ばんえつ物語
| ばんえつ物語 | |
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SLばんえつ物語号(2007年9月29日 新関駅)
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| 運行鉄道事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
| 列車種別 | 快速列車 |
| 運転区間 | 新潟駅 - 会津若松駅 |
| 経由線区 | 信越本線・磐越西線 |
| 使用車両 (所属区所) |
12系客車(新潟車両センター) C57 180(新津運輸区) |
| 運転開始日 | 1999年4月29日 |
| 備考 | 2009年10月現在のデータ |
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この表について
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ばんえつ物語(ばんえつものがたり)とは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が新潟駅(当初は新津駅) - 会津若松駅間にて信越本線・磐越西線経由で運行している臨時快速列車である。なお、この列車用に改造された客車も「ばんえつ物語号」と呼ばれる場合がある。
蒸気機関車牽引による列車は、「SLばんえつ物語」と称する。地域観光列車の側面が大きく、磐越西線周辺市町村によりSL定期列車運転協議会が設けられている。元々は「SLばんえつ物語号」であったが、2008年の運転から正式名称がヘッドマークに準じた「SLばんえつ物語」に変更された。略して「バンモノ」あるいは「ばん物」[1]とも呼ばれることもある。
目次 |
[編集] 運行概況
- SLばんえつ物語
- SL郡山会津路号・SL磐梯会津路号
- 期間中は月に1度ほど、磐越西線の郡山駅 - 会津若松駅間延長運転されることがあり、延長部分は、下り郡山発会津若松・七日町行き列車が快速「SL郡山会津路号」、上り会津若松発郡山行き列車が快速「SL磐梯会津路号」という独立した列車となる。また延長運転当日は、「SLばんえつ物語」は片道のみの運転となる。
[編集] 編成
- C57 180が、専用の12系座席車6両と展望車1両を牽引する編成で運転される。
- 「SLばんえつ物語」ではヘッドマークを装着して運転するが、「SL郡山会津路号」・「SL磐梯会津路号」では装着せず運転する。
- 客車は全車座席指定席制。編成内容は以下のとおり。会津若松方が1号車。
- 1号車:スハフ12 101(座席車)
- 2号車:オハ12 313(座席車)
- 3号車:オハ12 314(座席車)
- 4号車:オハ12 1701(展望車)
- 5号車:オハ12 316(座席車)
- 6号車:オハ12 315(座席車)
- 7号車:スハフ12 102(座席車)
[編集] 停車駅
- SLばんえつ物語
新潟駅 - 新津駅 - 五泉駅 - 咲花駅 - 三川駅 - 津川駅 - 日出谷駅 - 野沢駅 - 山都駅 - 喜多方駅 - (塩川駅) - 会津若松駅
- 新潟駅へは電気機関車の牽引で編成のまま後進で入線する。出発作業の前に運転台内部の見学が可能。
- 塩川駅は上り新潟発会津若松行き列車のみ停車。
- 津川駅では給水や、軸箱・通綿に給脂するなど、消耗品の点検・補充を行うため(峠越えに備える意味も)、上下列車とも15分停車する。
- 上り新潟発会津若松行き列車は新津駅・山都駅で、下り会津若松発新潟行き列車は野沢駅で、主に列車交換(上り列車の新津駅では北陸方面からの特急北越1号からの接続も)および乗客サービスのための長時間(10 - 11分)停車を行う。
- 会津若松駅は磐越西線ホームが頭端式で機回しが不可能なため、到着後、バックしてから只見線側に転線、踏切をまたいでの機回しとなる。
- SL郡山会津路号・SL磐梯会津路号
郡山駅 - 磐梯熱海駅 - 猪苗代駅 - 磐梯町駅 - 広田駅 - 会津若松駅
- 2007年度まで「SL郡山会津路号」は只見線七日町駅まで乗り入れることがあった。
[編集] 担当運輸区
[編集] リニューアル
2007年の営業運転再開(4月28日)を前に、「ばんえつ物語」用12系客車のリニューアル改造工事が実施された。外板塗装は、地色がチョコレート色、窓まわりがクリーム色であったが、地色がオリエント急行を思わせる紺色に変更された。また、室内では、座席の背ずりを約30cm高くし、クッションにも厚みを持たせ、従来のボックスシートに比べて居住性を改善したほか、表皮を縦縞模様から赤に変更し、大正ロマン風のレトロな見栄えとした。
展望車両(4号車)に配置されていた車内販売スペースを5号車に移し、フリースペースを拡大した。この結果、1編成の定員は504人から468人に変更された。新設された50インチディスプレイではC57 180の歴史などを映出する。多目的室、SL宣伝コーナーも新設。車販コーナーでは新たに生ビールなどを取り扱う。各車両の通路ドアを改造し、自動ドアを導入した。
このリニューアル改造工事は4月上旬に完了し、4月13日に新津駅ホームで報道関係者に公開され、4月14, 15日にはDD53 2牽引によって羽越本線新津駅 - 酒田駅間をお披露目運転として走行した。
[編集] 沿革
- 1996年(平成8年)から1998年(平成10年)まで、津川駅 - 新津駅間にてD51 498牽引による、「SLえちご阿賀野号」が運転された(※ただし、1997年(平成9年)はD51 498故障により緊急措置でC58 363が代走)。
- 1999年(平成11年):
- 4月29日より、C57 180と12系客車6両の専用編成で、「SLばんえつ物語号(現在のSLばんえつ物語)」運転開始。
- 2000年(平成12年):
- 2001年(平成13年):
- 2002年(平成14年):
- 2003年(平成15年):
- この年より、ヘッドマークが月変わりのデザインとなる。
- 10月13日に鉄道の日記念イベントで34年ぶりに信越本線長岡駅 - 直江津駅間で「SLえちご日本海号」運転。
- 12月のクリスマス運転はC57 180故障によりD51 498が代走。
- 2004年(平成16年):
- 9月25, 26日に「おいしい山形デスティネーションキャンペーン」の一環として、32年ぶりに羽越本線村上駅 - 酒田駅間にて「SL出羽街道号」運転。
- 10月23日発生の新潟県中越地震による磐越西線経由救済臨時列車を、ディーゼル機関車牽引で平日運転される(10月下旬 - 11月上旬)。
- 2005年(平成17年):
- 2006年(平成18年):
- 2007年(平成19年):
- C57 180の全般検査とともに、12系客車と乗務員(車掌)制服をリニューアル(※車体カラーが当時の茶から、オリエント急行をイメージした濃い青に塗装変更)。4月28日より定期運転を開始。
- 10月13日から3週間限定でC57 180のデフレクターを「門鉄デフ」に変更。
- 10月20, 21日に信越本線長岡駅 - 直江津駅・新井駅間で「SLえちご日本海号」運転。
- 2008年(平成20年):
- 2009年(平成21年):
- 2月13日~15日「おいでよ房総 春!さきどり」のキャンペーンの一環として、京葉線千葉みなと駅⇔内房線木更津駅間で快速「SL春さきどり号」がD51 498故障のためC57 180で運行される。
- 4月4日より定期運転を開始。同年4月29日に運転開始10周年を迎える。
- 10月1日より「新潟デスティネーションキャンペーン」開催に伴い、10月3日・4日に羽越本線村上駅 - 酒田駅間で「SLうまさぎっしり庄内号」を運行。
- 10月10日は「にいつ鉄道まつり」に合わせて会津若松駅→新津駅間でのSLばんえつ物語臨時運転「SLにいつ鉄道まつり号」として運行。
- 11月14日・15日に信越本線長岡駅 - 直江津駅・新井駅間で「SL信越線秋の収穫祭号」を運行。
- 2010年(平成22年):
- 4月3日より定期運転を開始。同年7月31日に定期運転開始900日を迎える。
- 9月25日・26日に「SL村上屏風まつり号」を初運行(運転内容は「SL村上ひな街道号」に準じる)。
- 10月2日・3日に「SLうまさぎっしり庄内号」を再び運転。
- 新津駅 - 馬下駅間が開業から100年を迎えるにあたり、前年の「SLにいつ鉄道まつり号」の時刻を改め、馬下駅での客扱いも行った「SL新津馬下100年号」が会津若松駅→新津駅間で運行。この際、特製のヘッドマークも取り付けられた(「SLにいつ鉄道まつり号」はヘッドマークの取り付け無し)。
- 10月23日・24日に信越本線長岡駅 - 高田駅・新井駅間で「SL越後謙信SAKE祭号」を運行した。
- 12月25日の「SL X'masトレイン」は、会津地方を襲った記録的な豪雪[2]の影響により、会津若松行きは約4時間遅れの到着、折り返しの新潟行きは運休となった[3]。車両は4日後の12月29日に新津運輸区へ返却回送された。
- 2011年(平成23年):
- 2月11日から2月13日まで、DE10形牽引による臨時快速「おいでよ房総物語」を内房線千葉駅 - 館山駅間で運転。2002年以来の南関東地区遠征。
- C57 180の中間検査Bのため、4月2日から5月末にかけて、DD51・D51 498牽引による「DLばんえつ物語」「D51ばんえつ物語」として運行予定だったが、2011年東北地方太平洋沖地震の影響により、4月分の全便(4月2日から4月10日までの「DL」4往復と4月16日から4月24日までの「D51」4往復)および3月19日・20日の「DL村上ひな街道」を運転取り止め。「D51」は4月29日より運転開始(運転期間中、D51には東北新幹線復旧推進キャンペーン「つなげよう、日本。」のロゴを貼付)。
- 6月よりC57 180牽引による定期運転を開始したが、事前の試運転で不具合が生じ、その後の確認試運転で新津駅 - 長岡駅を6月1日に走行しており、上述の「SLえちご街道号」以来9年ぶりの同区間走行となった。
- 6月18日・19日に「SLうまさぎっしり庄内号」を運転。
- 7月2日・3日には群馬デスティネーションキャンペーンのオープニングを飾るため、C57 180・「ばんえつ物語」客車共々、上越線高崎駅 - 水上駅間にてC61 20(7月2日「SLググっとぐんまみなかみ号」)やD51 498(7月3日「SL重連みなかみ物語号」)と重連運転を行った。
- 7月29日・30日の新潟福島豪雨の影響により、7月30日から9月25日までの期間、新潟駅 - 会津若松駅の全区間で運転取り止めとなった。当該期間中の「SL磐梯会津路号」「SL郡山会津路号」も運転取り止め。
- その代替として、8月13・14・20・21・27・28日に新潟駅 - 馬下駅間で「SL夏休み体験号」を運転(全車自由席。復路はDE10形牽引、新津駅止まり)。
- SL夏休み体験号が好評だったため、9月3・4・10・11日にも「SL初秋体験号」と名前を変えて新潟駅 - 馬下駅間で運転(全車自由席。復路はDE10形牽引、新津駅止まり)。
- 9月17・18日には前年に運転された「SL村上屏風まつり号」を一部指定席設置で臨時運転。この運行より以降の臨時列車は、デフレクターを「門鉄デフ」に変更して運転している。また本来は両日とも「SLばんえつ物語」として運行予定だった。
- 9月24・25日には新潟駅 - 新発田駅 - 新津駅間を「SLご当地グルメ号」を臨時運転(全車自由席。新発田駅 - 新津駅間はDE10形が牽引)。本来は両日とも「SLばんえつ物語」として運行予定だった。
- 10月1・2日に信越本線長岡駅 - 直江津駅・新井駅間で「SL信越線開業125周年」号を運転。
- 10月8日の「新津車両製作所公開」および「にいつ鉄道まつり」開催に合わせて、10月8日・9日に新潟駅 - 馬下駅間で「SL秋風体験号」を運転(全車自由席。復路はDE10形牽引、新津駅止まり)。
- 10月14日の磐越西線全線運転再開を受け、10月15日・16日に新潟駅 - 会津若松駅間で「SL鉄道の日記念号」を運転(全車自由席)。デフレクターを「標準デフ」に戻している。15日の上り列車では、山都駅にてテンダー車に不具合が発生し、約1時間半の遅延が出ている。
- 10月22日より「SLばんえつ物語」の定期運転を再開。
[編集] その他
[編集] 脚注
- ^ この場合「バンブツ」とも読まれる。
- ^ 同日の会津若松市の降雪量は94cmで、1953年からの観測史上2位。
- ^ 25日は喜多方駅で長時間の運転抑止となったが、同駅には蒸気機関車用の給水設備がないため、消防車による給水となった。また、同日の新潟行きは、当初、会津若松駅 - 喜多方駅間を「あいづライナー」の運休で空いた583系電車6両編成で代行し、喜多方駅 - 新潟駅間をバス代行とする予定であったが、国道49号をはじめとする道路も各所で麻痺状態となったため、代行列車を再び会津若松へ戻し、東北・上越新幹線を使った郡山・大宮経由での振替輸送となった。先の583系は郡山への振替輸送にも充てられた。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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