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商品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アメリカ合衆国スーパーマーケットの売り場に置かれている商品群
ブラジル薬局で販売されているスキンケア 化粧品

商品(しょうひん)は、経済活動において生産流通交換される物のことである。マーケティングの文脈では、消費者の求めるニーズや欲求を満たすために国内または国際市場にて提供される及びサービスシステムのことである[1]

商品には具体例として食品衣類家電などの製品のほかに、法律相談郵便配達などのサービスや、証券などの権利、情報などが含まれる。

販売する物財に主眼を置く場合には、商材(しょうざい)とも呼ばれる。

マルクス経済学における商品

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マルクス経済学において、商品とは私的な交換を目的とした財・サービスである。交換の対象ではなく、生産者自身が消費してしまう財・サービスは、そもそも商品とはなっておらず、商品は交換関係の中で成立している。

また商品は、人間ニーズを充足させる性質である「使用価値」と、あらゆる商品との交換可能性を持つ性質である「価値」を持っている。この価値は社会一般的に必要な労働時間によって決められるものであり、生産性が高まれば価値は低下するという性質を持っている。

出典

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  1. ^ Kotler, P., Armstrong, G., Brown, L., and Adam, S. (2006) Marketing, 7th Ed. Pearson Education Australia/Prentice Hall.

関連項目

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外部リンク

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