サプライズ (アリゾナ州)

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サプライズ
City of Surprise
市庁舎
市庁舎
位置
アリゾナ州におけるマリコパ郡(右下)およびサプライズの位置の位置図
アリゾナ州におけるマリコパ郡(右下)およびサプライズの位置
座標 : 北緯33度37分45.1秒 西経112度22分04.07秒 / 北緯33.629194度 西経112.3677972度 / 33.629194; -112.3677972
歴史
設立 1938年
行政
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
  Flag of Arizona.svgアリゾナ州
  マリコパ郡
サプライズ
City of Surprise
地理
面積  
  域 180.0 km2 (69.5 mi2)
    陸上   179.9 km2 (69.46 mi2)
    水面   0.1 km2 (0.04 mi2)
      水面面積比率     0.03%
標高 358 m (1,175 ft)
人口
人口 (2010年現在)
  域 117517人
    人口密度   413.6人/km2(1070.7人/mi2
  備考 [1][2]
その他
等時帯 山岳部標準時 (UTC-7)
夏時間 夏時間設定無し
公式ウェブサイト : City of Surprise

サプライズ: Surprise)は、アメリカ合衆国アリゾナ州マリコパ郡の都市である。2000年国勢調査の人口は30,848人だったが、2010年には117,517人となり[1]、10年間で281%の増加率だった。その結果フェニックス都市圏の中ではギルバートに次いで2番目に成長速度の高い都市となった。1990年から2000年の期間でも、アリゾナ州の都市と町の中で6番目成長速度の高い都市だった。

市内には面積10,562平方フィート (981.2 m²) のアクアティックスセンターや、550万ドルをかけ、床面積20,000平方フィート (1,900 m²) のマリコパ郡北西地域図書館があり、生計費指数は100.3である。

歴史[編集]

サプライズ市は1938年にフローラ・メイ・スタトラーが設立した。スタトラーはこの町が大変な価値になったら驚くことだろう」と言って「サプライズ」と名付けた[3]。サプライズ市当局はスタトラーの夫で不動産開発者かつ州議会議員のホーマー・C・ラデンが設立したと思っていたが、2010年に見つかった資産記録ではスタトラーがラデンと出会う前にこの土地を所有していたことが分かった[4]。サプライズが設立された頃は農業労働者の安価な家屋を建てるために区分けされた土地、広さ1マイル (1.6 km) 四方に数戸の家屋と1軒のガソリンスタンドがあるだけの町だったが、それ以降大きな成長を果たしてきた[5]。1960年には市制が執行された[6]

1990年代と2000年代初期には、資産開発会社デル・ウェブ社が建設した家屋があり、年齢を制限したリゾートのような地域社会となったサンシティグランドに住むために数万人規模の退職者が移転してきた。サプライズはデル・ウェブ社が開発したサンシティおよび隣接するサンシティウェストからは北西に5マイル (8 km)にある。

サンシティグランドが市の人口を増加させる推進役となり、10,187人の町は2004年に7倍以上の75,000人になった[7]。この急速な人口成長により、市当局は2007年時点の人口を103,000人以上と推計することになり、アメリカ合衆国国勢調査局のより控えめな推計値もあるが、市はこの数値をその計画に使っている[8]。市内に家を建てる人々は、適度な住宅価格、フェニックス市に比較的近いこと、州内で最も低い部類にあると市が主張する固定資産税に惹きつけられており、州内住宅建設会社トップ50のうち32社が家屋建設を担当している。

地理[編集]

サプライズは北緯33度38分19秒 西経112度21分02秒 / 北緯33.63861度 西経112.35056度 / 33.63861; -112.35056に位置する[9]。フェニックス市からは北西に約20マイル (32 km) にある。アメリカ合衆国国勢調査局による報告では、この内陸の町の市域全面積は69.5平方マイル (180.0 kmkm2)、このうち陸地が69.5平方マイル (180.0 km2) であり、水域は0.04平方マイル (0.1 km2)、水域率は0.03%である。

人口動態[編集]

人口推移
年度 人口
1970 2,427
1980 3,723 53.4%
1990 7,122 91.3%
2000 30,848 333.1%
2010 117,517 281.0%

以下は2000年国勢調査による人口統計データである。

基礎データ

  • 人口: 30,848人
  • 世帯数: 12,484世帯
  • 家族数: 9,725家族
  • 人口密度: 171.4人/km2(443.9人/mi2
  • 住居数: 16,260軒
  • 住居密度: 90.3軒/km2(234.0軒/mi2

人種別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 19.9%
  • 18-24歳: 7.0%
  • 25-44歳: 22.4%
  • 45-64歳: 25.3%
  • 65歳以上: 25.4%
  • 年齢の中央値: 46歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 96.6
    • 18歳以上: 94.9

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 21.5%
  • 結婚・同居している夫婦: 69.5%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 5.4%
  • 非家族世帯: 22.1%
  • 単身世帯: 17.9%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 8.9%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.46人
    • 家族: 2.75人

収入[編集]

収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 44,156米ドル
    • 家族: 47,899米ドル
    • 性別
      • 男性: 33,079米ドル
      • 女性: 26,347米ドル
  • 人口1人あたり収入: 21,451米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 8.7%
    • 対家族数: 5.6%
    • 18歳未満: 16.7%
    • 65歳以上: 3.3%

政治[編集]

市政府[編集]

サプライズ市はリン・トゥルイット市長と6人の市政委員[10]によって治められている。市長は市全体を選挙区として選出され、市政委員は6つの選挙区から各1人が選出される。全員が任期4年間である。

市の公式ウェブサイトは、市の開かれた情報公開について「サンシャイン・レビュー」から「サニー賞」を受賞した[11]

最大の地域ショッピングセンター[編集]

2007年2月、サプライズ市政委員会は全会一致で、アリゾナ州でも最大規模の地域ショッピングセンターであるプラサダ建設について、ウェストコア社とのインフラ償還協定を承認した。この協定では、市内のプラサダの地、州道303号線沿いに、総額2億4,000万ドルまでのインフラ建設と設置費用をウェストコア社が負担することを求めている。市はそのインフラを所有しプラサダ自体から上がる消費税からウェストコア社に建設費用を償還する。計画が完成すると、市は年6,000万ドルの消費税収を予測し、プラサダは地元住民に20,000人分以上の雇用機会を提供する計画である[12] [13]

警察[編集]

サプライズ警察署[14]には4つの部門がある。

  • 現場活動部: パトロール警官6個大隊、これに児童警官、動物制御警官および自動車警官を含む支援部隊が補助に付く。警察署の中では最大の部門
  • 管理部門: 地域社会関連部隊、訓練部隊、広報部隊、記録部隊、採用部隊および技術サービス部隊で構成される。
  • 犯罪捜査部門: 刑事課、総合・特殊捜査課、特別任務課および証拠採取技術者で構成される。
  • 技術サービス部門: 市民従業員で構成され、市民によって監督されている

スポーツ[編集]

サプライズ市のサプライズ・スタジアムは、野球のカンザスシティ・ロイヤルズテキサス・レンジャーズが春季キャンプを行う場所である。2005年にはゴールデンベースボールリーグのサプライズ・ファイティンファルコンズが本拠地とし、またレクリエーションキャンバスの野球場はアリゾナ秋季リーグのサプライズ・ラフターズがホームグラウンドとしている。スポーツ専門チャンネルESPNの番組「スポーツセンター」では2005年8月11日の「50日間50州」の舞台になった。

市のレクリエーションキャンバスの一部として、サプライズ・テニス・アンド・ラケット・コンプレックスがある。2007年8月のオープン以来、この施設は多くの賞を受賞してきた。ごく最近ではUSTAから2008年年間傑出した施設賞を受賞した。年間を通じてプロスポーツのイベントが開催されており、例えばアウトバック・チャンピオンシリーズのツアー、USTAプロサーキット、およびUSTAの地域イベントなどである。2009年にはフェドカップの準々決勝会場となり、アメリカとアルゼンチンが対戦した。

Panorama of Surprise Stadium
サプライズ・スタジアム、2011年3月13日の試合風景、観客数12,014人、サンフランシスコ・ジャイアンツがテキサス・レンジャーズを11対8で破った

脚注[編集]

外部リンク[編集]