根岸駅 (神奈川県)

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根岸駅
駅舎(2006年12月17日)
駅舎(2006年12月17日)
ねぎし - Negishi
所在地 横浜市磯子区東町16-1
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
神奈川臨海鉄道
電報略号 ネキ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
20,998人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1964年昭和39年)5月19日
乗入路線 2 路線
所属路線 根岸線(JR東日本)
キロ程 7.1km(横浜起点)
大宮から66.2km
八王子から51.5km
山手 (2.1km)
(2.4km) 磯子
所属路線 神奈川臨海鉄道本牧線(貨物線)
キロ程 0.0km(根岸起点)
(4.0km) 横浜本牧
備考 みどりの窓口
浜 横浜市内

根岸駅(ねぎしえき)は、神奈川県横浜市磯子区東町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)・神奈川臨海鉄道である。

JRの根岸線と、神奈川臨海鉄道の貨物線である本牧線が乗り入れている。

只見線根岸駅と区別するため、マルスで発券する当駅発着の乗車券には「(岸)根岸」と印字される(特定都区市内制度適用となるものを除く)。

歴史[編集]

駅名の由来となった根岸は、東町の旧地名である中根岸町からのものである。

駅構造[編集]

構内(2006年12月)

島式ホーム1面2線を有する地上駅。それ以外にもJR貨物の貨物列車が使用するホームのない着発線2本(下1・2番線)やそれにつながる専用線との授受線5本(授受3 - 7番線)がホーム南側に敷設されている。本牧線の到着線及び出発線は駅構内の東側(横浜本牧駅寄り)に位置している。

駅舎は構内北側にあり、ホームとは跨線橋でつながっている。直営駅で、みどりの窓口(営業時間6:00 - 21:00)、自動券売機自動改札機自動精算機がある。

駅構内店舗は、改札を出て左手(南側)すぐのNEWDAYS根岸店と、改札内、改札を入って左手(北側)すぐのレッツキヨスク根岸1号店がある。かつてはホーム上横浜方でレッツキヨスク根岸2号店が営業を行っていたが2006年5月31日で閉店し、翌2007年1月に撤去された。

この他、神奈川臨海鉄道根岸駅輸送本部が駅南側の磯子寄りに設けられている。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先 備考
1 根岸線 下り 磯子洋光台大船方面  
2 根岸線 上り 横浜東京大宮方面  
横浜線 - 新横浜町田八王子方面 朝晩のみ運転

貨物取り扱い[編集]

JX日鉱日石エネルギー専用線[編集]

当駅南側には、日本最大規模の製油所であるJX日鉱日石エネルギー根岸製油所が存在する。この製油所へ専用線が敷設されており、当駅構内は同所にて精製された石油製品を輸送するタンク車が留置されている。当駅の車扱貨物取扱量は日本国内1位(2008年度)[1]で、タンク車の出荷数量は国内最大である。旅客ホームに隣接する着発線・授受線と専用線の仕分線・荷役線との間で頻繁にタンク車の入れ換えが行われている。専用線の総数は34本、最大収容貨車数は375両[2]で、22ヶ所の積込口を備えた荷役線が2本ある。

専用線内の編成の入れ換えは日新が担当し、同社所有の入換用機関車(スイッチャー)NDD56形とD50形[3]が使用される。また、専用線内の奥ではスイッチャーにより編成が組成される。専用線を除く駅構内の入れ換え作業は、首都圏近郊の他の貨物駅と同様に神奈川臨海鉄道が行っている。

貨物の輸送先[編集]

タンク車は、主に以下の駅へと発送されている。当駅から直接着駅へ運ぶ列車の他、中継駅を経て別列車に継走されて着駅へ運ばれる貨車も存在する。

発送先はJX日鉱日石エネルギーや日本オイルターミナルの内陸油槽所で、輸送品目はガソリン軽油A重油C重油灯油の5種類である。一部の列車はタキ1000形式貨車のみで組成された最高速度95km/h高速貨物列車で、主にEH200形電気機関車の牽引により石油の速達輸送が行われている。現在、当駅を発着する貨物列車の編成は石油列車で最大28両、コンテナ列車で最大20両となっている。

利用状況[編集]

JR東日本[編集]

2013年度の一日平均乗車人員は20,998人であった。近年の推移は下表の通り。

年度 一日平均
乗車人員[5]
1998年 20,731
1999年 20,352
2000年 20,202
2001年 20,182
2002年 20,029
2003年 20,104
2004年 20,096
2005年 19,828
2006年 20,201
2007年 20,681
2008年 20,830
2009年 20,665
2010年 20,594
2011年 20,188

JR貨物[編集]

2009年度の年間貨物取扱量は、発送2,281,633トン、到着210,940トンであった。近年の年間発着トン数は下表の通り。

年度 年間貨物取扱量[6]
発送(トン) 到着(トン)
1998年 2,275,037 222,868
1999年 2,473,782 240,761
2000年 2,661,654 256,311
2001年 2,578,607 244,626
2002年 2,809,927 265,135
2003年 2,814,896 264,565
2004年 3,074,405 289,142
2005年 3,042,638 285,893
2006年 2,790,397 264,670
2007年 2,638,710 249,505
2008年 2,247,864 208,485
2009年 2,281,633 210,940
2010年
2011年

駅周辺[編集]

海側には工業地帯、山側には住宅地が広がる。駅前広場にはバスなどが発着し、それを囲むようにしてマンションなどが林立しているが、1980年頃までは空き地が目立っていた。

路線バス[編集]

  • 横浜市営バス
    • 1番乗り場
      • 58〕小港橋・桜木町駅前・横浜駅前行(中華街入口経由、平日8本のみみなと赤十字病院も経由)
      • 99〕桜木町駅前行(元町・尾上町経由)
      • 101〕保土ヶ谷車庫前行(市庁前・桜木町駅前経由)
    • 2番乗り場
      • 21〕桜木町駅前(旭台・元町経由)
      • 103〕横浜駅前(旭台・石川町5丁目経由)
      • 273(ふれあいバス) みなと赤十字病院
    • 4番乗り場
      • 〔21・366(深夜)市電保存館前行(深夜バスは平日・土曜のみ)
      • 78磯子駅前行(下町・滝頭・岡村町・浜小学校前経由)
      • 361(深夜)〕磯子駅前行(八幡橋・岡村町・浜小学校前経由)(平日・土曜のみ)
      • 133上大岡駅前行
      • 135〕脳血管医療センター(循環)
      • 〔273〕(ふれあいバス) 市電保存館前行
    • 5番乗り場
      • 〔58・99〕磯子駅前・磯子車庫前行
    • 7番乗り場
      • 97〕北通り(循環)/(急行) 北通り行(平日・土曜朝のみ)
    • 9番乗り場
      • 91(急行) 三菱本牧工場前行 ※朝のみ
    • 10番乗り場
      • 54〕本牧車庫行/(急行) 日産工場前・本牧車庫行(日産工場前経由)、根岸駅前(循環)(平日朝のみ)

整備計画[編集]

2000年1月、運輸省(当時)内の運輸政策審議会答申第18号で、2015年までに横浜環状鉄道の整備に着手することが答申された。

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
根岸線
快速・各駅停車(いずれも根岸線内は各駅に停車)
山手駅 - 根岸駅 - 磯子駅
神奈川臨海鉄道
本牧線
根岸駅 - 横浜本牧駅

脚注[編集]

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  1. ^ 2009年8月11日付交通新聞
  2. ^ 根岸製油所 装置構成”. JX日鉱日石エネルギー. 2013年5月19日閲覧。
  3. ^ かつては2両配置されていたが、1両が太平洋セメントに譲渡されて秩父鉄道影森駅の三輪鉱業所専用線で入れ換えに使用されている。
  4. ^ 当駅常備のタンク車の走行機器の検査は川崎車両所が担当している。川崎貨物行第5160列車が交番検査を行うタンク車の輸送列車として指定されている。レールマガジン2008年7月号付録P10参照。
  5. ^ 横浜市統計ポータル(鉄道) http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/stat/index2.html#3
  6. ^ 横浜市統計ポータル(運輸) http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/stat/index2.html#46

関連項目[編集]

外部リンク[編集]