東郷町
とうごうちょう 東郷町 | |
---|---|
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 愛知県 |
郡 | 愛知郡 |
市町村コード | 23302-1 |
法人番号 | 5000020233021 |
面積 |
18.03km2 |
総人口 |
43,823人 [編集] (推計人口、2024年3月1日) |
人口密度 | 2,431人/km2 |
隣接自治体 |
名古屋市、日進市、豊明市、 刈谷市、みよし市 |
町の木 | モッコク |
町の花 | アヤメ |
東郷町役場 | |
町長 | 欠員 |
所在地 |
〒470-0198 愛知県愛知郡東郷町大字春木字羽根穴1 北緯35度5分47.9秒 東経137度3分9.1秒 / 北緯35.096639度 東経137.052528度 |
外部リンク | 東郷町 公式ページ |
ウィキプロジェクト |
ボートの全国大会「中日本レガッタ」が開催される愛知池と、国際招待ゴルフ「中日クラウンズ」が開催される中部地方で最も歴史ある名門ゴルフコース、名古屋ゴルフ倶楽部・和合コースを擁する豊かな自然に恵まれた「水とみどりとボートのまち」。
1960年代後半以降、名古屋市、豊田市方面への自動車、鉄道による通勤・通学圏として宅地開発が進み、人口が増加している。
地理
名古屋市の東にひろがる東部丘陵地に位置し、町東端の愛知池から町のほぼ中央を愛知用水の幹線が横断している。
河川
二級河川
- 境川
- 前川
準用河川
- 千子川
普通河川
- 春木川
- 羽根穴川
湖沼
地名
- 春木(旧春木村)
- 諸輪(旧諸和村)
- 和合(旧諸和村、1965年一部が日進町(現・日進市)に編入)
- 和合ケ丘(1966年、和合・諸輪の各一部より成立、1969年一部が日進町に編入)
- 春木台(1979年、春木の一部より成立)
- 白鳥(1979年、諸輪・和合の各一部より成立)
- 御岳(1979年、諸輪の一部より成立)
- 北山台(1980年、諸輪の一部より成立)
- 涼松(2004年、春木の一部より成立)
- 兵庫(2004年、春木の一部より成立)
- 三ツ池(2004年、春木の一部より成立)
- 清水(2004年、春木の一部より成立)
歴史
- 1906年(明治39年)5月10日:諸和村と春木村とが合併し東郷村となる(行政区は、諸輪、和合、傍示本、祐福寺、部田)
- 1907年(明治40年):諸和、春木の両尋常小学校を統合し、東郷尋常小学校となる
- 1915年(大正4年):東郷尋常小学校に高等科を併設し、東郷尋常高等小学校となる
- 1916年(大正5年):和合にはじめて電灯がつき、以後間もなく各地区にも行きわたる
- 1921年(大正10年):東郷村歌(東郷行進曲)が作られる
- 1922年(大正11年):村にはじめて電話が開通する
- 1925年(大正14年):和合ではじめてラジオ放送を共同聴取する
- 1929年(昭和4年)9月15日:名古屋ゴルフ倶楽部・和合コースがオープン
- 1935年(昭和10年):春木郵便取扱所(後の春木郵便局)が創設される
- 1937年(昭和12年):春木申下に役場庁舎新築
- 1941年(昭和16年):東郷尋常高等小学校を東郷村立国民学校と改称する
- 1946年(昭和21年):東郷村商工会が設立される
- 1947年(昭和22年):高等科が東郷中学校に、尋常科が東郷小学校となる
- 1948年(昭和23年):東郷村文化祭(農産物品評会、生花展示会、体育大会)開始
- 1949年(昭和24年):愛知県立旭丘高等学校東郷分校開校
- 1954年(昭和29年):和合ではじめてテレビ放送を共同視聴する
- 1956年(昭和31年):傍示本の行政区から白土地区が分離独立
- 1961年(昭和36年):愛知池完成
- 1965年(昭和40年):和合ネオポリス土地区画整理事業事業認可
- 1968年(昭和43年):愛知県立東郷高等学校開校、和合ケ丘自治会と諸輪住宅自治会が発足
- 1969年(昭和44年)5月:人口1万人に達する
- 1970年(昭和45年)4月1日:町制施行、5月:町章制定、6月春木羽根穴に役場庁舎移転新庁舎完成
- 1971年(昭和46年):尾三消防組合を設立、東郷諸輪土地区画整理事業事業認可
- 1972年(昭和47年):東郷春木土地区画整理事業事業認可
- 1973年(昭和48年):諸輪小学校開校、上城保育園開園、尾三消防組合本部消防署庁舎完成
- 1974年(昭和49年):町の木にモッコク、町の花にアヤメを定める、東郷北山土地区画整理事業事業認可
- 1974年(昭和49年):尾三衛生組合を設立
- 1976年(昭和51年):東郷美化センター完成、音貝小学校開校、東郷音頭・東郷小唄が作られる
- 1977年(昭和52年):郷土資料館完成
- 1978年(昭和53年):高嶺小学校開校
- 1979年(昭和54年):白鳥自治会と御岳自治会が発足
- 1980年(昭和55年):春木台自治会と北山台自治会が発足
- 1981年(昭和56年):押草団地北自治会が発足
- 1982年(昭和57年):東郷町民会館・町立図書館が開館、押草団地南自治会が発足
- 1983年(昭和58年):春木中学校開校
- 1985年(昭和60年):町民憲章「わたくしたちの誓い」を制定
- 1986年(昭和61年):諸輪中学校開校、愛知池運動公園完成
- 1987年(昭和62年):西白土区が発足、東郷西部特定土地区画整理事業事業認可
- 1989年(平成元年):東郷町福祉センター開設
- 1990年(平成2年):東郷町総合体育館開設
- 1994年(平成6年):愛知池でわかしゃち国体夏季大会漕艇競技開催
- 1996年(平成8年):涼松の愛知用水上に涼松せせらぎの道が完成
- 1998年(平成10年):部田山自治会が発足
- 1999年(平成11年):東郷美化センターにリサイクルプラザを開設
- 2000年(平成12年):東郷町巡回バス「じゅんかい君」運行開始
- 2004年(平成16年):イーストプラザいこまい館開館
- 2005年(平成17年):西部保育園(公設民営保育園)開園
- 2006年(平成18年)4月:人口4万人に達する、5月:東郷創立100年、東郷涼松土地区画整理事業事業認可
- 2007年(平成19年):兵庫小学校開校
- 2011年(平成23年):部田山自治会から清水自治会が分離独立
- 2012年(平成24年)11月:東郷町イメージキャラクタートッピィ誕生
- 2014年(平成26年):3月「都市の低炭素化の促進に関する法律」に基づく低炭素まちづくり計画を作成[1]、11月東郷中央土地区画整理事業組合設立(東郷セントラル開発)[2]
行政
歴代町長
- 真野貞行
- 武藤敏夫
- 石川伸作
- 川瀬雅喜
行政区
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地域
人口
東郷町(に相当する地域)の人口の推移 | |||
総務省統計局 国勢調査より |
公園・緑地
- 愛知池運動公園
- 町民運動広場
- 境川緑地公園多目的広場
スポーツ施設
- 総合体育館(アリーナ・多目的運動室・武道場・弓道場)
- 愛知池運動公園(運動場・野球場・キャンプ場・テニスコート)
- 町民運動広場
- 桝池親水公園(テニスコート)
- 境川緑地公園(多目的広場)
- ふれあい広場(ゲートボール場)
- トレーニングジム(イーストプラザいこまい館内)
文化・交流施設
- イーストプラザいこまい館
- 町民会館
- 町立図書館
保健施設
- 東郷診療所
その他施設
- 愛知県警察愛知警察署
- 尾三消防本部(尾三消防組合・豊明市・長久手市消防指令センター)
- 尾三消防東郷消防署
- 尾三衛生組合東郷美化センター
- 水資源機構愛知用水総合事業部(愛知池)
- 東郷発電所(東郷調整池(愛知池)と幹線水路の落差を利用した小水力発電設備)
- 愛知県水質試験所
- 愛知県総合教育センター
- 東郷町商工会[1]
- 愛知中部水道企業団
ナンバープレート
東郷町は、名古屋ナンバー(愛知運輸支局)を割り当てられている。
市外局番
産業
主な企業
- 東郷町に本社を置く企業
- 東郷町に事業所を置く企業
- 前田製作所名古屋支店(コマツ名古屋 愛知営業所)
- パイロットインキ東郷工場
- 大日カラー・コンポジット東郷製造事業所
- ブリヂストンタイヤジャパン中部支社愛知カンパニー名古屋東部営業所
- モデル社東郷工場
- プロトコーポレーショントマロッソ東郷ファーム[4]
主な商業施設
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- 建デポプロ東郷店(LIXIL)
- 赤ちゃんデパート水谷東郷店
- ホワイトハウス(オートプラネット名古屋)…日本最大規模の中古輸入車屋内展示場
- 153広場(国道153号に面した商業空間)
姉妹都市・提携都市
海外
- フレンドシップ相手国
2005年に開催された愛知万博で、愛知県内の市町村(名古屋市を除く。)が120の万博公式参加国をそれぞれ「一市町村一国フレンドシップ事業」としてフレンドシップ相手国として迎え入れた[11]。
日本国内
- 友好都市
- その他
以下3町と「全国東郷会」を結成していた。
教育
大学
- 名古屋大学大学院生命農学研究科附属フィールド科学教育研究センター 東郷フィールド
高校
- 愛知県立東郷高等学校 管理教育のメッカとして名高かった。[要出典]
- 東邦高等学校東郷グラウンド
中学校
- 東郷町立東郷中学校
- 東郷町立諸輪中学校
- 東郷町立春木中学校
小学校
- 東郷町立東郷小学校
- 東郷町立諸輪小学校
- 東郷町立高嶺小学校
- 東郷町立春木台小学校
- 東郷町立音貝小学校
- 東郷町立兵庫小学校
幼稚園・保育園
- 幼稚園
- 東郷旭丘幼稚園
- 保育園
- 東郷町立上城保育園
- 東郷町立諸輪保育園
- 東郷町立和合保育園
- 東郷町立中部保育園
- 東郷町立南部保育園
- 東郷町立音貝保育園
- 東郷町立たかね保育園
- 東郷町立西部保育園
- 若葉保育園
児童館
- 中部児童館
- 北部児童館
- 西部児童館
- 東部児童館
- 南部児童館
- 兵庫児童館
交通
鉄道
町内に鉄道駅・路線はないが、最寄り駅が隣接市に複数ある。
- ■名鉄豊田線(名古屋市営地下鉄鶴舞線と相互直通運転)
- 名古屋市営地下鉄鶴舞線(名鉄豊田線と相互直通運転)
- 赤池駅(町境より1.3km)
- 名古屋市営地下鉄桜通線
- 徳重駅(町境より2.1km)
バス
道路
- 一般国道
- 主要地方道
- 一般県道
寺社
春木地区
- 山神神社
- 祐福寺
- 大悟寺
- 法性寺
- 富士浅間神社
- 傍示本春日神社
- 円盛寺 - 明治24年(1891)濃尾地震の際に、庫裡が倒壊し、本堂が傾斜する被害を受けた。[13]
- 部田春日神社
- 受徳寺
- 傍示本御嶽神社
- 太子寺
- 東光寺
和合地区
- 和合春日神社
- 大徳寺
- 和合子安地蔵堂
- 和合御嶽神社
諸輪地区
- 白鳥神社
- 諸輪御嶽神社
- 清安寺
- 観音寺
- 宝珠院
札所
- 城東西国三十三観音
- 観音寺、大徳寺、円盛寺、祐福寺がそれぞれ5、6、7、8番札所に指定されている。
観光
主な観光施設
史跡・文化財
県指定文化財
- 祐福寺勅使門・円光大師画像・遣迎二尊画像
- 祐福寺一里塚
- 観音寺木造正観音菩薩坐像
- 黒笹七号窯
町指定文化財
- 祐福寺土塀
その他町内の文化財
- 祐福寺参道石垣由緒記の石
- 茶臼山古墳
- 傍示本城跡 - 天正12年(1584年)4月、小牧・長久手の合戦の際、徳川家康方に従軍していた岩崎城 (尾張国)(日進市)城主・丹羽氏清の弟である傍示本城主の丹羽氏重が岩崎城を預かっていたが、羽柴秀吉方の池田隊に攻撃されて守備の城兵全員が討死。この岩崎城の戦いが織田・徳川方を勝利に導いたと伝えられている。[15]
美術館・資料館
- 東郷町郷土資料館・昔体験館(イーストプラザいこまい館内)
祭事・催事
- 中日本レガッタ(4月:愛知池)
- 児童館こどもまつり(6月)
- 町民レガッタ(8月:愛知池)
- 町民納涼まつり(8月)
- こどもエコばんぱく(9月)
- 文化産業まつり(11月)
- 愛知池ハーフマラソン&ファミリーラン(12月:愛知池)
東郷町出身の人物
本
町の本
- 絵本『東郷の民話第1巻「知々釜のつぼ」』
- 絵本『東郷の民話第2巻「身がわり薬師さん」』
- 『東郷町誌 第1巻』
- 『東郷町誌 第2巻』
- 『東郷町誌 別巻 村絵図集』
- 『東郷町の地名考』
- 『文化財物語』
- 『東郷の民謡』
- 『猿投窯ー黒笹7号窯跡発掘調査報告書』
- 『東郷町100周年記念誌』(東郷100彩)
地区の本
- 『和合誌』
脚注
- ^ 東郷町 (14 March 2014). 低炭素まちづくり計画 愛知県東郷町 (平成26年3月14日作成) (PDF) (Report).
{{cite report}}
: 引数|ref=harv
は不正です。 (説明) - ^ “東郷町/セントラル開発”. 東郷町. 2015年7月4日閲覧。
- ^ 同じ市外局番0561は瀬戸市(市内局番は20・40・80・90番台)、みよし市及び愛知郡東郷町(30番台)、尾張旭市(50番台)、長久手市(60番台)、日進市(70番台)で使用されている
- ^ “諸輪地区に企業経営のトマト農園が完成”. 東郷町. 2015年6月6日閲覧。
- ^ “ドミー、「ドミー東郷店」オープン こだわり商品揃える”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2007年6月18日)
- ^ 東郷セントラル地区「商業施設等」事業予定者の決定について東郷町役場 平成25年7月19日
- ^ 東郷町に「ららぽーと」 東海初、18年ごろ開業中日新聞夕刊 平成25年7月19日
- ^ 東郷セントラル地区商業施設/三井不、ららぽーと整備/区整組合発起人会ら建設通信新聞
- ^ “三井不動産グループ中期経営計画「イノベーション2017 ステージⅡ」(2015~2017年度)策定のお知らせ「イノベーション2017 ステージⅡ」(PDF :2.72MB)”. 三井不動産 (2015年5月13日). 2016年6月7日閲覧。
- ^ “投資家説明資料2015年5月”. 三井不動産 (2015年5月13日). 2016年6月7日閲覧。
- ^ 「あいちフレンドシップ交流アルバム」(あいちフレンドシップ交流アルバム)
- ^ “東郷町/和合(いこまい館前)に東京駅行き夜行高速バス停”. 東郷町. 2014年7月25日閲覧。
- ^ “歴史地震記録に学ぶ防災・減災ガイド”. 愛知県. 2014年6月12日閲覧。
- ^ “町の文化財”. 東郷町. 2014年6月12日閲覧。
- ^ “岩崎城の戦い”. 岩崎城歴史記念館. 2014年6月12日閲覧。