バイナリーオプション

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バイナリーオプション英語: binary option)は為替金融商品の一種である。

一般的な株式や外国為替証拠金取引(FX)は、値段が「上昇する」か「下落する」かを予測し、その後の「値動き」に応じて「利益か損失」が確定し、その「値幅」に応じて「損益金額」が変動する。

バイナリーオプション取引の「ハイ・ロー」も、値段が「上昇する」か「下落する」かを予測し、その後の「値動き」に応じて「利益か損失」が確定する点は同じだが、「損益金額」は「値幅」によって変動することなく固定される。またレバレッジが無いので追証が無いのも特徴。よって、「最大損失額」を限定して取引できる。

ただ、国民生活センターは「一見すると簡単な取引に見えるが、リスクの高い取引である。短期間に繰り返し取引した場合、損失額が大きくなるおそれがある」と警告している[1]

規制[編集]

2013年7月18日からバイナリーオプションを含む特定店頭オプション取引について、新たな自主規制ルール等が設けられた。

金融商品取引法により、日本の顧客との間でバイナリーオプションの取り扱い業務を行う場合は、海外業者も含め、金融商品取引業の登録が義務付けられている。しかし2014年から、海外でバイナリーオプションなどを取り扱う無登録の業者とインターネット上で取引を行い、「損失が生じても返金に応じない」「高額の支払いを要求された」などのトラブルに遭遇する例が急増しており、国民生活センターが注意を呼び掛けている[1][2][3]

脚注[編集]

  1. ^ a b 海外業者とのバイナリーオプション取引にご注意ください!紹介事例 - 国民生活センター、2014年9月4日
  2. ^ バイナリ−投資:返金応じず被害急増 海外業者野放し 毎日新聞 2014年9月2日
  3. ^ バイナリー取引:トラブル急増 国民生活センター注意喚起 毎日新聞 2014年9月4日