ウェストバージニア州

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ウェストバージニア州
State of West Virginia
ウェストバージニア州の旗 ウェストバージニア州の印
州旗 (州章)
州の愛称: 山岳の州
Mountain State
州のモットー: {{{モットー}}}
ウェストバージニア州の位置
州都 チャールストン
最大の都市 チャールストン
州知事 アール・レイ・トンブリン
公用語 英語
面積
 - 総計
 - 陸地
 - 水域
全米第41位
62,755 km²
62,362 km²
394 km² (0.6%)
人口2010年
 - 総計
 - 人口密度
全米第37位
1,852,994
29.0人/km²
合衆国加入
 - 順番
 - 加入年月日

35番目
1863年6月20日
時間帯 UTC -5
DST -4
緯度 北緯37°10' - 40°40'
経度 西経77°40' - 82°40'
東西の幅 210 km
南北の長さ 385 km
標高
 -最高標高
 -平均標高
 -最低標高

1,482 m
455 m
73 m
略称 (ISO 3166-2:US) US-WV
ウェブサイト ウェストバージニア州政府
上院議員 ジョン・ロックフェラー4世
ジョー・マンチン

ウェストバージニア州: state of West Virginia)は、アメリカ合衆国東部のである。アパラチア山脈中に位置しており、山岳州[1]という愛称で知られる。

メイソン・ディクソン線より南にあるため、アメリカ合衆国統計局はウェストバージニア州を南部に属する州の一つとして扱っている。元々はバージニア州の一部だったが、南北戦争でバージニア州が南部連合に属した際に、西側の奴隷制度に反対する層が分離し独立して州となった。

州都および最大都市チャールストン

目次

歴史 [編集]

地理 [編集]

ウェストバージニア州は北部でペンシルベニア州、北部及び西部でオハイオ州、西部でケンタッキー州、北部及び東部でメリーランド州、東部及び南部でバージニア州と隣接している。オハイオ川及びポトマック川が、州境の一部を形成している。

ウェストバージニア州はアパラチア山脈内部に位置している合衆国内で唯一の州であり、すべての地域が山岳内にあることから、山岳州(The Mountain State)と愛称が付けられている。州の約75%はカンバーランド高原および アレゲニー台地 の地域内にある。高原地域は、標高は高くないものの、大半が起伏が激しい地域である。

バージニア州との東部州境にあるモノンガヘラ国立森林公園(Monongahela National Forest)地域の山々は、ニューイングランド北部及びカナダ東部と類似した寒冷な気候並びに生態系を持つ。ウェストバージニア州の最高地点は、スプルース・ノブ(Spruce Knob)山頂の1,482 m(4,863 フィート)であり、密集したトウヒ木の針葉樹林でおおわれている。スプルース・ノブはモノンガヘラ国立森林公園内に位置しSpruce Knob - Seneca Rocks National Recreation Area の一部をなしている[2]。また、この森林地域内には、全部で6つの原生地域がある。南部の森林の外側にあるニューリバー・ゴージ(New River Gorge)は、ニュー川(New River)によって侵食された304 m(1,000 フィート)の深い渓谷である。ニューリバー・ゴージ及びニュー川の大半は、ニューリバー・ゴージ国立河川公園(New River Gorge National River)に指定されている。ニューリバー・ゴージ国立河川公園は、国立公園局が管理する15の国立河川公園のうちのひとつである。

保護及び管理下にある地域としては、他に以下のものがある。

人口動勢 [編集]

人口推移
人口 変動率
1790年 55,873
1800年 78,592 40.7%
1810年 105,469 34.2%
1820年 136,808 29.7%
1830年 176,924 29.3%
1840年 224,537 26.9%
1850年 302,313 34.6%
1860年 376,688 24.6%
1870年 442,014 17.3%
1880年 618,457 39.9%
1890年 762,794 23.3%
1900年 958,800 25.7%
1910年 1,221,119 27.4%
1920年 1,463,701 19.9%
1930年 1,729,205 18.1%
1940年 1,901,974 10.0%
1950年 2,005,552 5.4%
1960年 1,860,421 −7.2%
1970年 1,744,237 −6.2%
1980年 1,949,644 11.8%
1990年 1,793,477 −8.0%
2000年 1,808,344 0.8%
2010年 1,852,994 2.5%

ウェストバージニア州の人口重心は、ブラクストン郡ガサウェーGassaway )にある[3]

2005年現在のウェストバージニア州の人口は、1,816,856人と概算されている。これは、前年より4,308人(0.2%)、2000年より8,506人(0.5%)の増加にあたる。これには、3,296人(出生108,292人、死亡111,588人)の前回国勢調査からの自然増、及び、14,209人の州内への移住者による増加が含まれている。このうち、アメリカ合衆国外からの移住は3,691人で、合衆国内部の移住者は10,518人である。

ウェストバージニア州の住民のうち1.1%のみが外国生まれで、50州の統計値の中では最低である。また家庭内で英語以外の言語を話す住民の比率も2.7%で最下位である。

この州の人種的な関係は:

  • 94.6% ヒスパニック以外の白人
  • 3.2% 黒人
  • 0.7% ヒスパニック
  • 0.5% アジア人
  • 0.2% インディアン
  • 0.9% 混血

ウェストバージニア州の5つの最大祖先グループは:アメリカ系 (23.2%)、ドイツ系 (17.2%)、アイルランド系 (13.5%)、イギリス系 (12%)、イタリア系 (4.8%)。ドイツ系を祖先に持つ人々の多くは、この州の北東部の郡に居住している。

ウェストバージニア州の人口のうち、5歳以下は5.6%、18歳以下は22.3%であると報告されており、65歳以上は15.3%である。女性は人口のおよそ51.4%を占める。

ウェストバージニア州は全米でも特に肥満の人の割合が多く、人口に対する肥満率は30%を超える。

宗教 [編集]

ウェストバージニア州の住民の宗教関係は:

インディアン部族 [編集]

1768年、オハイオ川をインディアン領土との国境線とし、同州は大英帝国による「ヴァンダリア植民地」となった

この地には、「モネトン族」、「チェロキー族」、「コノイ族」、「デラウェア族」、「ショーニー族」、「オナイダ族」、「モホーク族」、「オノンダーガ族」、「カユーガ族」、「セネカ族」、「タスカローラ族」などのインディアン部族が先住し、農耕生活を営んでいた。後6者は「イロコイ連邦」を結成していたが、「ダンモアの戦争」の後、五大湖東部に移動し、北東部のインディアン部族との戦いのきっかけとなった。

同州の入植政府とインディアン部族間で結ばれた条約に基づく国境線は、年次西方へ拡大していった。1646年の条約下では沿岸の一区画に過ぎなかった入植領土は、1684年の「アルバニー条約」を経て、1722年の「アルバニー条約」で州の約半分に及んだ。

ジョージ3世王の「王室宣言」による「大英帝国の領土」

オハイオ川の南側に位置する同州は、イロコイ連合がインディアンの最大勢力だった。この入植権を巡る英仏の争いは、両国の「7年戦争」を招き、フランスが1763年にパリ協定で領土権を割譲すると、ジョージ3世王は「王室宣言」によって東部全域を含むこの地を「大英帝国の領土である」と宣言し、同州を「ヴァンダリア入植地」と名付けた。

イギリス入植政府はイロコイ連合を「ダンモアの戦争」(1773~1774年)で敗り、1774年の「シャーロット基地の条約」でその領土をオハイオ川の東側、ほぼ州の全土とした。さらにオハイオ川の西側も、1775年にチェロキー族から奪った。

1830年、アンドリュー・ジャクソン大統領の民族浄化政策である「インディアン移住法」によって、同州のインディアン部族はすべて他州へ強制移住させられ、この強制移住を拒んで同州に残ったインディアンたちはすべて「絶滅部族」とされた。残留したチェロキー族は白人入植者を嫌って山間部に逃げ、穴ぐら住まいを強いられ、同州では「洞窟の人たち(people of the caves)」と呼ばれた。

現在、同州ではアメリカ連邦政府が承認する公式なインディアン部族はなく、部族単位では存在しないことになっている。2001年5月、彼らはハンティントンに非営利団体「先住アメリカインディアン連合」を組織した。同団体は部族語と民芸品の教室を運営し、また連邦政府による食糧配給倉庫、図書館、インディアン文化の博物館の建設を求めている。

全米最大の土塁遺跡、「クリーク墳墓」

ウェストバージニアには、各所に「アデナ族」、「ホープウェル族」によって築かれた巨大な先史時代の土塁遺跡が残っている。マウンズビルに残る「クリーク墳墓」はアメリカ合衆国最大規模の土塁遺跡であり、紀元前250年頃に作られたものである。

≪アメリカ連邦政府に公式認定要求中の部族・団体≫

≪ウェストバージニア州政府が公認している団体≫

  • 「先住アメリカインディアン連合(NAIF)」

インディアン・カジノ [編集]

同州ではインディアン部族は存在しないことになっており、インディアン部族が運営する「インディアン・カジノ」は一軒もない。一方、2008年にグリーンビアー郡でカジノが合法化されるなどしていて、白人の経営するカジノは続々開業予定である。

主要な都市及び町 [編集]

チャールストンはウェストバージニア州で最も人口が多い都市である。

大きな都市(人口10,000人以上) [編集]


町及び小さな都市 [編集]


大都市統計地域 [編集]

詳細はアメリカ合衆国大都市統計地域ウェストバージニア州の都市圏の一覧を参照

  • Charleston, WV MSA
  • Cumberland, MD-WV MSA
  • Hagerstown-Martinsburg, MD-WV MSA
  • Huntington-Ashland, WV-KY-OH MSA
  • Morgantown, WV MSA


小都市統計地域 [編集]

詳細はアメリカ合衆国小都市統計地域ウェストバージニア州の都市圏の一覧を参照

  • Beckley, WV Micropolitan Statistical Area
  • Bluefield, WV Micropolitan Statistical Area
  • Clarksburg, WV Micropolitan Statistical Area
  • Fairmont, WV Micropolitan Statistical Area
  • Oak Hill, WV Micropolitan Statistical Area
  • Point Pleasant, WV-OH Micropolitan Statistical Area


政治と法律 [編集]

州法 [編集]

現在、ウェストバージニア州では死刑制度が廃止されている。

経済 [編集]

ウェストバージニア州は、アメリカ合衆国の州の中で、経済的に最も脆弱な州のひとつである。アメリカ合衆国国勢調査局のデータによると、ウェストバージニア州はアーカンソー州及びミシシッピ州に次いで、1人当たりの収入が3番目に低い州である[4]。また、平均世帯収入は最低に位置している[5]。ウェストバージニア州の4年制大学卒の人口の割合は15.3%とアメリカ合衆国内で最低である[6]

ウェストバージニア州経済の主要な資源のひとつは石炭である。石油掘削も試みられているが、これまでのところ中小規模の石油及び天然ガスしか保有していない。農業も行われているが、州の多くが山岳地形なため基本的に限定されている。

ウェストバージニア州の個人所得税は、連邦が定める調整後総所得(課税所得ではない)を州法の規定により修正したものに基づいて定められる。税率は3%から6.5%までの5段階である。ウェストバージニア州の売上税Sales tax)は、一律に購入価格の6%を課すのではなく、購入価格が1ドルを超えると6セント、2ドルを超えると12セント、3ドルを超えると18セントというように、段階的に計算される。

教育 [編集]

主要記事:en:Education in West Virginia

単科及び総合大学 [編集]


高等学校 [編集]

芸術・文化 [編集]

プロスポーツチーム [編集]

チーム スポーツ リーグ
ブルーフィールド・オリオールズ 野球 Appalachian League
Princeton Devil Rays 野球 Appalachian League
ウェストバージニア・パワー 野球 South Atlantic League
Wheeling Nailers アイスホッケー ECHL
West Virginia Wild バスケットボール International Basketball League
West Virginia Wild Indoor football Continental Indoor Football League
Huntington Heroes Indoor football American Indoor Football League
Ohio Valley Greyhounds Indoor football United Indoor Football
Ceredo-Kenova Crash アメリカンフットボール United States Football Alliance
West Virginia Chaos サッカー USL Premier Development League

その他 [編集]

同州出身の有名人 [編集]

州の象徴など [編集]

関連項目 [編集]

脚注 [編集]

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外部リンク [編集]