リバース (湊かなえの小説)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
リバース
著者 湊かなえ
発行日 2015年5月19日
発行元 講談社
ジャンル 推理小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六変型
ページ数 280
公式サイト bookclub.kodansha.co.jp
コード ISBN 9784062194860
ISBN 9784062935869文庫本
Portal.svg ウィキポータル 文学
[ Wikidata-logo-en.svg ウィキデータ項目を編集 ]
テンプレートを表示

リバース』は、湊かなえによる日本の推理小説2013年11月号から2014年12月号まで雑誌『小説現代』に連載され、2015年5月19日講談社から単行本が刊行された[注 1]。第37回吉川英治文学新人賞の候補作。2017年3月15日には講談社文庫版が刊行された。

湊にとって、長編小説で初めて男性を主人公にした作品であり、編集者にお題を出されて結末を書いた初めての作品[2]。そのお題とは、物語の最後の場面で主人公自身が犯人だったことに気づく、というもの[3]

2017年にTBSテレビドラマ化された。

あらすじ[編集]

しがないサラリーマンの深瀬和久は、コーヒー店・クローバーコーヒーで出会った越智美穂子と付き合うようになる。ある日、美穂子の職場に「深瀬和久は人殺しだ」という手紙が届いたことから、深瀬は3年前の夏にゼミ仲間5人で行った旅行のことを美穂子に告白する。長野県斑尾高原で深瀬・浅見康介・村井隆明・谷原康生は、広沢由樹が飲酒していることを知りながら彼一人に車で村井を迎えに行かせた。広沢は道中で事故に遭い車は炎上して帰らぬ人となり、4人は飲酒運転の事実を隠し続けていた。話を聞いた美穂子が深瀬のもとを去る一方、浅見らゼミ仲間にも「〇〇は人殺しだ」という告発文が届いたうえ、谷原が駅のホームに突き落とされる事件が起きる。深瀬は広沢の死に恨みを持つ人物を調べることにする。

広沢の地元愛媛県で彼の両親や同級生らに話を聞く中、深瀬は自分の知らなかった広沢を知っていく。自分と広沢は同じ人種だと思っていたが、実は彼は自分と違って多くの人に好かれていたのだと気づいた深瀬は、同様のコンプレックスを抱えて広沢と絶縁した古川大志の話から、広沢が美穂子と付き合っていたことを知る。

クローバーコーヒーで美穂子と再会した深瀬は、広沢について調べたノートを見せる。ノートを読んだ美穂子は、ストーカーからの嫌がらせの手紙を真に受けた深瀬が飲酒運転を告白してしまったことや、飲酒を隠していたゼミ仲間を許せず同様の告発文を送りつけたことを語る。また、美穂子は飲酒運転をしようとした谷原を突発的に突き放してしまったという。話を聞いた深瀬は、広沢のことをもっと知ってノートいっぱいに埋めようと提案し、美穂子は広沢が蕎麦アレルギーである旨を書き記す。こうして仲直りした深瀬と美穂子のもとに、マスターがコーヒーを持ってくる。マスターの妻がコーヒーに入れる蕎麦の蜂蜜を、深瀬は知っていた。それはあの日、広沢を送り出す前に深瀬が渡したコーヒーに入れた蜂蜜と同じものだった。「広沢由樹を殺したのは……。俺だったのか。[4]」。

登場人物[編集]

深瀬和久(ふかせ かずひさ)
主人公。事務機器メーカー・ニシダで営業として働く。趣味はコーヒーを楽しむことで、コーヒーには蜂蜜を入れて飲む。運動神経が悪く、勉強はできるが家庭の事情で進学校に通うことができず、周囲と打ち解けられないままコンプレックスを抱いていた。大学4年次にゼミで出会った広沢が初めての親友。事件当時は運転免許未取得。
越智美穂子(おち みほこ) ← 河部美穂子(かわべ みほこ)
深瀬の恋人。パン屋・グリムパンで働く。広沢の元恋人で高校の同級生。横浜の女子大学に進学し、古川や広沢と再会する。父の不労を理由に両親が離婚したため大学3年次に広沢の就職を強く要望したが、それ以降の彼に距離を感じ始めた。広沢の三回忌を機に、彼が最期を共にした友人たちに会ってみたいと思い深瀬たちに近づく。
広沢由樹(ひろさわ よしき)
深瀬の親友でゼミ仲間。体格がよく運動神経がよい。毎日どころか3食同じでもいいくらいカレーが好き。蕎麦アレルギー。卒業後の就職に積極的ではなく、海外を旅したいと言っていた。3年前の旅行中に飲酒運転を行い事故を起こす。遺体は翌日に崖下で焼死体として発見された。
浅見康介(あさみ こうすけ)
深瀬のゼミ仲間。楢崎高校の社会科教師。事件当時に運転免許を取得していたが飲酒運転になるからと運転を断った。事件以降禁酒している。車に告発文を貼られた上にビールをかけられるが、学校では飲酒沙汰で大会出場停止になった運動部生徒の仕業ではということになっていた。村井によると、広沢に家庭教師の仕事を奪われたことがあった。
木田瑞希(きだ みずき)
浅見の同僚。国語教師。広沢と美穂子の高校の同級生。深瀬に広沢の恋人と勘違いされるが、深瀬と広沢が知り合いだとは知らなかった。
村井隆明(むらい たかあき)
深瀬のゼミ仲間。親が県議会議員で、ゼミの旅行先はその別荘だった。事件前日に事故を起こしたため日中は旅行に同行できず、夜になって深瀬らゼミ仲間に車での送迎を頼んだ。浅見と谷原を疑い、広沢の事故の第一発見者である彼らが飲酒運転を隠蔽するために車を燃やしたのかもしれないと思っている。
谷原康生(たにはら やすお)
深瀬のゼミ仲間。商社に勤める。大学時代、広沢と同じ野球チームだった。事件当時は運転免許未取得。飲酒運転しようとした上に美穂子に抱きつこうとして、駅のホームへ突き落とされる。かすり傷で済んだものの精神的にダメージを負い家から出られなくなる。
広沢の父
愛媛でみかん農家を営む。息子の追悼文集を作ってもらうため、深瀬に息子の同級生らを紹介する。息子の海外行きを反対したことを後悔している。
広沢の母
息子にコーヒーに蜂蜜を入れる飲み方を伝え、みかんの蜂蜜を仕送りしていた。古川にゼミ仲間の連絡先を教える。
松永陽一(まつなが よういち)
小学校時代、広沢と同じ少年野球チームだった。広沢の運動神経の良さを語り、彼の運転ミスに疑問を抱いている。
上田麻友(うえだ まゆ)
広沢とは小中高同じ学校に通っていた。深瀬に小中高の卒業アルバムを貸す。
吉梅あおい(よしうめ あおい)
麻友の友人。広沢とは高校の同級生。広沢に片思いしていたが、彼は透明な人で告白すれば誰でも付き合うだろう、自分みたいな嫌われ者の色に染まってほしくないと思い、身を引いた。
岡本翔真(おかもと しょうま)
広沢の高校の同級生。バレー部のキャプテン。広沢が高校時代に自分たちのような活動的なグループではなく、暗い古川と仲良くしていたことを不思議に思う。
古川大志(ふるかわ たいし)
広沢の親友で高校の同級生。大学進学時に広沢と上京し、違う大学に通いながら同じアパートに住んでいた。大学3年次にパン屋で働く美穂子と再会した。広沢と美穂子が付き合い始めてからも3人でよく遊びに行っていたが、ある日自分は2人とは釣り合っていないと感じて広沢と絶交した。深瀬と自分は似ていると語る。
池谷博之(いけたに ひろゆき)
谷原と同じ野球チーム。チームのマネージャーが美穂子であることと、谷原が突き落とされる前の状況を深瀬に教える。

書籍情報[編集]

テレビドラマ[編集]

リバース
ジャンル ヒューマンミステリー
放送時間 金曜22:00 - 22:54(54分)
放送期間 2017年4月14日 - 6月16日(10回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 TBS
演出 塚原あゆ子
山本剛義
村尾嘉昭
原作 湊かなえ『リバース』
脚本 奥寺佐渡子
清水友佳子
プロデューサー 新井順子
出演者 藤原竜也
戸田恵梨香
玉森裕太Kis-My-Ft2
小池徹平
三浦貴大
市原隼人
武田鉄矢
エンディング シェネル「Destiny」
外部リンク 公式サイト

特記事項:
初回15分拡大(22:00 - 23:09)。
テンプレートを表示

2017年4月14日から6月16日までTBS系「金曜ドラマ」枠で放送された。主演は藤原竜也[5]

制作[編集]

金曜ドラマ枠における湊かなえ作品のドラマ化はこれが3作目[5]。過去2作『夜行観覧車』(2013年1月期)、『Nのために』(2014年10月期)の制作チームが今作にも携わっている[5][注 2]。ドラマでは原作の続きも描き、オリジナルストーリーの結末を原作者の湊が書き下ろす[7][8]。結末がドラマオリジナルとはいえ、ミステリー作品であるため放送中には視聴者の間で原作のネタバレが問題視された[9]

公式サイトのタイトル下には「birth:Re:verse」と書いてあり、反転(Reverse)と再生(Rebirth)の意味も持つ[10]。物語は主人公・深瀬和久が恋人・越智美穂子と出会う「現在(2017年)」を軸に、深瀬の親友・広沢由樹の失踪事件が発生した「10年前(2007年)」の大学時代のエピソードを織り交ぜながら進行する[11]。告発文の送り主を突き止めるミステリー要素に加え、大学時代それほど仲良くなかったゼミ仲間らが友情を築いていく人間ドラマを群像劇で描く[12][13]

2017年2月7日、長野県でクランクイン[14]。1、2話の雪山のシーンは、ドラマでは珍しくほぼすべてロケで行った[11]

主題歌「Destiny」は、ドラマのプロデューサーである新井順子のオファーによって、歌手デビュー10周年のシェネルが担当した。偶然にも湊の作家デビューも10周年であった[15]。「インパクトとキャッチーさを備え」たメロディーと「物語に寄り添った」歌詞がドラマに大きな影響を与えていると評され[16]、楽曲は音楽配信ランキングで1位を獲得したほか、歌詞検索サイトのランキングや、USENのリクエストで上位にランクインした[17]

受賞[編集]

キャスト[編集]

主要人物[編集]

深瀬和久〈32〉
演 - 藤原竜也[5]
主人公。有名大学を卒業するも、自分には価値がないとコンプレックスを抱き[19]、美味しいコーヒーを淹れることだけが取り柄の冴えない人生を送ってきた。お人良しで涙もろく間が悪い。見なくてもいい場面を目にすると浅見・隆明・康生から評される。元々人付き合いが苦手で大学時代まで友人と呼べる存在がなく常に孤立していた。大学4年次にゼミ仲間の広沢と初めて親友になるが、卒業旅行で彼を失う。ニシダ事務機に勤務。転職先を探していたが、第5話にて勤務先が突然倒産して失職した。
10年前の事件当日、広沢が蕎麦アレルギーであることや、彼に渡したコーヒーに入れた蜂蜜が蕎麦を使っていたことを知らなかった。そのことに気付き最終話では自責の念から大量の酒を飲んで体調を崩してしまうが、自宅に訪ねてきた小笠原の看病のほか、美穂子や仲間たちの励ましの言葉にて立ち直り、仲間たちと共に広沢の両親に全ての真実を打ち明けて謝罪した。エピローグにて輸入食品会社への再就職を果たすと、大阪で働く美穂子に会いに行った。
越智美穂子(旧姓:河部)〈30〉
演 - 戸田恵梨香[5]
深瀬の恋人。パン屋「グリムパン」で働く。彼女曰く「心が狭い」性格が災いし、人間関係に苦労している。入院中の母の看護を機会に実家の大阪へ戻ることを考える。
広沢の元恋人。広沢の高校の2学年下の後輩で、短大進学のため上京した際に大学3年の広沢と再会して交際に発展する。しかし父の不労により両親が離婚したため、大学4年になっても卒業後の進路をはっきりさせない広沢に不信感を抱き距離を置く。事故から10年が経ち引っ越し準備の際に、かつて広沢から届いた卒業旅行時のお土産の手紙を読んで、彼が最期を共にしたゼミ仲間らに会ってみたいと思うようになる。彼らに良い印象を持ち、中でも広沢と親しかった深瀬には好意を抱くが、しだいに彼らは広沢の死を反省していないと感じるようになる。そこでストーカーが深瀬宅にした「人殺し」の張り紙を見て、深瀬たちに告発文を送りつけることを思いつく。その後8話では一方的に深瀬に別れを告げ、谷原を突き落としたことを警察に話した。美穂子本人は深瀬を騙したことを負い目に再会する資格などないと思っていたが、引越し当日に駆けつけた深瀬の告白を聞き和解。彼に励ましの言葉や再会の誓いを伝えた。エピローグでは地元大阪のパン屋で働いており、再就職を果たした深瀬と再会する。
浅見康介〈32〉
演 - 玉森裕太Kis-My-Ft2[5]
深瀬のゼミ仲間。高校の社会科担当の真面目な熱血教師。ある朝、自車に「浅見康介は人殺し」という告発文を貼られて、それを拡散されたことから生徒達に疑いの目を向けられる。広沢の飲酒運転を悔いて禁酒しており、サッカー部の飲酒沙汰を追及する。その後「有給休暇」として生徒達と距離を置くよう校長らから指示される。
10年前の事故現場で隆明に似た人影を目撃しており、彼が広沢の事件に関わっているのではと疑っている。一方で康生とともに自身も事故現場の血痕を隠蔽していた。最終回では教職に復帰している。
広沢由樹〈享年22〉
演 - 小池徹平[5]
深瀬の親友でゼミ仲間。野球が得意で何をやらせても卒なくこなす。孤立している人を見ていられず手を差し伸べる心優しい性格で、断ることがなかなかできないため周囲から誤解を受けることもあった。卒業後は就職せず海外に行きたいと話していた。10年前の旅行中行方不明となり、半年後に白骨遺体が見つかる。旅行当日は運転免許取得から日が浅い上に飲酒運転だった。
遺体が発見された地点と、広沢が運転していたとされる車の事故現場が10kmほど離れていたことから、警察関係者の中には「事故に見せかけた殺人事件」を疑う者もいたが、捜査は突然打ち切られ広沢の死因は「事故死」と結論づけられた。彼の飲酒運転を知っているのはゼミ仲間の深瀬ら5人だけ。遺族と対面した深瀬たちは口裏を合わせていた訳ではなかったものの彼の飲酒のことを話さなかった。
蕎麦アレルギー。蕎麦の蜂蜜入りコーヒーによるアナフィラキシーショックで崖から転落した可能性に気付いた深瀬に衝撃を与える。しかし小笠原の調査によって、アレルギーで倒れる直前に窃盗団が村井の車を盗もうとしている現場に遭遇し、1人でそれを止めようとしたこと、窃盗団が倒れた彼を救護していれば助かっていた可能性があることが判明する。
村井隆明〈32〉
演 - 三浦貴大[5]
深瀬のゼミ仲間。県議会議員である父の第二秘書として働く。有力議員の娘である香織と政略結婚させられ、夫婦生活は破綻している。議員の沼淵ことはと不倫していたが、関係が公となったため彼女に別れを告げた。その後香織に離婚届を手渡した。
10年前に深瀬達に旅行を提案した張本人だが、旅行の前日に事故を起こし当日の集合時間に遅刻していた。妹・明日香と一緒に宿泊先近くの駅まで電車で向かい、車で送迎に来るよう深瀬達に電話で一方的に呼び掛けた。その後タクシーをつかまえるが、広沢が飲酒運転だという浅見からの電話を受け途中下車し、広沢が運転していたとみられる車が川で爆発炎上するのを見た。その後広沢の車の事故現場で何かを隠蔽する浅見と康生を目撃した。
第5話にて行方不明となるが、実は香織に監禁されていることが判明し、その後甲野によって救出される。最終回では父に後を継がず自分で道を決めると宣言した。
村井明日香 → 谷原明日香〈27〉
演 - 門脇麦[5]
隆明の妹。康生の妻。兄の同級生・広沢に高校生のころ片思いしており、10年前の旅行に同行した。またこのころから康生に見初められており、彼が広沢を快く思わない原因となっていた。隆明が10年前の事件で何かを隠していることに疑問を抱いており、スキャンダルを抱えている父にも懐疑的。
谷原康生〈33〉
演 - 市原隼人[5]
深瀬のゼミ仲間。大手商社に入社し、学生時代から好きだった明日香と結婚し一児をもうけた。上司からパワハラを受けて本社勤務を外されたことを周囲に言えずにいた。草野球の帰りに駅のホームから突き落とされて意識不明の重体に陥る。回復後は家族のため本社復帰を目指して前向きに働く。最終話では上司からのパワハラと不当な人事異動が露見し、上司からの謝罪を大きな心で受け止めた。

その他[編集]

広沢忠司〈65〉
演 - 志賀廣太郎[5]
広沢の父。愛媛でみかん農家を営む。事件の真相を聞いた時は深瀬たちを責めず、息子が生きて何をしていたかを教えるよう頼んだ。
広沢昌子〈57〉
演 - 片平なぎさ[5]
広沢の母。息子の事故死を受け入れられず、小笠原と接触する。息子のいた神奈川や、事故現場の長野にしばしば訪れる。事件の真相を聞かされて深瀬たちを拒絶したが、小笠原の説得によって前向きに生きることを決める。
乾恭子〈48〉
演 - YOU[5]
クローバーコーヒーのマスターの妻。お人良し。深瀬と美穂子の交際を後押しする。深瀬に教わってからコーヒーに蜂蜜を入れるのにハマっている。
小笠原俊雄〈65〉
演 - 武田鉄矢[5][20]
ジャーナリスト。長野県警の元刑事で、広沢失踪事件の担当だった。失踪事件の翌春、事件が「事故」として処理され、また運転免許センターへの異動の内示が出されたことで上司に激しく反発し退職。それ以来妻子とは別れている。
村井明正県議の不正を調べる中、10年前の広沢失踪事件の関係者である隆明の名前を見つけ、彼やゼミ仲間らが事件の「真相」を知っているのではと4人の前に頻繁に現れるようになる。広沢の飲酒運転を告白した深瀬と協力関係になるが、事件が公になることを危惧した甲野の指示でチンピラに襲撃される。
その後も事件の調査を続け、10年前の窃盗事件で逮捕された犯人が逃走用車両として村井の車を盗もうとし、それを止めようとした広沢がアレルギー症状で倒れたのを放置したこと、逃走中に事故を起こして車を乗り捨てたことを突き止める。事件解決後はジャーナリストを辞め、新しい人生を見つけると決めた。
森下泉〈23〉
演 - 藤本泉
浅見のクラスの副担任。国語教師。浅見を慕い、出入り業者だが彼の知人という深瀬にも親しく話す。
藤崎莉子〈17〉
演 - 山口まゆ
浅見の生徒。浅見を信頼し、サッカー部の飲酒沙汰で浅見が「有給休暇」を取らされたことに納得していない。浅見を「あさみん」と呼んで慕っている。深瀬にサッカー部の飲酒を目撃させる。
相良了平〈17〉
演 - 鈴木仁
浅見の生徒。サッカー部キャプテン。部全体で飲酒沙汰を起こすが、処分を免れるため飲んでいたのはノンアルコールだと主張する。部の伝統である飲酒を理由とした大会出場停止に納得できず、しばらくは浅見の授業をサボっていた。しかし浅見から10年前の出来事を聞かされ、どこかやりきれない気持ちはあったもののその後は授業に出席するようになる。
村井明正〈70〉
演 - 村井國夫
隆明・明日香の父。神奈川県議会議員。不正融資疑惑で週刊誌に追われている。いまだ頼りない息子に苛立つ。10年前、広沢の飲酒運転を相談してきた隆明に、車を爆破して証拠を隠滅するよう指示し、警察捜査の早期終了を根回しした。甲野の起こした問題の責任を追われ、明日香からも不祥事や10年前の事件の証拠隠滅を理由に絶縁を迫られるが事件解決後は家族関係修復の兆しを見せている。
村井香織〈26〉
演 - 趣里
隆明の妻。過去に大臣も務めた有力議員の娘。彼が国会議員になることを見込んでお見合い結婚したが、姉妹の夫より劣る地位で覇気や出世欲が感じられない隆明に失望している。家事はせず家はゴミが散乱している。隆明を監禁していたが甲野に救出されたことで錯乱状態に陥っていた。最終回にて隆明と離婚する。
甲野伸之〈52〉
演 - 山崎銀之丞
村井の第一秘書。第二秘書である隆明に不満を抱いており、県議の地盤を継ぐのは自分だと考えていた。広沢の事故がスキャンダルとして公になるのを恐れるあまり独断で関係者の口封じを行い、村井県議からクビを言い渡される。
沼淵ことは〈42〉
演 - 篠原ゆき子
隆明と不倫関係。神奈川県議会の女性議員。心身ともに夫のモラハラを受け疲弊していたときに隆明と知り合い、惹かれていった。不倫が報道されて隆明から別れを告げられたため、マスコミの前で不倫関係は事実無根であると釈明した。
谷原七海〈3〉
演 - 古田結凪
康生・明日香の娘。パパが大好き。深瀬を呼び捨てにする。
乾圭介〈48〉
演 - バッファロー吾郎A
クローバーコーヒーのマスター。恭子の夫。
種田
演 ‐ 桜井聖
浅見の勤務先の副校長。
畠山
演 ‐ 牧村泉三郎
浅見の勤務先の教師。
下村
演 ‐ 六角慎司
谷原の勤務先本社の直属上司。
藤堂
演 ‐ 平賀雅臣
谷原の勤務先本社の部長。
宮内
演 ‐ 長部努
谷原の勤務先本社の同僚。
井塚
演 - 水野智則
深瀬の会社の上司
小菅 敏郎
演 ‐ 黒田浩史
「グリムパン」店長。
宮田
演 ‐ 増田修一朗
神奈川県大和田西署刑事。
倉島
演 ‐ 渡辺憲吉
長野北署刑事課長。
二階堂
演 ‐ 谷田部俊
巡査。
古川大志[21]
演 - 尾上寛之
広沢の高校時代の親友。漁協で働く。広沢を親友だと思っていたが、自分は彼に釣り合う人間ではないと感じて一方的に絶縁した。
松永陽一
演 - 山崎裕太
広沢の幼馴染。深瀬と浅見のため地元の友人を集める。気さくで子煩悩。
川本友里
演 - 夏菜
八王子記念病院の看護師。愛称は「カワちゃん[21]」。広沢の高校の後輩で元恋人。告白されたら断れない性格の広沢に嫌気がさして別れた。
相良成行
演 ‐ 堀部圭亮
浅見の生徒・相良了平の父。
越智浩子
演 - いしのようこ
美穂子の母。大阪記念病院に入院している。
成瀬慎司
演 - 窪田正孝[6]
遠藤彩花
演 - 杉咲花[6]

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

話数 放送日 サブタイトル[22] 脚本 演出 視聴率[23]
第1話 4月14日 親友の死に隠された秘密…復讐は十年後に始まった 奥寺佐渡子 塚原あゆ子 10.3%
第2話 4月21日 罪の告白…十年前に起こった雪山の悲劇 06.3%
第3話 4月28日 ついに犠牲者が…! 迫りくる告発者の影 10.5%
第4話 5月05日 犯人は女?ホーム転落…次の犠牲は誰だ 山本剛義 08.6%
第5話 5月12日 彼女に襲いかかる魔の手…そしてまた一人が消える! 清水友佳子 村尾嘉昭 09.0%
第6話 5月19日 第2章開幕…新たな容疑者!愛媛に隠された親友の謎 奥寺佐渡子 山本剛義 07.4%
第7話 5月26日 ラスト7分衝撃の展開!告発犯の正体が明らかに…! 清水友佳子 村尾嘉昭 07.3%
第8話 6月02日 最悪の復讐劇…告発犯の真の目的とは⁉ 奥寺佐渡子 塚原あゆ子 07.5%
第9話 6月09日 ついに明かされる真犯人!親友を殺したのはアイツだ 清水友佳子 山本剛義 10.4%
最終話 6月16日 誰も知らない本当の結末…今夜すべてが明かされる 奥寺佐渡子 塚原あゆ子 10.2%
平均視聴率08.8%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)
  • 第1話は、22時 - 23時9分の15分拡大放送。

関連商品[編集]

TBS 金曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
下剋上受験
(2017年1月13日 - 3月17日)
リバース
(2017年4月14日 - 6月16日)
ハロー張りネズミ
(2017年7月14日 - 9月15日)

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ 単行本刊行記念に、湊が愛用する兵庫県のコーヒー専門店・タワーコーヒーとのコラボが企画された[1]
  2. ^ 過去作の出演者である窪田正孝杉咲花が同じ登場人物を演じる[6]

出典[編集]

  1. ^ 講談社 小説現代の2015年5月20日の発言
  2. ^ 山口亮子 (2017年4月22日). “湊かなえデビューから10年 小説を書き続けてこられた理由”. AERA. 朝日新聞社. 2017年4月23日閲覧。
  3. ^ 湊かなえ 「解説 - 佳多山大地」『リバース』 講談社文庫2017年、337頁。ISBN 9784062935869
  4. ^ 湊かなえ 『リバース』 講談社文庫、330頁。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n 藤原竜也主演で湊かなえ『リバース』ドラマ化! 戸田恵梨香・玉森裕太ら出演”. マイナビニュース (2017年2月13日). 2017年3月23日閲覧。
  6. ^ a b c “「リバース」窪田正孝が方言に苦戦 杉咲花も登場”. nikkansports.com. (2017年5月29日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1831573.html 2017年6月13日閲覧。 
  7. ^ 藤原竜也&戸田恵梨香「デスノート」以来10年ぶり共演!ドラマ「リバース」で恋人役に”. 映画.com (2017年2月13日). 2017年3月25日閲覧。
  8. ^ 話題作が目白押し!戸田恵梨香が語る、1シーン撮るのに1週間の過酷な制作秘話とは!?”. 東京カレンダー (2017年3月22日). 2017年3月25日閲覧。
  9. ^ “藤原竜也「リバース」ネタバレ悲鳴続出 物語急展開で「我慢できず…」「友達が結末を…」”. デイリースポーツ. (2017年5月9日). https://www.daily.co.jp/gossip/2017/05/09/0010172177.shtml 2017年5月25日閲覧。 
  10. ^ 藤原竜也&戸田恵梨香『デスノ』以来10年ぶり共演 湊かなえ『リバース』連ドラ化”. ORICON NEWS. オリコン (2017年2月13日). 2017年3月25日閲覧。
  11. ^ a b 「リバース」第3話放送!藤原竜也『面白いですよね、深瀬って』”. ザテレビジョン (2017年4月28日). 2017年5月1日閲覧。
  12. ^ 湊かなえ原作ドラマ『リバース』、藤原竜也の“超ダサコーデ”にこだわりあり”. 週刊女性 (2017年4月28日). 2017年5月1日閲覧。
  13. ^ a b “17年4月期“最も質の高いドラマ”は『リバース』〜「コンフィデンス」ドラマ賞で2部門受賞”. ORICON NEWS. (2017年7月21日). http://www.oricon.co.jp/news/2094434/full/ 2017年7月21日閲覧。 
  14. ^ クランクイン情報”. リバース. TBS (2017年3月15日). 2017年3月23日閲覧。
  15. ^ a b ラブソングの女王・シェネル、新境地開拓!藤原竜也×湊かなえドラマ主題歌に”. テレビドガッチ (2017年3月17日). 2017年3月23日閲覧。
  16. ^ 久蔵千恵 (2017年5月5日). “『逃げ恥』を超えるか? ドラマ『リバース』主題歌と作品の密接な関係性”. Real Sound. http://realsound.jp/2017/05/post-12263.html 2017年5月25日閲覧。 
  17. ^ “藤原竜也主演ドラマ『リバース』シェネルが歌う主題歌が1位獲得!「ドラマに合いすぎて怖い」と話題”. mujic.jpニュース. (2017年5月8日). http://music-book.jp/music/news/news/142557 2017年5月25日閲覧。 
  18. ^ 【特集】第93回ドラマアカデミー賞 結果発表”. ザテレビジョン. KADOKAWA. 2017年8月9日閲覧。
  19. ^ ドラマ「リバース」の“地味で冴えない”藤原竜也に反響続々”. ダ・ヴィンチニュース (2017年4月20日). 2017年5月1日閲覧。
  20. ^ “フォーカス 武田鉄矢 ドラマ「リバース」小笠原俊雄役”. 毎日新聞2017年6月8日東京夕刊. (2017年6月8日). https://mainichi.jp/articles/20170608/dde/018/200/013000c 2017年6月13日閲覧。 
  21. ^ a b “Kis-My-Ft2玉森裕太演じる教師の衝撃告白とは…藤原竜也主演「リバース」”. テレビドガッチ. (2017年5月19日). http://dogatch.jp/news/tbs/44813 2017年5月24日閲覧。 
  22. ^ TBSオンデマンド リバース
  23. ^ “藤原竜也主演「リバース」最終回10.2% 2回連続2ケタで有終の美”. スポーツ報知. (2017年6月19日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20170619-OHT1T50067.html 2017年6月19日閲覧。 
  24. ^ “TBS金曜ドラマ『リバース』とタイアップ コーヒーにこだわった新作「ランチパック」を期間限定発売”. 山崎製パン. (2017年4月10日). https://www.yamazakipan.co.jp/company/news/20170410.html 2017年4月11日閲覧。 
  25. ^ “山崎製パン、ドラマ「リバース」とタイアップ第2弾 限定ランチパック「カツとカレー」”. 日本食糧新聞. (2017年5月15日). https://news.nissyoku.co.jp/news/detail/?id=AOYAGI20170510081914500&cc=01&ic=110 2017年5月25日閲覧。 

外部リンク[編集]