ドライブイン

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トロントのハーバーフロント地区にあるドライブイン観覧車
国道156号線沿いの母野ドライブイン

ドライブイン(英:drive-in)とは、自動車に乗車したままで乗り入れることのできる商業施設のことである。

概要[編集]

モータリゼーションの発達に伴いアメリカ合衆国1950年代に普及したものである。アメリカ合衆国では車に乗ったままで映画を見られるドライブインシアターのほか、注文から食事までできるファーストフード店や車ごと乗れる観覧車まである。

日本では、交通量の多い道路脇などに設けられた、駐車場を伴う休憩施設英語でのrest areaに近い)や商業施設を指すか、もしくは特に幹線道路沿いの駐車場付きレストランのことを示す。

日本のドライブイン[編集]

高速道路にあるものはパーキングエリアサービスエリアと呼ばれる。

古くは、街道筋(特に有名観光地に通じるような道路)の食堂みやげ物店などが店舗ごとに駐車場を用意し、ドライブインを名乗っていた。その多くは貨物トラックの普及に伴う、運転手休憩所として機能しており、ほとんどが食事のみだが、横になって仮眠できるような部屋やシャワーなどを設置するものもあった。なかにはトラック運転手のために交通情報を告知したり、運輸省(現・国土交通省)国道事務所から委属された国道情報連絡所を兼ねた所もあり、緑色六角形で「国道情報連絡所」の標識を設置していた。

トラック輸送が国道から高速道路へ移行したり、国道の多車線化やバイパス化によって中央分離帯が設置され、片側一方向の集客しか見込めないようになると、廃業したりコンビニエンスストアに転業したりする店が増え、数は激減した。しかし、2014年の時点においても営業を続けている店は全国に複数存在しており、その希少さがインターネットテレビ番組等で取り上げられ、コアなファンが多く訪れることで、コンスタントに売り上げを出していることも多い。

最近では、競争力や集客力を高めるために複合店舗化が進んでおり、トイレと複数の商業施設が広大な駐車場を取り囲むように並ぶものが増えてきている。また、レストランや物販店を備えた公的な休憩施設である「道の駅」が郊外や地方の幹線道路沿いを中心に多く置かれるようになった。

都市部から郊外にかけての街道沿いでは、道の駅のほか、長距離輸送の大型トラック観光バスに向け、特に駐車場を拡大整備したコンビニエンスストア、ファミリーレストランガソリンスタンドが見られ、飲食やトイレ、シャワーなどのサービスを提供するようになった。

関連項目[編集]