東京商品取引所

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株式会社東京商品取引所(とうきょうしょうひんとりひきじょ、Tokyo Commodity Exchange, Inc., 略称TOCOM)は、商品取引所法に基づいて商品先物取引市場を開設することを目的とする法人(会員商品取引所)として設立。2008年12月1日に株式会社化され、株式会社東京工業品取引所となり、2013年2月12日に現在の商号に変更した。また、旧東京商品取引所は明治27年(1894年)に蛎殻町で誕生したが営業不振に陥り、明治41年(1908年)に東京米穀取引所に吸収合併されているため、ここでは、第2次東京商品取引所について述べる。

概要[編集]

  • 所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-10-7
  • 代表執行役社長:濵田隆道
  • 設立:1951年2月(旧・東京繊維取引所の設立日、東京工業品取引所としての設立は1984年11月1日
  • 商品市場:上場商品・上場商品指数(上場商品構成物品・上場商品指数対象物品)
    取引の種類
    • ゴム市場 - ゴム(くん煙シート(別名RSS)):現物先物取引
    • 貴金属市場 - 貴金属白金およびパラジウム):現物先物取引・貴金属のミニ取引については現金決済先物取引・金(標準)のオプション取引・金限日取引については限日現金決済先物取引
    • 石油市場 - 石油ガソリン灯油軽油および原油):製品については現物先物取引・原油については現金決済先物取引
    • 中京石油市場 - 中京石油(ガソリンおよび灯油):現物先物取引
    • アルミニウム市場 - アルミニウム(アルミニウム):現物先物取引
    • 農産物・砂糖市場 - 農産物・砂糖(一般大豆小豆とうもろこしおよび粗糖):現物先物取引

沿革[編集]

  • 1951年2月23日 - 東京繊維商品取引所開所
  • 1952年12月12日 - 東京ゴム取引所開所、同取引所で 11:30初立会を開始
  • 1982年3月23日 - 東京金取引所開所
  • 1984年11月1日 - 東京繊維商品取引所、東京ゴム取引所、東京金取引所の3取引所統合により設立。
  • 1991年4月1日 - NTTデータ製の初期システムを稼動(貴金属市場のみシステム売買による板合せ・ザラバ仕法導入)
  • 1992年8月3日 - パラジウム取引開始(試験上場)(1994年8月22日 本上場)
  • 1997年4月7日 - アルミニウム取引開始(試験上場)(2000年4月3日 本上場)
  • 1999年7月5日 - ガソリン・灯油取引開始(試験上場)(2004年7月1日 本上場)
  • 2001年9月10日 - 原油取引開始(試験上場)(2004年7月1日 本上場)
  • 2003年1月6日 - NTTデータ製のシステム更改(新取引システムへ移行)
  • 2003年6月6日 - インハウス型クリアリングハウス制度を導入、違約対策保険の導入
  • 2003年9月8日 - 軽油取引開始(試験上場)(2004年7月1日 本上場)
  • 2004年5月17日 - 金先物オプション取引開始
  • 2005年1月4日 - ゴム取引が手振り板寄せ取引から、システム売買による板合せ・ザラバ取引に移行し、全ての取引がシステム売買による板合せ・ザラバ取引となった。
  • 2007年7月17日 - 金先物ミニ取引開始
  • 2008年1月7日 - 取引時間について従来【前場】9:00〜11:00【後場】12:30〜15:30であったものを、【前場】9:00〜11:00【後場】12:30〜17:30となった。
  • 2008年11月10日 - 白金先物ミニ取引開始
  • 2008年12月1日 - 株式会社化
  • 2009年5月7日 - NTTデータがシステム・インテグレータとして導入されたNASDAQ OMXの取引・清算パッケージソフトを用いた取引システムを稼働開始。それに伴って取引時間が日中立会が9:00〜15:30、夜間立会が17:00〜23:00となった。(ただし、ゴム市場の夜間立会については17:00〜19:00)
  • 2010年3月23日 - 日経・東工取商品指数先物取引(TOCOM NEXT)開始(限日取引)(試験上場)
  • 2010年5月6日 - 2006年2月24日に立ち会いを休止されていた軽油を取引再開
  • 2010年9月21日 - 夜間立会(2010年9月22日計算分以降)については、17:00〜23:00であったものを17:00〜04:00と変更になった。(ただし、ゴム市場の夜間立会については17:00〜19:00)
  • 2011年5月2日 - 日経・東工取商品指数先物取引(TOCOM NEXT)開始(限月取引)(試験上場)
  • 2012年6月 - 解散が予定されている東京穀物商品取引所コメ取引受け入れに伴い、2013年2月に「東京商品取引所」に商号変更する予定[1]
  • 2013年2月12日 - 商号が「株式会社東京工業品取引所」から「株式会社東京商品取引所」に変更され、又、株式会社東京穀物商品取引所から一般大豆、小豆、とうもろこし及び粗糖の各銘柄が移管される。
  • 2014年7月22日 - 立会時間が変更され、日中立会時間を09:00〜15:15と、従来よりも終了時刻を15分前倒しするとともに、夜間立会時間を16:30〜04:00と従来よりも開始時刻30分前倒しし、取引時間を15分拡大。(ただし、ゴム市場の夜間立会については16:30〜19:00)
  • 2014年7月25日 - この日以降に新甫発会する限月について、新甫発会を納会日の日中立会終了後の夜間立会からと変更される。(従来は、新甫発会を納会日の日中立会終了後の日中立会からとしていた)
  • 2015年5月7日 - 日中立会から金限日取引(愛称:東京ゴールドスポット100、ゴールド100)開始

立会時間[編集]

  • 日中立会時間 09:00 - 15:30
  • 夜間立会時間 17:00 - 04:00(ゴム市場に限り、17:00 - 19:00)
1日の取引としては、17:00に開始し翌営業日の15:30に終了する。

さらに取引は24時間取引化される見込みである。

2014年7月22日より取引時間の変更を実施すると発表した。[2] 変更後の立会時間は以下の通り。

  • 日中立会時間 09:00 - 15:15
  • 夜間立会時間 16:30 - 04:00(ゴム市場に限り、16:30 - 19:00)
1日の取引としては、16:30に開始し翌営業日の15:15に終了する。

2016年9月より取引時間の変更を実施すると発表した。[3] 変更後の立会時間は以下の通り。

  • 日中立会時間 08:45 - 15:15
  • 夜間立会時間 16:30 - 05:30(ゴム市場に限り、16:30 - 19:00)
1日の取引としては、16:30に開始し翌営業日の15:15に終了する。
寄板合わせ、立会開始時(8:45及び16:30)に寄板合わせを実施
引板合わせ、5分間の注文受付時間を設け、立会終了時(15:15及び翌5:30)に引板合わせを実施。ゴムの夜間立会の引板合わせは19:00。
訂正・取消不可時間帯、寄板合わせ前及び引板合わせ前に、訂正・取消注文を受付けない時間帯(1分間)を設定。 ただし、日中立会終了時の引板合わせを除く。

なお現行システムでは、値幅制限を廃止し国際標準のサーキットブレーカー制度を採用している。

テレビCM[編集]

CMは常に、石油バージョンと金取引バージョンの2種類が製作される。1ヶ月(長い場合は2ヶ月)間は片方のCMしか放映しない。切り替えは基本的に月初め。

組合組織時代はCM中に会員各社が日替わりで表示されていたが(BSジャパンでは加盟社を表示しない形に差し替え)、株式会社化されたため加盟社表示は廃止された。

スポンサー番組[編集]

過去のスポンサー番組

歴代のCM出演者[編集]

関連事項[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]