F-4に関連する作品の一覧
F-4に関連する作品の一覧は、アメリカ軍や航空自衛隊などで採用されたボーイング(マクドネル・ダグラス)製の戦闘機F-4 ファントム IIに関連する作品の一覧である。
映画
邦画
- 『BEST GUY』
- 『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』
- タイのドーナ第7ロケット基地に出現した怪獣軍団を迎撃する。ゴモラの光線をよけるなど善戦するが、ゴモラの火炎とダストパンの光線で全滅する。
- 映像は新規撮影のほか、『ウルトラマンA』第1話・『ファイヤーマン』第2話の映像も流用されている。
- 『怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス』
- 回想シーンに自衛隊所属機が登場。ダイゴロウの母を攻撃する。
- 『ガメラ 大怪獣空中決戦』
- 日本平でガメラを攻撃する74式戦車を500ポンド爆弾で近接支援する。偵察機RF-4Eも登場。
- 『日本沈没 2006年』
- 航空自衛隊のRF-4EJが百里基地から発進し、北海道の火山噴火を上空から偵察する。
- 『メカゴジラの逆襲』
- 自衛隊所属機がメカゴジラIIとチタノザウルスを迎撃するが、メカゴジラIIのスペースビームで全滅する。意外ではあるが、ゴジラシリーズでF-4が登場したのは本作のみとなっている。
- 『惑星大戦争』
- 轟天乗組員で唯一の外国人であるジミーが轟天建造基地に駆けつけるのにアメリカ軍機を使用。途中でヘルファイターに撃墜されるが、ジミーは墜落直前に脱出する。
洋画
- 『アンドロメダ…』
- ピートモンドの状況を低空で偵察するほか、警戒飛行中の機体が病原菌に冒されて墜落する。劇中で登場するのはF-105 サンダーチーフの残骸だが、F-4についてはセリフで言及されている。
- 『ダイ・ハード2』
- 作中に登場する架空の国、バル・ベルデの空軍機として登場。架空のマーキングを描かれた模型が画像合成処理されている。
- 『デザート・イーグル』(イラン映画)
- イラン空軍の主力機として全般に渡って登場。イラク西部に避退したイラク空軍機破壊作戦を成功させる。
- 『ハンバーガー・ヒル』
- 北ベトナム軍が占領している南ベトナムアシャウ渓谷の937高地を攻略するための作戦である「アパッチ・スノー作戦」に参加するアメリカ陸軍第101空挺師団指揮下の空挺連隊支援のためにアメリカ空軍のF-4が登場し、ナパーム弾による空爆を行う。
- なお、この映画のロケ地はフィリピンであったため、当時、クラーク空軍基地に展開していた米空軍のF-4G(ワイルド・ウィーゼル機型)装備の戦闘飛行団所属のF-4Eが撮影に使用された。
- 『ファイナル・カウントダウン』
- ニミッツ級航空母艦「ニミッツ」の艦載機として登場。
- 『メタル・ブルー』
- 中東某国の峡谷にあるミサイル基地破壊作戦のために中東の中立国に集結した米ソ合同の特別作戦任務戦闘機部隊のうち、ソ連空軍のMiG-29 ファルクラム戦闘機役として、イスラエル空軍所属のF-4Eが登場する。なお、アメリカ空軍のF-16 ファイティング・ファルコン戦闘機役は、前作『アイアン・イーグル』と同じく、イスラエル空軍所属のF-16である。
特撮テレビドラマ
F-86 セイバー・F-104 スターファイターと並んで防衛隊、防衛軍(地球防衛軍も含む)の主要航空兵力として、61式戦車と共に怪獣迎撃に出動する事が多い。
- 『アイアンキング』
- 第8話に主翼に日の丸が描かれた機体が登場。東京を蹂躙するシルバーライダーを攻撃する。
- 『宇宙猿人ゴリ』
- 第3話に胴体に日の丸が描かれた機体が登場。ミドロン迎撃に出動する。
- 『ウルトラシリーズ』
-
- 『ウルトラマン』
- 科学特捜隊NY支部に配備されているほか、防衛隊の航空戦力としてたびたび登場。
- 『ウルトラセブン』
- 第1話で地球防衛軍(TDF)所属と思しき機体がウルトラホーク1号と並んで駐機している。
- 『ウルトラマンA』
- 第1話で地球防衛軍の戦力としてベロクロン攻撃に出動するが全滅する。後に残存した複数の機体が支援戦闘機としてTACに配備され、第12話まで登場する。
- 『ウルトラマンレオ』
- 第3話でMAC仕様の戦闘機として登場。MAC全滅後は防衛隊の戦闘機として円盤生物を迎撃。
- 『ウルトラマン80』
- 地球防衛軍(U.N.D.A.)ならびに航空自衛隊の航空戦力として第1話-第22話まで登場。エースフライヤーが登場するようになり、登場しなくなった。
- 『ウルトラゾーン』
- 第19・20話「最後の攻撃命令」に、防衛軍第302飛行隊所属機が登場。第305飛行隊のF-15Jと共にキングジョーを攻撃する。
- 『恐竜大戦争アイゼンボーグ』
- 防衛隊の戦闘機として登場。
- 『サンダーマスク』
- 第8話でベンバーン迎撃に出動するが全滅する。全滅シーンがオープニングにも使用されている。
- 『シルバー仮面ジャイアント』
- 第19話に自衛隊機が登場。ギラスモン迎撃のために出動する。
- 『大鉄人17』
- レッドマフラー隊の航空戦力として登場。後期オープニングにも実写で登場。
- 『戦え!マイティジャック』
- 第14話に主翼に日の丸が描かれた機体が登場。巨大化したミイラ怪人を迎撃するが、攻撃に入る前に全滅する。
- 『ファイヤーマン』
- 第1話にドリゴン攻撃に出動して以降、航空防衛隊所属機が複数回に登場。
- 『ミラーマン』
- 航空防衛隊の主力戦闘機として全編通して活躍。
アニメ
- 『SHIROBAKO』
- 後半クールで描かれる劇中劇『第三飛行少女隊』の制作シーンにおいてF-4が登場する。また、後半クールのオープニングフィルムにも短時間だが登場する。
- 『第三飛行少女隊』
- 前述の『SHIROBAKO』の劇中劇で、SHIROBAKOのBD/DVD第7巻に映像特典として『第三飛行少女隊』の第1話25分が収録されている。
- 人類側が使用している戦闘機として「U.S.AIR FORCE」と記載された全面グレー塗装のF-4多数が登場し奮戦するが、敵であるビルダーの操るF-35 ライトニングIIとの性能差は歴然で、被撃墜機が続出する。
- 上述の第1話においては明示されていないが、主人公グループに加わるキャサリンの乗機となることが予定されていることを示す描写が、『SHIROBAKO』での制作シーンに入れられている。
- 『うる星やつら』
- 第156話に面堂家私設軍の戦闘機として登場。170機が面堂了子の指揮のもとに水乃小路家を攻撃し、水乃小路家の私設軍と空中戦を行う。
- 『最臭兵器』
- 航空自衛隊機が多数登場。毒ガス兵器化した主人公の東京進入阻止のために、F-15JやAH-1Sと連携して、中央自動車道上で爆撃を加える。
- 『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』
- F-4に変形するサイバトロン・エアーボット偵察員ファイヤーボルトが登場する。
- 『花咲くいろは』
- 第16話と第17話で自衛隊機として登場。
- 2機編隊を下から見上げた同じ構図で回想シーンにはF-4を、現代のシーンではF-15Jを登場させ、年月の経過を表現する演出としている。
- 『メガゾーン23』
- 戦意高揚を目的とした時祭イヴの歌唱映像の中に登場。自治軍所属機ということになっているが、実機が存在するのかは不明。
- 『ルパン三世』
- 第152話でゲストキャラのミネソタ・ファッツが使用。その後、次元大介を追跡する際、乗り捨てる。ルパンたちの乗機を機首の機関砲で攻撃しているため、E型以降の機種である。
漫画
- 『エリア88』
- ベストセラー機なだけあって、第3話での登場をはじめとして様々な場面で登場している。
- 作中では複数の人物が使用しているが、F-4を主に使用した不死鳥チャーリーが代表格としてあげられる。なお、主人公である風間真も一度だけ使用している。F-4は本来複座式であり、パイロットとナビゲーターが搭乗するが、作中ではナビゲーターが乗っていなかったりと場面によっていろいろな描写が見られる。先述のチャーリーも1人で操縦しており、複座式であるF-14 トムキャットを使用しているミッキーも同様に1人で操縦している。
- 『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』
- 単行本第2巻冒頭に航空自衛隊のRF-4Eが登場。床主市上空から「奴ら」(ゾンビ)が蔓延した市内の状況を撮影する。アニメ版では第4話の冒頭に該当のシーンが見られる。
- 『空母いぶき』
- 中国に占領された先島諸島に偵察に出ていた航空自衛隊所属のRF-4EJが登場。識別コードは「ダッグ2」。多良間島を撮影するも、直後に中国人民解放軍の殲-20の追撃に遭い撃墜される。
- 『ゲゲゲの鬼太郎』
- 「妖怪獣」にアメリカ海軍機が登場。日本国政府の要請を受けて刑部狸が操る大なまずを攻撃するが、大なまずが発生させた竜巻によって一方的に撃破される。
- 『ファントム無頼』
- 航空自衛隊百里基地のF-4パイロット・神田鉄雄二等空尉とナビゲーター・栗原宏美二等空尉が中心になり織り成すドラマ。
- 神田・栗原機は主役メカらしく非常に高機動・強力な機体として描写されているが、神田の無茶な操縦が響いて物語中盤で2代目に交代している。
- 『まりかセヴン』
- 百里基地所属のコールサイン「グリフォン1」を始めとするF-4EJ改が、怪獣と交戦するまりかセヴンを援護すべくたびたび登場する。
- 『レディイーグル』
- 那覇基地所属のF-4EJ改が登場。Su-27 フランカー相手に苦戦するも複数撃墜する。
小説
- 『ARIEL』
- 航空自衛隊所属のF-4EJがたびたび登場。F-15J(作中での表記は「F-15CJ」)やF-1とともにゲドー社の巨大ロボット「降下兵」などを迎撃するが、圧倒的な技術レベルの差が存在するため一方的に撃破され続けている。また、第4巻にはイギリス空軍所属機も登場している。
- 『MM9―invasion―』
- 百里基地所属のF-4EJ改が登場。大気圏外から東京に降下し暴れまわる宇宙怪獣ゼロケルビンを、F-15Jと共に攻撃する。
- 『WORLD WAR Z』
- イラン空軍所属機が登場。ゾンビ化を引き起こすウイルスの感染者を含む大量の難民のイラン国内への流入を防ぐため、パキスタンの領土であるバルチスタンのケチ川橋を爆撃で破壊し、両国間の戦争の引き金となる。
- 『あそびにいくヨ!』
- 第8巻に嘉手納基地所属のRF-4E[1]が登場。警戒態勢を取っていた機体が、那覇港から発射された巨大アシストロイド「守礼皇5号」のパーツを撮影する。
- 『アンドロメダ病原体』
- アメリカ軍機が登場。アリゾナ州ピードモントの上空で定期訓練中に、変異したアンドロメダ菌株によって機体に用いられているポリマーを分解され、墜落する。
- 『ガーリー・エアフォース』
- 航空自衛隊のRF-4EJを「ドーター」と呼ばれる一種の無人航空機に改造した架空の派生型「RF-4EJ-ANM」が、主要メカニックおよびメインキャラクターの1人として登場する。
- 『去年はいい年になるだろう』
- F-4EJおよびRF-4Eが登場。24世紀からタイムトラベルしてきたロボット群「ガーディアン」によって、各地の航空自衛隊基地に配備されていたF-4EJが解体されてしまうが、RF-4Eは非武装の偵察機だったため放置された。
- 『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』
- 小説・漫画・アニメ版に、異世界「特地」に派遣された自衛隊機としてF-4EJ改が登場する。航空支援や偵察・翼龍との空中戦・火龍(ドラゴン)とのチキンレース・帝都元老院への爆撃など、物語中盤から出番が多い。
- 特地への入り口である門(ゲート)が銀座のど真ん中にあることから、一度分解した上で再度特地で組み立てを行う。旧式機であるF-4EJ改が派遣されたのは、万が一放棄しても惜しくないからと、GPSなどの支援がなくても運用に支障が少ないからとの判断からである。年齢的にF-15JやF-2への機種転換が難しく、F-4EJ改の退役と共に地上に降りる予定だったベテランパイロットらが派遣され、民間旅客機や米軍機への遠慮の要らない特地の空を謳歌する。特地の住民からは「空を舞う剣」と称されていた。
- テレビアニメ版『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』では、第11話から登場している。
- 『原子力空母信濃シリーズ』
- AV-8B ハリアーIIと共に信濃の艦載機としてEJ改が登場するほか、S型ベースの電子戦機EF-4S サンダーファントムやEJ改に精密攻撃能力を持たせたF/A-4 ストライクファントムといった、F-4を改造した架空機も登場する。作者によるとEF-4Sについては自衛隊の現役F-4パイロットから「無茶すぎる」という意見が出たため、後付けで運用制限が付け加えられた。
- 『皇帝のいない八月』
- クーデター部隊の航空攻撃に備え、航空総隊司令部の指示で30機のF-4がスクランブルする。なお、漫画版と映画版にも同シーンで登場するが、映画版では実写ではなくミニチュアで登場。
- 『国連航空軍シリーズ』
- フェライト塗料の使用でステルス化を行ったRF-4E ファントム・ブラッキーが登場する。関連するエピソードが存在する作品として、同作者の『ネオ・ゼロ』シリーズや『ナイト・ダンサー』がある。
- 『時間砲計画』
- 自衛隊立川基地[2]の所属機として登場。武部博士によって占拠された電子工学研究所の攻撃に参加するが、武部博士の「時間砲」によって過去か未来へと飛ばされてしまう。
- 『親切がいっぱい』
- 登場人物の1人がかつてF-4を個人所有しており、日本空軍の将兵から「幽霊戦闘機」と言われていたことが語られている。
- 『首都消失』
- 航空自衛隊のF-4EJが登場。東京が「雲」に覆われたことを受けて東京急行を行ったソ連空軍のTu-22M バックファイアに対し、百里基地所属機が三沢基地所属のF-15とともにスクランブル発進する。その後も、伊豆諸島上空へと領空侵犯したELINT仕様のTu-16 バジャーを追跡している。
- 『蒼茫の大地、滅ぶ』
- 物語序盤、航空自衛隊三沢基地所属のF-4EJとアメリカ空軍第5空軍所属のF-4Dが登場。大陸から襲来したトノサマバッタの大群に対し、青森県上空にて編隊で衝撃波による太平洋上への誘導を試みる。後半では三沢基地の第81航空隊所属機が日本から独立した東北6県「奥州国」の首都盛岡市を爆撃する。
- 『第45航空団』
- ソ連の支援を受けイラクに侵攻するイラン軍を阻止するため、米空軍の第45航空団が派遣される。著者自身も元F-4パイロット。
- 『ニセコ要塞1986』
- IBM空軍機として「F-4EX改」という架空の型番で登場。また、偵察機型も「RF-4CZ」という架空の型番で登場する。
- 『日中尖閣戦争』
- 物語序盤、一時的に那覇基地に配置された第501飛行隊所属のRF-4EJが領海侵犯した中国海軍の東海艦隊へ偵察を行うため出撃するが、艦砲による攻撃を受け操縦不能となり、そのまま東海艦隊めがけて突っ込む。
- 物語終盤では、同じく那覇基地に配備された第301飛行隊のF-4EJ改がF-2と共に対艦攻撃を行っている。
- 『日本北朝鮮戦争 自衛隊武装蜂起』
- 物語序盤にRF-4Eが登場し、竹島周辺の偵察を行うが、北朝鮮軍のロケットランチャーにより撃墜されてしまう。
- 『日本沈没』
- 三沢基地所属機が登場。日本近海に出現したバルチック艦隊をインターセプトする。なお、登場した機体はなぜか西ドイツ空軍仕様であるF-4Fとなっている。
- 『葉桜が来た夏』
- 百里基地所属のRF-4Eが登場。日本へと落下してくる異星人アポストリの十字架型宇宙船を偵察する。
- 『ファントム・シリーズ』/ファントム勇者伝説1「ファントム強奪」(OVA)
- 航空自衛隊のF-4を墜落を装って強奪し、転売している。その後のシリーズでは、主人公の個人所有機としてF-4が登場する。
- 『ベトナム空戦史』
- ベトナム戦争従軍時VMFA-314にF-4パイロットとして所属していた著者の実体験に基づく個人的F-4空戦史。
- 『滅びの笛』
- 異常発生したネズミの大群の東京進撃を阻止するため、奥多摩においてナパーム弾による爆撃を実施する。
- 『妖精作戦』
- 第2巻「ハレーション・ゴースト」にF-4EJが登場。太平洋上に出現した第二次世界大戦中の日本軍機および米軍機の大群に対してF-15J(作中では「F-15CJ」)とともにスクランブル発進するが、大群が忽然と消え去ったため空振りに終わる。
ゲーム
- 『F/A』
- アメリカを代表として多くの戦闘機が登場する縦スクロールシューティングゲーム。F-4EJが登場する。
- 『F-4Jファントムラインバッカー作戦』(ゲームブック)
- 『Lock On: Modern Air Combat』
- 各種現代ジェット戦闘機・攻撃機が登場するコンバットフライトシミュレーション。プレイヤー操縦機体ではないが、F-4EがAI専用機体として登場し、プレイヤーの友軍機あるいは敵軍機として戦闘に参加可能。
- 『Digital Combat Simulator』
- 「Lock On: Modern Air Combat」の続編にあたる最新のコンバットフライトシミュレーションで、同じくプレイヤー操縦機体ではないが、F-4EがAI専用機体として登場し、プレイヤーの友軍機あるいは敵軍機として戦闘に参加可能。
- 『Magicka』
- DLCのMagicka:VietnamにあるMagick、Napalmを唱えた際にどこからか飛んでくる。プレイヤーがカーソルを合わせた場所にナパーム弾を投下していく。威力・効果範囲ともに申し分ないが、注意しないと味方が巻き込まれやすい。
- 『WING OVER』
- F-4EJ(カラーリングはRF-4Eと同じ)が登場。
- 『X-Plane 10』
- F-4に搭乗して飛行することができるフライトシミュレーション。
- 『エースコンバットシリーズ』
- 時代設定が21世紀中盤に近かった『エースコンバット3』を除く作品で登場。大抵は序盤に登場し、『エースコンバット04』『エースコンバットX』『エースコンバット∞』ではF-4Eが主人公(プレイヤー)の初期搭乗機として登場するが、使い方次第では終盤のミッションでも最新鋭機に負けない働きを見せる。なお、『エースコンバット04』『エースコンバットX』ではF-4Eは艦載機として扱われているが、実際は艦載機ではない。
- 『エースコンバット5』ではF-4Eに加えてF-4G/Xも登場し、F-4Gは劇中に登場するジャック・バートレット大尉の初期搭乗機である。また、『エースコンバットZERO』では敵として登場するベルカ空軍のエース部隊「ズィルバー隊」の隊長ディトリッヒ・ケラーマン中佐がF-4Eの改修機に搭乗している。ただし、『エースコンバット6』では敵機として登場するのみで、自機として使用することはできない。『エースコンバットAH』では初回特典でF-4EのDLCコードが付いており、自機で操縦が可能。
- 『エアフォースデルタ』
- プレイヤーの搭乗機体として使用可能。ブルーウィングナイツではジョン・ランダルの搭乗機体として使用可能。
- 『エアロダンシングシリーズ』
- ボブノーズのJ型およびE/EJ/EJ改・RF-4E(初代のみ)が使用可能。F-4の悪癖ともいえるアドバースヨーを再現するなど、下手なPC用のフライトシムより実機に忠実な面も存在するが、RF-4Eの偵察用カメラやE/EJ/Jの見えないレーダーの再現は行われていない。
- 『凱歌の号砲 エアランドフォース』
- 日本を占拠したアメリカ海軍の機体として登場。プレイヤーも購入して使用できる。
- 『空戦乙女☆ヴァージンストライク』
- 機体そのものではなく擬人化したF-4の空乙女が複数登場している。また、初期に選択できる空乙女の「聖紗(ミサ)」はF-4EJの空乙女。
- 『コール オブ デューティシリーズ』
- 『ストライカーズ1999』
- 選択可能な自機のひとつとして登場。スピードに優れ、前作のモスキートが装備していた「クロスナパーム」と、同じく震電が装備していた「サムライソード」を持つ攻撃的な機体。反面、ミスからの持ち直しがやや難しい性能となっている。
- 『戦闘国家シリーズ』
- アメリカや日本の基本装備として組み込まれる。
- 『大戦略シリーズ』
- アメリカ陸空軍型・アメリカ海軍型などの生産タイプで購入し使用できる。作品バージョンによるが、空対空ミサイルを携行する空戦兵装と爆弾を携行する対地兵装を切り替え可能なことが多い。空母が実装されているバージョンでは、空母に着艦しての補給も可能。F-14やF-15といった、より新しい戦闘機よりは少し性能が低いが、その分安価という性格設定がされている。
- 『怒首領蜂大復活』
- ジャンプゲートを用い、未来から2008年の東京に転移してきたエレメントドーター「ネクスィ」指揮下の部隊を、ネクスィを追撃してきた首領蜂隊と共に迎撃する。ゲーム中には登場せず、設定資料集にてその存在が語られている。なお、設定資料集では型番が2008年時点で退役済みの米海軍仕様であるF-4Jとなっているが、これは、航空自衛隊のF-4EJの間違いと思われる。
- 『トムクランシーズ H.A.W.X.』
- F-4Gが初期から使用可能。USイーグルパックをダウンロード購入することでF-4Eも使用可能。
- 『バトルフィールド ベトナム』
- 『萌え萌え大戦争☆げんだいばーん』
- 鋼の乙女「ブランシュ」のモデルとなっている。また、一部のステージではサポートユニットとしてF-4が登場する。
模型類
航空機のプラモデルで主要なスケールとなっている1/32・1/48・1/72・1/144で、各社から発売されている。
- 『銀河の鷲 メガロ・ザマック』
- レギオ星の反政府組織「ニューデントゾーン」が開発した新兵器として、F-4をモチーフとした「FB-40 ガウォーク・ファントム」がラインナップされている。ファイター形態からガウォーク形態への変形が可能。発売されたキットの縮尺は1/100とされている。
実機資料
単行本・ムック形式
- 『世界の名機シリーズ F-4 ファントムII』 イカロス出版、2012年。ISBN 978-4-86320-629-8
- 機体性能、各種バリエーションの違いを豊富な写真を交えて総合的に解説したムック。航空自衛隊の機体の独自部分は扱われておらず、アメリカ海軍・アメリカ空軍・イギリス海軍・イギリス空軍・ドイツ空軍・イスラエル空軍の機体についてが主である。
- 『自衛隊の名機シリーズ 航空自衛隊F-4』 イカロス出版、2009年。ISBN 978-4-86320-202-3
- 航空自衛隊のF-4について写真を交えて解説したムック。
- 『Uncovering the US Navy F-4 B/J/N/S/Q Phantom』Danny Coremans、DACOシリーズ
- 写真集。全ページカラーで、機体各部の接近写真やコックピット内部写真が多数。
- 『FOX TWO(フォックス・ツー) ベトナム戦初のエースとなったパイロットの物語』 グリーンアロー出版社、ランドル・カニンガム、ジェフ・エセル著、木村譲二訳、1989年。ISBN 978-4-76633-112-7
映像
- 『ウェポン・フロントライン 航空自衛隊 F-4ファントム 時代を超えた戦闘機』 松竹、糟谷富美夫監督、岡部いさく監修、2014年。Blu-ray Disc(SHBR-0240)、DVD(DB-0762)、本編78分+特典映像約19分、Blu-rayはハイビジョン収録。
- 航空自衛隊のF-4 ファントムIIを取り扱った実写映像作品で、ハイビジョン規格のBlu-rayならではの迫力ある高画質となっている。新田原基地の第301飛行隊に所属する戦闘機F-4EJ改の訓練風景(離陸・空中戦・着陸、オンボードカメラ映像あり)と整備風景(タイヤ交換・空対空ミサイル搭載)およびパイロット・教官・整備員へのインタビュー、百里基地の第501飛行隊に所属する偵察機RF-4E/EJの訓練風景(陸上偵察・海上低空偵察)とパイロットへのインタビューが収録されている。