地域連携ICカード

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地域連携ICカード(ちいきれんけいアイシーカード)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)・ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズJR東日本メカトロニクスの三者が2018年(平成30年)に構想を発表し、2021年(令和3年)3月から導入が開始された、JR東日本の交通系ICカード・Suicaと各地域の交通系ICカード機能を1枚にまとめた「2in1カード」である[PR 1]

概要[編集]

従来、交通系ICカード全国相互利用サービスは既存の全国相互利用サービス対応ICカード(いわゆる「10カード」)を導入するか、独自のICカードを導入した上で「10カード」とシステムを接続する方法で対応してきた。しかし、地域交通事業者にとっては導入費用や運用面(独自サービスの改廃の必要など)で導入が進まなかったという課題があった。これを解決するため、「独自のICカード」と「Suica」の2つの機能を1枚のICカードで両存させることで、地域交通事業者内では定期券機能や独自ポイントの付与を行いつつ、Suicaとして全国相互利用サービスへの対応も可能とするために開発された[PR 1]

東日本旅客鉄道にとっては、複数の地域交通事業者でサーバーを共同利用することなどで地域交通事業者の投資額を抑えながらSuica機能を導入できるようにし、カード読み取り機の販売や決済手数料で収益を上げる狙いもあるとされている[1]

2021年3月に栃木県宇都宮市を中心とした地域で「totra」、岩手県交通のエリアで「Iwate Green Pass」としてそれぞれ導入され、その後も東日本旅客鉄道の事業エリアの各地で導入が進められている[PR 2]

地域連携ICカードの裏面の右下には「E」で始まる17桁の英数字(地域交通カードとしてのID番号)と「JE」で始まる17桁の英数字(SuicaのID番号)の2つの番号が記載されている。

Suicaとの「2in1カード」であるため、東京フリーきっぷなどのSuicaに対応しているフリー乗車券、JR東海JR西日本JR九州が提供しているスマートEX、JR東日本のタッチでGo!新幹線新幹線eチケットが利用できる他、Suica電子マネー加盟店舗での商品代金の支払いに利用できる。記名式カードの場合はバス定期券とSuica定期券(新幹線専用のSuicaFREX・FREXパル定期券及びSuica連絡定期券を含む)を1枚にまとめることが出来る事が可能である他、JRE POINTへの登録も可能である[2]。また、グリーン車Suicaシステムやタッチでエキナカ、PASMOに加盟しているバス事業者が提供しているバスIC一日乗車券なども利用できる。

カード一覧[編集]

青森県[編集]

ハチカ[編集]

ハチカ
通称 HACHICA
使用エリア 青森県岩手県軽米町洋野町
導入 2022年2月26日
規格
運用 八戸市
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
有効期限 最終利用日から10年
取扱事業者
販売場所
ウェブサイト  https://www.city.hachinohe.aomori.jp/section/hachica/

ハチカは、八戸市交通部及び岩手県北自動車南部支社が導入している地域連携ICカード[3]

2022年(令和4年)2月26日から八戸市交通部及び岩手県北自動車南部支社に導入[注 1][PR 3][4]

八戸市交通部と南部バスの一般路線バス、南部バスが運行している「八盛号」で利用可能[5]。「八盛号」に関しては岩手県北自動車の「iGUCA」と相互利用となる[注 2]

ハチカのサービス開始に伴い、八戸市交通部と南部バスが発売していた回数券やフリー乗車券の発売は2022年2月25日に終了し、発売済みの回数券は2023年(令和5年)3月31日までの利用となる。

なお、回数券は八戸市交通部・南部バス・十和田観光電鉄の3社間で相互利用が可能だが、こちらも2023年3月31日で終了し、2022年8月現在も発売をしている十和田観光電鉄発行の回数券は、2023年4月1日以降は十和田観光電鉄の一般路線バスのみでの利用となる[6]

種類・定期券 (ハチカ)[編集]

ハチカとしては以下の種類がある。

無記名式ハチカ
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算の支払いに利用できる。一般用のみ発売。
紛失時の再発行は出来ない。
記名式ハチカ
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するハチカで、登録人以外は使用できない。原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
一般用のほか、小児運賃を差し引く小児用ハチカ、満12歳の中学生〜満22歳を対象とした青春ハチカ、ハチカエリア内で割引運賃を適用する障がい者用ハチカがある。
ハチカ定期券
記名式ハチカにバスの定期券情報を追加したもの。通勤定期券のほか、通学定期券が存在する。
ハチカ券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券内容控え」を同時に携帯する必要がある。
通常の区間指定の定期券の他にも、八戸市営バス・南部バスの両事業者で共通利用可能な複数事業者共通定期券がある。
ハチカ定期券利用者は、土曜・日祝日に限り、定期以外の区間も全線で1乗車につき100円で利用可能な「休日100円サービス」が利用できる。
ハチカ定期券にはエリア定期券も発売されている。
  • 高齢者バス特別乗車証(はつらつバス共通券)
  • 障がい者バス特別乗車証(ほほえみバス共通券)
  • 南部町内エリア定期
  • 五戸町内エリア定期
  • 三戸町内エリア定期
  • 田子町町内エリア定期
ポイントサービス (ハチカ)[編集]

交通ポイントサービスが実施されており、ストアードフェアを利用した乗車1回ごとに区間運賃の3%相当(青春ハチカは12%相当)を付与する(「八盛号」利用の場合はポイントは付与されない)。はつらつバス共通券並びにほほえみバス共通券を利用した場合は、南部バスを利用して八戸市外で乗車または降車する場合に発生する市外での乗車区間分運賃を、ハチカにチャージした電子マネーで支払った場合に限り交通ポイントが付与される。貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間である。

また、八戸市営バスでは交通ポイントを1ポイント1円で発売している。八戸市営バスと南部バスのみでしか利用出来ないが、SFとは別に最大65,535ポイント(65,535円分)まで蓄積することができるため、バス利用のみに限定したカードの利用も可能となる[7]

AOPASS[編集]

AOPASS
通称 アオパス
使用エリア 青森県
導入 2022年3月5日
規格
運用 青森市企業局交通部
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
有効期限 最終利用日から10年
取扱事業者
販売場所
  • 青森市営バスの営業所(東部・西部)・青森駅前発売所・NTT青森支店前発売所
  • サンロード青森1階総合サービスカウンター
  • あおもり観光情報センター(新青森駅2階)
  • バス車内・市内のコンビニエンスストア
ウェブサイト   https://www.city.aomori.aomori.jp/koutsu/iccard-aopass/index.html

AOPASS(アオパス)は、青森圏域で導入している地域連携ICカード。

2022年(令和4年)3月5日から青森市営バス青森市市バス八洲交通青森観光バス弘南バスに運行委託)、「ねぶたん号」(青森観光バスに運行委託)で、同年3月12日から「Suica」など交通系ICカードを導入済のJRバス東北青森支店管内の「青森空港線」と「横内線」のみ導入[注 3][8][PR 4][9]

種類・定期券(AOPASS)[編集]

AOPASSとしては以下の種類がある。

無記名式AOPASS
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算の支払いに利用できる。一般用のみ発売。
紛失時の再発行は出来ない。
記名式AOPASS
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するAOPASSで、登録人以外は使用できない。原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
一般用のほか、小児運賃を差し引く小児用AOPASS、学生を対象とした学生用AOPASS、エリア内で割引運賃を適用する障がい者用AOPASSがある。
AOPASS定期券
記名式AOPASSにバスの定期券情報を追加したもの。通勤定期券のほか、通学定期券が存在する。
通学定期に加えて、「学期」単位で発売の学期定期も存在する。
AOPASS券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券明細書」を同時に携帯する必要がある。
通常の定期券の他に、青森公立大学発着の場合のみJRバス東北との共通定期券を発売する。
AOPASS定期券利用者は、土曜・日祝日に限り、定期以外の区間も全線で1乗車につき100円で利用可能な「エコ100サービス」が利用できる。
AOPASS定期券を利用して乗り越し乗車をした場合は、乗り越し区間の運賃が自動精算される。
ポイントサービス (AOPASS)[編集]

交通ポイントサービスが実施されており、乗車1回ごとに区間運賃の3%相当(学生用AOPASSは20%相当)を付与する。通常のポイントに加え、当月中の利用運賃に応じてボーナスポイントが貯まる。貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間。

Towada SkyBlue Pass[編集]

Towada SkyBlue Pass
通称 トワダスカイブルーパス
使用エリア 青森県
導入 2022年4月29日
規格
運用 十和田観光電鉄
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
有効期限 最終利用日から10年
取扱事業者
販売場所
ウェブサイト  http://www.toutetsu.co.jp/pdf/towada_skyblue_pass.pdf

Towada SkyBlue Pass(トワダスカイブルーパス)は、十和田観光電鉄で導入している地域連携ICカード[10]

カード発売開始に先立ち、2022年(令和4年)3月5日からIC乗車サービスを開始した。「十和田市~七戸~(みちのく)~青森線」および「十和田市~七戸~野辺地~まかど温泉線」が対象[PR 5]。カード名称は事前に公式発表されず、発行開始日の2022年4月29日に「Towada SkyBlue Pass」と公式発表され、同社の地域連携ICカードとして発行開始した[PR 6][10]

基本システムは国際東北グループである岩手県交通の「Iwate Green Pass」と秋北バスの「Shuhoku Orange Pass」と共通化されている他[PR 7]、カードのデザインも「Iwate Green Pass」「Shuhoku Orange Pass」と共通である。カードの色はスカイブルー。

種類 (Towada SkyBlue Pass)[編集]

Towada SkyBlue Passとしては以下の種類がある。定期券については通学定期のみの対応となっている。

無記名式カード
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算や大人用のみ発売。
窓口で即時発行可能だが、紛失時の再発行は出来ない。
記名式カード
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するTowada SkyBlue Passで、登録人以外は使用できない。
原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
大人用のほか、小児用、障がい者用がある。
発行受付は十和田市中央案内所のみの対応となる。
ポイントサービス (Towada SkyBlue Pass)[編集]

交通ポイントサービスが実施されており、ストアードフェアを利用した乗車1回ごとに区間運賃の3%相当を付与する。貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間。

岩手県[編集]

Iwate Green Pass[編集]

Iwate Green Pass
通称 イワテグリーンパス
使用エリア 岩手県
導入 2021年3月27日
規格
運用 岩手県交通
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
プリペイド機能 あり
有効期限 最終利用日から10年
取扱事業者
販売場所
  • バス営業所(雫石・松園・都南・矢巾)
  • 盛岡駅前バス案内所・盛岡バスセンター乗車券売り場
  • 松園バスターミナル
  • 岩手県交通本社
ウェブサイト http://www.iwatekenkotsu.co.jp/iccard.html

Iwate Green Pass(イワテグリーンパス)は岩手県交通が発行し、盛岡都市圏で導入している地域連携ICカード。

一般路線では雫石営業所松園営業所管内の路線[注 4][11]矢巾営業所管内の路線の内「Big Green」で運行する便で利用可能である他[注 5]、2022年12月1日より滝沢営業所管内の路線にも導入される予定[12][注 4][注 6]盛岡都心循環バス「でんでんむし」、花巻空港リムジンバス、高速バス「アーバン号」「ヨーデル号[13]でも利用可能[PR 8][注 7]。基本システムは国際東北グループである秋北バスの「Shuhoku Orange Pass」と十和田観光電鉄の「Towada SkyBlue Pass」と共通化されている他[PR 7]、カードのデザインも「Shuhoku Orange Pass」「Towada SkyBlue Pass」と共通である。カードの色は黄緑。

高速バスを除く上記の対象路線ではIwate Green Passの導入に際し、従来のバスカードのサービスを終了している[注 8]

種類 (Iwate Green Pass)[編集]

Iwate Green Passとしては以下の種類がある。定期券については Iwate Green Passでの発行が見送られている。

無記名式カード
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算や大人用のみ発売。
窓口で即時発行可能だが、紛失時の再発行は出来ない。
記名式カード
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録する Iwate Green Passで、登録人以外は使用できない。
原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
大人用のほか、小児用がある。障がい者用は発行が見送られている。

無記名式カードから記名式カードへの変更は、記名式カードを取扱うバス営業所(雫石・松園・都南・矢巾)、盛岡バスセンター乗車券売り場、岩手県交通本社とJR東日本の「みどりの窓口」で受け付ける。

ポイントサービス (Iwate Green Pass)[編集]

交通ポイントサービスが実施されており、一般路線バスと「ヨーデル号」(「ヨーデル号」は「Iwate Green Pass」で岩手県交通運行便を利用した場合に限る)においてストアードフェアを利用した乗車1回ごとに区間運賃の3%相当を付与する(「アーバン号」は2022年4月1日以降はポイントが付与されない)。貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間。

iGUCA[編集]

iGUCA
通称 イグカ
使用エリア 岩手県
導入 2022年2月19日
規格
運用 岩手県北自動車
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
有効期限 最終利用日から10年
取扱事業者
販売場所
  • 岩手県北自動車の営業所・支所(盛岡・盛岡南・八幡平・沼宮内・宮古・山田・一戸・伊保内・久慈)
  • 岩手県北自動車盛岡駅前案内所・宮古駅前案内所・盛岡バスセンター乗車券売り場
  • ジェイアールバス東北二戸支店
ウェブサイト   http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/archives/21698/

iGUCA(イグカ)は、岩手県北自動車が発行し、同社とジェイアールバス東北盛岡支店二戸支店[PR 9][PR 10]が導入している地域連携ICカード。

2021年6月の公式発表で、ICカード名称は「IGUCA」(全て大文字)、カードデザインやロゴマークは「iGUCA」(先頭のみ小文字)としていたが[PR 3]、2022年1月の公式発表において、ICカード名称もカードデザインやロゴマークと同様「iGUCA」(先頭のみ小文字)とすることを正式発表した[PR 11]

2022年2月19日から岩手県北自動車の一般路線バス、106急行バス、「久慈こはく号」、「八盛号」、「みちのく号」、「アーバン号」、「ヨーデル号」、「あすなろ号[注 7]とジェイアールバス東北が運行する早坂高原線白樺号スワロー号に導入[PR 9][PR 10][PR 11][PR 12][注 9]。「八盛号」は八戸市交通部及び岩手県北自動車南部支社の「ハチカ」と相互利用となる[注 2]

iGUCA導入に伴い、従来のバスカードの発売は2022年1月31日に終了し、従来のバスカードの利用は同年7月31日までとなる[PR 13]

種類・定期券 (iGUCA)[編集]

iGUCAとしては以下の種類がある。

無記名式iGUCA
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算の支払いに利用できる。大人用のみ発売。
紛失時の再発行は出来ない。
記名式iGUCA
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するiGUCAで、登録人以外は使用できない。原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
大人用のほか、小児運賃を差し引く小児用iGUCAと、iGUCAエリア内で割引運賃を適用する障がい者用iGUCAがある。
iGUCAを利用して60分以内に岩手県北自動車の路線を乗り継いだ場合、乗継先のバスの運賃が割引となる。
iGUCA定期券
記名式iGUCAにバスの定期券情報を追加したもの。通勤定期券のほか、通学定期券が存在する。
iGUCA券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券内容控え」を同時に携帯する必要がある。
共通定期券は発売されていないため、盛岡駅前案内所、久慈営業所、ジェイアールバス東北二戸支店で定期券を購入する際は事業者を選択しなければならない。ジェイアールバス東北が運行する早坂高原線、白樺号、スワロー号用のiGUCA定期券は、盛岡駅前案内所、久慈営業所、ジェイアールバス東北二戸支店のみで発売する[PR 10]。 ジェイアールバス東北二戸支店における岩手県北自動車用iGUCA定期券の発売は、当面は伊保内営業所~二戸駅前と伊保内営業所~県立二戸病院の各路線に限り発売する。
通常の区間指定の定期券の他、以下の種類が存在する。
  • 2区間定期券:2路線以上のバスを乗り継ぐ事が可能な定期券
  • 平日定期券:平日のみ利用可能の定期券
  • もりだい300Pass:盛岡バスセンター~盛岡駅前間の各停留所と盛岡大学間を割引運賃で乗車できる定期回数券。有効期限は1か月。
iGUCA定期券を利用して乗り越し乗車をした場合は、乗り越し区間の運賃が自動精算される。
ポイントサービス (iGUCA)[編集]

交通ポイントサービスが実施されており、岩手県北自動車の一般路線、106急行バス、「久慈こはく号」、「みちのく号」、「ヨーデル号」(「みちのく号」と「ヨーデル号」は「iGUCA」で岩手県北自動車運行便を利用した場合に限る)、早坂高原線、白樺号においてストアードフェアを利用した乗車1回ごとに区間運賃の3%相当を付与する(定期券や定期回数券での利用並びに「久慈こはく号」「みちのく号」「ヨーデル号」以外の高速バス・スワロー号ではポイントが付与されない)。交通ポイントは両社で相互利用可能である[PR 14]。貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。従来のバスカードからポイント移行することも可能[PR 13]。2022年6月15日から盛岡市の地域ポイントである「MORIO-J」からiGUCA交通ポイントへの移行が可能となった[14][PR 15]。ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間。

秋田県[編集]

Shuhoku Orange Pass[編集]

Shuhoku Orange Pass
通称 しゅうほくオレンジパス
使用エリア 秋田県
導入 2022年3月12日
規格
運用 秋北バス
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
プリペイド機能 あり
有効期限 最終利用日から10年
自動チャージ なし
乗り放題機能 なし
取扱事業者
販売場所
  • 秋北バスの営業所(大舘・花輪)
  • 秋北バス本社
  • 花輪駅前ステーション
  • 秋北航空サービス大館営業所
ウェブサイト  https://shuhokubus-gr.co.jp/topics/ICcard.html

Shuhoku Orange Pass(しゅうほくオレンジパス)は、秋北バスで導入している地域連携ICカード。

2022年(令和4年)3月12日から「みちのく号」に導入し、順次高速バス路線に導入[PR 7][PR 16][15]。基本システムは国際東北グループである岩手県交通の「Iwate Green Pass」と十和田観光電鉄の「Towada SkyBlue Pass」と共通化されている他[PR 7]、カードのデザインも「Iwate Green Pass」「Towada SkyBlue Pass」と共通である。カードの色はオレンジ。

種類・定期券 (Shuhoku Orange Pass)[編集]
無記名式カード
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算や大人用のみ発売。
窓口で即時発行可能だが、紛失時の再発行は出来ない。
記名式カード
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するShuhoku Orange Passで、登録人以外は使用できない。
原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
大人用のほか、小児用、障がい者がある。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
定期券
記名式カードにバスの定期券情報を追加したもの。
券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券内容控え」を同時に携帯する必要がある。

無記名式カードから記名式カードへの変更は、記名式カードを取扱う秋北航空サービス大館営業所、花輪駅前ステーションで受け付ける。

ポイントサービス (Shuhoku Orange Pass)[編集]

交通ポイントサービスが実施されており、ストアードフェアを利用した乗車1回ごとに区間運賃の3%相当を付与する(「みちのく号」は「Shuhoku Orange Pass」で秋北バス運行便を利用した場合に限る)。貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間。

AkiCA[編集]

AkiCA
通称 アキカ
使用エリア 秋田県
導入 2022年3月26日
規格
運用 秋田中央交通
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
プリペイド機能 あり
有効期限 最終利用日から10年
自動チャージ AkiCAエリアでは無
乗り放題機能 あり
取扱事業者
販売場所
ウェブサイト  https://www.akita-chuoukotsu.co.jp/pdf/use_akica.pdf

AkiCA(アキカ)は、秋田市圏域で導入している地域連携ICカード。 秋田中央交通株式会社が発行。 2022年(令和4年)3月26日から、秋田市が主導し、秋田中央交通及び秋田市マイタウン・バス(秋田中央トランスポート高尾ハイヤーキングタクシーに運行委託)に導入[PR 17][PR 18]

沿革[編集]
  • 2022年(令和4年)
    • 3月26日 - AkiCAサービス開始
    • 10月1日 - シニアアキカサービス開始予定
  • 2023年(令和5年) - AkiCA定期券の発行を開始予定
対象路線[編集]

秋田市マイタウン・バスの車内ではAkiCAへのチャージ不可。

発行券種[編集]

発行時には、デポジット分の500円と500円もしくは500円+1000円単位の任意のチャージを要する。

  • 無記名式AkiCA

氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算や大人用のみ発売。

窓口で即時発行可能だが、紛失時の再発行は出来ない。

  • 記名式AkiCA
    • 小児用AkiCA

購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するAkiCA。登録人以外は使用できない。秋田駅前案内所では対応不可。

原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない(秋田駅みどりの窓口で対応)。

個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。

  • 福祉割引AkiCA

各種障害者手帳等の所持など、一定の条件がある場合に発行される、記名式AkiCA。

一日乗り放題券が載せられない等、一部制約がある。

シニアアキカ[編集]

2022年(令和4年)10月1日、ワンコインバス事業のICカード化に伴い、発行開始予定。

秋田市内の乗車に限り、1乗車100円がチャージから支払われる。

潟上市以北(追分三差路停留所)にまたがる路線は、追分三差路停留所を境に潟上市以北の区間の通常運賃と秋田市内区間100円の合算額がチャージから引き落とされる。

いずれの場合も、後述のポイントサービスの対象外となっている。

定期券サービス[編集]

2022年3月26日現在、サービス提供はされていない。2022年度(令和4年度)中に開始予定とされている。

ポイントサービス[編集]

秋田中央交通のすべての一般路線及び秋田市マイタウン・バスの乗車運賃の3%が付与されるが、小数点以下は切り捨てとなる。ポイントの有効期限は、最終付与日から1年間となる。

ただし、対象外となるケースもある。

その他[編集]

潟上市が発行する、潟上市内区間秋田中央交通路線を100円で乗車できる割引利用券とAkiCAの併用はできない(秋田市以南及び井川町以北にまたがる場合)。

山形県[編集]

cherica[編集]

yamako cherica
shoko cherica
通称 ヤマコウ チェリカ
ショウコウ チェリカ
使用エリア 山形県
導入 2022年5月14日
規格
運用 山交バス(yamako cherica)
庄内交通(shoko cherica)
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
有効期限 最終利用日から10年
取扱事業者
販売場所
  • 山交ビルバス案内センター
  • 山交バス・庄内交通の営業所・運行管理所(寒河江・上山・米沢・新庄・天童・温海)
  • 山交バス山形駅前案内所
  • エスモールバスターミナル
  • 庄交バスターミナル
ウェブサイト  https://www.yamakobus.jp/guide/charter-ic.html
https://www.shonaikotsu.jp/local_bus/shoko_cherica.html

cherica(チェリカ)は、山形県内バス事業者で導入している地域連携ICカード。山交バス発行分は「yamako cherica」(ヤマコウ チェリカ)、庄内交通発行分は「shoko cherica」(ショウコウ チェリカ)となる[PR 19]

2022年(令和4年)5月14日から山交バス庄内交通山形市コミュニティバス「べにちゃんバス」(山交バスに運行委託)、米沢市民バス村正運輸辻自動車、山交バスに運行委託)、山形空港シャトル(山交ハイヤーが運行)、山交バスが運行する仙台 - 山形線仙台 - 上山線特急48ライナー、山交バスと庄内交通が運行する山形 - 鶴岡・酒田線に導入[注 10][PR 20][PR 19]

種類・定期券 (cherica)[編集]

chericaとしては以下の種類がある。

無記名式cherica
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算やSuicaショッピングサービス加盟店舗での商品代金の支払いに利用できる。一般用のみ発売。
紛失時の再発行は出来ない。
記名式cherica
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するchericaで、登録人以外は使用できない。原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
一般用のほか、小児運賃を差し引く小児用cherica、chericaエリア内で割引運賃を適用する障がい者用chericaがある。障がい者用chericaは、yamako chericaは山交バス利用の場合に限り、shoko chericaは庄内交通利用の場合に限り割引となる。
shoko chericaを利用して、平日に乗継対象ダイヤにおいてイオンモール三川で庄内交通の路線を乗り継いだ場合、乗継先のバスの運賃が割引となる。
cherica定期券
記名式chericaにバスの定期券情報を追加したもの。通勤定期券・通学定期券の他にも、yamako cherica、shoko chericaごとに各種定期券が存在する。
cherica券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券内容控え」を同時に携帯する必要がある。
cherica定期券を利用して乗り越し乗車をした場合は、乗り越し区間の運賃が自動精算される。
仙台 - 山形線仙台 - 上山線に関してはyamako cherica定期券は発売されず、IC非対応の定期券を継続発行する。
yamako chericaにおける通勤定期券・通学定期券以外の定期券は以下の通り。
  • 平日限定通学定期券
  • オレンジパス
  • シルバー定期券
  • 自動車運転免許証返納者定期券
  • 山形市シルバー3ヶ月定期券
shoko chericaにおける通勤定期券・通学定期券以外の定期券は以下の通り。
  • 片道定期券(通勤・通学)
  • キャンパスパスポート
  • 平日限定通学定期券
  • ゴールドパス・免許返納者割引定期券
  • 鶴岡市内定期券
  • 酒田市内定期券
ポイントサービス (cherica)[編集]

交通ポイントサービスが実施されており、乗車1回ごとに、2022年9月30日までは区間運賃の10%相当、同年10月1日以降は区間運賃の3%相当を付与する(山形空港シャトルはポイントが付与されない)。ポイント付与はyamako chericaで山交バス、「べにちゃんバス」、米沢市民バス利用の場合に限り、shoko chericaで庄内交通利用の場合に限り付与される。通常のポイントに加え、当月中の利用運賃に応じてボーナスポイントが貯まる。貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。yamako chericaとshoko chericaとの間でポイントの相互利用は出来ない。ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間。

栃木県[編集]

totra[編集]

totra
通称 トトラ
使用エリア 栃木県
導入 2021年3月21日
規格
運用 関東自動車(totra運営協議会事務局)
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
プリペイド機能 あり
有効期限 最終利用日から10年
自動チャージ あり
乗り放題機能 高齢者専用定期券「おでさぽ70」
取扱事業者
販売場所
  • バス営業所
  • 定期券窓口
ウェブサイト https://www.ic-totra.jp/

totra(トトラ)は、関東自動車が発行し[PR 21]、同社とジェイアールバス関東宇都宮支店西那須野支店)、「宇都宮市地域内交通(デマンド交通[注 11]」が導入し、宇都宮ライトレールで導入が予定されている地域連携ICカード。

総合的(英語: total)に輸送(英語: transportation)をつなぐICカードの意味を込めて命名された[PR 22]

種類・定期券 (totra)[編集]

totraとしては以下の種類がある。

totraカード(無記名式)
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算やSuicaショッピングサービス加盟店舗での商品代金の支払いに利用できる。大人用のみ発売。
紛失時の再発行は出来ない。
記名式totra
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するtotraで、登録人以外は使用できない。原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
大人用のほか、小児運賃を差し引く小児用totraと、totraエリア内で割引運賃を適用する障がい者用totraがある。
totra定期券
記名式totraにバスの定期券情報を追加したもの。通勤定期券のほか、通学定期券が存在する。
totra券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券内容控え」を同時に携帯する必要がある。
おでさぽ70以外の共通定期券は発売されていないため、関東自動車宇都宮駅前定期券センター並びにジェイアールバス関東(宇都宮支店・那須支店)で定期券を購入する際は事業者を選択しなければならない。
通常の区間指定の定期券の他、以下の種類が存在する。
  • エリア定期券:特定のエリア内(地帯制運賃区間など)が利用可能な定期券
  • 乗継定期券:2路線以上のバスを乗り継ぐ事が可能な定期券
  • 2区間定期券:中間での鉄道利用を念頭に置いた、離れた2区間の定期券
おでさぽ70
70歳以上限定で発行される高齢者専用定期券で、関東自動車及びジェイアールバス関東が運行する栃木県内の一般路線バス全路線が利用可能。

totra定期券と1枚にまとめる場合は、先にtotra定期券を発行してからJRの窓口・券売機でSuica定期券を発行する必要がある。

totraの導入に際し、宇都宮地区で運用していた従来のバスカードサービスを2021年1月に終了し、乗降方法を「前乗り前降り」から「後乗り前降り」へ機器更新が終わった車両から順次変更、移行期間は現金、定期券に加えて「paypay」での支払いを採用した。

10時から16時の間に、宇都宮市内の路線バスをtotraで利用した場合、上限運賃は400円(小児、身体障害者、知的障害者は200円)となる[16]

totraで宇都宮市内の路線バスと地域内交通を乗り継いだ場合、2乗車目で200円引きとなる乗継割引が適用される[17]

ポイントサービス (totra)[編集]

以下の独自ポイントサービスが実施されている。

交通ポイント
ストアードフェアを利用した乗車1回ごとに区間運賃の2%相当を付与する(定期券区間内の利用、及び不足額を現金で支払った場合はポイントが付与されない)。
貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。
ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間。
福祉ポイント
宇都宮市の独自事業で、満70歳以上の宇都宮市民に年1回10,000ポイントを、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けた宇都宮市民に(1,000×利用月数)のポイントを付与する。記名式totraの購入が必要で、事前に宇都宮市の窓口での申請が必要。
福祉ポイントは交通ポイントと同様に下車時の運賃充当が行われる。
ポイントの有効期間は、付与年度の3月31日まで。

群馬県[編集]

nolbé[編集]

ノルベ
通称 nolbé
使用エリア 群馬県
導入 2022年3月12日
規格
運用 群馬県バス事業協同組合
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
有効期限 最終利用日から10年
取扱事業者
販売場所
  • 前橋駅バス案内所、高崎駅バス総合案内所
  • 永井運輸本社、矢島タクシー本社
  • 群馬バス総合バスセンター
  • 日本中央バス前橋バスセンター
  • 上信観光バス、群馬中央バス、群馬バス、永井運輸、矢島タクシーの営業所(高崎、前橋、榛名、岩瀬川)
ウェブサイト  

nolbé(ノルベ)は、群馬県内バス事業者で導入している地域連携ICカード。

2022年(令和4年)3月12日から上信電鉄群馬中央バス日本中央バス、日本中央交通群馬バス矢島タクシー永井運輸が運行する一般路線バス(前橋・高崎・渋川・太田地区のみ、一部路線を除く)[注 12]、「マイバス」、「伊香保タウンバス」(1・2号線)[注 13]、日本中央バスが運行している高速バス「前橋・高崎 - 池袋・新宿・秋葉原・東京駅線」「前橋・高崎 - 羽田空港線」にそれぞれ導入[PR 23][PR 24]。2023年1月からは「ぐるりん」、「高崎アリーナシャトル」、「はるバス」にも導入される予定[18]。nolbéでは交通ポイントサービスの導入が見送られている。

参加事業者は群馬県共通バスカード「ぐんネット」参加バス事業者とほぼ重複する(矢島タクシーはぐんネット不参加)が、「ぐんネット」加盟の関越交通は2020年4月にPASMOを一部路線に導入しており、nolbéの導入事業者とはなっていない(PASMO導入路線ではnolbéで乗車することは可能)。また、上信電鉄は、nolbé導入直後の2022年4月1日より、バス事業を上信観光バスへ譲渡した[PR 25][PR 26]ため、現在は上信電鉄に代わり上信観光バスがnolbéの導入事業者となっている。

種類・定期券(nolbé)[編集]

nolbéとしては以下の種類がある。

無記名式nolbé
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算の支払いに利用できる。一般用のみ発売。
紛失時の再発行は出来ない。
記名式nolbé
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するnolbéで、登録人以外は使用できない。原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
一般用のほか、小児運賃を差し引く小児用nolbé、エリア内で割引運賃を適用する障がい者用nolbéがある。
nolbé定期券
記名式nolbéにバスの定期券情報を追加したもの。通勤定期券のほか、通学定期券が存在する。
nolbé券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券明細書」を同時に携帯する必要がある。
複数の事業者が運行している路線に関しては、nolbé定期券購入時に利用する事業者を選択する事になる。
nolbé定期券を利用して乗り越し乗車をした場合は、乗り越し区間の運賃が自動精算される。

ICフリー乗車券[編集]

ハチカ、AOPASS、AkiCA、chericaではICフリー乗車券も発売している。地域連携ICカードの他にも、Suica・PASMOが利用可能。

購入方法は、乗車時にカード読み取り機に地域連携ICカード・Suica・PASMOをタッチし、降車時にIC共通一日乗車券の購入を申し出て、購入後に運賃箱のカード読み取り機に地域連携ICカード・Suica・PASMOをタッチする。次回の乗車からICフリー乗車券での利用が可能となる。TOICAICOCAなど地域連携ICカード・Suica・PASMO以外のカードを利用している場合で、ICフリー乗車券を利用する場合は現地で地域連携ICカードもしくはSuicaを購入する事になる。但し、IC定期券を利用している場合は利用できない。

各カードにおけるICフリー乗車券は以下の通り。

  • ハチカ
    • IC共通一日乗車券
      • 八戸市内乗り放題タイプ
      • 八戸圏域乗り放題タイプ
  • AOPASS
    • IC1日・2日乗車券
      • 青森市営バス・青森市市バス・ねぶたん号共通乗り放題タイプ
      • 青森市営バス・青森市市バス乗り放題タイプ
      • ねぶたん号乗り放題
市営バス・市バス・ねぶたん号共通乗り放題タイプは、1日間用と2日間用の設定があり、休日のみ利用可能。
市営バス・市バス乗り放題タイプは、1日間用のみの設定があり、休日のみ利用可能。
ねぶたん号乗り放題タイプは、1日間用と2日間用の設定があり、平日・休日とも利用可能。ねぶたん号乗り放題タイプに限り、ICカード乗車券の他に、紙タイプの乗り放題乗車券も発売する。
IC一日乗車券発売開始に伴い、従来のカード式・紙式の一日乗車券は、2022年3月4日をもって、発売終了した[注 14]
  • AkiCA
    • 乗り放題乗車券
      • 一日乗り放題乗車券
      • ぐるる一日乗り放題乗車券
一日乗り放題乗車券は、秋田空港リムジンバス、国際教養大学線、ぐるる、秋田市マイタウン・バスは利用できない。福祉割引を利用している場合は、紙式の一日乗り放題乗車券を購入する事になる。
ぐるる一日乗り放題乗車券は、秋田中央交通の一般路線バス、秋田市マイタウン・バスは利用できない。福祉割引を利用している場合は、紙式のぐるる一日乗り放題乗車券を購入する事になる。
  • cherica
    • やまがた共通一日乗車券(山形市内全路線)
    • つるおか1日乗り放題券(鶴岡市内全路線)
つるおか1日乗り放題券は(Aコース、Bコース、Cコース)の3種類がある。

今後の導入予定[編集]

以下の地域で地域連携ICカードの導入が予定されている(導入の早い順)。

MegoICa(弘南バス)
弘南バスが導入予定の地域連携ICカード。2023年春のサービス開始を予定している[19]
odeca(JR東日本BRT)
JR東日本が運営する気仙沼線・大船渡線BRT専用のICカード。2023年(令和5年)7月から、Suicaの機能を追加した「地域連携ICカード」としてリニューアルされる予定[20]
KURURU(長野地域バス各社)
アルピコ交通長電バスなどが長野市周辺の5市町村で導入しているICカード。2025年(令和7年)春を目途にシステム更新を行う際にSuicaの機能を追加し、地域連携ICカードとしてリニューアルされる予定[21][22]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 但し、両事業者と並行し、3事業者間との回数券による共通乗車制度に参加している十和田観光電鉄バスは、2022年3月5日から一部路線において交通系ICカードが利用可能となったが、八戸市内に乗り入れる十和田~八戸線および八戸~三沢空港間連絡バスでは、2022年8月現在利用不可。
  2. ^ a b 「八盛号」は岩手県北自動車担当便、岩手県北自動車南部支社担当便の両方で「iGUCA」「ハチカ」両方を相互利用することが可能であるが(交通ポイントは付与されない)、「iGUCA」エリアと「ハチカ」エリアが重複する岩手県軽米町と岩手県洋野町を運行している一般路線バスは、「iGUCA」と「ハチカ」の交通ポイントの相互利用はできない。
  3. ^ 但し、青森市営バス・青森市市バス・ねぷたん号と平行する他社路線(弘南バス青森線)は、2022年5月の時点で「AOPASS」は利用できない。また、2021年3月27日から、JRバス東北青森支店管内の一般路線で「Suica」など交通系ICカードが利用可能となり、「AOPASS」導入後は相互利用が可能となったほか、2022年3月12日から「青森空港線」と「横内線」のみ「AOPASS」に対応。十和田観光電鉄バス青森線については「AOPASS」サービス開始の2022年3月5日に交通系ICカードを導入し「AOPASS」でも利用可能となったが、十和田観光電鉄では独自の地域連携ICカード「Towada SkyBlue Pass」を2022年4月29日に導入したため、「AOPASS」の定期券・交通ポイントは対象外となる。
  4. ^ a b 但し、巣子車庫など他営業所が担当している便は、「Iwate Green Pass」は利用できない。
  5. ^ 但し、「Big Green」が運行されているイオンモール盛岡南線・南インター経由川久保線・北高田線・岩手医大線では、ディーゼルバス(いすゞ・キュービックいすゞ・エルガなど)で運行する便や紫波営業所が担当している便では「Iwate Green Pass」は利用できない。
  6. ^ 滝沢営業所の車両は当面は「Iwate Green Pass」対応車両とバスカード対応車両が混在する形となる。
  7. ^ a b 「アーバン号」は岩手県交通担当便、岩手県北自動車担当便、ジェイアールバス東北担当便では交通系ICカード全国相互利用サービスによる利用が可能であるが、3社担当便では仙台市交通局icscaは利用できない。「ヨーデル号」は岩手県交通担当便、岩手県北自動車担当便で交通系ICカード全国相互利用サービスによる利用が可能。「あすなろ号」は岩手県北自動車担当便のみ利用可能。
  8. ^ 但し松園営業所管内では、サービス開始からしばらくは交通系ICカードのみの車両と、磁気カードのみの車両が混在する形となっていたが、2022年4月30日までに全車両の交通系ICカード対応が完了した。
  9. ^ 但し、JRバス東北二戸支店管内で、かつ一部区間が岩手県北自動車の路線と並行する二戸市内線、小鳥谷線、軽米線、一戸線、葛巻町100円バスではICカード自体が利用できない。
  10. ^ 山形空港シャトルはICカード非対応車両が充当される場合はICカードが利用出来ない。仙台 - 山形線、仙台 - 上山線は、山交バス担当便では仙台市交通局icscaはストアードフェアによる利用はできない。
  11. ^ 取扱のみでカードの販売は行っていない
  12. ^ 但し、群馬バスが運行している路線の内、箕郷~駒寄・はるな郷線、間野~里見小学校線、権田~月並~新開入口・はまゆう山荘線、安中市役所~嶺~松井田支所線並びに日本中央バスが運行している奥多野線では、nolbéは利用できない。
  13. ^ 伊香保タウンバス」4号線はICカード自体が利用できない。
  14. ^ なお、学校単位で申し込み・購入する「校外学習用フリールート券」は発売を継続する。

出典[編集]

  1. ^ “スイカ利用を地方で伸ばせ JR東、バス会社やマイナと連携も 定期券減収補う”. 日本経済新聞. (2021年2月10日). https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68990340Z00C21A2TJ1000/ 2021年3月25日閲覧。 
  2. ^ 東日本の5県でSuicaと連携する「地域連携ICカード」が登場@DIME 2022年4月17日
  3. ^ 八戸圏域地域連携カード ハチカ - 八戸公共交通ポータルサイト
  4. ^ “使って「ハチカ」来月デビュー 地域連携ICカード、バス便利に”. デーリー東北 (デーリー東北新聞社). (2022年1月21日). オリジナルの2022年1月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220122101048/https://nordot.app/857229923672997888 2022年1月22日閲覧。 
  5. ^ 高速乗合バス南部バス
  6. ^ みんなでかいぜん意見箱 令和3年 対応状況一覧【伝える】”. 八戸市地域公共交通会議・八戸圏域地域公共交通活性化協議会. 2022年8月15日閲覧。
  7. ^ 交通ポイントの購入について - 八戸市交通部
  8. ^ “青森市交通ICカード、愛称「AOPASS」”. 東奥日報. (2021年4月24日). オリジナルの2021年4月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210424133708/https://www.toonippo.co.jp/articles/-/507790 2021年4月24日閲覧。 
  9. ^ アオパス・ポイント 来月から相互利用/JRバス、一部路線で - dmenuニュース(2022年2月19日12時37分配信・配信元:東奥日報)
  10. ^ a b “十鉄ICカード運用開始 バス乗降、より便利に”. デーリー東北 (デーリー東北新聞社). (2022年4月30日). https://www.daily-tohoku.news/archives/106939 2022年4月30日閲覧。 
  11. ^ 松園営業所管内路線への地域連携 IC カード「Iwate Green Pass」サービス拡大について”. www.iwatekenkotsu.co.jp. 2021年12月14日閲覧。
  12. ^ 滝沢営業所管内路線への地域連携ICカード「Iwate Green Pass」サービス拡大について”. www.iwatekenkotsu.co.jp. 2022年10月21日閲覧。
  13. ^ 高速バス 盛岡仙台線(アーバン号)および盛岡弘前線(ヨーデル号) 地域連携 IC カード「Iwate Green Pass」のサービス開始について”. www.iwatekenkotsu.co.jp. 2021年11月10日閲覧。
  14. ^ “買い物ポイント、県北バス運賃に MORIO-Jとイグカ、連携開始”. 岩手日報. (2022年6月15日). https://www.iwate-np.co.jp/article/2022/6/15/118091 2022-08-033閲覧。 
  15. ^ “高速バスでICカード利用開始 支払いスムーズに、秋北バス”. 秋田魁新報. (2022年3月12日). https://www.sakigake.jp/news/article/20220312AK0033/ 2022年5月15日閲覧。 
  16. ^ バス運賃上限を400円に設定し郊外市民の外出促進、宇都宮市ビヨンドヘルス 2021年6月9日
  17. ^ 宇都宮で乗り継ぎ割引制度スタート 利用者「とても助かる」下野新聞 2022年9月8日
  18. ^ 交通系ICカード導入、65歳以上に割安カードも 1月から「不満」解消へ 高崎市・バス「ぐるりん」「アリーナシャトル」上毛新聞 2022年6月11日
  19. ^ “弘南バスにおける「地域連携ICカード」を利用したIC乗車サービスの提供について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道・弘南バス, (2022年10月27日), https://www.jreast.co.jp/press/2022/20221027_ho02.pdf 2022年10月27日閲覧。 
  20. ^ “IC乗車券「odeca」のリニューアルについて” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道盛岡支社・東日本旅客鉄道東北本部, (2022年10月17日), https://www.jreast.co.jp/press/2022/morioka/20221017_mr01.pdf 2022年10月17日閲覧。 
  21. ^ “「KURURU」に「Suica」機能を追加方針 北信5市町村のICカード”. 信濃毎日新聞. (2022年7月5日). https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022070500813 
  22. ^ “KURURUのシステム更新を令和7年春を目途に実施します” (プレスリリース), 長野地域バス共通ICカード KURURU, (2022年7月4日), https://www.ic-kururu.jp/news/topic.php?id=76 2022年7月15日閲覧。 

一次資料または記事主題の関係者による情報源[編集]

  1. ^ a b “Suicaと地域交通ICカード機能を併せ持つ2in1カード「地域連携ICカード」実現の取り組みについて” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道株式会社・ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社・JR東日本メカトロニクス株式会社, (2018年9月20日), https://www.jreast.co.jp/press/2018/20180920.pdf 2020年6月21日閲覧。 
  2. ^ Suica機能を持つ地域連携ICカードのサービスが広がります!~新たに9種類の地域連携ICカードがサービス開始~ (PDF)”. 東日本旅客鉄道株式会社 (2022年2月16日). 2022年2月21日閲覧。
  3. ^ a b 岩手県北バス:地域連携ICカードの名称・デザインの決定 ― 岩手県内・八戸圏域の2エリア ― (PDF)”. みちのりホールディングス・岩手県北自動車株式会社 (2021年6月24日). 2021年6月26日閲覧。
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  6. ^ 地域連携ICカードを発行開始します (PDF)”. 十和田観光電鉄株式会社 (2022年4月15日). 2022年4月17日閲覧。
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  10. ^ a b c 【お知らせ】岩手県内の一部バス路線において交通系ICカードがご利用いただけるようになります”. ジェイアールバス東北株式会社 (2022年2月28日). 2022年3月12日閲覧。
  11. ^ a b 地域連携ICカード「iGUCA(イグカ)」サービス開始のお知らせ”. 岩手県北自動車株式会社 (2022年1月24日). 2022年1月25日閲覧。
  12. ^ 中距離高速バスでの交通系ICカードのご利用について(2022年3月28日現在)”. 岩手県北自動車株式会社 (2022年2月14日). 2022年2月19日閲覧。
  13. ^ a b 地域連携ICカード「iGUCA(イグカ)」サービス開始のお知らせ”. 岩手県北自動車株式会社 (2022年2月14日). 2022年2月19日閲覧。
  14. ^ 【お知らせ】岩手県内の一部路線で交通ポイントの利用を開始します”. ジェイアールバス東北株式会社 (2022年2月18日). 2022年2月20日閲覧。
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  26. ^ 乗合バス事業譲渡に関するお知らせ”. 上信電鉄 (2022年4月1日). 2022年5月15日閲覧。

外部リンク[編集]