相互利用が可能になっている。すなわち、下記区域で本カードを、Suica利用可能区間で下記のカードを相互に利用することが可能である。ただし、区域や取扱いに制限のある場合がある。
- PASMO(加盟各社局)
- 株式会社パスモ加盟各社局が発行する非接触型ICカード乗車券PASMOは、2007年3月18日の導入時から相互利用が開始されている。詳細は首都圏ICカード相互利用サービスを参照のこと。
- 2008年3月29日より、乗車用としては利用できなかった仙台・新潟のSuicaエリアでもPASMOが利用可能になった[14]。これにより、PASMOはSuicaエリア内では全機能を利用できることになった。
- Kitaca(JR北海道)
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)が札幌圏で導入しているICカード乗車券Kitacaとは、2009年3月14日から電子マネー機能を含む相互利用が開始された。
- TOICA(JR東海)
- 2008年3月29日から、東海旅客鉄道(JR東海)のTOICAとの相互利用が開始され、名古屋・静岡エリアでの利用が可能になった。また2010年3月13日から、電子マネーの相互利用も可能となった[15]。なお、当分の間TOICAとSuica・ICOCA・SUGOCAの各エリアを跨る利用はこれまで通り対応しない(後述のモバイルSuicaによる新幹線特急券のチケットレスサービスによる首都圏⇔東海道・山陽新幹線の利用を除く)。
- ICOCA(JR西日本)
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)が大阪近郊区間内(一部区間を除く)で導入しているICカードICOCAとは2004年8月1日に相互利用が開始された。なお、同カードは2007年9月1日から岡山・広島エリアでも利用が開始されている。また2008年3月18日から電子マネーの相互利用が開始された。
- SUGOCA(JR九州)、nimoca(西鉄他)、はやかけん(福岡市地下鉄)
- 九州旅客鉄道(JR九州)のSUGOCAや西日本鉄道(西鉄)等のnimoca、福岡市地下鉄のはやかけんの各非接触型ICカード乗車券との相互利用を目指す「九州IC乗車券・電子マネー相互利用に関する協議会」で、相互利用について同意[16]したことで、2010年3月13日より、4者間の相互利用を開始した[17]。2010年12月26日より大分都市圏のバス事業者で導入されたnimocaベースのめじろんnimocaとも相互利用可能である。
今後の見通し
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下記のカード・事業者とは、今後の相互利用または片利用が予定・検討されている。
- PiTaPa(加盟各社局)
- 2004年度からICOCA共々相互利用を検討していたが、2013年春を目途に、IC乗車券機能の相互利用を可能とする(電子マネーサービスはを除く)ことで合意した。[18][4]。
- manaca
- 名古屋市交通局および名古屋鉄道などが2011年2月11日に導入した。2013年春にSuicaとのIC乗車券および電子マネーのサービスの相互利用が開始される予定である[19][4]。
- りゅーと
- 新潟交通の一部の路線バスで2011年4月24日に導入されたICカードで、2013年春からりゅーと対応のバスでSuicaの利用を可能にするべく協議中である[20]。
- SAPICA
- 札幌市交通局が2009年に導入したICカードで、2013年度中を目標に、SAPICAエリア(札幌市営地下鉄および2013年度にSAPICAを導入する札幌市電と札幌市内のバス路線(北海道中央バス・ジェイ・アール北海道バス・じょうてつ))でSuicaが利用可能となる予定である。また、Suicaと相互利用しているICカードもSAPICA事業者をSuica事業者扱いとすることで利用可能になる予定[21][4]。SAPICAをSuica事業者および相互利用各カード事業者で利用できる予定は現在のところ無い。
- カード名未定(仙台市交通局)
- 仙台市交通局が2013年度の導入を目指しているIC乗車カードについて、Suicaとの互換性を持たせることも視野に入れている[22]。
対応表
2011年3月5日現在の相互利用について表に記す。
- 凡例
- ◯:交通利用時・電子マネー機能ともに利用可能
- △:交通利用時のみ利用可能
- ✗・◆:利用不可能(◆は利用開始予定日が確定)
地域→ | 北海道 | 関東甲信越 ・東北 |
東海 | 近畿・中国 | 九州 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
利用先→ ↓所持カード |
Kitaca | Suica | PASMO | TOICA | manaca | ICOCA | PiTaPa | PASPY | SUGOCA | nimoca | はやか けん |
Kitaca | ◯(11) | ◯(2)(4)(5)(11) | ✗(5) | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ |
Suica | ◯(11) | ◯(11) | ◯(11) | ◯ | ✗ | ◯(1)(12) | ✗ | ✗ | ◯(8)(13) | ◯(8)(9)(13) | ◯(8)(13) |
PASMO | ✗ | ◯(11) | ◯(11) | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ |
TOICA | ✗ | ◯(2)(4)(5)(7)(11) | ✗(5) | ◯ | ✗ | ◯(12) | ✗ | ✗ | ◯(10)(13) | ✗ | ✗ |
manaca | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ◯ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ |
ICOCA | ✗ | ◯(2)(3)(4)(5)(11) | ✗(5) | ◯ | ✗ | ◯(12) | △(12) | △(12) | ◯(10)(13) | ✗ | ✗ |
PiTaPa | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | △(6)(12) | ◯(12) | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ |
PASPY | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | △(12) | ✗ | ✗ | ✗ |
SUGOCA | ✗ | ◯(2)(3)(4)(5)(7)(11) | ✗(5) | ◯ | ✗ | ◯(12) | ✗ | ✗ | ◯(13) | ◯(8)(9)(13) | ◯(8)(13) |
nimoca | ✗ | ◯(2)(3)(4)(5)(7)(11) | ✗(5) | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ◯(8)(13) | ◯(13) | ◯(8)(13) |
はやかけん | ✗ | ◯(2)(3)(4)(5)(7)(11) | ✗(5) | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ◯(8)(13) | ◯(8)(9)(13) | ◯(13) |
- 注
- (1) PiTaPa加盟各社局線⇔JR西日本線連絡改札口では利用不可
- (2) JRバス関東のSuica導入路線では利用不可
- (3) グリーン車Suicaシステムは利用不可
- (4) PASMO加盟各社局線⇔JR東日本線連絡改札口では利用不可のほか、PASMO加盟各社局管理の一部JR改札口で未対応の駅あり。
- (5) 綾瀬駅-北千住駅間のみ、JR東日本線として扱われるため利用可能(詳細は北千住・綾瀬間の取り扱いを参照)。
- (6) ICOCAエリア利用時には事前にチャージが必要
- (7) 鉄道博物館における入退館システムでの利用不可(館内売店・飲食施設での電子マネーとしての利用は可能)。
- (8) 利用時にポイントが付与されない。
- (9) 西鉄バス・大分バス・大分交通・亀の井バスのバス乗継割引サービスは受けられない。
- (10)姪浜駅-西唐津駅間では利用不可
- (11) 利用時に入場駅に属する事業者の初乗り運賃に満たない場合は利用不可。
- (12) 残額が0円の場合は利用不可。
- (13) 残額が10円未満の場合は利用不可。
なお、上記交通系ICカードで「PASPY」を除く10種類のカードについて、2013年(平成25年)春からの相互利用実施に合意した。
バスでの利用
Suicaの路線バスでの利用については電子マネーに準じた扱いになる。したがって、電子マネー非対応の旧Suicaカードは使用できない。詳細は以下の「電子マネーとしての利用」の項を参照。
路線バスでの利用
Suicaに加盟している事業者の中では、ジェイアールバス関東のうち現時点では水戸支店の水戸駅北口 - 赤塚駅間、および土浦支店の土浦駅 - イオンショッピングセンター、つくばセンター - イオンショッピングセンター間を運行するバス路線のみ使用可能である。なお、IC定期券は発行しておらず、PASMO加盟事業者が展開している「バス利用特典サービス」も行っていないが、ICカード利用時のみ運賃を2割引とするサービスを実施している。イオンショッピングセンター線でもICカード利用割引が行われている。
上記の他、電子マネー機能の相互利用が行われているPASMO・nimoca・めじろんnimocaを導入している路線バス・路面電車での利用が可能である。
バスIC定期券を発行しているPASMO導入事業者(川崎市交通局・東京都交通局(都営バス)など)の定期券をSuica(無記名カード・旧Suicaカードを除く)に追加したり、IC一日乗車券を追加することも可能である。また、バス利用特典サービスや都営バスの乗り継ぎ割引などについてもPASMOカード同様にサービスを受けることが可能である。これらの扱いについての詳細はPASMO#バス・路面電車での利用を参照。
nimoca・めじろんnimoca導入事業者の定期券はSuicaには搭載できず、nimoca・めじろんnimoca導入事業者が実施しているバス利用時のポイントサービスやバス乗り継ぎ割引サービスもSuicaでは受けられない。
予約制高速バスの乗車券購入での利用
2010年11月24日より後述のSuicaインターネットサービスを利用したネット決済か、モバイルSuicaでのネット決済を選択することによって、JRバスの高速バス予約システム「高速バスネット」において利用可能となった。運賃箱にタッチする形ではなく、ネット決済により予め乗車券を購入する形での利用である[23][24][リンク切れ] [25]。
電子マネーとしての利用
電子マネーとしてはビットワレットのEdyが先行していた。混雑した駅構内では物販の支払いに電子マネーを活用することで釣り銭のやり取りが省けてスピーディな買い物が可能となり、より利便性が高い。この可能性に着目したJR東日本では本カードを電子マネーとして活用することとし、2003年11月よりVIEW Suica会員限定でSuica電子マネーモニターを行っていた。それが好評だったため、翌2004年3月22日より正式にSuicaショッピングサービスとしてスタートしている。
機能の拡充
クレジットカード機能の付加(他社との提携)
本カードの機能を搭載したクレジット機能付きのカードには、VIEWカードの機能にSuica定期券の機能を追加した標準のVIEW Suicaを筆頭に、駅ビル・旅行商品・航空会社などのポイント・会員管理機能とSuicaイオカードの機能を統合したダブルフェイスカード、銀行キャッシュカードとビューカード機能、Suicaイオカードを一体化したジョイントカードがある。
VIEW Suicaカードでは500円の預かり金(デポジット)は不要である。チャージ(入金)は現金のほか、クレジットカード機能を用いて現金を使わずにチャージすることも可能で、2006年10月1日からは自動改札機を通過する時に自動入金される「オートチャージ」サービスも開始されている。2009年7月27日からはインターネットに接続されたパソコンからPaSoRiを用いてチャージできる「Suicaインターネットサービス」を開始した。
Suica付学生証
明治大学では、2008年11月より学生証の機能を付帯した本カードを導入している。また山野美容専門学校でも本カードの導入を検討している。そのほか一橋大学も学生証のICカード化に合わせ、2011年4月からの導入を検討していたが、2012年4月以降に延期された。
社員証Suica
2005年11月7日から社員証の機能を付帯した本カードの導入を決定し、三菱電機が本社を移転するのに併せて発行を開始した。これは顔写真も印刷されている。また、同社が新しく入居している東京ビルディングの入館証としても使用できる様になっている。なお、以前からJR東日本(本社)の入館証として利用されていた。
社員証の役割とは別に、キオスクやNEWDAYSなどではタイムカードとして勤怠管理が行われている。タイムレコーダはアマノのAGX200が採用されている。
ゆうちょICキャッシュカードSuica
ゆうちょ銀行のキャッシュカードにSuica機能のついたカードを2009年4月20日より取扱を開始することになった[26]。記名カードのみの取り扱いで、定期券情報は搭載できない。当初、発行できるのはSuicaエリア内のゆうちょ銀行の店舗もしくは郵便局の貯金窓口に限られていたが、2011年1月4日より、JR東日本の営業エリア全体に拡大している。
デポジット不要でクレジット機能のないカード型Suicaとしては初の採用例となる。発行手数料は新規(磁気カードからの変更も含む)の場合は無料だが、既に同行のICキャッシュカードを発行している場合は再発行扱いとなり1,000円掛かる。貯金残高から直接Suicaにチャージすることはできず、また郵便局の窓口でSuicaを電子マネーとして使うことはできない[27]。
なお、同行ではICキャッシュカードとしてEdy搭載カードも発行していたが、これについては2010年2月26日受付分をもって終了した[28]。
SuiPo
ポスターに付属するリーダに本カード(モバイルSuicaを含む)をタッチすると、事前に登録した携帯電話のメールアドレスあてに、キャンペーン情報などのメールの配信や抽選などができるポスター・本カード・携帯電話の3つを組み合わせた広告システムである。
2006年7月31日から新宿駅の松下電器(現・パナソニック)のキャンペーンより展開が開始された。翌2007年4月2日からは池袋駅・上野駅・東京駅・新橋駅・渋谷駅の5駅を加えた計6駅に設置箇所が拡大されている。
基本的なアイデアは、日本国特許庁に日本電気株式会社から「情報提供システム、広告センター、および情報提供方法(出願記事 2001-094507、登録記事4089166)」として出願され権利化されている。
モバイルSuica対応の新幹線特急券のチケットレスサービス(JR東日本・JR東海)
モバイルSuica会員のみのサービスとして、アプリから所定の操作を行うことで、乗車時に携帯電話を、東北・山形・秋田・上越・長野の各新幹線の自動改札機にタッチするだけの、チケットレスで利用することが可能である。
ほかに、JR東海の「エクスプレス予約」への入会・登録を行えば、東海道・山陽新幹線のネット予約・チケットレスサービス(EX-ICサービス)が利用できる。この場合は、モバイルSuicaをVIEWカード〈TypeIIおよび法人カードを除く〉で登録・決済しており、エクスプレス予約の決済もVIEWカードで利用する、という条件の会員が、事前にモバイルSuicaで操作し「ビュー・エクスプレス特約」へ登録するか、JR東海エクスプレスカードに入会し、モバイルSuicaに追加登録することが必要である。いずれの場合も、モバイルSuicaの年会費とは別に、ビュー・エクスプレス特約(VIEWカードでの決済)、又はエクスプレスカードの年会費が別途徴収される(いずれも税込1,050円)。なおJR西日本の「J-WESTカード・エクスプレス」では、モバイルSuicaへの登録・利用はできないので注意が必要である。
なおJR東日本の各新幹線と、東海道・山陽新幹線(EX-ICサービス)では、予約・乗車時に行うモバイルSuicaの操作が異なるので、注意が必要である。
キーレスロッカー(Suica対応ロッカー)
首都圏主要駅を中心に、現金のほか、Suica(および電子マネーで相互利用可能な全カード)にも対応したキーレスロッカーの設置が進んでいる。操作はタッチパネルで行い、レシートも発行される。
鉄道博物館における入・退館システム
埼玉県さいたま市大宮区にある鉄道博物館では、Suicaを利用した入・退館システムを導入している。Suicaショッピングサービスのシステムを利用して、入館時に入館券情報を購入し、カードに情報を記録することでそのまま入館券となり、改札機にタッチし入館する。同館は入場や体験展示の予約ではICカード制となっているため、Suica等を所持していない入館者には入館券の代わりに、電子マネー非対応の貸出用入館ICカードを貸与する。
なお、Suicaと相互利用しているカードについては、PASMO・Kitaca・ICOCAでもこれらのサービスを利用できるが、TOICA・nimoca・SUGOCA・はやかけんでは利用できない。
また、館内のレストラン・ミュージアムショップ・自動販売機ではSuicaおよび相互利用している全カードが利用できる。
地域ポイントカード
ジェフ千葉シーズンチケット
2009年シーズンからJR東日本が株式を保有するジェフユナイテッド市原・千葉のシーズンチケットとして使用が開始される[29][30]。データの入った専用のSuicaを入場券として使用する。このSuicaはカードフェイス自体がオリジナルのものを使用する。席種と指定席情報に対しては別にこれらが記載されたカードが配布される。2009年よりジェフ千葉のユニフォームの背中部分スポンサーがJR東日本になり、Suicaの文字が記されている。
Suica インターネットサービス
2009年7月27日にサービス開始。インターネットを使って、ビューSuicaカードを使ったチャージやSuica決済を利用した買い物ができるサービス。Suicaショッピングサービスマークの下に点が2つ付いたSuicaまたはビューSuicaカードなどが利用(登録)可能である。
Suicaとの相互利用カード・モバイルSuica・モノレールSuica・りんかいSuicaは登録できない[31]。
沿革
2001年以前
- 1994年(平成6年) - 第1次試験(8駅・9改札口)。マイクロ波帯(2.4GHz)、バッテリ内蔵
- 1995年(平成7年) - 第2次試験(13駅・14改札口)。超短波帯(32MHz)、バッテリ内蔵
- 1997年(平成9年) - 第3次試験(12駅・15改札口)。短波帯(13.56MHz)、バッテリレス
- 1999年(平成11年)
- 2000年(平成12年)2月25日 - 導入時期の半年-1年程度延期を発表
2001年
- 4月8日 - 常磐線(上野駅-勝田駅間30駅)で初めてSuicaを導入。また、4月8日-7月8日 には 埼京線・川越線(恵比寿駅-大宮駅-川越駅間27駅)では10,000人公募によるモニターテストを実施(Suica定期券8,500人・Suicaイオカード1,500人)
- 9月14日 - 東京近郊区間(首都圏)のSuica導入日を2001年11月18日と公式発表
- 11月18日 - 東京近郊区間(首都圏)424駅でサービス開始。Suicaデビュー記念Suicaイオカードを限定100,000枚発売
2002年
- 2月8日 - 利用区間に青梅線青梅駅以遠と八高線高麗川駅以北を追加、計448駅に拡大
- 3月22日 - 利用区間に鶴見線と南武支線川崎新町駅を追加、計461駅に拡大
- 4月21日 - 東京モノレールが「モノレールSuica」の発売を開始し、相互利用開始
- 8月1日 - 利用駅に相模線厚木駅を追加、計462駅に拡大
- 10月 - 利用駅に八高線小川町駅を追加、計463駅に拡大
- 12月1日 - 東京臨海高速鉄道が「りんかいSuica」の発売を開始し、相互利用開始
- 12月10日 - 利用駅に南武支線八丁畷駅と常磐緩行線綾瀬駅を追加し、計465駅に拡大。臨時駅と乗り換え改札口の一部を除きエリア内全駅対応完了
2003年
- 7月1日 - SuicaイオカードとVIEWカード(JR東日本の発行するクレジットカード)が一体となった「VIEW Suicaカード」を発行開始
- 10月12日 - 新幹線を利用できるSuicaFREX定期券が登場。同時に新幹線停車駅が2駅以上含まれる従来のSuica定期券を用いて定期券範囲内での新幹線の利用(イオカード機能のチャージ金額で新幹線特急料金を差し引く)が可能に(東北・上越新幹線東京駅-宇都宮駅・高崎駅間)。
- 10月26日 - 仙台都市圏でのサービスを開始
2004年
- 7月 - 既存の改札口から磁気券投入機構をなくしたSuica専用改札がJR東日本横浜支社担当の5駅に試験導入される[32]。
- 8月1日 - 西日本旅客鉄道のICOCAと相互利用開始。Suica・ICOCA相互利用記念Suicaイオカードを限定50,000枚発売
- 10月16日 - 東京近郊区間の拡大に併せて利用範囲を拡大(伊東線伊東駅・中央本線韮崎駅・上越線渋川駅・宇都宮線〈東北本線〉黒磯駅・常磐線日立駅・外房線大原駅の範囲内)。同時に湘南新宿ライン、宇都宮線(東北本線)、高崎線の普通列車のグリーン車にグリーン車Suicaシステムを導入
- 10月26日 - 発行枚数が1000万枚を突破
- 11月18日 - 1000万枚突破記念Suicaイオカードを限定20,000枚発売
2005年
- 2月 - Suica専用改札が新宿駅に正式導入される。Suica専用改札は磁気券Suica併用改札に比べ磁気券処理に掛かる維持費を削減できる反面、視覚障害者に不便を強いることとなってしまった。
- 11月1日 - NHK「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」で、Suicaの開発秘話が紹介された。
- 11月7日 - 三菱電機がSuicaと社員証が一体化した「社員証Suica」の利用を開始
2006年
- 1月21日 - 新潟都市圏でのサービスを開始
- 1月28日 - モバイルSuicaのサービスを開始
- 3月18日 - 東海道線・伊東線、横須賀線、総武線(快速)(成田線・内房線・外房線直通列車を含む)および宇都宮線(東北本線)宇都宮駅-黒磯駅間にグリーン車Suicaシステムを導入
- 12月1日 - 0時丁度を期して日本信号製の自動改札機(エリア内184駅)で「Suica定期券」「VIEW Suicaカード」「モバイルSuica」の通過を拒否する誤判定障害事故が発生した。4時38分にプログラム修正作業を完了し、5時10分までに全駅で復旧した。Suicaシステムの大規模な事故は初めて。
2007年
- 3月17日 SuicaイオカードをSuicaカード(無記名式)とmySuica(記名式)の発売変更に伴いSuicaイオカードの発売終了
- 3月18日 - PASMOのサービス開始に併せて首都圏ICカード相互利用サービスを開始(PASMO導入事業者については該当項を参照のこと)。埼玉新都市交通(ニューシャトル)・仙台空港鉄道・ジェイアールバス関東でもサービス開始。My Suica(大人用・小児用)導入。SuicaイオカードをSuicaカード(無記名式)に名称変更。常磐線(日立以北を除く)にグリーン車Suicaシステムを導入。再発行手数料を1,000円から500円に値下げ。入場時の初乗り運賃相当額減算中止。Suica・PASMO相互利用記念Suicaカードを限定100,000枚をsuicaエリアの74駅で発売
- 10月12日 - 日本信号製の自動改札機が、駅からの遠隔操作により電源が入らないというトラブルが発生したことにより、JR東日本は混乱を避けるため同社製以外のものも含め首都圏の自動改札の運用を午前6時ごろから停止した。この影響は、PASMO導入事業者においても発生した。午前7時50分ごろから、個別の自動改札機の電源を入れることで復旧が可能なことが明らかになり、午前10時ごろまですべて復旧した。約260万人の利用者に影響が及んだが、列車の運行自体は正常に行われた
- 10月16日 - ビル入退館管理システムにおけるICOCAとの相互利用開始
2008年
- 3月15日 - 東京近郊区間・新潟近郊区間の拡大に合わせてエリアを拡大。日光線宇都宮-日光駅間・常磐線日立駅-高萩駅間・信越本線東三条駅-長岡駅間・弥彦線東三条駅-吉田駅 (新潟県)-弥彦駅間・磐越西線新津駅-五泉駅間・羽越本線新津駅-新発田駅間
- 3月18日 - ICOCA電子マネーサービスとの相互利用開始
- 3月29日 - 東海旅客鉄道のTOICAとの相互利用を開始。 Suica・TOICA・ICOCA相互利用記念Suicaカード50,000枚をSuicaエリアの64駅で発売
- 11月4日 - 明治大学がSuicaと一体化した学生証の配布を開始
2009年
- 3月14日 - 東京近郊区間・新潟近郊区間・仙台都市圏エリアの拡大に合わせてエリアを拡大。上越線渋川駅-水上駅間・信越本線高崎駅-横川駅間・常磐線高萩駅-いわき駅間および山下駅-原ノ町駅間・総武本線成東駅-銚子駅間・成田線成田駅-松岸駅間・外房線大原駅-安房鴨川駅間・内房線君津駅-安房鴨川駅間・上越新幹線高崎駅-上毛高原駅間および長岡駅-新潟駅間・長野新幹線高崎駅-安中榛名駅間・東北新幹線郡山駅-仙台駅間・東北本線白石駅-矢吹駅間・磐越東線郡山駅-船引駅間。北海道旅客鉄道のKitacaとの相互利用を開始。Suica・Kitaca相互利用記念Suicaカード50,000枚をSuicaエリアの44駅で発売。常磐線エリア拡大記念Suicaカード4,000枚、仙台・福島・郡山エリア拡大記念Suicaカード4,000枚、千葉エリア拡大記念Suicaカード4,000枚、群馬エリア拡大記念Suicaカード3,000枚を当該エリアの駅で発売
- 3月以降 - 首都圏・名古屋地区を中心に、「Suica」「QUICPay」の共用端末を順次導入
- 7月25日 - VIEW Suicaカードを用いての、My Suica(Suica定期券、ゆうちょICキャッシュカードSuica、学生証・社員証Suica含む)へのオートチャージを開始
- 7月27日 - 「Suicaインターネットサービス」を開始
- 10月15日 - 発行枚数が3000万枚を突破
2010年
- 3月13日 - TOICA電子マネーサービスとの相互利用開始[33]、SUGOCA(九州旅客鉄道)・nimoca(西日本鉄道他)・はやかけん(福岡市交通局)との相互利用開始[34][35]。伊豆急行全線で導入[36]。SUGOCA・nimoca・はやかけん相互利用記念Suicaカード30,000枚をSuicaエリアの30駅で発売。
2011年
Suicaショッピングサービスの歴史およびVIEW Suicaカードの歴史も併せて参照のこと。
今後の予定・計画
エラー: {{予定}}は廃止されましたので使用しないでください。
- 2013年
- 2013年春に、北海道旅客鉄道(JR北海道)のKitaca、首都圏の私鉄・路線バス・公営交通のPASMO、JR東日本・東京モノレール・東京臨海高速鉄道のSuica、名古屋市交通局および名古屋鉄道のmanaca、JR東海のTOICA、スルッとKANSAIのPiTaPa、JR西日本のICOCA、福岡市交通局のはやかけん、西日本鉄道のnimoca、JR九州のSUGOCAの10種類の交通系ICカードの相互利用サービス(電子マネーサービスはPiTaPaを除く9種類の間で)開始の予定[37]。なお、これらのうち2010年現在Suicaと相互利用できないのはmanacaとPiTaPaである。
- 同時期に、新潟交通のりゅーとを導入しているバスにおいてSuicaが利用可能となる(片利用)。
- 2013年度に、SAPICAを導入している(2011年1月現在導入予定含む)札幌市交通局(地下鉄・路面電車)、ジェイ・アール北海道バス、じょうてつ、北海道中央バスで利用可能になる予定(片利用)[37]。
- これらの相互利用・片利用の実施により、全国51事業者の鉄道路線と98事業者のバス路線でSuicaが利用可能となる[37]。
- 時期未定 - JR東日本の全路線でSuicaを使えるようにし、そのために必要な磁気券のIC化[38]、Suicaの全国展開を目指す。
脚注
- ^ 登録番号第4430532号
- ^ 交通系ICカードの相互利用サービスを実施することに合意しました 4頁目「交通系ICカード基礎データ」 (PDF, 平成23年5月18日)
- ^ 高井 利之 (2003年8月). “Interpretive Article - ICカード出改札システム "Suica" 開発記” (PDF). 東日本旅客鉄道株式会社. 2009年12月1日閲覧。
- ^ a b c d “交通系ICカードの相互利用サービスを実施することに合意しました” (PDF). 北海道旅客鉄道株式会社、PASMO協議会、東日本旅客鉄道株式会社、名古屋市交通局、名古屋鉄道株式会社、東海旅客鉄道株式会社、スルッとKANSAI協議会、西日本旅客鉄道株式会社、福岡市交通局、西日本鉄道株式会社、九州旅客鉄道株式会社 (2011年5月18日). 2011年5月18日閲覧。
- ^ 各種手続き > 払いもどし
- ^ “JR東日本:Suica>長期間利用していないSuicaをお持ちのお客さまへ”. 東日本旅客鉄道株式会社. 2011年10月26日閲覧。
- ^ 印字時の事業者名・駅名の表示については、首都圏ICカード相互利用サービスを参照のこと。
- ^ “JR東日本:Suica>利用方法>履歴表示・印字・残額表示”. 東日本旅客鉄道株式会社. 2009年12月1日閲覧。
- ^ すなわち、定期区間外については、仮にSuica乗車券であれば支払うであろう運賃を、Suica定期券のSF残高から支払うことで、乗車できる。(東日本旅客鉄道株式会社ICカード乗車券取扱規則(以下「Suica規則」という。)29条2項)
- ^ Suica規則28条。ただし、定期区間の大回りなど特殊な場合は、自動改札機ではなく駅係員による手動処理となる。Suica規則23条4項5号
- ^ 東日本旅客鉄道株式会社ICカード乗車券取扱基準規程(第27条第1項及び第2項)
- ^ JR東日本グリーン車Suicaシステムの利用方法
- ^ 東北本線矢吹駅 - 小牛田駅・利府駅間、仙石線全線(松島海岸駅 - 矢本駅間はバス代行)、仙山線仙台駅 - 愛子駅間、常磐線岩沼駅 - 原ノ町駅間(亘理駅 - 相馬駅・原ノ町駅間はバス代行)、磐越東線郡山駅 - 船引駅間
- ^ 「2008年3月よりPASMOの利用エリア・サービスを拡大します。」 (PDF, PASMO協議会・株式会社パスモ])
- ^ “平成22年3月13日(土)「Suica」「TOICA」「ICOCA」の電子マネー相互利用をスタート!” (PDF). 東海旅客鉄道株式会社. 2009年12月21日閲覧。
- ^ 「九州IC乗車券・電子マネー相互利用に関する協議会」の発足について (PDF, 2008 年2月7日)
- ^ Suica、SUGOCA、nimoca、はやかけん相互利用サービス開始日の決定について (PDF, 2009年12月22日)
- ^ 「交通系ICカードの相互利用サービスの検討を開始しました」 (PDF, 東日本旅客鉄道プレスリリース 2010年12月20日)
- ^ IC乗車券の相互利用サービスの検討を開始しました (PDF, 平成21年6月11日)
- ^ ICカード「りゅーと」の導入について (PDF, 新潟交通 平成22年12月16日)
- ^ 「SAPICAエリアにおけるKitacaおよびSuicaの利用サービスの開始について」 (PDF, 東日本旅客鉄道プレスリリース 2011年1月25日)
- ^ ICカード導入、正式報告-仙台市バス、地下鉄
- ^ レスポンス自動車ニュース 内“JRバス関東、高速バスネットでSuica決済を開始”. 2010年12月5日閲覧。
- ^ 高速バスネットサイト内 “11/24~ 高速バスネットでSuica決済がご利用いただけるようになりました!”. 2010年12月5日閲覧。 [リンク切れ]
- ^ 高速バスチケット予約・購入サービス「高速バスネット」でSuica がご利用いただけるようになります (PDF, JRバス関東 2010年11月17日)
- ^ 「ゆうちょIC キャッシュカードSuica」の取扱開始について (PDF, 2009年3月18日)
- ^ 新宿郵便局の郵便を取り扱う窓口ではSuicaによる支払いが可能である。
- ^ ゆうちょ銀行 電子マネー搭載キャッシュカード
- ^ ジェフユナイテッド市原・千葉オフィシャルホームページ 2009年シーズンシーズンチケット情報(2008年12月6日閲覧)
- ^ 2009シーズンより「シーズンシート」がSuica対応になります! 同ページプレスリリース 2008年11月18日
- ^ JR東日本のSuicaインターネットサービスに関する情報
- ^ Suicaエリア主要駅に「Suica専用通路」を導入いたします (PDF, 2005年2月7日)
- ^ 平成22年春、「Suica」「TOICA」「ICOCA」の電子マネー相互利用を開始 (PDF, 平成21年3月24日)
- ^ 首都圏と九州がICカードでますます便利に! (PDF, 2008年4月18日)
- ^ Suica、SUGOCA、nimoca、はやかけん 相互利用サービス開始日の決定について (PDF, JR東日本プレスリリース 2009年12月22日)
- ^ Suicaサービスの開始について (PDF, 伊豆急行 平成21年1月14日)
- ^ a b c 交通系ICカードの相互利用サービスを実施することに合意しました (PDF, 東日本旅客鉄道プレスリリース 2011年5月18日)
- ^ グループ経営ビジョン2020 (PDF, 2008年3月31日)
参考文献
仙台付近のSuica取扱区間の特例 →日本鉄道図書株式会社 旅客資料集JR東日本編(追録16号)第2分冊 pp.349
関連項目
- manaca(2013年春より相互利用開始予定)
- PiTaPa(2013年春より乗車券機能のみ相互利用開始予定)
- ジェイアール東日本メカトロニクス
- ペンギン (Suicaキャラクター)
- Suicaショッピングサービス
- モバイルSuica
- 鉄道博物館
- VIEWカード
- ルミネ
外部リンク
- 発行交通事業者Suica公式サイト
- JR東日本
- 東京モノレール(モノレールSuica)
- 東京臨海高速鉄道(りんかいSuica)
- 導入交通事業者Suica公式サイト
- 埼玉新都市交通
- 伊豆急行