為替スワップ

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為替スワップ: foreign exchange swap または forex swap または FX swap)とは、為替取引の一種。たとえば、通貨A(例:円)を担保に入れて通貨B(例:ドル)を借り、一定期間後に通貨Bを返すような為替取引[1]

概要[編集]

より専門的には、為替直物取引と為替先渡取引を逆方向で同時に行う取引[2]とも言える。

通貨スワップとは2つの通貨を用いる取引という点で似るが、別物である。

性格[2][編集]

たとえば、ユーロ圏の金融機関が直物の米ドル買い・ユーロ売り、先渡の米ドル売り・ユーロ買いという為替スワップ取引を行うことを考える。このような取引を用いれば、(相対的に)調達が容易なユーロさえ手許に用意すれば、米ドル資金を一定期間調達することができると言える。

またこうした取引は、上記例で言えば自国通貨のユーロを担保に米ドル資金を調達する有担保取引としての性格を有していることから、米ドル資金の無担保調達が制限されているような金融機関でも用いやすい。

脚注等[編集]

  1. ^ 為替スワップ”. 株式会社外為どっとコム. 2017年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月18日閲覧。
  2. ^ a b 為替スワップを利用した米ドル資金の調達コストの動向について(日銀レビュー; 金融市場局 安藤雅俊)”. 日本銀行. 2019年7月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月18日閲覧。