フェニックス (アリゾナ州)

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フェニックス
City of Phoenix
愛称 : "太陽の谷"
位置
アリゾナ州におけるフェニックスの位置の位置図
アリゾナ州におけるフェニックスの位置
座標 : 33°31′42″N, 112°04′35″W
歴史
成立日 1881年2月25日
行政
アメリカ合衆国
  アリゾナ州
  マリコパ郡
 市 フェニックス
市長 フィル・ゴードン (民主党)
地理
面積  
  市域 1,230.5km2(475.1mi2
    陸上   1,229.9km2(474.9mi2
    水面   0.6km2(0.2mi2
標高 331m(1,086ft
人口
人口 (2005年現在)
  市域 1,461,575人
    人口密度   1,188.4人/km2(3,077.6人/mi2
  市街地 3,393,000人
  都市圏 3,715,360人
その他
等時帯 山岳部標準時UTC-7
公式ウェブサイト : http://www.phoenix.gov/
1900年のフェニックス

フェニックスPhoenix)は、アメリカ合衆国アリゾナ州中心部に位置する州都で、同州最大の都市でもある。人口は1,321,045人(2000年国勢調査)で、2007年現在の推計人口は1,552,259人と急増している。メサ、グレンデール、スコッツデール、テンピなどを含めた都市圏(MSA)の人口は約3,251,876人(2000年国勢調査)で、全米14番目の規模。2007年推計では4,179,427人まで伸び、爆発的な人口増加が続いている。

1867年に灌漑事業と共に創設され、原住民のホホカム族の遺跡の上に、白人開拓者らが都市を創設。20世紀前半からニューディール政策によるコロラド川の電源開発、ルーベルトダム、フーバーダム、クーリッジダムの開発によって、無尽蔵の電力を供給、軍事産業に関わる航空機産業や電器機械工業が発展していき、今日では半導体などのエレクトロニクス産業、また観光都市としても発達する(下項目に記載)。

目次

[編集] 地理

フェニックスは中央部アリゾナ州のフェニックスヴァレー (Phoenix Valley) または"太陽の谷" ("Valley of the Sun") の北緯33度31分42秒、西経112度4分35秒 (33.528370°, -112.076300°) に位置している。

アメリカ合衆国統計局によると、この都市は総面積1,230.5 km² (475.1 mi²) である。このうち1,229.9 km² (474.9 mi²) が陸地で0.6 km² (0.2 mi²) が水地域である。総面積の0.05%が水地域となっている。

[編集] 気候

年間を通して温暖で、夏は暑いが乾燥しているため過ごしやすく、疫病が発生しにくいため、保養都市としても注目を浴びている。なお、砂漠のど真ん中に都市が形成されているめ、郊外の至る所でサボテンが見られ、市のシンボルの一つにもなっている。

[編集] 住民及び文化

フェニックスの中心街

[編集] 人口動静

2000年現在の国勢調査で、この都市は人口1,321,045人、465,834世帯、及び307,450家族が暮らしている。人口密度は1,074/km² (2,782/mi²) である。403/km² (1,044/mi²) の平均的な密度に495,832軒の住宅が建っている。この都市の人種的な構成は白人71.07%、アフリカン・アメリカン5.10%、先住民2.02%、アジア2.00%、太平洋諸島系0.13%、その他の人種16.40%、及び混血3.28%である。人口の34.06%はヒスパニックまたはラテン系である。

この都市内の住民は28.9%が18歳未満の未成年、18歳以上24歳以下が10.9%、25歳以上44歳以下が33.2%、45歳以上64歳以下が18.8%、及び65歳以上が8.1%にわたっている。中央値年齢は31歳である。女性100人ごとに対して男性は103.5人である。18歳以上の女性100人ごとに対して男性は102.7人である。

この都市の世帯ごとの平均的な収入は41,207米ドルであり、家族ごとの平均的な収入は46,467米ドルである。男性は32,820米ドルに対して女性は27,466米ドルの平均的な収入がある。この都市の一人当たりの収入 (per capita income) は19,833米ドルである。人口の15.8%及び家族の11.5%は貧困線以下である。全人口のうち18歳未満の21.0%及び65歳以上の10.3%は貧困線以下の生活を送っている。

[編集] メディア

フェニックス市の最初の新聞は1880年にフェニックス・ヘラルドへ名称変更した、週刊紙 Salt River Valley Herald であった。

今日、この都市は2つの主要な日刊紙によってサービスされている:w:The Arizona Republic (グレーター大都市圏をサービス) 及び The East Valley Tribune (East Valley の都市を主要にサービス)。

[編集] テレビ

フェニックスはいくつかの主要なテレビ局によってサービスされている:

  • KTVK-3 (News Channel 3, 独立系)
  • KPHO-5 (CBS 5, CBS)
  • KAET-8 (Channel 8, PBS)
  • KSAZ-10 (FOX 10, FOX)
  • KPNX-12 (Channel 12, NBC)
  • KNXV-15 (ABC 15, ABC)


[編集] ラジオ局

このリストは不完全である。

AM

  • 550 - KFYI - 保守的なトークラジオ - Fox - Clear Channel
  • 620 - KTAR - ニュース/トークラジオ - ABC
  • 710 - KMIA - スペイン語ニュース/トーク (Radiovisa network) - Black Canyon City
  • 740 - KDIR - スペイン語トーク (Radio Formula network from Mexico) - フェニックス
  • 860 - KMVP - スポーツ - ESPN
  • 910 - KGME - スポーツ - Clear Channel
  • 960 - KKNT - "The Patriot" - ニュース/トークラジオ - Salem Broadcasting
  • 1010 - KXXT - Air America Radio - Tolleson
  • 1060 - KDUS - スポーツ - スポーツニュース - テンピ
  • 1100 - KFNX - ニュース/トーク - CNN - - Cave Creek
  • 1150 - KCKY - Spanish Christian - Coolidge
  • 1190 - KMYL - トーク - NBC - Tolleson
  • 1230 - KOY - Nostalgia - CNN - Clear Channel
  • 1280 - KXEG - キリスト教系 - フェニックス
  • 1310 - KXAM - トーク - CNN - メサ
  • 1360 - KPXQ - 宗教/トーク - Glendale
  • 1400 - KSUN - 地域メキシコ音楽 - フェニックス
  • 1440 - KAZG - オールディーズ - スコッツデール
  • 1480 - KPHX - コメディラジオ (衛星経由) - フェニックス
  • 1510 - KFNN - 経済 - Fox - メサ
  • 1580 - KMIK - Radio Disney - メサ

FM

  • 89.5 - KBAQ - クラシック - フェニックス
  • 91.5 - KJZZ - 公共ラジオ:ニュース/トーク 毎日:ジャズ M-F 午後:ブルース:日曜日午後
  • 92.7 / 101.1 KNRJ-FM - ダンス/クラブ音楽 - Payson
  • 93.3 - KDKB - アルバム・ロック
  • 95.5 - KYOT - スムース・ジャズ
  • 96.9 - KMXP - アダルト・コンテンポラリ
  • 97.9 - KUPD - アルバム・ロック (98 KUPD)
  • 100.7 - KSLX - クラシック・ロック
  • 101.5 - KZON - Alternative Rock (The Zone)
  • 103.1 - KCDX-FM- 60s-80s アルバム・ロック (DJ、CM なし)
  • 103.9 - KEDJ - Alternative Rock (The Edge)
  • 107.9 - KMLE - カントリィ

[編集] スポーツ

チーム 種別 リーグ 競技場
アリゾナ・カーディナルス フットボール NFL; NFC ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム
アリゾナ・ダイヤモンドバックス 野球 メジャーリーグ; NL チェイス・フィールド
フェニックス・サンズ バスケットボール NBA USエアウェイズ・センター
フェニックス・マーキュリー バスケットボール WNBA USエアウェイズ・センター
フェニックス・コヨーテズ アイスホッケー NHL グランデール・アリーナ

日本人初のNBAプレーヤー田臥勇太がフェニックス・サンズに所属した事で、日本国内で名称が一般的に知られるようになる。

また、スコッツデールには全米有数のゴルフ場が多数見られ、4大トーナメントの一つにも数えられる全米プロゴルフ選手権もよく開催される。その他モータースポーツも盛ん。

メジャーリーグのキャンプ地としても有名。春はテンピ、スコッツデール、フェニックス、メサ、ピオリア、サプライズに分かれてキャンプがはられ、リタイアー層が多く観戦する。

[編集] 半導体産業の発展

当初はロサンゼルスシリコンバレーに後れを取っていた。しかし、1990年頃から安価な労働力と広大な土地、安い税金、そして精密機械製作には好適な乾燥した気候、大消費地への近さという条件が相俟って、カリフォルニア州から大量の半導体、エレクトロニクス産業が流入してきたことで、急速に発展。シリコンバレーに肖ってシリコンデザート(砂漠)と呼ばれることがある。

[編集] 観光・保養都市としての発展

パパゴ公園内にある穴あき岩

フェニックス近辺にはグランド・キャニオン国立公園モニュメントバレー国立公園サワロ国立公園など14に上る国立公園がある。また古くからのインディアン遺跡、開拓時代を色濃く残す町並みなどが至る所に点在しており、観光都市としても注目を浴びている。

[編集] 社会基盤

[編集] 教育

フェニックス市首都地域の公共教育は30学区によって提供されている。

この地域の高等教育の主要な機関は本校がテンピに位置し、フェニックス及びメサに分校を所有するアリゾナ州立大学である。ASU は現在2004年度学生数57,543人を有する、アメリカ合衆国の中で大きな州立大学の一つとなっている。

フェニックス大学もフェニックスに本拠地をおいている。ここはアメリカ合衆国、カナダメキシコオランダプエルトリコの至る所にキャンパスがあり130,000人以上の学生を有するアメリカで一番大きな私立営利大学である。

マリコパ郡の至る所に、成人の教育及び職業訓練を提供している10校のコミュニティーカレッジ及び2つの技術訓練センターがある。

[編集] 交通機関

フェニックス市は I-10、I-17、US 60、及び州道51号線及び202号線の交差点近くの都市圏の中央部に位置するフェニックス・スカイハーバー国際空港IATA:PHX、ICAO:KPHX)によってサービスされている。スカイハーバーは2000年に3600万人以上の旅行者を取り扱い、アメリカ合衆国内で5番目に繁しい空港である。この空港は100以上の都市に直行便のサービスを行っている。ブリティッシュ・エアウェイズエア・カナダ及びルフトハンザ航空ロンドントロントメキシコ及びドイツフランクフルト路線を提供している国際航空会社である。

メサ市の郊外にあるウイリアムズ・ゲートウェー空港(IATA:WGA、ICAO:KIWA)は地域の商業航空交通も提供している。ここは1993年に閉鎖されたウイリアムズ空軍基地(Williams Air Force Base)を転用し、主要空港のスカイハーバーを補完するため、商業空港とする事を試みている。この空港は時々近距離目的地へ旅客を運ぶためチャーター航空会社からのボーイング737型機を受け入れている。

個人及びビジネスジェットの主要な運航を行う空港としてスコッツデールスコッツデール市営空港及びメサ市のファルコン飛行場等がある。

大都市圏を通じて公共交通機関はバス系列及びライドシェア・オプションを運行している Valley Metro によってサービスされている。この都市は現在地下鉄または鉄道システムがないが、Valley Metro は現在ライトレール計画であるValley Metro Railの開発を行っている。

[編集] 友好姉妹都市

フェニックスはフェニックス姉妹都市委員会(Phoenix Sister Cities Commission)によって指定された姉妹都市を有している:


[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ