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三次市

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みよしし ウィキデータを編集
三次市
巴橋

三次市旗

三次市章
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 広島県
市町村コード 34209-2
法人番号 7000020342092 ウィキデータを編集
面積 778.18km2
総人口 47,659[編集]
推計人口、2024年5月1日)
人口密度 61.2人/km2
隣接自治体 安芸高田市庄原市東広島市
府中市世羅郡世羅町
島根県飯石郡飯南町
邑智郡美郷町邑南町
市の木 モミジ
市の花 サクラ
他のシンボル セグロセキレイ
三次市役所
市長 福岡誠志
所在地

728-8501
広島県三次市十日市中二丁目8番1号

外部リンク 三次市

三次市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町

ウィキプロジェクト

三次市(みよしし)は、広島県北部に位置するで広島県北部の中心都市。

面積は2005年に近隣の自治体と合併して誕生した新・庄原市が誕生するまでは中国地方の市では最大だった。

地理

  • 中国地方のほぼ真ん中に位置し,北部に中国山地を見上げ、南には平坦な農業地帯を有する。隣接する庄原市とともに、備北地方と呼ばれる県北地域を形成する。また、冬季には多量の降雪がある旧君田村・旧布野村・旧作木村域は豪雪地帯である。
  • 江の川本流可愛川、及びその支流、馬洗川、西城川、神野瀬川が交わる盆地を中心とした地域。河川の合流により夏場から秋にかけこの地方では珍しいが生じやすく、地元では霧の町とも呼んでいる。
  • 初代三次市発足前は、馬洗川に架かる巴橋をはさんで、北側が三次町、南側が十日市町と独立した地方自治体でいわゆる双子町と言われる市街形態だった。

歴史

三次市域の事象

江戸時代以前

明治から戦前

第二次世界大戦後

三次市の沿革

旧・三次市(1954年~2004年)

  • 1889年4月1日 - 町村制施行に伴い以下の町村が成立。
    • 三次郡
      • 三次町 ← 三次町
      • 原村 ← 原村
      • 河内村 ← 東河内村, 西河内村, 日下村, 三原村, 山家村, 小文村, 穴笠村
      • 酒河村 ← 東屋村, 西屋村, 青
      • 川地村 ← 上立村, 下立村, 上志和村, 下志和
      • 八次村 ← 南畠敷村, 畠敷村, 四拾貫村, 後山村
    • 三谿郡
      • 神杉村 ← 廻村, 高村, 江田川ノ内村
      • 田幸村 ← 大田幸村, 小田幸村, 志幸村, 木乗村
      • 和田村 ← 知村, 向江村, 皆瀬村
      • 川西村 ← 三若村, 有原村, 上田村, 石原村, 海渡村, 糸井村
    • 高田郡
      • 粟屋村 ← 粟屋村
  • 1891年6月10日 - 川西村大字糸井が田幸村へ編入される。
  • 1898年10月1日 - 三次郡と三谿郡が合併して双三郡となる。
  • 1917年5月1日 - 原村が町制施行・改称して十日市町となる。
  • 1937年3月1日 - 十日市町と八次村が合併して十日市町となる。
  • 1948年12月1日 - 河内村のうち大字日下・三原,および大字山家字郷川が三次町に編入される。
  • 1950年3月1日 - 粟屋村が高田郡から双三郡に移行。
  • 1950年9月1日 - 川地村が高田郡甲立町(現安芸高田市)の一部(大字秋町)を編入。
  • 1954年3月31日双三郡十日市町三次町及び粟屋村神杉村河内村酒河村田幸村和田村が対等合併し、旧・三次市が市制施行。
  • 1954年11月3日 - 皆瀬町全域と向江田町の一部(字中之尾の一部及び横蔵の一部)を双三郡三良坂町に割譲。
  • 1956年9月30日 - 双三郡川地村を編入。
  • 1958年2月11日 - 双三郡川西村を編入。
  • 1958年4月1日 - 有原町の一部を双三郡三和町に分離。
  • 2003年12月15日 - 広島県内の市で初めてISO14001を取得した。

現・三次市(2004年~)

行政

  • 市長:増田和俊(ますだ かずとし、2011年4月24日就任)
  • 支所:君田、布野、作木、吉舎、三良坂、三和、甲奴
  • 広島県備北地域事務所

歴代市長

経済

産業

  • マツダ三次事業所(ガソリンエンジン製造)
  • マツダ三次自動車試験場(開発中の新型車のテスト走行や新型車の試乗イベントなどを行っている)
  • ミヨシ電子広島事業所
  • シナジーテクニカ本社工場
  • カープソース本社工場
  • 中四国丸大食品本社工場
  • 農業
  • 漁業
    • 鮎漁、鵜飼、鯉漁など、内水面での漁業を生業としている者が、かつては少数ながらも存在していた。現在は観光などを除き、衰退している。

姉妹都市・提携都市

海外

地域

人口

三次市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 65,561人
1975年(昭和50年) 64,190人
1980年(昭和55年) 63,582人
1985年(昭和60年) 64,089人
1990年(平成2年) 63,596人
1995年(平成7年) 62,910人
2000年(平成12年) 61,635人
2005年(平成17年) 59,314人
2010年(平成22年) 56,605人
2015年(平成27年) 53,615人
2020年(令和2年) 50,681人
総務省統計局 国勢調査より

教育

小学校

すべて三次市立の小学校

  • 粟屋小学校
  • 河内小学校
  • 三次小学校
  • 酒河小学校
  • 十日市小学校
  • 神杉小学校
  • 青河小学校
  • 川西小学校
  • 川地小学校
  • 田幸小学校
  • 八次小学校
  • 和田小学校
  • 甲奴小学校
  • 小童小学校
  • 君田小学校
  • 布野小学校
  • 作木小学校
  • 安田小学校
  • 吉舎小学校
  • 八幡小学校
  • 灰塚小学校
  • 三良坂小学校
  • 仁賀小学校
  • 三和小学校


中学校

全て三次市立の中学校

  • 三次中学校
  • 十日市中学校
  • 塩町中学校
  • 川地中学校
  • 八次中学校
  • 甲奴中学校
  • 君田中学校
  • 布野中学校
  • 作木中学校
  • 吉舎中学校
  • 三良坂中学校
  • 三和中学校

高等学校

専修学校

特別支援学校

学校教育以外の施設

交通

鉄道

代表駅は三次駅である。三次駅は中国地方中心部の交通の要衝のひとつで広島駅からの快速列車「みよしライナー」もある。福塩線は塩町駅での分岐だが三次まで乗り入れる。

道路

高速道路

一般国道

県道

  • 市内を走る県道:

道の駅

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

観光

史跡・歴史的建造物

  • 鳳源寺(境内に大石良雄が植えた「枝垂れ桜」、浅野長矩の正室・阿久利(瑤泉院)の「瑤泉院遺髪塔」などがある。三次町)
  • 太歳神社(三次町)
  • 運甓居(頼山陽のおじで頼杏坪の役宅、三次町)
  • 住吉神社(三次町)
  • 厳島神社(十日市中)
  • 吉祥院(三次町)
  • 熊野神社(畠敷町)
  • 岩屋寺(畠敷町)
  • 出雲大社備後分院(三良坂町)
  • 殿敷(作木町)

公園・庭園

自然景勝地

博物館

レジャー

その他

  • 鵜飼(馬洗川、十日市東)
  • 広島三次ワイナリー(ワイン醸造、東酒屋町)
  • 道の駅ゆめランド布野(布野町)
  • 平田観光農園(桃・梨・ぶどう・りんごなど、上田町)
  • 君田温泉「森の泉」(「道の駅ふぉレスト君田」の一角にある温泉宿泊施設 君田町)
  • 三次人形窯元(江戸時代より続く県内唯一の人形窯元、十日市南)
  • いにしえの里三次 物怪・でこ街道(うだつと白壁の町並み、三次町)
  • 中村憲吉生家(布野町)
  • ウッドピアみよし(東酒屋町)

作品

地場産品・土産品

祭り

  • 三次さくら祭
  • 輪くぐり祭(三次 太歳神社  十日市中 厳島神社)
  • いこいの森「ホタル祭」(吉舎)
  • 小童の祇園まつり(甲奴)
  • 祇園まつり(三良坂)
  • 三次きんさい祭
  • 管絃祭(十日市中 厳島神社)
  • やまめ祭り(吉舎)

三次市出身の有名人

その他

警察
旧甲奴町が府中警察署管轄、その他の旧市町村が三次警察署管轄であったが、2004年4月1日市町村合併時に旧甲奴町の区域が移管されたため、三次市全域が三次警察署管轄である。
ナンバープレート
  • 広島ナンバー
旧甲奴町が「福山ナンバー」(中国運輸局広島運輸支局福山自動車検査登録事務所管轄)、その他の旧市町村が「広島ナンバー」(中国運輸局広島運輸支局管轄)であったが、2004年4月1日市町村合併時に旧甲奴町区域が中国運輸局広島運輸支局に移管されたため、三次市全域が広島ナンバーである。
同音の自治体

関連項目

外部リンク