アヤメ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
アヤメ
Iris sanguinea
アヤメ
アヤメ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: アヤメ科 Iridaceae
: アヤメ属 Iris
: アヤメ I. sanguinea
学名
Iris sanguinea
Hornem. (1813)
シノニム

I. orientalis

英名
Siberian iris

アヤメ(菖蒲、文目、綾目、学名:Iris sanguinea)はアヤメ科アヤメ属多年草である。

概要[編集]

アヤメは山野の草地(乾燥地)に生える(湿地を好むことはない)。葉は直立し高さ40~60cm程度。5月ごろに径8cmほどの紫色の花を1-3個付ける。外花被片(前面に垂れ下がった花びら)には網目模様があるのが特徴で、本種の和名のもとになる。花茎は分岐しない。北海道から九州まで分布する。

古くは「あやめ」の名はサトイモ科ショウブ(アヤメグサ)を指した語で、現在のアヤメは「はなあやめ」と呼ばれた。

アヤメ類の総称として、厳密なアヤメ以外の種別にあたる、ハナショウブカキツバタを、アヤメと呼称する習慣が一般的に広まっている(施設名、創作物など)。

優劣をつけがたい例えとして「いずれアヤメかカキツバタ」と言われるが、カキツバタが水辺などの湿地に咲く一方、アヤメは乾燥地が生育に適している。

毒性[編集]

  • 毒成分 イリジェニン、イリジン、テクトリジン
  • 毒部位 全草、根茎、樹液
  • 毒症状 皮膚炎、嘔吐、下痢、胃腸炎

自治体の花[編集]

市の花
町の花

アヤメで著名な場所[編集]

著名なあやめ祭り[編集]

  • 水郷潮来あやめまつり
  • 水郷佐原あやめ祭り
  • 新発田いじみのあやめ祭り
  • 長井あやめ祭り

関連項目[編集]